隊長ってのは楽しい。
結構自由だ。
書類関係も副隊長に任せて私は確認承諾の判子を押すだけ。
先陣切って戦闘に加われるし。
自由に___
『夜一様のおっぱおが揉めるし!!』
「ひぅ!…やめぬか!!!」
ゴチンッと勢いよく殴られ私の頭は机に沈む
相変わらず柔らかい。
「おっと」
私よりも周りの皿を避けさせる喜助さん。
今は私が誘った人達で飲んでるところだ。結構な人数が集まった。
「リリーは相変わらず楽しそうじゃな。」
『楽しいですよ!だって自由に動けますし。先輩の部屋にお呼ばれしちゃったり…』
「ゴラァリリー!変な事言うなや!!」
って先輩からの野次が飛んできた。地獄耳か?
「へぇ…平子隊長と」
『違います!!喜助さん一筋です!!』
「ちゃうやろ、リリーこの前団子屋のあんちゃん口説いてたの見てたで」
『ひよりちゃん!!!』
「おーそうじゃったそうじゃった、儂の隊士にも口説いておったの」
『あわわわ』
「リリーサン…ちょっとおはなしが」
『ひぃっ
フリフリと真顔で手を振られた
『助けてぇぇぇーひよりちゃん!夜一さまぁぁぁ』
___________
「にしても、リリーは相変わらずやな」
「んやハゲ真子なんで来るんや」
先程リリーが座ってた場所に座る平子
「ええやろ、」
「にしてもリリーはあれやろ?例の謀反であないアホ喜助と婚約したんやろ?なんで解消せえへんの?」
「それはのぉ、喜助がリリーを気に入ってるからじゃな。フラフラしてるリリーの身も固まればお主も安心じゃろ?なぁ平子よ」
「べつに…リリーはフラフラして自由なほうがらしいやろ。」
「ほほう?つまりはリリーと喜助の結婚は反対…っと」
「そ、そ、そ、そうは言ってへんやろ!!!ちゃ、ちゃうで!」
『えぇーせんぱーい!私のこと大好きじゃんー』
「おっも!!お前また酒飲んだやろ!!飲むなゆーとるやろ!!だる絡みするんやから!!」
「ハゲ真子それはいつもやろ」
ぎゅうっと後ろから抱きつくリリーを引き剥がす平子
「舌の根も乾かぬうちに…!」
『ご、ごめんなさい〜喜助さんでも先輩はー!相思相愛なんですぅうう!!』
「誰がやアホ!!!!」
「ははは!よいよい!もっと飲めリリー!」
『はぁい♡』
「アホどもめ…」
っと毒ずくひよりであった
_______________
こんにちは。私はリリー
ガチ恋箱推し転生者である
上級貴族百目鬼家当主。
名前?リリーだよ。は?×××しらない。呼ばないで
私は院生の時代平子真子の後輩として卒業し5番隊に引き抜かれ
右腕損傷なんてこともあったけど。喜助さんと何故か婚約して
10番隊隊長になり、小さい若い一心とキャッキャウフフ。
そんな生活をしてた私だけど______
「百目鬼×××君はとても邪魔な存在だ」
ヨン様に狙われてたようで。まぁ詳細はめんどくさいから省くけど。
悪いことに手を突っ込んで、
百目鬼家当主として好き勝手やったみたいな冤罪を塗り付けられた。
謀反が起こるぐらいの百目鬼家。その現当主もか…みたいな目を向けられ
私は無事
『現世追放である!!!』
なんでだょぉぉぉぉ!!!!!!虚化事件までいたかったんだけど!?なんでその前に追放!?!?
喜助さんや平子先輩、夜一様も、京楽隊長も浮竹隊長も、他のみんなも。四十六室に抗議したけど。
見つかったのは私がやったという裏付けの証拠だけ。
本当は霊力剥奪&投獄の予定だったけど、逃げてきて
現世追放という形になり、もう穿界門を通ることが出来なくなった
先輩にも会いたい。みんなに会いたい。
そうして私の現世生活が始まり。
そして現在
リリーは
大好きな推し達に会えない数年。拗らせに拗らせ
『はぁはぁ…先輩を吸えないなんて…ぐへ…あの金髪切ったの欲しいなぁ…いつ切るんだろ…あと数年…待てないよ。』
から始まり
『あの腐ったものを見るような目で見られたい。あの目が足りない。あの喜助さんに鋭い目で見られたい!!!!!!ふふふ、ふへへ』
から____
『あ…その目で見られるために敵になればいいのでは??』
蔑むような目で見られたいがために。敵になることに決意した