ダンジョンで料理人が有名なのは間違っていますか?   作:混沌の魔法使い

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メニュー3 世界樹のスープ

メニュー3 世界樹のスープ

 

カワサキが作った朝食で腹を満たした俺は入団したばかりの冒険者の監督としてダンジョンに足を踏み入れていた。

 

(身体が軽い、痛みもない……どういうことだ)

 

べヒーモスの呪いの痛みが無い、まるで呪いを受ける前……いや、それよりも身体に活力が漲っているのを感じる。

 

「ザルドさん、丁度料理人が辞めてしまいましたし……カワサキを雇うのはどうですかね?」

 

自分の身体の異変について考えていると俺と一緒に監督役としてついてきた団員がそう問いかけてくる。俺としてはそれもありがたい話だが、全ては主神であるゼウスが決定権を持っているので俺としては何とも言えないところである。

 

「それはゼウス次第だが……恐らく雇うつもりだろうな。しかしファミリアの料理人はハードだからな……引き受けて……無駄話は終わりだ。来るぞッ」

 

ダンジョンの壁が割れ、現れたモンスターとの戦いを始めるゼウスファミリアの面子は戦いの中である異変に気付いた。

 

「なんだ、モンスターの動きが遅い?」

 

「魔法の威力が上がってる……?」

 

ゼウスファミリアはオラリオの二強ファミリアと言う事で新規入団の団員ですらほかのファミリアの新入りよりも遥かに素質が高く、独学ではあるが戦闘技術も理論も持ち合わせてる者も多い、そんな彼らに実戦経験を積ませる為の訓練だったのだが、想定外の事態に俺は顔を歪めた。

 

(皆、振り回されている。このままでは危険だ)

 

「……どういうことだ……ちっ、このモンスターを討伐したら1度戻るぞッ!」

 

「「「はいッ!!」」」

 

新入りの団員は勿論俺も自分の力に振り回されているのを感じ、このままでは危険だと判断し予定より早く帰還した俺達はそのままゼウスの元へ向かいステイタスの更新を行い全員が驚愕した。

 

「ステイタスが上がってる……ッ!?」

 

「こんなに……!?」

 

「信じられん、俺もだ」

 

レベル7の俺でさえもステイタスが軒並み上昇していた。思い当たる節は1つしかなく、食堂で昼食の仕込をしているカワサキの元へゼウスを引き摺ってザルド達は駆け込んだ。

 

「あれ? 聞いてた時間より大分早くないか? まだ昼飯完成してないんだが」

 

「いや、昼飯の催促ではない。カワサキ……お前食事に何かしなかったか?」

 

「なにか……あ、あーうん。したな、うん。俺はクックマンって言う種族なんだが、料理に魔法を付与できる。ステータスを向上させたり、補助したり、能力の成長率を上げたりな。それの影響かもしれん、すまない」

 

ゼウスが頷きカワサキが嘘を言っていないと知った俺達は驚いた。食事で冒険者の能力にバフを掛ける……そんな料理を作れる料理人がいるとは信じられなかったからだ。

 

「待て、魔法と言ったが……それはバフだけか?」

 

「いや? 病気や呪いの治療も出来るぞ? まぁ難しい病気や高位の呪ほど希少な食材を……」

 

そこまで言い掛けたカワサキの目が細まり、俺をじっと見つめる。俺の顔ではなく、その内面を見ているような視線に思わず身じろいだが、続く言葉に俺は目を見開いた。

 

「……お前さん、呪われてんな」

 

「「「ええっ!?」」」

 

団員達が驚いているが、食堂にほぼ全員が集まっているので誤魔化す事も出来ない。いや、それよりも俺は隠すよりも治す術があるかもしれないという言葉に僅かな希望を抱いていた。

 

「分かるのか……?」

 

「俺はそういうのに特化した種族だからな。んーかなり根深い呪いだな」

 

俺が呪われているという言葉にゼウスファミリアに驚きが広がる。ベヒーモスの討伐で俺はベヒーモスを喰らい、ベヒーモスにトドメを刺したがそれが理由で呪われ、身体が内部から腐るという呪に犯されていたからだ。

 

「流石に治せないだろう?」

 

「いや、出来る……と思う」

 

「なに? 気休めなら良いぞ」

 

「いや、出来る筈だ……えっと、どこだったかな? これじゃなくて、これでもなくて、あーえーっと」

 

カワサキが虚空に上半身を突っ込み、これでもない、あれでもないとどんどん食材を取り出すが、それを見たゼウスファミリアの面子は更に驚きに目を見開く事になった。

 

「おい、あれ黄金の卵じゃねえか?」

 

「うん、そうとしか見えないわね。それにあれは……」

 

「宝石で出来た果実だぞッ!? おいおい、どうなってるんだ」

 

自分達で見たことのない御伽噺で見るような食材の数々が山のように積み上げられる中カワサキはあったと声を上げた。

 

「あった、これだこれ、世界樹の朝露。これが呪いとか病気に1番効果がある食材だ」

 

小さな小瓶に納められた透き通るような液体。見た目はただの水なのに、俺の中で何かが脈打つのを感じた。それはまるでべヒーモスの呪が嫌がっているような、そんな不思議な感覚だった。

 

「カワサキよ。それが希少なものであることは分かっておる……だがそれをザルドの為に使ってはくれまいか? この通りだ。望むだけ額を出す、どうかワシの子供を助けてはくれまいか?」

 

普段はスケベでだらしない爺のゼウスだが、このゼウスファミリアの主神であり、最強の神と言われるだけの実力もある。そのゼウスが真剣に、俺を救う為に頭を下げた。だがカワサキは渋るように手にした液体がどれだけ貴重なのかを説明し始める。

 

「これは恐らくもう2度と入手できない。瓶は4本あるが、恐らくザルドの治療に1本を使うだろう。だから俺としてもこれを只でとはいえない、それにこの世界樹の朝露以外にも希少な食材をこれでもかと使う必要がある……高いぜ?」

 

高いと言うカワサキの言葉にゼウスファミリアの冒険者が次々に頭を下げる。

 

「ヴァリスならいくらでも用意する。この通りだ」

 

「ザルドさんを助けてください、何年かかっても必要な額は用意しますからッ!」

 

「お、おいッ」

 

自分の為に仲間が頭を下げている光景に俺が慌てる中カワサキは指を1本立てた。

 

「この世界樹の朝露は一滴でも黄金の塊と同等の価値があるし、この黄金の卵も、アテナのオリーブも全部それだけの価値がある物だ……正直金で買えるものじゃない……だからそうだな。俺をここで雇うって言うのでどうだい?」

 

「は?」

 

「ゼウスの爺さんよ分かるだろ。俺はどう見ても怪しいし、どう見てもモンスターだ。そんな奴が普通に暮らすのにどれだけの金と後ろ盾がいると思う? 俺が安全にこの街で暮らす金はそれこそ途方もない額だ。その点ゼウスファミリアなら非の打ちどころのない後ろ盾だし、金もある。どちらも値段が付けられない……そうは思わないか?」

 

カワサキの言葉にゼウスはきょとんとした後に額を叩いて笑い出した。

 

「それは高いな、ああ、めちゃくちゃに高い」

 

「だろ? 釣り合いが取れると思わないか?」

 

「はっはっ!! そうじゃなッ! 良し、分かった。ワシがお前の身分を証明しようッ! それにお前の暮らす場所もだ、それでザルドの治療の代金としてもらおうかッ!!」

 

「良いぜ、高い買い物をしたな。ゼウスの爺様よ」

 

「全くだッ! こんなに高い買い物は初めてじゃッ!!」

 

三文芝居というかも知れないが、これが最も正しい落とし所であった。ゼウスファミリアとゼウスの名前でカワサキを迎え入れる事を約束し、翌日早朝からゼウスファミリアの修練場に様々な道具が運び込まれ、俺を蝕むべヒーモスの呪いを解除する為の料理の作成が始まるのだった……。

 

 

 

べヒーモスはユグドラシルにもいたモンスターだ。そしてレイドボスであったが、話を聞く限りでは俺の知るべヒーモスとこの世界のべヒーモスはかなり性質が似通っているので世界樹の朝露を使うスープでザルドを蝕む呪いを解除出来ると俺は踏んでいた。

 

(三文芝居と思うかもしれんが、やっぱり言質は欲しかったしな)

 

口では俺を保護するとゼウスの爺さんは言っていたが、口約束ほど怖い物はないので周りの人間、そしてザルドの呪いを解除するのを条件にすればゼウスの爺さんも無碍には出来ないという考えの中で俺はザルドを蝕む呪いを解除するスープの作成を始めた。

 

(黄金のコンソメスープでは駄目だ)

 

黄金のコンソメスープも呪いに効くが、あれは根本的に生命力の強化によって呪いを解除する物で根本的な生命力が激減しているザルドには使えないので呪いを解除する事に特化した世界樹のスープがザルドに最適なメニューと言えるだろう。

 

「ここで良いか?」

 

「ありがとよ、アルト。さてと、早速はじめるとするかッ!」

 

アルトを始めとしたゼウスファミリアのサポーターや団員が用意してくれた調理器具と大鍋を温める為の薪を見て腕捲りをする。

 

「本当に手伝わなくて良いのか?」

 

「ああ、少しでも間違うと駄目だからな、火を俺の言う通りに強くしたり、弱くしてくれるだけで十分だ。よろしく頼むぜ、まずは強火だ。思いっきり火を焚いてくれ」

 

大鍋の下の薪に火が付いた所で俺はアイテムボックスから取り出した巨大な氷塊を鍋の中に入れる。

 

「それはなんだ?」

 

「ティアマトの涙というアイテムだ。世界樹の朝露単体ではザルドの呪いは解除出来ない、朝露と涙を混ぜる事でその効力を何倍にも引き上げる」

 

マキシムという男の質問に答えながら巨大なおたまで溶けて来たティアマトの涙をかき混ぜる。

 

(生命力強化と耐久力強化、それと自己回復作用UPっと)

 

ティアマトは龍種のモンスターで、自動HP回復と状態異常にならないという特性を持つ強力なモンスターだ。ドロップアイテムの爪や牙、鱗はHP回復作用のある防具、アクセサリーになるが俺にとっては倒せば確実にドロップする涙の方がずっと希少なアイテムだった。

 

(クックマンじゃないと駄目だしな)

 

レベル70以上のクックマンで初めてその効力を引き出せるようになり、レベル80でアレンジが、レベル90で分岐、レベル100で完全に使いこなせるようになったティアマトの涙は一時的な最大HPの増加、一定時間の状態異常の無効化、HPに比例して防御力のUP、そして時間によるHPの自動回復と生存能力を強化する事に特化したポーションの素材になる、これと世界樹の朝露を混ぜ合わせるとHP全回復、味方全体のHP回復、デメリット無しの蘇生薬になるがそれではザルドの呪いは解除出来ない。次の食材を手に取るとゼウスの爺さんが声を上げた。

 

「あれ~それワシどっかで見たことあるような気がするぞ?」

 

「アテナのオリーブだ」

 

「……それ大丈夫なのかの? 盗んでない?」

 

「盗んでない盗んでない」

 

仮に盗んでいたとしてもユグドラシルのアテナとこの世界のアテナは違うので問題ない。アテナのオリーブもHPを100%回復させるポーションの材料になるが、戦士系の職業の強化の効果もあるので役立つだろうとティアマトの涙が溶けた水の中にこれでもかと投入し、次の食材を取り出す。

 

「……それも見たことある」

 

「パナシーアの酒だ。これもあれじゃないか? ゼウスの爺さんと関係あるんじゃないか?」

 

なんか青白い顔をしているゼウスの爺さんはノーコメントと言うので、深く追求せずパナシーアの酒のコルクを開けて鍋の中に入れる。

 

(万能薬を世界樹の朝露とティアマトの涙とアテナのオリーブで強化してっと)

 

「コルヌコピア、イコル、グリフォンの爪」

 

コルヌコピアは山羊のモンスターの角で豊穣と万能薬の素材、グリフォンの爪も同じく万能薬の素材とされ、イコルは神属性のモンスターを倒すと一定確率でドロップする神の血液が凝固した結晶で回復アイテムや料理の素材に使うとバフの効果を強化してくれる。

 

「カワサキ、お前ワシの縁者だったりしない?」

 

「しないが?」

 

「……マジで?」

 

「マジで」

 

回復アイテムの多くはゼウスが関わってるが、俺が持ってる素材とゼウスの爺さんは関係ないので知らぬ存ぜぬで通す。

 

「ちょっと火を弱めて、よし、それくらい」

 

火を少し弱めコルヌコピアとグリフォンの爪、そしてアテナのオリーブに火が通ったらそれを取り出す。

 

「次は火を強めて、あ、駄目だ。強すぎる、もう少し弱く……そう、それくらい」

 

イコルは強火よりも少し弱めで煮ると溶けてくるので、イコルがとけ切ったら世界樹の朝露を大鍋の中に入れて、蓋をする。

 

「逃げるぞッ!」

 

「「「え?」」」

 

「最後に爆発するんだよッ! 巻き込まれると大火傷するぞ!!」

 

そんな話をしている間に鍋がガタガタと揺れ、蒸気を出し始めるのを見てアルト達もゼウスも鍋に背を向けて全力で走り出す。

 

「なんで爆発するんだ!?」

 

「知らん! そう言う物だ!! 急げッ!! マジで爆発する数秒前ッ!!」

 

「なんで先に言わないんじゃあああッ!!」

 

「言ったら手伝ってくれねえだろッ!!」

 

急げ急げと手を振る団員達が開いている扉に俺とゼウスの爺さんがギリギリで滑り込む、アルトの奴は1番スタートが遅かったのに1番最初に安全圏に滑り込んでいる。

 

「閉めて、抑えるぞッ!」

 

「「「おうッ!!」」」

 

修練場の扉を閉めて全員で扉を押さえた次の瞬間――ゼウスファミリアが揺れるほど大爆発が発生し、扉を抑えていた俺達は通路の奥へと弾き飛ばされるのだった……。

 

 

 

 

爆発した修錬所に足を踏み入れた俺は目の前の光景に言葉を失った。修練場が大破しているとか、スープが飛び散っているとかではなく……。

 

「何故瓶詰めの液体が転がってるんだ?」

 

大量の瓶詰めの液体が修練場を埋め尽くすほどに転がっていて、中には壁や扉に突き刺さっている瓶もあったからだ。

 

「そういうものらしい、詳しい事は俺も知らん」

 

この惨劇を作り出した本人が知らないってどういう事だ? とジト目で見つめるがカワサキは何処吹く風で足元の瓶を拾い上げる。

 

「お、ミドルヒーリングポーションとマジックポーション、こいつは当たりだな」

 

「ポーション? これはポーションなのか?」

 

「ああ、料理の余剰の回復力がポーションとかになるんだよ、ミドルヒーリングは中級クラスだが腕が千切れてもくっつくぞ? ちなみにこっちは魔法力が回復する。結構レアもんだ」

 

「これ全部か?」

 

修練場に転がってる瓶全てがミアハファミリアやディアンケヒトファミリアが涙目になるほどの効力のポーションらしい。

 

「貰ってもいいかの?」

 

「良いけど後で確認させてくれよ? 中にはバフを掛けるアイテムとかもあるからさ、回復アイテムと思って強化のポーションを飲んだらやばいからよ、よし、ザルド行こうぜ」

 

アルトを始めとしたサポーター達が瓶を拾う中、俺とゼウスとカワサキは大鍋の元へ向かう。

 

「出来てる出来てる。ちょっと待てよ」

 

カワサキが大鍋の中を覗きこみ、その中のスープを掬って俺とゼウスの前に立ち、俺とゼウスは中身を覗きこんで首をかしげた。

 

「中身が無いようじゃが?」

 

「中身はちゃんとある。見えないほどに透明感のあるスープなんだ。ほら、ザルド」

 

差し出された椀を受け取ると確かに熱と重さが両手に伝わってくる。

 

「ぐっとやってくれ、味はまぁあれだ」

 

「薬と思えば問題ない、貰うぞ」

 

椀に口をつけてスープを一気に口の中へ流し込んだ。口の中に広がったのは清らかな湧き水のように澄んでいるのに、コンソメスープのように複雑な旨みの塊だった。不味いと思っていたのに予想に反して美味いスープを飲み干し、ふうううっと息を吐いた。

 

「あ、熱い……なんて熱さだ」

 

「蒸気が出ておるぞ!? だ、大丈夫なのか!?」

 

「大丈夫だ。効果が出てるんだ」

 

身体の中が焼き尽くされるような熱、それでいてとても暖かい熱が喉、胃に始り全身へと広がる。その熱が手足の先まで広がった所で拳をぐっと握り締める。

 

「ど、どうじゃ、ザルド?」

 

ゼウスの言葉に返事を返さず、修練場に立てかけてある鍛錬用の大剣を手に取る。呪いに蝕まれていた時は両手で無ければ持ち上げれなかったそれが片手で簡単に持ち上げる事が出来る。

 

「感謝する……カワサキ。ゼウス、マキシム団長……べヒーモスの呪いは完全に消えたッ!」

 

体を蝕む痛みも臓腑が腐り堕ちる痛みも消え、全身に力と活力が満ちている。団員やサポーター達が見つめる中俺は高らかにそう叫び、修練場に俺の完治を喜ぶ歓喜の声が響き渡った……のだが。

 

「う、うう……」

 

急に身体に満ちた活力が抜けていって、呻き声を上げながら俺はその場に膝を付いた。

 

 

「馬鹿だろザルド。呪いは消えたけどその分ちょっと弱体化してるからな? いきなりそんな風に動いたらダウンするのは当然だろ?」

 

「き、聞いてないぜ……」

 

「命が助かる代価なら安いもんだろ?」

 

ニッと笑うカワサキにその通りだなと頷き、ふらつきながら立ち上がる。

 

「肩貸すか?」

 

「良い、よろめいたとしても自分の足で歩きたい」

 

死ぬしかないと諦めていた、俺の道はここまでだと諦めていた。だがその道が繋がったのだ、その道を自分の足でしっかりと踏みしめて、心配そうに見つめている仲間達の元へ俺は歩き出すのだった……。

 

 

メニュー4 カワサキのゼウスファミリアでの日々 へ続く

 

 




と言う訳でザルド復活ルートには入りました。味は普通ですが、回復力は生命力がめちゃくちゃ強化されるのでザルドさんはレベルアップのカウントダウンには入りましたね、次回はゼウスファミリアで過ごすカワサキさんを書いて、アルフィアたちのルートにはいろうと思います。それでは次回の更新もどうかよろしくお願いします。

オラリオにアインズ・ウール・ゴウンのメンバーがいるのは

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