続航宙軍   作:ytaki33

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新たなる門出と結婚式の準備

続航宙軍 1章  新たなる門出と結婚式の準備  022

 

 あれから、数か月が経ちました。コリント領に戻って来たメンバーは、それぞれに仕事を分担され、ある者は、来るべき災いに向け訓練したり、こちらはイーリスと一緒に古代文明の調査を行っています。

 

『艦長、今回の調査の結果の一部です。兎に角、膨大な内容になります』

 

『そうなんだ、古代文明は、すでにわれわれの技術以上だね。あの神機もそうだけど、まだ、あるそうだよ。ルミナス様曰く、随時教えてくれるそうだ。あの、神機も特殊なナノムの集合体で、その一部が、神機に乗り込む時にチューブで繋がれた自分の体内に注入されたよ。そのナノムも我々のより進化しているというか、機能が多いといってたね。ちょっと、自分の中の元居たナノムが嫉妬していたよ。あははは』

 

『そうですね。AIも私より高性能ですし、、』

 

『えっ、イーリスでも嫉妬するの?』

 

『これが、嫉妬という感情かはわかりませんが、いい気分ではありません。いっそ、神機のAIに全てを見て貰いますか』

と、ふてくされた感じです。

 

『お、俺は、イーリスじゃないとだめだ!。これは絶対譲らない決定事項だ。俺が最も信頼し、さらには尊敬している英雄コンラートの魂を受け継いでいるんだからな。最近、特にそうしたことが重要なことなんだって感じ始めている。この星がルミナス様によって創造された世界。その遺伝子をこの星全ての生きとし生ける者に存在しているのを実感したからな。その者達からみたら、ルミナス様は、やはり【神様】なんだよ、自分の生まれたトレーダー星系第4惑星ランセルも、そうした調整者の一人が創造したのかもしてないって思えて来ている。すまない。話が逸れたね。兎に角、これかも宜しくたのむよ』

 

『は、はい。今までの、もやもやしていた物が無くなりました』

(よかった~機嫌が直って。でも、このイーリスも、この艦にあるイーリスの魂というかその影響を受けているような気がする。その英雄イーリス・コンラートも他の誰かの調整者のDNAを受け継いでいるんだろう)

 

『それで、クレリアの一件も、ひと段落したので、皆を娶るため、正式に結婚式を挙げようと思う。その方がみんなの励みにもなるからね。勿論、【大いなる災い】に備えるための2世も、、用意しないといけないしな』といいつつ、顔があつくなった。

 

『ふふ、艦長でも照れるんですね。しっかりとした種族保存のための行為ですから。といってそれに伴う快楽に溺れる輩もいますから。まぁ、10人くらいまではお嫁さんが必要と思います』

 

『ちょ、ちょっとまって、えっ、10人も必要なの?』

 

『はい、艦長の遺伝子を持つということは、【使徒】の遺伝子も引き継ぐと思われますので、戦力としては最低ラインです。まぁ、一人10人子供を産めば大丈夫でしょうけど』

 

『はい?、一人10人の子、、いやいや、それは無理でしょう。双子なら5回って、なに勘定してるかな』

 

『その程度なら、ナノムで制御可能です』

 

『えっ、そんな事まで出来るの』

 

『受精や避妊も自由自在です。今からなら、2世代分、孫も入れれば、相当の戦力になります』

 

『そ、そんなんだ。まぁ、計画出産は必要だよね。俺って、種馬かな、、あははは』

 

『はい、勿論、母体の条件によって異なります。カリナさんは、早めに出産した方がいいと思います』

 

『ああ、わかった。それより、結婚式の準備をお願いします』

 

『了解しました。ゲルトナー大司教に神父としてお願いします。ナノム経由で連絡しますね』

 

『お、お願いします』と何故か、どっと疲れたアランさんでした。

 

           ◇       ◇       ◇       

 

ところ変わって、アランの執務室にクレリア、セリーナ、シャロン、カリナに集まってもらった。

 

 「今、こうして、4人に集まってもらったのは、暫くしたら、全員での結婚式を執り行うことにしました」

 

「えっ、今、なんておしゃったのでしょうか?」って、カリナさんが慌てています。

 

「皆で、結婚式をこのコリント領の大聖堂で挙げる。その後、披露宴を実施する」

 

「えっ、私なんかが、結婚式だなんて、、」ってカリナさんが挙動不審になってますよ。

 

「カリナさん。私たちは、皆アラン様のお嫁さんですよ。一緒におこなうのが当たり前なんです。わぁ、これから忙しくなるわね。衣装とか、関係者への連絡とか」

とクレリアが何やら、考え込んでします。そりぁいっぱいいるでしょうね。

 

「そうね。私たち、姉妹には、親や親族がいないので、関係者ってそういないけど。リア様は、そりゃ、大勢いるわよね」

 

「わ、私も、アリスタ様やサイラス様とナタリーとギルドの関係者だけですけど」

 

「神父は、ゲルトナー大司教に連絡済みだ」

 

「えっ、だ、大司教様が神父で、ですか?」

とまた慌てだすカリナさん、、ドラゴンの競売の時は一癖も二癖のある大商人相手に、堂々と取り仕切っていたのが、、自分の結婚式になると、、途端に萎縮しちゃうんですね。、、まぁ、そんなところが可愛いんだけどね。

 

「衣装も、イーリスが地球のデザインのウェディングドレスを艦にて制作し、往来機で送ってくるって言ってたよ」

 

「えっ、地球のデザインですか?」

 

「あとで、イーリスにAR通信で聞いてごらん。他に、お色直しの衣装もあるっていったよ」

 

「そ、そうですか、イーリス様がわざわざ」

 

「まぁ、セリーナもシャロンもイーリスの娘みたいなものだからね。なにか張り切っていたよ」

 

「そ、そんなんですか、私たちの母親のような存在。そうですね」

 

「リアには、そのあたりの事、イーリスから聞いているんだろう」

 

「ええ、確か、英雄コンラート様の体組織から作られたっていってたけど、良くまだ理解していないけど母親のような存在といってました」

 

「これからは、もっと多くの知識が必要になるからね。カリナにも少しずつだけど、知識を伝承しているからね」

 

「はい、まだ、分かりませんが。早く、皆さまと同じ知識を共有したいです。生まれてくる子供たちにもしっかり教育していかないと」

 

「えっ、子供、、」って聞いたら、クレリアが真っ赤な顔して、どうしたんだ?、、なんかまた、勝手な妄想してませんか?、、大丈夫?、妄想から早くもどってね。

 

こうして、来るべき、結婚式、、とんでもなくなりそうですけど、、

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