続航宙軍 3章 建国15年目 双子の誕生 028
ルミナス様との話の内容を《かみさんズ》に伝えました。
「まずは、【使徒】の条件がかなり厳しい。そのため、子供たちが自分と同じくらいの力量になった時点でコールドスリープに入る」
とアラン様が言われました。
「そうね。私たちも、同じね。子供たちが私たちと同じレベルになればいいのよね」
「いや、ちょっとそれって厳しいだろう。コンバットレベルのせめて85位でいいんじゃないか」
「えっ、だめよ。レベル92は最低ラインよ。今は私が95で、セリーナが94よ」
「いやいや、それは厳しいだろう。最近、ビクトリアが嘆いていたって、マグニがそう言ってたぞ」
「えっ、だ、だめよ女が強くなきゃ」
「それって、シャロンだけだぞ。なぁセリーナ」
「そうよね。私も、85くらいでも十分だと思うわ。あの10機のセラフィムだっけ、エラさんがコンバットレベル70でも乗れたんですから。あの時ってまだ14歳よ。でも、今ではレベル93になったわ。流石【使徒の従者】ね」
「えっ、エラちゃん、、いや、エラさんが93,、あははは」
[はい、今のアランのレベル90より上です]とナノムさん、、容赦ないです。
(いあや、戦闘訓練の時間が、ないんだよ。色々な用事が多すぎて、、はぁ)
[しょうがないですね。なんたってエラ様はシャロンの弟子ですからね]
項垂れる、アランでした。
最近、特に、シャロン達が率先して戦闘訓練しています。特に、救援に来るもう一組のセリーナ・シャロンを意識しているようです。彼らよりも強くないとと思っている節があります。まぁ気持ちは、分かります。向こうが気にしなくてもね。
そうして、半年が過ぎようとしている時に、アラン様の所に医療部の方が報告にきました。
「エラ王妃がご懐妊為さりました。なんと、双子ですよ」
「えっ、ふ、双子、、、そっかー、双子か、、ふ、双子」
と嬉しいのか、そうでないのか、まぁ複雑な思いです。そう、例の神機の件ですよ。
そういうことを話していた矢先に、ドアの外が、やけに騒がしくなっています。
「アラン、、いる」
とドア越しに、そう、シャロン王妃の声が聞こえます。そう、この情報は、《かみさんズ》にも伝わってますからね。
「ああ、いるよ。入っておいで」と声を掛けて、
「聞いた。エラちゃんが、、いやエラ王妃が、、」
「ああ、今聞かされたよ。嬉しいけど、複雑な気分だよ」
「そ、そうだよね。アランの気持ちからするとそうだよね」
とはしゃいでいたシャロンが、少し沈んだ表情になった。
「とにかく、今は、素直にお祝いしよう。今すぐの話じゃないからね。無理強いは出来ないし」
「そ、そうよね。私も、今回のバグスの件って、普通じゃない感じなの。そう、今までのと違うって感じているの」
「そうか、そうだよね。予言の子としての感だね。自分も、今回は今までのバグスの闘いときっと異なると感じているんだ」
「そうよね。分かったわ。今は、素直に喜んで、お祝いしましょう」
「そうだね。エラちゃんに美味しいものでも作るよ。まえ、言ってたのがあってね。なんとバケツプリンが食べたいって、、あははは、、、今日は、まず、これから作ろう!」
「えっ、なに、その、バケツプリンって?」
「そう、バケツサイズの超巨大プリンだよ、、」
「すごそう」
「結構、作るのが大変なんだぜ。型崩れしない、微妙な硬さ加減が、、」
こうして、《かみさんズ》との間でのささやかなお祝いを行いました。
エラちゃんもとい、エラ王妃自身、こうしたお祝いが初めてだったって言ってました。この世界では誕生日のお祝いもなかったですからね。原作でも、そうしたお祝い場面がありませんでした。
それに、今回のバケツプリンは大うけでしたよ。
すぐに、その情報は、バース亭のポラリス支店に情報が流れ、瞬く間に、懐妊お祝いでの定番メニューになりました。
あははは、
双子の名前です。
四女 ウェスタ ローマ神話 家庭の守護神
五女 ディアーナ ローマ神話 狩猟、貞節、月の女神
こうして、ささやかな幸せの時が過ぎてゆきます。
グ〇コの「Happyプッ〇ンプリン 380g」、、バケツまではいけないけど、結構量があって良いですよ。特に、疲れたときに、、ぜひお試しください。勿論、バケツプリンもググると出てきます!