ゼロの混血児   作:ジェームズ・ヨシダ

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今回で長編は終わりですが機会があればまたクリスやユカを登場させたいと考えています。


長編1 襲撃

クリスの森に来て一週間が経過をしたヌル達は毎日射撃訓練の鍛錬に付き合ってあげて森の住民達の練度を上げていった。

 

「ここに来てから一週間未だに見つけて貰えないのは流石にやばくないか?」

「やばいどころの話じゃないわよ、このままじゃ私たち一生元の世界に帰れないわよ」

 

ライとレンは一週間が経過をする中見つけてもらえない事に危機感を覚えておりこのままで元の世界に帰れないのかという不安が彼女の頭の中をよぎった。

 

「お前ら落ち着け、No11さんの事だきっと俺たちを今も探してくれているさ」

 

ヌルはレンを落ち着かせるために今もNo11が探してくれていると言うがその確証は無いにも乏しかったが彼女を落ち着かせるにはそう言うしかなかった。

 

 

 

「やっぱり仲間が来てくれない事にはこの世界から帰れそうにはないか?」

 

クリスはヌルとこの世界から帰れそうかと言う話をしていた。しかしながら未だに見つけてもらえていない状況下では元の世界に帰れる保証はなかった。

 

「まぁ俺はいつまでもいてくれても構わないさ、特にレンちゃんはユカがかなり気に入っていてさヨーメイの次に気に入っているんじゃないかってくらい仲がいいよな」

「レンからしてみれば仲がいいのはいいけど夜這いを仕掛けられてきたら雪女の能力で凍らせそうな気がする」

 

ヌルはレンが雪女の能力を使えばここら辺一帯は氷漬けにされそうな気がして体をブルっと振るわせた。

 

「それよりも最近森に襲撃者が多く来ているよな」

「あぁ昨日なんて森を突っ切ろうとしてきた奴らがいて俺とライ達でどうにか倒せたが装備を見てみたら最新の防弾装備にヘルメットとどこかの組織がクリスさんの森を狙っているんじゃないんですか?」

「そうかもしれないな森の警備を強化したほうがよさそうだ」

 

クリスとヌルが話し合っていたその時森の各地で大規模な爆発音が響いた。

 

「何だ今の爆発音は!?」

 

クリスが驚いていると森の住民がやってきて状況の説明をした。

 

「クリスさん襲撃です!!三箇所から同時に攻撃を受けて現在自警団が対応中です」

「すぐに非戦闘員を避難させるんだ、それと迎撃体制の準備を」

 

クリスはすぐに指示を出していき自警団らは迎撃体制を整えていきヌルもライとレンを探し出して武器の用意をした。

 

 

 

 

 

 

「いいかよく聞け妖精王の森が襲撃された。俺たちは今から彼らと共に敵を倒しにいく、俺が言えるのはただ一つだけ絶対に死ぬなそれだけだ」

「分かっていますよ大佐、俺は死にはしません」

「そうよライ、もしかしたら助けがくるかもしれないからそれまで耐えればいいだけの話よ」

 

ヌルはライとレンに絶対に死ぬなと言うとライは死にはしないといいレンは助けが来るかもしれないと言い希望を持っていた。そしてそれぞれの持ち場に配置について自警団と共に森の防衛をした。

 

 

 

 

 

「所で何でユカがいるのよ!!」

「何でって、私はレンちゃんの友人ですよ友達が困っているのなら助けるのが普通です」

「まぁそれは有難いわ」

「この戦いが終わりましたら思いっきり抱きしめさせてくださいね」

「それは遠慮させてもらうわ!!」

 

ユカは戦いが終わったら抱きしめさせてほしいと言うもレンはそれを拒否してHK416を構えると向かってくる敵集団に対して撃ち込んだ。

 

 

 

 

ヌルも持ち場に到着をすると物陰に隠れて状況の把握を行おうとしたら敵の攻撃によって設置されていた重機関銃陣地が爆発をして沈黙をする様子が目に入った。

 

「ヌルさん!!重機関銃陣地がやられた!!もう敵を止められません」

 

自警団のメンバーは敵を止められないと報告を上げてきたがそれでもヌルは敵を妖精王の森に入れないよう交戦の構えを見せる。

 

「敵を止めるぞどんな手を使ってでもな」

 

ヌルもM4A1を構えて射撃をしていくと敵が倒れ込み自警団のメンバー達も負けじと射撃を繰り出していく。

 

 

 

 

ライも持ち場につくと射撃を開始したが敵の数は異様に多く苦戦を強いられた。

 

「擲弾だー!!」

 

敵の方から擲弾筒が飛んできてライの後方の木に備え付けられていた狙撃手陣地が吹き飛んでいく。

 

「クッソタレー!!」

 

ライも反撃のためSCAR-Lを撃ち込んでいくがそれでも敵の数は減るどころを知らなかった。

 

「このままじゃまずいな」

 

ライがぼやくように言うと彼の肩に銃弾が当たりライが倒れ込んでしまい反動で武器を落としてしまう。

 

「ちくしょうがこのまま終われねぇよ!!」

 

ライはサイドアームとして持っているベレッタM9A3を構えて撃ち込むが9mm口径なのでボディアーマーを着ている敵に対しては効果は薄かった。

 

(ここで終わるのか最後にレンの顔だけは見たかったな)

 

ここで死ぬのかと思ったライだったが突然彼の目の前の地面が爆発をした。

 

「っな!!一体誰が・・・!?」

 

ライは後ろを見てみるとそこにはAH-64Eアパッチ攻撃ヘリがいてロケットポッドや機関砲で敵を薙ぎ倒していくのが見えた。機体の側面にはSCP-070と書かれており彼は待ち望んだ救援が来たのだと思った。

 

「って、目標の指示をしないと上空のアパッチ聞こえるか?こちらブラボー1、頼んだぜ目の前の敵を攻撃しろ。お前達の真下に味方がいるぞ繰り返すお前達の真下に味方がいる」

『ブラボー1、こちらガンファイター1-1了解した。そちらの位置を確認した伏せていろ機銃掃射を行う』

 

無線が通じたことでガンファイター1-1は敵に向かい機銃掃射をする。敵はいきなりの援軍にビビったのか慌てて退散をしていく様子がわかった。

 

 

 

『1-2、敵は確認出来るか?』

『いや1-1、敵は確認出来ない』

『了解ブラボー1に通達をする、敵は掃討をした現在車両部隊が向かっているあと数分で到着をする』

「了解したガンファイター1-1、助かったぜ」

 

ライはお礼を言うと2機のヘリは飛び去っていき車両部隊も到着をした。

 

 

 

 

 

「ヌルーーー!!よかった!!よかったですよ!!」

「ちょフィーア、苦しいんだけど」

 

フィーアはヌルを見つけられた拍子に思いっきり抱きしめると彼は苦しいと言って離れようとしていた。

 

「この度は仲間が迷惑をかけてしまったようで申し訳ありません」

「いやいや、彼らがいて楽しかったよ」

 

No11はクリスに対してヌル達が世話になったことを言うとクリスはヌル達がいて楽しかったと言う。

 

「また来てくださいね、今度はちゃんと抱きしめてあげますから」

「ヒィッ!!それは勘弁よ」

 

ユカは今度はきちんと抱きしめさせてほしいと言うのだがレンは寒気がしたのか勘弁してほしいと言ってヌル達は自分達の世界に戻っていった。

 




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