でもそのせいで前回から引き伸ばしたペルソナ説明も併せてスキルの説明だけて一話が終わってしまった…しかもメインのスキルの説明だけでしかないからサブのスキルに関しては全然説明出来ていないというね…これに関しては次回のキャラ説明でさせて貰おうと思いますんでご了承下さい。
場所を移してショタオジの部屋、というか会議室の様に使っている部屋へと移って話し合う事に。
「別に堅苦しい挨拶するのもアレだから、もう本題に入っちゃおうか、先ずは直近の事でペルソナに目覚めたみたいだけど、もう詳細は理解したかい?」
「あー…うん、俺のペルソナはアルカナが『隠者』の『トーマス・アルバ・エジソン』だな…ペルソナシリーズって3しかやった事無いんだけど、エジソンなんか出たっけかなぁ…」
分かりきってる疑問をボヤきつつも隣に自身のペルソナを召喚すると、そこに現れたのは筋肉ムキムキマッチョマンでライオンヘッドなアメリカンヒーローモドキ…即ち『FGOのエジソン(第三再臨の姿)』が出現するのだった…いや、マジでなんでFGO仕様なんだよ?
「姿については恐らくだけど下手に近代に近過ぎるせいで神秘が足りないから、転生者の認知の影響を受けちゃったんだろうね…」
「普通そんな事ある? てかペルソナに覚醒してジオが使える様になったのは良いんだけど、これに対応してか電撃耐性が付くのは分かる、雷使ってるのに感電とかネタにしかならないからな」
え、真のトール? 分かってて言ってるんだよ。
「でも弱点:地変属性ってなんだ? なんかで見た事ある気がするけど…デビチルだったか?」
「マグナ系やテラ系の術が該当するヤツだね、前世じゃあマイナーだったかもだけど、大地に関係している奴は結構使えるんじゃないか?」
「…それ中位以上の奴等結構使ってこない? なんなら下位のアクマも使ってきそうなんだけど?」
もしかして俺の耐性結構ハードモードだったりする?
「まぁ、そこら辺は装備でどうにかするとして、スキルの方はどうなんだい?」
「…戦闘系のスキルは『スラッシュ』と『くいしばり』と『ジオ』だけだな…寧ろ『戦闘でも使えそう』っていう様なスキルの方が多いとかどうなってるんだよ…」
しかもゲームで見なかった様なスキルばっかりだし。
「『道具の心得』に『改造の心得』、『概念付与』に『大量生産技術』と『作業効率化』とかどう考えても生産職のスキルじゃん…関係無いの『状態異常耐性』位で俺の今までの戦闘で培ってきた努力の成果が全然見当らねぇ…」
「まぁ、根っからの生産職だったって事じゃないのかな?」
「ウソダドンドコドーン‼︎」
マジで戦闘スキルが欠片たりとも見当たらない件について、というかもしかしなくても今まで道具を作る時に矢鱈と上手く行っていたのはこれらの影響だったのか?
ペルソナに目覚めてからこれらのスキルを自覚出来る様になったけど、マジで生産関係のスキルばっかりで殆ど戦闘に寄与してないじゃん、これで出来る事なんて装備強化による基本性能の強化だけだよ!?
自身のペルソナについて俺が慄いていると、そんな俺を見て苦笑していたショタオジが更に追撃をかましてきた。
「多分君がそれだけしか戦闘系のスキルを習得していない理由についてだけど、さっき君の事をアナライズさせてもらったんだけどねぇ…ものの見事に資質が生産系、しかも改造とか改良方面に振り切れてる滅茶苦茶歪なステータスになってたんだよね」
「マジかよ…具体的にはどんな感じだったんだ?」
「攻撃系も防御系も回復系さえも1あるか無いかでほぼ99%生産特化、寧ろ極振りと言っても過言じゃないレベルだよ」
「ウソダドンドコドーン‼︎(本日二回目)」
それじゃあマジで俺戦闘系の才能欠片たりとも無いじゃんか!? こんなんで今までやってきたとか『たたかう』コマンドで殴り続けるだけのチンパンじゃねぇか!?
「てかもしもそうならなんで今まで俺前線に立って戦い続けれたんだよ…結構良い感じにアクマ切り捨てる事出来てたんだが?」
「そりゃあ『資質』と『才能』は別モノだからね、例え殴る事しか出来ないんだとしてもただのテレフォンパンチと、ジャブやフックにストレートといった感じで使い分ける事が出来るのとじゃあ大違いだし」
「それにしたってある程度前線張ってたらある程度それに見合ったスキルが生えそうなモノだけど、どうしてこうなった…」
「そりゃあまぁ、君もある程度元凶のスキルには気が付いているんじゃないかい?」
そういうショタオジは微笑みを浮かべたままであったが、その微笑みは先程までとは少し違い、これから発表される大一番を期待しているかの様な愉悦とも言えるモノが含まれていた。
「あー、やっぱりこれかぁ…『軍勢変生』スキル。名前見ただけで一応どんなスキルなのか分かるけど、どういう意味で元凶になってるんだ?」
これもしも俺が知ってるヤツと同じ効果のスキルだとしたら、マジでレベルさえどうにか出来れば世界が変わるぞ。
「大雑把に説明すれば『君が仲間だと認識している対象のレベル上限を君の現在のレベルまで擬似的に引き上げる』といったモノだね、ある程度範囲は決まっているだろうけど、君の地元の状況を考えるとかなりの広さはありそうだね」
「でもその分デメリットがあった訳か…」
まぁ、普通に考えてレベル上限撤廃スキルとか人権スキルだもんなぁ…とか諦め半分に考えていた俺だったが、そのスキルはその実、かなりの地雷スキルでもあったのだと知らされた。
「今詳しくアナライズしてみたけれど、ゲーム的に説明すればメリットとしては非覚醒者を覚醒しているのと同じ状態にする『擬似覚醒』、レベル上限がスキル所有者の現在レベルまで引き上げられる『レベルキャップ解放』と、スキル所有者の獲得経験値量と同量の経験値を加算する『経験値ブースト』、スキル所有者のステータスの二割分加算する『常時バフ』の三つがあるね」
「…何そのブッ壊れって思ったけど、その言い方だと同じくらいあるのか…デメリット…」
まぁ、寧ろ無い方がおかしい効果してるもんな。
「その通り、デメリットはスキル所有者の獲得経験値の減少である『経験値デバフ』がまず一つ目、これはメリットの経験値ブーストで加算される経験値とは別モノ扱いみたいだね、減少する前の量が経験値ブーストでは適用されているみたいた」
「これに関してはスキルが発現した時から強さが上がらない感じがしてたから知ってた」
「二つ目のデメリットは『運以外の全ステータス二割減』」
「ちょっと待って、いきなりデバフキツ過ぎない!?」
二割って俺常に全力の五分の一は封じられた状態で戦ってたの!?
「これに関してもメリットの常時バフは減らされる前のステータスが参照にされてるから安心ではあるね、それにこれ位でも現地民の才能『裸馬』とかよりは高い方だからまだマシなんじゃないかな?」
「それってつまり同レベルの転生者にはボロ負けって事なんじゃあ…」
「それじゃあ三つ目のデメリットに行こうか「オイ」三つ目のデメリットは『生産以外の資質のロスト』だね」
「?????????????????」
待って、それってどういう事?
「総括して言えば『生産以外の資質を全て犠牲にしてこのスキルは出来ているけど、それでも足りないからステータスが削られている』って感じだね」
「ドウシテコウナッタ…」
「因みにこの前帰って来た虫姫ネキの状態見て分かった事だけど、このスキルで上げたレベルは謂わば砂や粘土で作り上げた不安定な器みたいなモノで、上げてから数日MAGを吸収せずに放置したら上げたレベル分どんどん下がっていくみたいだね」
「えっ、そんな感じになってたのか?」
流石にそれは初耳というか、今まで組合でそんな事無かったんだが?
「一応定期的にMAGを吸収すればちゃんとレベルも安定するし、安定する迄に必要なMAGも本来の必要な量よりは遥かに少なくて済むみたいだね。後本来ならレベルアップの時に習得する筈のスキルもレベルが定着した時に発現するみたいだね」
「はえー、知らなかったそんなの…」
「で、話は相談なんだけど…」
「この流れでやる取引に関しては要相談かなぁ…」
まぁ、何言うつもりなのかは大体分かってるけどね?
そんな訳で作中でショタオジが話してたけど、コイツマジで戦闘系スキルを持ってません、転生してからの人生を殆どアクマとの戦闘に費やしていたので駆け引きなんかはかなりのもとですが、それら全てスキルとして昇華されていおらず、マジでアイテム投げまくる以外やる夫さん並みに戦闘に向いていないスキル構成しています。
後見て分かる通り怠け者にはスキルの恩恵は低かったりしますので、掲示板で文句ばっかり言ってる連中には効果が薄かったりするし、同じ様に名前だけで何もしない様な名家()にも効果が薄いスキルでもあります。
一応最低限レベル1以下にはならないという保証はありますが、寧ろそんな状態で見放されるという事は…ねぇ?(暗黒嘲笑)
そんな訳で主人公が強くなれないという事を代償に、とことんまで努力しているガンギマリの現地民や修羅勢には有り難いスキルなのでした。
※流石にスキル盛り過ぎだったので【スキルリンク】は撤廃致しました。