話を聞くに全ての始まりである『真女神転生』での終末は件の五島陸将(ゲームでの表記は『ゴトウ』なのだとか)がアクマと手を組んで起こしたクーデターが切っ掛けとなり、アメリカ大使のメシア教徒である『トールマン』が東京にICBMをぶち込んだ事で引き起こされるのだとか。
…いや確かにそんな前情報があるんなら関わろうとするのを戸惑うのも分かるけど、寧ろ事前に色々教え込んでおいてバカな事をしない様に抑えた方が良いのではないのだろうか?
「そう思って掲示板でも聞いてはみたが…ものの見事に反対意見しかなかったなぁ…」ズンチャ♪ズンチャ♪
「いや…当然というか寧ろなんで民度最悪だろう掲示板で聞いたんだよ?」
「いやほら、分かり易く人が集まるじゃん? それなら聞きやすいかなぁ…って」ズンチャ♪ズンチャ♪
現在、ガイア連合総出で行っているイタコ達が昔から管理する恐山異界の攻略にて、中々に消耗してしまっていた俺は先に回復する為に戻っていた百万ニキと休憩の傍ら先日ショタオジに却下された提案の話を交わしていた。
「でも普通アクティブな奴は外で活動しているのが基本だろうし、そういった意見に賛同しそうな現地民派の奴は地元活動に忙しくて、特定の掲示板以外を見て回る暇なんか無いんじゃねぇのか?」
「dsyn〜…まぁ、それ以前にただでさえ根願寺と協力してるから表に出れないのに、そこから更に自衛隊と協力するのは存在隠せないよね? ってツッコミが来たから諦めざるを得なかったんだけどね」ズンチャ♪ズンチャ♪
「良く良く考えればそれもそうだよな…所で一つ聞かせてもらってもいいか?」
なんか百万ニキが俺とユエとメリュジーヌを見て訝し気にしている…なんか俺ちょくちょくこんな展開になってるな? ズンチャ♪ズンチャ♪
「なんだ? 答えれる事ならなんでも答えるぞ?」ズンチャ♪ズンチャ♪
「なんで三人してギャングダンス踊ってるんだ?」
「この前なんか偽マフティーみたいな奴*1が深刻そうに悩んでてつい気になって相談に乗ったんだが、一緒に解決法見つけたらお礼に教えてもらえたそいつの奥義。効果内容は『踊っている間【生命の泉】と【チャクラウォーク】の効果を得る』ってヤツで、それを参考に作ってみた装備の試運転だな」ズンチャ♪ズンチャ♪
「ん、中々楽しいししっかり回復も出来る」ズンチャ♪ズンチャ♪
「凄いよねーこれ」ズンチャ♪ズンチャ♪
異界でなら移動しない事で罠とか踏まずに済むから、中々に有用なんじゃ無いだろうか?ズンチャ♪ズンチャ♪
「悪目立ちする事さえ除けば中々有用そうな技…技? なんだな?」
「因みに俺の場合だとギャングダンスだったってだけで、教えてくれた奴の場合は『反省を促すダンス』だったな」ズンチャ♪ズンチャ♪
「え? 個人によって踊る必要があるダンス違うのか?」
「さぁ? 俺とアイツの例しか知らないから分からんなぁ…因みに回復量に関しては流石に本家のよりは一枚劣るけど、ギャングダンスだからなのか人数が増えれば回復量も増えたな」ズンチャ♪ズンチャ♪
「楽しいだけじゃないのが凄い」ズンチャ♪ズンチャ♪
「原作再現だけじゃないんだよ!」ズンチャ♪ズンチャ♪
因みにその時のパートナーはウチの中でも悪ふざけが好きなユエとゆきかぜである…不知火は横で楽しそうに見てるだけで参加せず、当時のメリュジーヌは自我に目覚めたばかりだった為宇宙猫になってた。
「ほ〜、因みに人数による回復量の違いとかも分かってるのか?」
「一人だと元の八割かねぇ? 二人で九割で三人揃って十全だな」ズンチャ♪ズンチャ♪
「う、う〜ん…微妙な性能だなぁ…」
「個人的にはインド関係の奴に是非とも使って欲しい物なんだけど、これ何が面白いかって踊ってる間回復し続けるから、疲れ知らずで踊り続けれるせいで踊り楽しめるなら空腹になるまで踊り続けれる事だろうな…よし、回復完了」バァァァァァンッ!!×3
回復終了後は決めポーズ、これは欠かせない。
「決めポーズも完備してるのかよ」
「いやこれはその場のノリ」
「ん、ノリは大事」
「必須と言っても過言じゃ無いよね」
「オイ」
「でもギャングダンスって各キャラの決めポーズまで含めてってイメージないか?」
「それはそう」
別に決めポーズなんかやらなくても回復しきってるから問題ない筈なんだけど、何でだろう不思議だね?*2
「因みにもう一つの面白い点として、このダンスって例え元ネタというか踊りを知らなくても参加するだけで身体が勝手に動くんだよな」
「実際元ネタ知らない筈のボクも一緒に踊ろうとするだけで踊れるようになってるからね!」
「何だそのクソ楽しそうな補助機能」
「ん、実際とても楽して便利」
「最初気付けたのは反省を促すダンス全く知らなかったのに真似して踊ろうとした時なんだけど、その時に『違う! そうじゃなくてこうだ!!』って指摘されたらスキルの範囲に入ったんだろうな、身体が勝手動きだしてそっからはもうノリノリだよ」
「そんな話聞いたら、確かにインド関係の奴に使って欲しくなるのも理解出来るな」
まぁ、でもあの時は側から見たらクッソ不審な男二人が一心不乱に煽る様な踊りを踊り続けているという、どこからどう見ても怪しい儀式でしかなかったからな…実際ショタオジが俺達を止める為に呼び出されるまで、二人してノリノリで踊ってたから儀式みたいなもんだったんだろうが…。
「さて、それじゃあまた殴り込みに行ってこようと思うんだが…この感じからして、もしかして解放し終えた感じか?」
いつの間にやら異界の奥から感じられる独特な威圧感が薄れてしまっている事に気が付いたのだが、恐らく最前線で戦っていたメンバーが封印されて荒れ狂っていたイタコの祖霊を鎮める事に成功したのだろう。
「まぁ、既にヘラクレニキが敵の攻撃全部無効状態にしてたからな、無敵の盾があるのならそりゃあ後に残るのは蹂躙だろうよ」
「途中から出て来るアクマ全部攻撃効かないのに、ヘラクレニキの【強者の重圧*3】でヘラクレニキから逃げられない状態になってたから絶望してたのはクッソ愉快だったな」
既に万能以外効かない為、何やっても無駄でしかないのに逃げようとしても圧が強過ぎて逃げられず、絶望しながらヘラクレニキを前に何も出来ず消し飛ばされる姿は…うん、愉悦ゥ!!
「ブーストニキ、おーいブーストニキ…ロクでもないスマイル浮かべてるぞ〜」
「おっとすまんかった…」
「ブーストニキのアクマ嫌いも筋金入りだよなぁ…」
「まぁ、それよりも嫌いなのはメシア教なんですけどね」
アイツらホント全滅してくんねぇかなぁ…この世の問題の八割ってメシア教が由来なんじゃないかとマジで思えて来るわ…ってか実際そうなんじゃないかな?*4
「まぁ、ブーストニキが霊視ニキ並みにアンチメシアンなのは有名な話だもんな」
「少なくとも突然家に訪問してきたメシアンの首斬り飛ばす程度には嫌っているからな」
「…すまん、ブーストニキは霊視ニキ以上のアンチメシアンだったわ…何やってんだよアンタ」
「普段から一般人除けの結界張ってて周囲にはバレてないし、ちゃんと復活と記憶処理しておいたから大丈夫大丈夫」
因みに隣に引っ越してきたっていうそのメシアンは、何故か次の日以降俺の姿を見る度に震え上がり、暫くしたら違う場所に引っ越していきましたけどね、不思議だね(すっとぼけ)
尚初手首斬りなんていう蛮行に及んだ理由は、メシアンが地元の異界が出来た原因だったと知ってから帰って来た翌日だったからという、滅茶苦茶タイミングが悪かったのも要因の一つだったりしており、やらかした本人も無意識で斬り飛ばしていた模様。
まぁ、それ以降吹っ切れたのだとも言えますけどね。
因みにこの世界での恐山攻略でのラストアタックは偽ティーニキの狙撃だったり…現在はモノホンの銃は入手出来ないので、ブーストニキによって魔改造されたエアガンを使用しております。