続航宙軍 1章 セリーナとシャロンとの初めて 025
今回は、濃厚なシーンはありませんよ、、まぁ、二人の性格の違いを描きたいと思います。
それに二人同時ではないですよ。2日目がセリーナで、3日目がシャロンです。
私は、セリーナです。昨日は、クレリアさんからアラン艦長との出会いの時の話を聞かされました。壮絶な内容でした。クレリアさんを守ために、9人もの護衛の方が命を落とされたこと、そして、手足を食いちぎられ、瀕死の状態になった事。
その場面は、母であるイーリス・コンラートの最後の場面と重なっています。ただ、イーリス様の時は、食いちぎられたときには、ナノムに痛みを遮断してもらってますが、クレリアさんは違います。相当な激痛とショックがあったと思います。普通の少女なら気が触れてもおかしくない状況だったと言っていました。
もともと、私たちは、アラン艦長をサポートするためにAIイーリスが作ったクローンです。その幼少の記憶には、アラン艦長のエルダヌス第2惑星での活躍などを見せられていたため、二人には憧れの男性像として映っていました。正直、培養層から出たときは、暫く心の整理がつかず放心状態でしたが、事の重要性を理解したときは、航宙軍に志願していました。
そしてその後すぐに、艦長が惑星アレスに降下した後に連絡が取れなくなったというので、二人は別々に分散して、艦長捜索の任務に就きました。
漸く、5日目に、私が最初にアラン艦長を見つけたときには、一緒にいたクレリアとエルナを完全に敵対視してましたよ。そう、絶対排除するって思ってね。なんでって言われると、ちょっと恥ずかしいけど、培養液の中の後半の15~17歳までの記憶の中では、純情恋愛小説や動画ばかりを見ていましたから、こうした状況になったときは、艦長に近づく悪い虫(バグス)は、って意気込んでいましたけど、今では、クレリアさんも、エルナさんも大事な仲間になりました。
今、アラン艦長のドアの前を行ったり来たりしながら、昨日のクレリアさんの事を思い出しました。そして自分もこんな弱気な自分が、ちょっと悔しくなって、どっかの格言?か分からないけど「女は度胸!」ってあったのを思い出して、、
(いえいえ、それは違いますよってナノムが言いかけそうになったけど、、止めましたって。??なぞだ)
ドアを開けて、アラン艦長に、近づいて、、もう、そこから先はてんぱってて思い出せません。
その後は、絶えず恥ずかしがって、なかなか先に進めませんでした。触れられるたびに、シーツで自分の体を隠して、アラン艦長が困ってます。そういえば、この手の手引書の本では、天井の模様の数を数えながら、相手に身を任せればいいってあったわ。
同じように天井の模様の数を数えて、じっとしてましたが、その行為が始まると、恥ずかしさと最初の痛さとその後の快感に、自分でも訳が分からなくなって大泣きしてしまい、私が落ち着くまで、優しく抱きしめられていました。
朝、目を覚ますと、アラン艦長の顔が目の前にあって、「おはよう」って声かけられたあと、そっとおでこにキスされたら、また泣き出してしまって、、、どれだけこんな場面に、恋焦がれていたのかわかりました。 そう、只のクローンでなく、一人の女性として生まれてきた事を感謝しています。
◇ ◇ ◇
私はシャロン、あの、ガンツでの特訓の時以来、帝国格闘術(インペリアルアーツ)では、私の方が上だったけど、持久走での訓練では、1周以上も離された。すごく悔しかった。あとで知ったんですが、あの時のアランは、さらに過負荷モードだったと聞いて、愕然としました。これが、あのエルダヌス第2惑星での戦いや惑星ミルトンで多大な功績を残した人なんです。そう思うと、なお一層憧れました。
あの宿敵バグスとの闘いに勝利することが私たちの悲願なのですから。その日から、私は持久力アップのために常に過負荷モードで訓練しました。そうして、数か月訓練し、今なら、長距離モードでは、ほぼ、互角になったと思います。むしろ、最近のアラン艦長は、政局やら色々な行事で、訓練不足していらっしゃるようだから、今回は、私のほうから積極的に、望んでみようと思います。同時に訓練も出来ますし、その喜びも共有できますから、一石二鳥ですね!
(ナノムさんが[いえいえ、それ違いますよ]て言っても、聞く耳もたずに)
何としても、強い子女を生まなくてはなりません。でも、あまりに行為が気持ちよすぎて、何度も、求めてしまい、最後はアランのほうがへばってギブアップしてきました。
朝起きて、シャワー室まで歩くのがやっとだったようです。私としては、もっと愛し合いたかったけど、アランは今日で3日連続ですからね、それに今日の夜は、カリナさんともあるので、今回はこのくらいにしてあげようと思います。でも、チョー気持ち良かったです。今度、孤児のユーミ達にガンツの娼館にいる知り合いに聞いてみようかな、もっと、アランも私も喜びあう術を教わろうと思います。
[ほどほどに]ってナノムから溜息が聞こえたような、、
こうして、アランは、シャロンとの初めての闘いに敗北しました。次回、どうなるんでしょうか?、、とにかくシャロンが凄すぎです。
さすがに、今夜のカリナさんとの行為は、厳しそうですが、カリナさんからみたら、この日をどれだけ、待ち望んでいたかと思うと、、そうあの不味い万能薬を飲んで頑張ります。はい、ドラゴンの血ですよ。すっごく不味いです。昔、すっぽんという亀の料理で、ワインに混ぜた血を飲んだことがありますが、あれはそんなに泥臭くなく飲めましたけど、この万能薬って、色々な薬草も混ぜ込んでいるので、ちょーまずいんですよ。
まぁ、今夜で、とりあえず、一通りの儀式が完了するので、頑張りますよ。因みに、カリナさんと一緒に襲われていたナタリーさんですが、前から付き合っていた恋人がいたらしく、その後、その恋人がすごく気を使って、すぐに結婚を申し込まれて結ばれたそうです。
むしろ、アリスタさんが、問題のようです。あの惨劇を目の前で見せられていたので、極度の男性恐怖症になってしまったとか、今まで仕事で接していた男性職員ですら避けるようになってしまったとか。サイラスさんとしては、どっかの貴族に嫁入りさせたかったようですが、今は娘可愛さで、縁談話を全て断っているようです。
但し、もし、アラン様にお声をかけてもらうなら文句なしに合意するようですが、アラン様のお相手は、ある程度、戦える人でないとだめな感じで、カリナさんも冒険者クラスではC級の実力者ですが、アリスタさんは、剣をもつことすらできないとか、貴族の作法とか、政治、経済の内容ばかり勉強していたようです。さらに、料理がからっきし下手だと言っていました。そう、不器用なんです。、、どうなるんでしょうね?
さて、次回はカリナさんとの夜のお話です。