インキュバスの一途な恋   作:水性さん

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初めて○○に全力になったみっちゃんの回。


ところでみんなはお洋服のブランドって何処が好き?

作者はロリータが大好きなので、カジュアルで可愛いロリータファッションとかグッズが売ってるaxes femmeが好きだぞ!

男子諸君も、もしかわいい女の子のファンアで可愛い服を着せたい時、もしくはオリキャラに着せたい時はこのブランドの服が個人的にオススメだッ!

一方、ゴスロリキャラ描きたいし、着せたいけど中々いい資料が無い!! あと普通にゴスロリ好きだから目の保養として見てたいって場合は、Milanooだ! 思いっきりゴシックしてて、よくある地雷系なんかより最高だぜ……。

前に男友達が「あっ地雷系だ」って、我氏のあつ森のマイキャラ見て言ったんだ。我氏はキレそうになったね。


だって、我氏はゴシックロリータファッションさせてたから!!

ドレスだが!?? あんな、なんちゃってゴスロリみたいなぴえん系と一緒にしないでくれません!?? ああいうのはああいうので可愛いけど!!

とにかく殺すぞテメェ!!! 地雷系とゴスロリの違いも分からんのか貴様!!!! ggrks!!!!!!

……今分かんねぇって思った正直なヤツ、調べてこい。怒らないから。



みっちゃん、はじめてのぜんりょく

 

今までオシャレのオの字すら出来なかった為、服のセンスに自信が無い勇莉は光に服を選んでもらい、試着して勇莉は気に入った物を選んでいた。

 

光はインキュバスなので、元々どうすれば自分を魅力的に魅せる事ができるかを客観的に見る事ができるし、完全にそれを分かっている。なので今回は自分ではなく、勇莉がどうすれば魅力的に見えるかを、自分の趣味も入れて考えた。

 

 

「ど、どうかな?」

 

「~~~~ッ……………よく、似合っている………ッ!! か、か、可愛いぞ………」

 

 

「み、光くん? なんだか、苦しそうだね……?」

 

「なんでもない……気にしないでくれ、本当に」

 

 

試着する度に勇莉が更に可愛らしくなり、光は心臓を押さえながら悶えて脳内で本能の自分と理性の自分が戦争を始めていたが、なんとか本能を理性で何度もねじ伏せていたのだった。もちろん一番苦しかったのは主に下半身の方である。

 

 

「84500ルーナのお買い上げでございます」

 

 

結構高いな……まぁ女性のブランド物だし、上下セットや靴下、そしてそんな服似合う靴まで買ったから当然か。なんて思いながら光は勇莉が気に入ったらしい光セレクトの服を買って、服の入っている紙袋を持っていた。

 

 

「あ、ありがとう光くん、しかもお洋服に靴まで選んでくれて……私お小遣い貰ったこと無いし、バイトできないから返せそうもないけど……」

 

「気にしなくていい、それより他に何か欲しい物は無いのか? なんでも付き合うぞ」

 

 

体で払ってもらうか、いつか結婚して自分との愛の結晶さえ作ってくれれば全部タダだが。というか勇莉との子供は可愛いに決まっている、楽しみだな……。

 

そんなふうに下心しかない、気が早すぎる想像をしながらも、光はインキュバス特有のエロスを感じるツヤツヤでムチムチした見た目の尻尾をブンブン振っていた。言葉の語尾も心做しかハートマークが付いていそうだ。

 

普段光は感情が顔には出ないタイプだが、見るからに分かりやすい。好意が体全身から滲み出ている。

 

 

「……えっと、ね? 実は他にもあるんだけど……その、恥ずかしいな……」

 

「(まさか、避妊具……!?

 

  大丈夫だ、避妊具を買うことはお互いを守るために必要な物だから何も恥ずかしいことでは無い。それと僕はインキュバス……避妊具が無くとも避妊できる魔法を使える上に、感染症も守れるから気にしないでくれ。それにセッ○スは最大のコミュニケーション……最初恥ずかしいかもしれないが、すぐに気持ちよくなれる)

 

 大丈夫だ、ハジメテは僕が優しく手とり足とり大切に……たっぷりと、痛まないようにするからな……♡」

 

「光くん、何の話なの……?」

 

 

と、アホな事を考え、実際に着いたのが……。

 

 

「じ、実は下着も可愛いのが無くて……それに大きさも合ってなくて、ずっと新しいのが欲しかったんだ……ご、ごめんね! やっぱりこういう場所って男の子は来づらいと思ったんだけど……」

 

ランジェリーショップである。

 

まぁ光は女性の裸など見慣れているし、当然下着も見慣れているので今更特に思う事は無いのだが。……だがしかし、今回は状況が違う!

 

そう、光は合法的に勇莉の持っている下着(これから持つ事になる、という方が正しい)を知る事ができるのだ!

 

好きな女の子の下着は、特別。

 

光のこれからの為にも、知っておかなければならないのだ! ……えっ、何のためにって? それはもちろん、下半身の為である! 分かってることを聞くな!!

 

 

「大丈夫だ、問題ない」

 

「で、でも光くん、体がプルプルしてるよ?」

 

 

「武者震いだ」

 

「武者震い!?」

 

 

そう、ある意味での興奮でみっちゃんは妄想が爆発してズボンの中のみっちゃんが大変なことになっているのだ!

 

みっちゃんにとって今回のデートはまだちょっと理性レベルが足りなかった、つまりインキュバスであるみっちゃんにはちょっと早すぎたのである。

 

というか、そもそもインキュバスが尻尾や羽を出したまま(勝手に出てしまうだけだが)ここに居たら色々と問題になりかねない為、みっちゃんはお店の外で勇莉を待つ事にした。決して日和った訳ではない。

 

 

「僕はここで待っているから、ゆっくり選んできてくれ……」

 

「うん、行ってくるね!」

 

 

しかしここでみっちゃんは気が付いた。

 

よく見てみれば……ここは母愛用の下着ブランドでは!??……と。いや何故それをお前が知ってるんだという話になるが、みっちゃんはある理由があって知っているのだ。というのも、母に選ばされているのである。

 

 

『光、これとこれどっちが好き?』

 

『何故息子に下着を選ばせるんだ……』

 

 

『もちろん男の意見を聞く為よ』

 

『それなら社員に聞いた方が良くないか?』

 

 

まぁいつもそれで選ばされているので、みっちゃんは自然とカタログを見ていたからか、覚えてしまっていた。そしてもう2つ思い出した事があった。

 

『私ぐらいのサイズになると、カタログとかでもそんなに売ってないのよね~、それに可愛いのが全然無いし……でもこのブランド、Jカップでも豊富に種類があって凄くいいの!! まぁそもそもこのブランド作ったのサキュバスらしいし』

 

『(何を聞かされているんだ、僕は……)』

 

 

『それにこのブランド、直接店舗に行くと分かるんだけど……セットで売られてるパンツが基本的にTバックで、大体おしりの所がレースなのよ。えっちよねー、でもそんなにエロ方向に全力じゃないから下品じゃなくてお気に入りなのよ。私、どちらかと言うと上品な方が好きだし』

 

 

『サキュバスがよく言う……』

 

『何か言った?』

 

 

『いや、全く』

 

『そう』

 

 

みっちゃんは心の中で、あの時無駄知識を教えてくれた母に全力で感謝をした。たまたまとはいえ、本当に感謝した。だってこれからは、妄想の度にすけべぇなTバックを穿いてる勇莉がしっかりと頭に思い浮かべられるから……本人が実際に穿くのだから、解釈違いも何も無い。

 

みっちゃんは歓喜した。みっちゃんのみっちゃんも歓喜した。ちんちんに悪くて本当にありがとうと、逆に感謝したいくらいには喜んだ。しばらく光は休憩用の椅子に座って待っていると、顔も知らないライオンとチーターの肉食獣系女子が話しかけてくる。ケモナー大歓喜の2人だ。

 

 

「何してるんですか~?」

 

「もし一人ならウチらと買い物しない?」

 

「2人だ」

 

 

一言だけそう言い、それを拒否すると肉食系女子達はあっさり光から離れていく。女子達は切り替えが早い。

 

 

「(隙を見て、確認するか……いや、だが女性にとって荷物持ちでも下着を男に持たせるのは気が気ではないだろう。それに第一、持たせてもくれない場合がある。どうしたらいいものか……)」

 

 

光がやろうとしている下着の覗き見は本当に変態の極みだが、こんな奴でもイケメンなのでモテる。とても残念な事に、非常にモテる。なのでただ座って、脳内ではエロの事を考えて大好きな人を待っているだけで、大勢の女子達には"少し憂いを帯びたイケメン"として映り、視線を集めていた。

 

女性の皆さん、そいつヤンデレ気質のインキュバスですよ。

 

するとここで、光はふと思いつく。何も荷物持ち役をかってでて、こっそりと見なくても、使い魔の視覚を魔法で共有してそのまま覗き見してしまえばいい。

 

 

「(……僕は天才かもしれないな)」

 

 

光はその特殊な血統でセッ○スをする度にステータスが上がる為、基本的になんでもそつなくこなしてきた。勉強も運動も、基本的に平均以上。なんでも頑張らなくても、ただ好きな事をするだけで上位に食い込める程の才能を持った魔物。

 

何かに全力になった事や、自ら頑張ろうと思った事がこれまでの魔物生、1度も無い。そんなみっちゃんは、好きな女の子の下着を覗き見する為だけにこの時ばかりは全力を注いでいた。

 

光は隠密に優れた使い魔のトカゲを早速呼び寄せ、そのまま行かせた……が、みっちゃんは忘れていた。

 

 

 

勇者には、影から守っている護衛が着いているという事に。

 

 

 

そのトカゲは間もなく処理され、みっちゃんは心の中で盛大に「クソッ!!」と、悪態をついたのだった。

 

 

「僕が持とう、女性に重い物を持たせてはいけないという事は太古の昔から決まっているからな」

 

「えっ、いいよ。その……下着自体はそんなに重くないし。それより光くんこそ重くない? 結構買って貰っちゃったし、ワンピースとかも何着も買って貰ったから重いと思うんだけど……」

 

 

「……問題無い」

 

 

やっぱり持たせてはもらえなかった、みっちゃんでした。






デートがマトモじゃねぇ。

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