続航宙軍   作:ytaki33

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隠れた恐怖

続航宙軍 3章 隠れた恐怖  037

 

 戦いが始まって、すでに丸3日が過ぎようとしています。約300の都市のうち、被害が少ないところが逆に大群の居た都市で、地方都市にはかなりの被害が出ました。

 その殆どが、正規の帝国軍でなく、地元の軍隊です。前にも、反発があり中々こちらの要望を受け入れないところが殆どで、ある意味、自分たちで守れるから余計な協力はいらないと、そればかりでなく、我らの武器や技術をただで寄越せと言ってきていた国です。

 まぁ、しょうがないと言えば終わるんですが、そのために一般の人々が被害に遭うんです。

 

 結局後から、救援に向かったのですが、約8割の兵士が亡くなっていて、街もかなり被害に遭っています。住民は辛うじてシェルターに避難していましたが、兵士の家族が、、このことが原因で、その後、国に対して各地で暴動が起こってしまいました。

 それで、また、多くの尊い命が奪われています。

 

そんな中、あるところでは、暗躍している魔の手がありました。

 

 

ここは、魔の大樹海の一角です。隠密行動の得意なバグス達数匹が、息を潜めて状況を本部に報告しています。

 

          ◆        ◆        ◆        

 

《こちら、みみっく いちごう、てきのしゅとの ちかくのもりにいる。いままでにかんじたことのない、みちのちからを かんじる。これが、うわさの、えねるぎーだろう。ただ、どうやって このちからを

つかう あるごりずむが ふめい また、なにか わかったら れんらく する》

 

          ◆        ◆        ◆        

 

 

 ここは、作戦総本部の聖地テラ・サーンクタです。

 

『こちら、テラ、アラン陛下に連絡致します。大まかな、バグスの殲滅を確認。約99%は駆除したと思われますが、まだ、少数ですが、生き残りまたは、伏兵がいると思われます』

 

『状況は、理解した。おそらく、こちらの状況を調べて、本隊へ連絡する者達だろう。とにかく狡猾なやつらだ。直ちに、次の行動を行う。神機部隊を集結させてくれ』

 

『命令を受諾。直ちに、神機部隊に告げる。聖地テラ・サーンクタに集合せよ。繰り返す。直ちに、神機部隊に告げる。聖地テラ・サーンクタに集合せよ』

 

 こうして、大方のバグスを殲滅したので、神機部隊が聖地に集合した。

 

 まず、最初に質問してきたのが、今回応援に来ている。セリナ少将司令官だった。

「なぜ、この場に神機部隊を呼んだんですか?、大まかのバグスは、殲滅し、今は、逃げているごくわずかの生き残りだけだが、これも、直に探索し、殲滅はもうまじかだ」

 

「いや、我らの検知センサーでは見つけられないバグスが潜んでいるんですよ」

 

「えっ、それってどういうことですか?帝国軍では、バグス専用の高感度センサーがあり、逃れるのは不可能のはず」

 

「先ほど、ごくわずかですが、魔の大樹海から、亜空間通信の痕跡を検知した。時間にして数ミリ秒で、直ぐに消えた。その場所に探索を行ったが痕跡すらなかった。おそらく、バグスの密偵と思われる」

 

「そんな事が、、確かに彼らの狡猾さは知っているが、そのためバグス専用センサーの開発をしたのだが、謂われてみれば、思うところがある。我々の作戦行動も先に気づかれていたことが度々あった。そうかも知れない。バグスの多様性は全部把握していないからな。で、どうやって見えない敵を見つけるんだ」

 

「ああ、手は考えていた。この星の生命以外なら、必ず見つけ出す方法をね。これから説明する」

 

 AIテラと考えた内容です。そう、【聖魔法】の改良版です。

 この星の生きとし生けるものは、全て、魔素とルミナス様の加護を得ている。そのため、今回のバグスは暫くこの惑星アレスにいれば魔素を体内に貯められるようになる。但し、使い方がわからければ、使えない。

 但し、魔素による探査魔法は、魔素に対する反射を検知するが、今回の隠れているバグスは如何なるものも体内から反射させない機能を備えていると思われる。そのため、この新しい検知魔法、名付けて【ホーリーミスト】は、聖魔法の霧を発生させて、その反応を吸収しようとする場所を逆に検知する。当然、【聖魔法】を使えるものだけが可能だ。

 そして、この内容をナノム改通信【女神の雫】で皆に転送した。

 

『それでは、作戦行動に移る。各自、主要都市周辺の森や谷などの探索を開始!見つけ次第ホーリーランスで攻撃せよ』

 

『『『『『『『『『『了解!』』』』』』』』』』

 

 さぁ、各自神機に乗り込み、高速艇に乗り込みました。

 

魔の大樹海は、勿論アランが向かいました。

 

 そうして、数時間後です。各地で、反応があり、攻撃を与えています。

 

          ◆        ◆        ◆        

 ここは、魔の大樹海です。

 

「なんだ、このきりは、すごくふかいなかんじだ。きゅうしゅうしていると、はきけがする」

 

と、暫くすると

【ホーリーランス】と聞こえたと思ったら。

 

「ぎっ、あ゛」

と小さな叫び声が、起きて、、霧になった。

 

          ◆        ◆        ◆        

 

 こうして、惑星アレスに留まっている、密偵バグスたちが徐々に殲滅されていきました。

 

 

 

 

 

 

 




今回、トルコとシリアで大地震が発生し多くの被害が出ているにも関わらず、その避難民に、、攻撃する悲劇が起きています。なぜ、人同士で争い、殺しあうのでしょうか。非常に憤りを覚えます。
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