誤字指摘していただきありがとうございました。
明久side
「「「「サモン。」」」」
Dクラス 清水美春 数学 125点
VS
Fクラス 島田美波 数学 197点
Dクラス 玉野美紀 数学 116点
VS
Fクラス 吉井明久 数学 55点
背中を任せている美波は数学が得意だから心配はいらないだろう。
僕も召喚獣の操作に慣れているのもあって下手をしなければ負けないだろう。
しかし、少しでも姫路さんの道を空けるためには玉野さん一人を倒せばいいわけではない。
できるだけ多くの召喚獣を補習室に送らなければジリ貧になることは僕にでもわかる。
「ここでアキちゃんを倒して私の作った服を着させて坂本君と一緒に写真を撮ってもらいます!!」
玉野さんの言っていることはよくわからないけど、寒気がどことなくする。断っておいたほうがいいようだ。
「よくわからないけど、遠慮しておくよ。」
そういって玉野さんの召喚獣は直線に走って距離を詰めてきた。
僕は詰めてきた玉野さんの攻撃を最小限の動きで回避し、改めて距離をとった。
すると、玉野さんは同様の動きで再度攻撃をしようとしている。
「その動きはもう見切ったよ。」
玉野さんの召喚獣が剣で切りかかろうとしたところを躱し、まずは召喚獣の手を木刀で殴り、装備している剣を落とさせ、その剣を遠くへ蹴った。これで玉野さんの召喚獣の攻撃手段は素手しかない。玉野さんの点数はほとんど減っていないが、もう勝負ありだろう。
玉野さんはまだ点数が減ってないからか素手で攻撃してくるが、当然僕の木刀のほうがリーチは長い。殴りかかってきて距離が近いところを僕は玉野さんの召喚獣の喉元を狙って木刀で突く。
すると百点近くあった玉野さんの点数が一瞬でなくなった。
Dクラス 玉野美紀 数学 0点
Fクラス 吉井明久 数学 55点
美波を心配して後ろを見てみると少し点数を減らしているが、清水さん?を戦死させていた。
「美波。お疲れ様。まだたくさんいるけど頑張ろうね。」
「わかってるわ。」
僕と美波で少しずつDクラス生徒を戦死しているが、僕たちの点数もかなり危ないところまで来ている。
吉井明久 数学 15点
島田美波 数学 34点
「そろそろお前らも補習室に行ってもらおうか。」
Dクラス生徒1 数学110点
Dクラス生徒2 数学111点
Dクラス生徒3 数学108点
Dクラス生徒4 数学115点
4人に囲まれてしまった。姫路さんもかなり苦しそうな表情をしている。
ここまでか・・・
「アキ。最後まであきらめないわよ。」
「当たり前だよ。一人でも多く道連れにするさ。」
まだあきらめてたまるか。ここで死んだらFクラスは終わりなんだから・・・
Side 雄二
「ムッツリーニ、Dクラスの様子はどうだ?」
「・・・かなり厳しい。明久と島田は瀕死。姫路も100点ちょっとしかない。Dクラスはまだ近衛兵を除いて10人ほどいる。」
「苦しいな・・・まさかDクラスの標的が姫路だとはな。最悪お前の保健体育を使わないといけないかも知れないな。」
次戦のBクラスでお披露目予定のムッツリーニの保健体育は出来るだけ温存しておきたかった。
「・・・負けるよりはマシ。」
「ああ。背に腹は代えられないもんな。」
あとは燐が帰ってきたらもう一つ作戦を練るか。
すると突然ドアが開いた。燐か?
「やっぱりここにいたか。代表の坂本。」
現れたのはDクラス代表の平賀と近衛兵と英語の先生だ。全く予想していなかったわけではない。
Dクラス優勢でかつ姫路までDクラスで戦っているのだ。Fクラスの防衛は薄くなるのは一目でわかる。
「やっぱりここに来たか。Dクラス代表の平賀。相手代表の首は自分で取りたくなるよな。わかるぜ。」
「ああ。代表といえど5人もいればお前らにはきついよな。」
この行動は予想済みだ、。このために近くに大島先生を配備しておいたのだから。
「雄二。すまない。遅くなったのう。」
補給から帰ってきた秀吉だ。近衛兵には秀吉、ムッツリーニら5人はいる。なんとかなるだろう。
「うちの玉野から聞いていたが、本当にムッツリーニがいるとはね。君のことだろう?」
平賀がムッツリーニを指さして言う。
「・・・ブンブン」
「知っていて良かったよ。廊下に大島先生がいたのもそのためだろう?」
・・・?なんだと?気づかれていただと・・・?
「大島先生なら今頃Dクラスにいるだろうね。ちょっと移動してもらったよ。」
全てを見透かされていたのか。俺はDクラス代表のことを舐めていたのかもしれない。ここまで頭が切れるとは思わなかった。
「僕の掌の中だったってことさ君たちは。さあ、終わりにしようか。」
「「「「サモン!!!」」」」
「雄二。ここはわしらにまかせるのじゃ。」
「いや、俺も参加して少しでも人数を減らす。」
英語は俺も今朝補充したばっかりだからな。
木下秀吉 英語 65点
土屋康太 英語 42点
Fクラス生徒1 英語 68点
Fクラス生徒2 英語55点
Fクラス生徒3 英語61点
坂本雄二 英語 179点
VS
Dクラス生徒1 英語 124点
Dクラス生徒2 英語 133点
Dクラス生徒3 英語 119点
Dクラス生徒4 英語 136点
Dクラス生徒5 英語 129点
「お前ら。諦めるんじゃねえぞ。最後まで!!」
「「「「・・・当たり前(なのじゃ)!!」」」」
「さっさとFクラスを倒すんだ。日が暮れる前にな!」
「「「おう!!」」」
「いいか。俺たちは点数で負けてるからな。標的を集中させて一人ずつ倒していけ。」
いくら俺の点数が高いからと言って前線で動けるわけではない。一対一ではない以上予想外のところから攻撃が来たらそこで終わりだからだ。
しかしこいつらは明久のように召喚獣の操作が優れているわけではない。
Dクラス生徒のすぐに対応され、二人は戦死させたがこちらはFクラス生徒が三人戦死して、残るムッツリーニ、秀吉はもう瀕死だ。
「ここからは俺が前線を張るから、お前たちは点数に気を配って攻撃してくれ。最後まで戦い抜くぞ!!」
「「「おう!!!」」」
そう言って俺はメリケンサックで体力の減ったDクラス生徒を戦死させた。
「ならば俺も召喚しよう。サモン。」
平賀源二 英語 143点
残る相手は代表含め3人とも点数は減っていない。
こちらは点数のある俺と平均20点程度しかいない2人。苦しい。
「さあ。いくよ!」
残ったDクラス生徒3人が一気に俺に攻撃をしてくる。
一人目の攻撃を何とか除け、二人もの攻撃を腕でつかみそのまま3人目に投げる。
よし。少し召喚獣の操作を練習して良かった。
そう、明久の観察処分者(バカ)の動きを見て、戦争に役立つと思い、召喚獣の操作の授業は真面目に受けていたのだ。
「僕が攻撃してくると思わなかっただろう?」
後ろから平賀の声がした。まずい・・・間に合わない。
敗北を覚悟して目を瞑ったが、俺の召喚獣の点数は減っていない。
「・・・あとは任せた。」
俺の召喚獣の前にはムッツリーニの召喚獣が倒れていた。
「任せろ。絶対に勝つ。」
圧倒的点数不利、人数も不利、ここで出来ることは相手の攻撃を回避し、回避の際に攻撃を入れることか。
攻撃してくる一人のDクラス生徒の攻撃を躱すことは出来るがすぐに詰めてくる二人目の攻撃はガードするのが限界だ。少しずつ点数が削られていく。
どうしたらいい・・・?
「雄二。お主が3人の攻撃を躱すのは限度がある。わしが囮になるから一人を戦死させて二人の方が勝機はあるじゃろ。うまくやるんじゃぞ。」
そういって秀吉の召喚獣は俺の前に立ち、自らの点数と共に相手の攻撃を受け止める。
「今じゃ!雄二!」
「ありがとな。お前ら。俺は死んでも負けない。」
そう言って平賀の前に向き直る。
「それと今報告が入ったが姫路さんは戦死したらしいぞ。残るは吉井と島田さん?だけらしい。あっちも時間の問題だな。まあ、こっちもかなりの数戦死したらしいけどな。ほんと、お前らはよくやったよ。」
「おいおい、まだ終わったわけじゃないだろ。」
「ああ、”まだ”な。俺たちは二人。お前はもう100点もないだろう?今すぐに終わらせてやる。」
攻撃をよけるのに専念して、相手の隙が出来るまで耐える。
Dクラス生徒3は攻撃した後に隙が出来る。その隙を平賀がフォローしているが平賀を少しでも遠ざければ、間合いを詰めて急所に攻撃することができそうだ。
そこで俺は先に平賀が攻撃してきたところをDクラス生徒3の方へ躱し、Dクラス生徒3の攻撃をガードしてすぐさま急所に攻撃を入れる。
やった。そう確信したのと同時に後ろから平賀が攻撃を入れてくる。
途中から迫り来る殺気を感じ、何とか致命傷になるのは回避したが、点数は大きく削られてしまった。
「こいつに隙があることくらい僕にもわかっていたからね。仕留め損ねたが・・・」
平賀源二 英語 127点
坂本雄二 英語 6点
これではガードでも戦死してしまう。明久たちの援護も期待できない。どうすれば・・・・
ガラガラッ
Fクラスの扉が開くや否や、俺の方に召喚獣が立ちはだかる。
「Fクラス如月燐。Dクラス代表平賀君に勝負を申し込む。」
如月燐 英語 356点
「なんだと・・・なぜお前がここに・・・」
「すまん雄二、遅くなった!」
そういってあいつは舌を出しウインクしてくる。
「バカ、遅すぎんだよ。」
「雄二。よく耐えた。あとは任せて。」
バキュンバキュン
2発の銃声が鳴り響く・・・
こうしてDクラスとの試召戦争は幕を閉じた。
平賀君を強キャラにしてみました。
根本どうしよう・・・まだ構想思いついてません・・・
明久が思ったより頭働かせてますがゲームで慣れているって事にしてください!
沢山のお気に入りありがとうございます!励みになります!
次回も頑張ります!古戦場やってる方も一緒に頑張りましょう!!