カードファイト!! ヴァンガードG -LUPIN- ヴァン外編   作:D・MAKER

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 今回はハーレム回です!
 相手はミサキ、アサカ、スイコとなります!


ハーレム②

「ゴメンね、棚卸に付き合ってもらって」

「構いませんよ、キャピタルにはお世話になってますから」

「ありがとね」

 

 昼のカードキャピタル2号店。

 本日は棚卸の都合で休業しており、アキラは朝からミサキの業務を手伝っている。

 

「ふぅ……あと少しね」

「そうですね。ミサキさん、ストレージBOXはどこに置きましょうか?」

「右の棚にお願いね」

「はい」

 

 業務も大詰めとなり二人はペースを上げて業務を進める。

 

「終わったわね」

「終わりました」

 

 30分後……二人が棚卸を終えると時計は12時を指してた。

 

「ねぇ、この後は時間あるかしら?」

「特に予定はありませんが」

「だったらお礼に食べに連れて行ってあげる」

「いえ、お礼だなんてそんな……」

「あら、私と食事をするのは嫌かしら?」

「そ、そうでは……」

「だったら、行くわね?」

「は、はい……」

 

 ミサキと食事に行くのを強制させたアキラだった。

 

 

「到着よ」

「綺麗なお店ですね」

 

 ミサキに案内されて到着したレストラン。

 まるで結婚式場みたいな純白な塗装が特徴だ。

 

「あら、アキラ君♪」

「偶然ね」

「あ、スイコさん」

「鳴海アサカまで……」

 

 二人の横から現れたのは『立凪スイコ』と『鳴海アサカ』だった。

 

「お二人も食事ですか?」

「偶然、アサカさんに会っただけよ」

「それにしても抜け駆けなんて、貴女にしては狡いじゃないの」

「はぁ……アンタこそ雀ヶ森レンのお守りは?」

 

 ミサキは溜息をつきながらアサカに尋ねる。

 

「レン様はお一人で出掛けられたわ」

「私も今日はオフだったから、さっきアサカさんに会って一緒にね」

「それで……二人で食事に来たってわけね……」

「えぇ、しかも運のいい事にアキラ君に会えたんだもの♪」

「ん?」

 

 アサカはアキラの顔を見るなりニヤリと笑う。

 

「まさかアンタ……」

「私もアキラ君と一緒に食事するわ♪」

「な……!?」

「あらアサカさん、抜け駆けはダメよ?」

「仕方ないわね」

「待ちな、私はアンタ達と一緒だなんて言ってないから」

「ケチなこと言ってると、アキラ君に嫌われるわよ?」

「えっと……」

 

 アキラは自分に振られ苦笑いを浮かべる。

 

「アサカさん、アキラ君が困ってるわよ?」

「珍しくまともな台詞ね」

「私の方がいいわよね?」

「スイコさん……」

「はぁ……分かった。4人でランチにしましょ」

「そうこなくっちゃ♪」

 

 スイコはやってやったと満面の笑みを浮かべる。

 

 

「美味しかったわ」

「サラダのドレッシング、もう少し味が濃くても良かったのに」

「濃すぎても素材の味が台無しになるから」

「……」

 

 女性三人と食事をするアキラ。

 周りからすれば両手に花だが本人は苦笑いしながら見る。

 

「アキラ君、手が止まってるけど大丈夫?」

「え? だ、大丈夫ですよ……」

「きっと……戸倉ミサキの圧が怖かったのね。可哀そうに……」

「はぁ? アンタの圧が原因でしょ?」

「なんですって?」

「やるの?」

「またしても……」

 

 ミサキとアサカは火花を散らす。

 アキラはさらに困惑する。

 

「二人とも、アキラ君が困ってるからやめましょう?」

「むむ……」

「分かった……」

「ふぅ……スイコさん、ありがとございます」

「どういたしまして♪」

 

 アキラに礼を言われたスイコはニッコリする。

 

「そうだわ!」

「スイコさん?」

「はい、プレゼント♪」

「プレゼント?」

「「なっ!?」」

 

 スイコがアキラに渡したのは赤い包装をした小さな箱だ。

 アサカとミサキは動揺する。

 

「特別な日ではないけど、以前からプレゼントしたくなったの♪ 開けて見て♪」

「はい……ネクタイピン?」

 

 中に入ってたのは赤と黒のネクタイピンだ。

 

「赤と黒はアキラ君のイメージかなって? アルセーヌも同じ色だもの♪」

「あ、ありがとございます……」

「ウフフ♪」

「ちょっとアンタ!」

「アイドルが抜け駆け!?」

 

 アサカとミサキはアキラとスイコの間に割って入る。

 

「いいじゃない、プレゼントくらい」

「ファンが知ったら大炎上じゃない!」

「全く……」

「まぁ、落ち着きましょうよ……」

「だったら……」

「んむ!?」

「ちょ!?」

「あら」

 

 ミサキがアキラの唇を奪う。

 

「ん……はい、いいプレゼントでしょ?」

「み、ミサキさん……」

「ズルいわよ! 私もアキラ君を!

「んむ!?」

 

 アサカも負けずとアキラの唇を奪う。

 

「ん……」

「んん……!?」

「アンタ、長過ぎよ! 離れなさい!」

「ちょ……!?」

 

 ミサキがアサカを無理矢理に引き剥がす。

 

「じゃあ私も……」

「み、皆さん……」

「アキラ……?」

「!?」

 

 背後から聞き覚えのある声がしたアキラは振り向いた。

 

「随分と楽しそうね?」

「と、トコハ……」

「取り合えず、そこに正座」

「……」

「正座!」

「はい……」

 

 鬼の形相で仁王立ちしてたトコハに2時間説教されるアキラだった。

 

 FIN

 




 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
 今回はバレンタインの話が出来ませんでした……(汗)
 次回も機会があれば、よろしくお願いします!
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