続航宙軍   作:ytaki33

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建国14年目 神機に乗れる条件

続航宙軍 3章 建国14年目 神機に乗れる条件  027

 

 

 エラちゃんが18歳になったので挙式を行い、今は、エラちゃん改め エラ王妃になりました。

(えっ、それだけ?ってはい、今回は、他の子供たちの話です。あははは)

 

子供たちの年齢は、12歳と11歳です。

 

 ここ、聖地テラ・サーンクタ訓練施設での出来事です。

ここの施設には、戦闘機のシミュレーショ訓練、耐G訓練、サテライト戦艦での操作及び空中でのカタパルト発艦や帰艦の訓練などが行われています。

 

 その中で、アランの子供たちは耐G訓練を行っています。

「マグニ兄、今日は何Gまで耐えられましたか」と弟のオーディンが尋ねています。

 

「今日で、10Gまで耐えられたよ。流石に気持ち悪いぜ」

 

「す、凄いです。自分は4Gで、G-LOCしちゃいました」

(G-LOC:Loss Of Consciousness by G-force(Gによる意識喪失)の略。)

 

「体力を付けないとな、忍耐強いだけじゃだめなんだよ。腹筋、背筋と筋力でGに対抗しないとそうなるんだ」

 

「あれから、結構プロテイン療法で、基礎体力を上げていたけど、筋力維持というか持久力が足りないって、テラ様から言われたよ」

 

「そうだね。持久力は、ナノムに過負荷モードでひたすら走るしかないからな」

 

「そ、それが一番苦手なんだよ、、」

 

「でも、帝国軍の最初の訓練がアラン父様が始めたのが、その持久走だぞ。シャロン母様ですらコンバットレベルが上でも、当時、トラックを1周遅れだったって言ってたって、さらに父様は過負荷モードだったって言ってたよ」

 

「ああ、シャロン母様にも言われたよ。当時は、すごく悔しかったって」

 

「ああ、聞いた聞いた。シャロン母様って負けず嫌いだものね」

 

「わかる~。子供とのゲームでも負けると何度もやらされるよね」

 

「そういえば、ビクトリアが随分としごかれていたって、三男のウルがいってたよ」

 

「セリーナ母様は、そこまで言わないものな」

 

「でも、弟のオグマには優しいって、ビクトリアが嘆いていたよ。女は度胸!、誰よりも強く!って言われるんだって」

 

「うわぁ、シャロン母様の子じゃなくてよかったな」

 

「うん、そうだね」

 

 と、その時、物陰から、、シャロン母様とセリーナ母様が現れました。

「まぁ、誰の子じゃなくて良かったって?」

とシャロン母様が、指を鳴らしながら近づいてきました。

 

「「えっ、、シ、シャロンか、あ、さ、、まぁ~、、やべぇ~、逃げるぞ!」」

 

「おぅ」、、と動いたけど、シャロンの加速に逃げられるわけもなく、首根っこ掴まれてしまいました。(ね、猫ですか?)

 

 その後、二人が400mトラック100周の過負荷モードでの持久走をさせられたとの事です。

 今では、子供たちは、親元を離れて、この聖地テラ・サーンクタ訓練施設で寝泊まりしています。

 帝国軍の兵士も元クランのメンバーも戦闘機の訓練を受けています。但し、まだ子供達にはバグスの戦闘シミュレーショはさせていません。まだ、戦える技量が備わっていません。

 

 セリーナ、シャロン王妃は、ここに神機を持ち込んで飛行訓練と戦闘訓練を行っています。そして、まだ自分たちの子の中で【双子の翼】に認められていないので、少し焦っているようです。

 

 さらに、アランもそうです。神機アテーナには、まだ誰も認められていません。

このままいくと、戦力として、当然自分が含まれます。93歳になっても今のように動けるかと考えると厳しいです。

 

 

『アテーナ。少しいいかい』

 

『はい、何でしょうか?』

 

『アテーナに乗れる条件って、明確にどの能力がこのくらいになれば良いとか目安はあるの?』

『はい、分かりません。【使徒】に選ばれるか、そうでないかですね。その条件というと、ルミナス様が判断なさるので、ルミナス様にお聞きなさった方が良いかも知れません』

 

『そうか。分かりました。ルミナス様に聞いてみるよ』

 

 

【女神の会話】スキルの発動

『ルミナス様、お聞きしたい事があります』

 

『はい、神機アテーナに乗れる【使徒】の条件ですね。アランの子供たちは、他の神機には、ある程度の強さになれば乗れます。最初の祝福の加護がありますからね。

 

 但し、アテーナは、サイアン人と私の加護の条件が必要になります。まず、多くの者を自分の命を懸けて助けたかどうか。また、人を殺めていない。さらに、本来不可能とされていることを成し遂げた場合。これは、今回はドラゴンを仲間にしたという実績が大きいです。

 

 このように、多くの者の為に自分が犠牲になっても助けたという行為が必要です。多分、今のアランの子らにそれらの条件を満たすような状況がなかなか訪れないでしょうね。

 

 もしそれでもダメな場合は、アラン自身がイーリスでコールドスリープして下さい。大いなる災いの前年に目覚めるようにすればいいです。但し、子供達には、アランの技と体力が同じになるまで子供たちを鍛えなさい。その後、コールドスリープすればいいでしょう』

 

『そうですか、確かにコールドスリープが使えましたね。分かりました。あと、【双子の翼】に乗れる条件はなんですか?』

 

『【双子の翼】にはアランの子で、双子が生まれれば継承出来ますよ』

 

『分かりました。ご助言ありがとうございます。そうか、やっぱ双子でないと継承出来ないんだ。でも、まだ、これからの子だよな、いつ生まれるかわからないからな』

 

 こうして、ルミナス様と話をして、はっきりと目標が経ちました。その中での【使徒】の条件が非常に厳しいことも、知りました。それに、さらに双子が生まれないとダメな事も。うわぁ、まだ子作りが必要なんですね。あははは、、

 

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