…まぁ、これからの展開について一番問題になるのは、元ネタの修羅勢とかトップ陣のニキネキ達がどれ位居て、どんなキャラなのかといった描写が少ないって事ですかね…富豪俺達のギルニキとかペルソナ使いの承太郎ニキの活躍がまとめサイトには少ないんですよね…正直描写少なくなりそうで今から戦々恐々しております…(震え声)
佐倉さんが報告に戻ってから数日後…今我等が『ブナ林保全組合』が管理している異界の六層入り口拠点(四層と五層にはボスが居なかったので、護衛してもらいながら其々入り口と出口に拠点は作っておいた)で俺はある意味窮地に追いやられていた…。
と、言っても別に危険が迫っているという訳でもないのだが、それならなんで窮地に追いやられているかだって? そんなの…
「そ、それじゃあウチの異界について、宜しくお願いします」
「おう、ウチの神主に挨拶しに行く前に四層から六層まで入り口と出口の拠点をそれぞれ作ってくれたんだ、しっかり攻略の方は進めておいてやるよ」←スカーフェイスのどう見てもカタギじゃない大男
「適時三層以下の間引きもしておくから安心してくれ」←まるで鴉を彷彿させる様な格好に深淵の様に濁った目をした不吉な雰囲気の男
(頼もしいけれど圧がヤバいぞ!? 上位勢ってどんだけヤバい集まりなんだよ!?)
ガイア連合の上位勢である霊視ニキと狩人ニキが目の前で滅茶苦茶気炎上げてヤル気(誤字にあらず)に満ち溢れているからだよ!! てか既に攻略に出向いている面子も居るけど本当に行動が早いな!?
兎に角戦意というかオーラみたいなのがマジでヤバい、やる気に満ち過ぎてこの四層に到達する前の三層のボスなんて寧ろ哀れになる様な片付けられ方(自慢の力を真正面から抑えられている間に内臓根刮ぎ抉られて終わり)をしていたので、興味本位で見に来た組合員は全員宇宙猫状態である。
「所であの…どうしてそんなに戦意が溢れているのか聞かせてもらっても?」
「うん? あぁすまない…実はこの異界攻略の依頼は俺達のトップであるジョタおじから直々に頼まれていてな、何やら占術の結果で有用そうなモノがあると出たから回収か調査に向かってほしいと言われているんだ」
「有用そうなモノ…ですか? それはつまりこの異界の特異性に関わるモノという事ですかね?」
「恐らくな、そして話を聞いてみればここは鍛錬に最適な場所であるとも聞くし、何より依頼の報酬としてガイア連合内での優先権が報酬として出されているのだ、これは受けなければ損というものよ」
どうやら以前の調査結果から連合内で本腰を入れて調べてみた所、この異界がかなり有用な事が分かって本格的に攻略する事になったのだというが、こう聞くと本当に前世で微妙に聞き齧ったガイア連合らしいノリ何だなと実感する。
「まぁ、でもそれだけじゃなくて事前に掲示板の方で虫姫ネキが散々境遇の良さや収納袋を自慢していたからな…その怒りでヤル気もアップするし、実際に来て現物をタダで貰えたとあれば意欲も増すというものよ」
「うむ、これは本当に良いモノだ…俺なんてこの装備と武器だからな、移動中は鞄に仕舞っているとはいえ、何度職質で中身を見られかけた事か…まぁ、そんな悩みもこのポーチがあれば今後気にしなくて済むのは素晴らしいの一言だ」
そういってそれぞれ腰に巻いてあるポーチを見遣る二人なのだが…二人とも格好(スーツとコート)に市販のポーチが致命的に合ってなくて何にも言えねぇ…(チベスナ顔)
しかし佐倉さんが報告に戻る際に色々自慢しても良いかと聞いてきていたのだが、それがこんな効果を齎すとは…やっぱり利便性って大事なんだな。
「まぁ、流石にタダで物資の融通するのは今回だけですけどね? こんな事何度もやってたら金も物も足りなくなるし、謂わば今回のコレはウチの異界攻略に真っ先に乗り出してくれた人限定とかそんなノリで渡しているだけですし」
「そう聞くとマジで幸運だったな、依頼渡してくれたジョタおじに感謝だぜ」
「それじゃあそろそろ時間も押してるから、後の事はお願いします」
「任せろ」
頼もし過ぎる戦力に後を任せてから異界を出て、他の組合員に声を掛けてから荷物を取りに家へと向かうと、家では居間で父さんが母さんの遺影の前で何か考え込んでいるようだった。
「あれ? なんかあったのか?」
「あぁハジメか…いやなに、ずっと地元で育って来たお前が初めて他所に行く事になったのを母さんに報告してたんだよ」
「いや今までだって修学旅行なんかで東京とか行ったりしてたじゃん、それに俺の家はここなんだし暫くしたら普通に帰って来るつもりなんだけど?」
なんか父さんが妙な事を言い出した…いや確かに今回ガイア連合へ出向くのは地方の霊能組織へ何か助力出来ないか探す為に行くつもりだから暫く外に出ているつもりだけど、そんな何年も地元から離れるつもりは無いんだが?
「いや何…母さんがいなくなってからあの異界を攻略する事ばかりを考えていたハジメが自分から他所に行きたいというのを見て、今までずっと我慢させてしまっていたんじゃないかと思ってね」
「俺が我慢してた事なんてあのクソ異界を速攻でぶっ壊してやりたいって思ってた事位だぜ? 力が無かったから歯噛みしながら堪えてた訳だけど」
「ははは、本当に血の気が多いなぁ…でも、こうやって自分の意思で外に向かうのを見送る事になるとこう…感慨深いモノを感じるよ」
そういう父さんは肩の荷が降りた様な穏やかな表情をしており、いつの間にか俺は今生の父親にそんなに心配を掛けていたのかと驚いた。
「…じゃあさ、今度帰って来た時…二人で晩酌でもしようぜ」
「おや、ハジメはお酒が苦手じゃなかったっけ?」
「唯の呑まず嫌いだから分かんない、下戸かもしれないし下手したら笊かもしんない…取り敢えずガイア連合に行ってる間に適当な人から飲み方教えてもらってみるよ」
「それは…うん、楽しみだなぁ…」
そう言って朗らかに笑う父さんを見てから時計を見ると、そろそろ良い感じの時間となっていたので家を出る事にする。
「それじゃあそろそろ俺は行くから、身体壊したりしないよう気を付けなよ?」
「異界についてもある程度解決したし、そうなるとやりたい事も出来る様になるからね、ボチボチやっていく事にするよ」
「それじゃあ、行ってきます!」
「ああ、いってらっしゃい」
父さんと約束を交わした後、遠路はるばる電車を乗り継ぎ山梨へと向かい、道案内として待ち合わせしていたガイア連合の修行僧達(価値観【俺ら】だからなのか坊主じゃないのもいてちょっとビックリした)と合流した後、ついでという事で俺も荷物を担いで山を登る事に。
そして俺は俺の資質とスキルについてまだ認識が甘かった様だった…。
「うおっ!? こ、これが覚醒ってヤツなのか!?」
「見える…私にも見えるぞ!!」
「俺、開眼!!」
何故か揃って覚醒した【俺ら】を尻目に、俺自身は別方向に困惑していた。
「えぇ…」
「おいアンタ…ソレって…」
「側に立つその幻影…正に『
「いや、メガテンの世界なんだからペルソナだろ」
星霊神社に到着したら何故かペルソナに覚醒していた件について…どうしてこうなった?
「いやマジでどうしてこうなった?」
「それについては僕の方から説明させてもらおうか」
唯の独り言だったのだが、そんな疑問はいつの間にか目の前に現れていた人物から返事が来た。
「あ、ショタおじちーッス!! そんな事より俺も覚醒したんだから専用式神プリーズ!!」
「あ、俺も俺も!! 俺も嫁式神ちゃん欲しい!!」
「いやいや、ここはこの中で一番長く修行やってる俺からだな…」
「はいはい、分かってるから順番が来るまで待っててねー…というか、君なんでそんな資質と真っ反対に頑張っちゃってるの?」
「なんでさ…?」
いや、俺なんかやったのか?
次回ショタおじによる主人公のペルソナと能力の解説回となります、今回案内として同行していた修行勢俺らは幸運とだけ言っておきますね。
というか感想でタッカーになる事になるとは思わなんだ…読者さんが鋭いのか自分の張った伏線がショボ過ぎただけなのか…?
後関係無いけどネタ使いまくれるからモブ転生者達使い易いな…? まぁ、使い過ぎても持ちネタの少なさが露呈するだけな気がするから自重はしますが。