仕方ないのでまた戦争ものです。
またすぐ飽きると思います。
叫ぶ女の声。
怒る男の声。
笑う男の声。
苦しくても、つらくても、家族皆で支えあって生きてきた。
だが、彼らにとっては俺達の事など虫けら同然なのだ。
だから何もできずにここに立っている。
不意に怒りに感情を任せた男の声が途切れる。
嗅ぎなれた土の臭い。
嗅ぎなれない血の臭い。
混ざり合って、溶けていく。
女の泣く声が響き、笑い声と共に遠く消えていく。
手を伸ばした 届かなかった
叫んだ 響かなかった
悲しかった 安心した
泣きたかった 仕方ないと諦めた
誰も帰ってこない 何も変わらない
「どうしたんだ君?…あぁ、そうか。もう君の母親は帰ってこないだろうね。」
仕方ない
「君は諦めるのかい?…うん、やっぱり。こんな世界は変えないといけないな。」
変えられない
「こっちに来れる?…そうそう。君に今から大切な話をしよう。」
回る回る歯車
けして止まることなく回り続ける
決められた運命に従い続けるように
「あ。」
「やっと起きたか。」
目の前に映ったのは、見慣れた天井とルームメイトのヒカル。
朝かー、授業やだなー。ねみぃー。
ん?というか。
「ヒカルが俺のこと起こしてくれんの珍しくね?」
「うなされてたから起こしたのに第一声がそれか。」
「うなされてた?」
確かに変な夢を見た気がする。
けど、どんな内容だったかまったく思い出せない。
まあ、夢なんてそんなもんか。
「まあ心配してくれたんならありがと。内容思い出せないんだけどどんな感じだったと思う?」
「僕が知るか。とりあえずさっさと準備したら?ここに帰って来てまだ3日目なのに遅刻する気?」
1日目と2日目で遅刻しなかったのはむしろ奇跡だけどな!
「へいへーい。」
ヒカルは怒らせると怖いからな。
さて、面倒だけど布団から出ないとな。これが一番きついー。
それから俺はちょっと早めに登校した。
ハルキに珍しいこともあるんだな、って言われた。
いつも遅刻ギリギリで悪かったな!
いつもどおりの日々、退屈だけど刺激的で、幸せな日々。
誰だってそんな日々を生きているわけじゃない。
俺は世界を見て回ってそれを知った。
だから精一杯大切にしようと決めた。
そのために帰ってきた。
高等部には全員が上るわけじゃないから、今のメンバーで過ごせる1年だけはここにいたかったんだ。
ふわぁー。
あー、眠い。
もうすぐ消灯の時間だな。
ヒカルはもうベッドの上で目を閉じている。
準備万端だな。
「おーい、電気消すぞー。」
「んー。」
返事てきとうすぎだろ。
俺は部屋の電気を消してベッドに身を沈める。
睡魔はすぐにやって来た。
アラタは世界を少し見て回ったあとに、学校に戻って来た感じ。
一人称は難しい。
夢の中はあえてわかりづらかったり、同じような文になるように書いてます。
誤字脱字があったら連絡お願いします!