続航宙軍   作:ytaki33

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最終戦、、そして

続航宙軍 3章 最終戦、、そして  039

 

 

        ◆        ◆        ◆        

ここは、別宇宙空間

 

《あれから、あの わくせいせれす からの れんらくが とだえた だと》

 

《はい、みみっくたちからの れんらくが なくなりました》

 

《さいごの、つうしんが みしらぬえねるぎーが あることだけは わかりました》

 

《そうか やはり ひとすじなわ ではいかぬか あのみみっくたちが みつけられるとは いままでのじんるいぎんがていこくでは みつからなかったのに このほしには まだなにかありそうだな》

 

《でも われらも このちからをえられれば このうちゅうは われらのものに なるんだな》

 

 

《はい そう きいています》

 

 

《まぁ、べつうちゅうの ちょうせいしゃの いううことは あてにならぬが》

 

《こんかいは、 かなりのかずをおくったのに げきたいされました》

 

《そうか、むしろ、そのちからが それなりにおおきいと しれただけ いいか》

 

《さようで》

 

《さいごに わがぐんたいの そうりょくでのぞもう》

 

《はっ かしこまりました ばぐすこうてい》

 

        ◆        ◆        ◆        

 

 ここは、ルミナス星系の最遠惑星カローンの探査装置が、定期的に通信を行っています。なんせ、最外周が約2光年の距離(約19兆km)の彼方にあるので、FTL通信でも数時間かかってしまう。その為、新たに多次元通信にて、数分単位で検知の結果を送信している。

 

その通信から、遂に、空間の歪を検知した。直ちに、AIテラに情報が伝わった。

 

『AIテラより、緊急連絡です。惑星カローンの検知装置から、空間の歪を検知。場所は惑星セレスより約4光年の位置』

 

『各AIに次ぐ、直ちに各種防衛ラインに緊急通報を発令。繰り返す、緊急通報を発令』

 

そうです。バグスの本隊が現れようとしています。但し、今までに観測されたことのない膨大なエネルギー歪です。これは、多次元航行でも、超空間航行でもありません。

 

 

「アラン陛下。この現象はなんでしょうか?」

とセリーナ少将が質問してきました。

 

「この現象は、多分ワームホールが現れる前兆現象だ。別宇宙と繋がろうとしている」

 

「えっ、それって、バグスの本隊というか、母星からの影響でしょうか」

 

「神託によれば、バグスは、このワームホールを通ってこの宇宙にやってくるそうだ。そのワームホールごと破壊すれば二度と現れなくなるそうだ」

 

「なら、そこに攻撃を加えれば、バグスを殲滅出来るんですね」

 

「ああ、そうだが、4光年は、、近すぎる」

 

「あっ、そ、そうですね。この距離だとノバァミサイルが使えません」

 

「えっ、どういうことなの」とクレリア王妃が尋ねています。

 

「ノバァミサイルは、超新星爆発を起こすミサイルで、惑星ごと破壊出来る。但し、下手をするとこの星系にもその影響が起きるんだ。4光年、、まさに奴らは、こちらがノバァミサイルを持っているのは計算ずくなんだ。なんて奴らだ」

 

「そうなの。でも、その場所までは、私たちの技術でも行けるのよね」

 

「ああ、行くにはいける。だけど、そのワームホールから出てくるタイミングまでに間に合うか問題なんだ。まぁ、アテーナの多次元ワープなら可能だが、通常の亜空間航行だと、時間で約20時間程度かかる。38兆kmの距離だからね」

 

「多分、要塞艦ゼウスでも数時間かかるな」

 

「そ、そんな距離なんですか」

 

「光の速度で4年かかる距離だからね」

 

「そうなんですか」

と項垂れているクレリア王妃です。まだ、この数十年でかなりの科学知識を身に着けていますが、こうした超空間航行となると理解しきれていません。

 

「で、どうするの、この星系に影響ない場所で出来る攻撃って」

 

「相手の数と、量も考えないとな、おそらく、今回来たバグスの数百倍、いや数千倍の量がきそうだよ。そんな予感がするんだ。そうだ、ルミナス様に聞いてみるよ。助言は貰えるからね」

 

「そ、そうね。直接、女神様と話せるんですものね」

 

「ああ、少し、外の空気を吸ってくるよ、、暫く一人にして欲しい。他の調整者ともコンタクトしたいからな」

 

「わかったわ」

 

 こうして、アラン陛下が、もう日が暮れようとしているポラリスの夕日を眺めながら、帝都本部の屋上に一人で登られていきました。

 でも、もう、アランの気持ちは決まっていたんです。そう、このバグスとの闘いが始まる前から

あの、英雄イーリス・コンラート准将の思いを受け継ぐものとして、

 

 

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