オラリオ総異端児化計画   作:夜月工房

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前回のあらすじ:降って湧いた様な【ランクアップ】のラッシュに沸き立つ【フレイヤ・ファミリア】の団員達だったが、基本的に心酔している主神がモチベーションであるためか、その日常に大きな変化は出なかった。だが余りにも唐突で不自然な事態は当然の様に注目を集め、最も目立ち先駆者でもある【猛者(おうじゃ)】の動向調査から『なんでもクエストカウンターオラリオ支部』へと辿り着く物が現れるのも自然な流れであった。
そんな流れとは無関係なこちら『なんでもクエストカウンターオラリオ支部』では、アルマ達が一堂に集まり、真剣な様子で何事かに取り組んでいた。出来が悪いのを自覚した上で直すのが面倒なので放置している第一話(試練)を耐えてそれ以降へ読み進めた忍耐の鬼である諸氏にはお分かりだろう。そう、歌と踊り(アイドル)のレッスンである。最初、ノーカは吟遊詩人から程よく近い歌劇を考えていたのだが、台本を覚えられるアルマは少なく、演技ともなると目を覆いたくなる程であった。勿論、それはそれで需要があるし、何ならデス・アルマやノーカは尊死していた。妹一筋(ラジルカ)ですら危なかったと言えばその愛らしさが如何程であったかはご想像頂けるだろう。ちなみに、ECOは普通にキャラソンとか存在する。何なら第一期アルマの人気投票上位三名(闇羽・ローキー・ミニー)CD(キャラソンとドラマ)デビューまでしている。レシピ通りにシフォンケーキを作り無事うにいくら丼を完成させるローキー・アルマが見られ(聞け)るのはここ(オーディオドラマ)だけ! さて、そんなわけでアルマ達にとって馴染みが深いのは歌であり、ならばそれで勝負を仕掛けようとなったわけだ。ついでとばかりにアルマの愛らしさを前面に押し出してオラリオを骨抜きにするべく敏腕プロデューサー(デス・アルマ)が立ち上がったのは自明の理であり、そのデス・アルマもノーカの一声で歌って踊る側に回されたのもまた自明の理であった。かつてPであったラジルカの全面協力下(リリも混ぜろ)、『なんでもクエストカウンターオラリオ支部』の活動時間の大半をレッスンに費やす形でアルマ偶像(アイドル)計画(プロジェクト)は静かにスタートしていたのである。
尚、何日か張り込みしている間ずっとそんな風景を見る事になった諜報員や情報屋は【猛者(おうじゃ)】の【ランクアップ】は歌って踊れるようになったからだという結論を導き出し(いや、そうはならんやろ)、広まった噂を本人や主神が否定しなかった事から信じられてしまい(なっとるやろがい)、オラリオの常識は徐々に崩壊してい(ポプテピピッ)く事となる。


第三十七話:嵐の前の――なんだっけ、輝いて? 何か違うな――

 珍獣(ノーカ)脱走(失踪)の報は、瞬く間にオラリオを駆け巡った。嘘か真か、神への手出しが可能であるとして抑止力の一つとして機能し(期待され)ていた存在。それが消えた事による治安の悪化――特に闇派閥(イヴィルス)の活性化が懸念されたが、当の闇派閥(イヴィルス)はいっそ不気味な程に沈黙を保っていた。それについて、オラリオ内で囁かれる噂の中には、ついに珍獣による闇派閥(イヴィルス)粛清が起きたとする説さえあったのだが、真相はその闇の中にすら存在しなかった。

 

 そんなオラリオにあって、難しい顔をしている者が一人。現最強の片翼を担う【ロキ・ファミリア】の幹部、【九魔姫(ナイン・ヘル)】の二つ名で呼ばれるLv.5の冒険者。エルフの王族(ハイエルフ)でありながら故郷の森を出たお転婆姫――リヴェリア・リヨス・アールヴその人であった。

 

「このタイミングで雲隠れ――原因はやはりアレしか考えられん」

 

 本拠である『黄昏の館』の執務室にて、リヴェリアはその端正な顔を歪めながら呟いた。急な案件を片付ける合間の休憩時間に思い出すのは、数日前の出来事。

 

 

 

 

 

第三十七話:嵐の前の――なんだっけ、輝いて? 何か違うな――

 

 

 

 

 

 ある日の夕暮れ。とある縁でロキの眷族となった訳あり少女(アイズ・ヴァレンシュタイン)護衛兼監視(ははおや)として同行したダンジョンから、本拠である『黄昏の館』へと戻る途中だった。

 リヴェリアの制止に耳を貸す事なく、ダンジョンへ潜る度ボロボロになるまで戦い続けるアイズ。帰路ともなれば一人で立って歩くだけでも辛そうな様子で、リヴェリアの心を痛めていた。

 幼いアイズの心は復讐の一色で染められており、そのためには自分が強く成らなければならないという強迫観念に囚われていた。リヴェリアはどうにかしてアイズが無理をしなくなる様に出来ないか、と考えを巡らせるも、上手く運ぶ想像が出来ず溜め息を吐いた。

 

「……! っあぁぁぁぁ!」

 

 そんなアイズが、突如として走り出す。しかも剣を抜き、叫び声を上げながら。余りにも急だった事と、思考の渦に囚われていた事とが重なって、リヴェリアは反応が遅れてしまった。故に、アイズを止める事にも、曲がり角から出て来た人物へ注意を促す事にも間に合わなかった。

 幸い、アイズの放った斬撃は途中で止められたため、誰も傷付けずに済んだ。不幸にも、アイズは無傷とはいかなかった。

 

「ぎ、っ!?」

 

 アイズは、襲い掛かった人物によって返り討ちにされていた。相手が手にしていた瓶を頭に叩き付けられたのだ。そのまま勢いを失って、軽く身を引いた相手の前にアイズは滑り込み、地に伏せている所に頭を踏みつけられて動きを抑えらた。剣も蹴り飛ばされており、生殺与奪は完全に握られた形だ。

 

「アイズ!?」

 

「えーと? 闇派閥(イヴィルス)の方か何かで?」

 

 よりにもよって、アイズが襲い掛かった相手はギルドの珍獣であった。リヴェリアはかつて何の因果か目の前の存在が【アパテー・ファミリア】を壊滅させたとされる噂を知っていたため、親代わりとして心配する気持ちを持ちながらも、幹部としての思考が先に立ち、【ファミリア】を潰し兼ねないアイズの軽挙に思わず内心で舌打ちをしてしまった。

 

「~~っ! ……すまない。連れが粗相をした」

 

 リヴェリアは努めて冷静に、先ずは身内の暴走について謝罪をする。

 オラリオの最強を担う【ロキ・ファミリア】ではあるが、ノーカと面識を持っている者は神会(デナトゥス)に参加した主神のロキくらいであり、眷族には居なかった。しかしその特徴的な外見(光輪と灰色の四翼)は例え初見であっても見間違いを許さない。

 

「これはどうもご丁寧に……こちらは微塵も悪いと思っていない様ですが」

 

「……す、殺す……っ!」

 

「な……あ、アイズ? まさか……」

 

 のんびりしたノーカとは逆に、親の仇とでと言いたげなアイズ。その様子はダンジョンでモンスターを前にした場合と同じであり、ロキから知らされていたアイズに発現している『スキル』の効果から、リヴェリアは一つの答えに辿り着く事となる。

 

「モンスター、殺す……ッ!」

 

 アイズには【復讐姫(アヴェンジャー)】という『スキル』が発現している。これは幼い少女の全てであった家族を奪ったモンスターに対する、凄まじいまでの復讐心が形となったものだと推測されているものだ。『神の恩恵(ファルナ)』を授かった直後から発現していたのだから、その感情は言うまでもなく筋金入りだ。その効果は、モンスターを対象に取った場合の劇的な力の向上。

 

「モンスター、ねぇ。そりゃ、翼って腕ですし、合計三対六本でデザインされた私は人外認定されるんでしょうが……」

 

 壊れた玩具の様に殺す殺すと呟き、時折は咆哮さえ上げながら暴れるアイズを前にしても、相手は微塵も揺らがない。どう受け取っても侮辱表現に当たるモンスター呼ばわりに対しても、むしろ納得した様子で疑われる要素を挙げる余裕すら見せた。

 

「確認も無しに不意討ちを仕掛ける獣じみた振る舞いをする人型と、迎撃こそすれど言葉を用いて意思疎通を図ろうとする異形と、果たしてどちらがモンスターなのやら」

 

 有無を言わさぬ襲撃を受けた被害者が放った言葉は、リヴェリアとしてもアイズの擁護を躊躇させるのに十分だった。

 どう見ても非はアイズにあり、ノーカの言う様に自称神造兵器(異形の姿)を見てモンスターだと勘違いしたにしても、問答無用で相手の命を狙った事実は覆らない。況してやアイズは『神の恩恵(ファルナ)』を受けて常人を超えた力を手に入れた眷族だ。当然ながらその振る舞いには責任が伴い、無知である事は理由になってはならないし、無知のまま放置していた事になる保護者も同罪となる。

 

「実力差を理解できず勝てない相手に突っ込んで返り討ちとか人間のすることではありませんよ? それこそダンジョン内のモンスターですら実力差を感じ取って恐怖を覚え逃げ出す事もあるそうですが、どう思いますかモンスター以下のお嬢さん?」

 

「あぁぁぁぁ!!」

 

「アイズ!!」

 

 挑発が混じった相手の言葉に逆上したのか、藻掻きながら必死に腕を振り回すも、リーチの差から届かない。足を狙えば拘束が解ける可能性もあっただろうに、我を失った(バーサーカー)アイズはひたすら相手の中心部に向かって腕を振っては虚しく空を切るばかりだった。

 リヴェリアは強く名前を呼んで咎めるが、アイズの耳には届いていない。そろそろ踏み付ける足に体重が掛かってもおかしくはなく、瓶で割られた頭部の治療もしなければならない。ここは多少のリスクを飲んででも接近して引き剥がすべきだと判断したリヴェリアは動き出す。

 

「はぁ……少し黙れ」

 

「っ! ぁ……!?」

 

 その動きを確認して、相手が決して大きくはない声でアイズに声を掛けた。瞬間、アイズは体を一度だけ震わせると脱力する。そこへ寄って来たリヴェリアは、足を退けられたアイズの容態を確認する。傷は塞がっており、呼吸も規則正しいものだった。どうやら瓶の中身はポーションだったらしい。それはそれで破片が食い込んだまま傷が塞がり影響を及ぼす可能性があるので、一刻も早く連れて帰って治療をしたい所ではあった。

 

「申し遅れましたが……私ノーカ・ウントと申します。現在はギルドの末席に身を置いてはいますが、何分、特殊な身の上ですので……礼儀作法に疎いのは何卒ご容赦を。高貴な方?」

 

 ほっとしたのも束の間、被害者(問題)がまだ終わっていない(残っている)ぞと主張を始めた。

 

「あぁ……リヴェリア・リヨス・アールヴ。【ロキ・ファミリア】だ」

 

「おぉ、やはり。【九魔姫(ナイン・ヘル)】の御高名は兼ね兼ね承っております。今でもたまにギルドへ紹介しろだの顔繋ぎしろだのと困らせてくれる輩が現れますので、新参者の私でもすっかり覚えてしまいました」

 

 珍獣(ノーカ)から名乗られたので名乗り返したリヴェリアだが、自分が原因の面倒事について情報を出された。本来ならば当て付けかと怒りを抱いても不思議は無いが、そういった連中は同族(エルフ)であり、傲慢さから大層ギルド職員に迷惑を掛けているだろう事は想像に難くないため、申し訳なさから今にも膝を突いてしまいたい程度には劣勢だ。

 

「そ、それは……済まない、面倒を掛ける」

 

「いえいえ、ただでさえゼウスとヘラが追放された(最強が代替わりした)現在(暗黒期)のオラリオにとって【ロキ・ファミリア】は大切な看板派閥ですからね。下らない事でお手を煩わすわけにも参りません」

 

 追撃で贔屓してやってるのだから働け、闇派閥(イヴィルス)が好き勝手しているのはお前らの力不足(せい)だろう、と捉える事も出来る新参者(ノーカ)の言葉。

 リヴェリアは今度こそ怒りを覚えたが、仮に最強(暴力装置)君臨(機能)していたままであったなら、と考えた事が無いわけではない。短期的な被害は比べ物にならない程に大きくなっただろうが、ここまで長引かせる事も無く、最終的な数字で見れば犠牲は少なく抑えられたのではないか……と思い悩んだ経験があるため、即座に反論や否定をする事が出来なかった。

 

「まぁ、闇派閥対策とダンジョン探索の両立(ギルド長の無茶振り)も存じてはいますから、強くは言えないんですがね」

 

 そんな心中を知ってか知らずか、肩を竦めて首を横に振るノーカ。事実、手が回らない最大の理由がギルドの指令(無茶振り)ではあった。ロイマンの言い分も理解は出来るのだが、その負担は最強かつ最大の派閥と呼んでも良い【ロキ・ファミリア】にとっても凄まじく、結果としてどちらに対しても中途半端な成果しか残す事が出来ていない。

 

「とりあえず、挨拶も済みましたし今回の件に話を戻しましょう。まずはお宅の派閥に居ない種族を教えて頂いても?」

 

「……うん?」

 

 急な話題の転換が起きたと思えば、よく分からない質問。思わず首を傾げるリヴェリアに対して、ノーカは説明を付け加えた。

 

「いや、だって、私の見た目(翼持ち)で暴走するんですから、犬人(尻尾)猫人()に対しても余計な物が生えてるからモンスターとか言って斬りかかりそうじゃないですか」

 

「それは流石にない……と、思い、たい……な」

 

 説明された理由はアイズを馬鹿にしているのかと言いたくなる様な内容ではあった。現に『黄昏の館』とダンジョンとを行き来する生活の中で犬人(シアンスロープ)猫人(キャットピープル)を見ても暴走はしなかった。が、尻尾を思い切り握る事件は起こしているため、完全な否定には至らなかった。

 

「そのご様子ですと、既に近い事件は起こしていると見ても良さそうですね。こちらとしてもこの暗黒期に詰まらない不祥事で最強に挙げられる大手が機能を停止または抑制されても困りますが、さりとてお咎めなしでは示しがつきません。なので説得材料(再犯防止策)が即座に思いつくのならば伺いますのでどうぞこの場で……はい、なさそうですね。参考までに、私に斬り掛かって来ないように言い聞かせる事は出来ますか?」

 

「………………全力を尽くすと約束しよう」

 

 思考を回し、たっぷり沈黙を保った後、それでも具体的な方策の一つも挙げられない自分の無能さにがっくりと肩を落としながら、リヴェリアは自分が唾棄していた故郷の老エルフ共のように曖昧な言葉を返す事しか出来なかった。

 正直な話、リヴェリアにはアイズを宥め賺す自信は余り無かった。常日頃から忠言を無視してダンジョンへの突撃を繰り返すアイズのモンスターに対する憎しみは深く、そもそも幼さから来る無知と視野の狭さはあるにせよ、思い込みの激しさと頑固さとを窺わせる性格だ。一度その様に判定した相手への認識が変わるかは微妙なところではあった。

 そもそも、リヴェリアは『スキル』が発動したことからノーカへのモンスター疑惑を抱いたが、そう思われても仕方ないと返したノーカの言葉で自身の過ちを確信した。実を言えば【復讐姫(アヴェンジャー)】の発動条件は任意(アクティブ)ではあるが、条件(トリガー)である『怪物』の判定は不明なのだ。アイズ本人の認識なのか、或いは超情的な力である『神の恩恵(ファルナ)』が何らかの情報を測って判断しているのか、それすら判明していない。

 仮に前者であるのならば、アイズは自分の邪魔をする者全てをモンスター認定して徹底的に殺戮して回る『災厄』へと堕ちる危険性を孕んでいるのだ。今回の事件は想定外(イレギュラー)ではあったが、そんな最悪の事態が起きる可能性を喚起してくれる貴重な機会であったと言えよう。

 

「ん-、本来であるならばギルドに訴えを上げて後は任せるんですけど、何しろ被害者がギルド所属ですとどっちに転んでも世間の目には贔屓に映るでしょうし、大衆受けが悪くなっても闇派閥(イヴィルス)や諸外国くらいしか得をしないんですよね」

 

「かといって、これだけの衆目を集めておいて無かった事にも出来まいよ」

 

 ノーカは腕を組みながら首を傾げ、リヴェリアは天を仰いだ。何分、人通りの少ない道でもなければ時間帯も帰宅ラッシュ最中であった。周囲には当事者たちをぐるりと囲い込む様に人集りが出来ており、憲兵でもある【ガネーシャ・ファミリア】が駆けつけて来るのも時間の問題だろう。

 

「んー、事態は収束済みと説明はしておきますから、そちらは治療に動いては?」

 

「それは、いや、しかし……」

 

 ノーカの提案に逡巡するリヴェリアだったが、証言の内容についてはギルドの名に懸けて中立を保ちますよ、と付け加えたノーカの配慮に甘えることにした。改めて謝罪と礼を述べて、アイズを背負い、その場を離れたのだった。

 

 

 

 その日、夕食後に幹部を集めてノーカとの一件に関して報告を上げたのだが、ロキは眷属に手を上げられた事に激怒してギルドまで押し入ると息巻いていた。実際に次の朝ギルドまで乗り込んでいったのだが、その頃にはとっくに珍獣(ノーカ)脱走(失踪)していたので直接文句を言う事は叶わなかった。

 代わりにギルド()寄せ(堰き止め)られていた大量のクレームについて纏められた書類の束(ノーカ作)を渡され、再発防止策の提出を命じられる羽目になり、二日酔いの朝を迎えたかの様なゲッソリした表情と覚束ない足取りで帰って来た。たまたま担当したのがノーカの紹介でギルドに勤める事となり過酷な日々を送っていたら肝心のノーカが雲隠れしたと知ってキレていた事務員のお姉さん(パートナー装備)であった事が、道化(ロキ)面目躍如(不幸)であった。

 藪を突いて蛇を出した主神に幹部一同(特にリヴェリア)は頭を抱えたが、皮肉にもその書類によって肥大化した組織に付きものな腐敗の兆候を知る事となり、組織の正常化へ一役買ったのであった。

 

 因みに、リヴェリアの予想通りにアイズがノーカへの認識を改める事は無かった。そして手も足も出なかった上に見逃された屈辱から一層力を求め(微妙に拗らせ)る事となったが、対ノーカを視野に入れた事で対人戦にも時間を割く様になり、ダンジョンアタックの(命を危険に晒す)頻度はやや減った。それ以上に休息(睡眠)時間が減ってしまったので、リヴェリア(ママ)を悩ませるのに変わりは無かった。

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