ゼロの混血児   作:ジェームズ・ヨシダ

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SCP-239 ちいさな魔女

レン「SCPの研究所に来たのはいいけど」

フィーア「どんな依頼でしょうか」

 

ヌル達はある依頼でSCPの研究所にやってきており職員が出迎えられて部屋の中に入った。

 

ヌル「それで?俺たちに頼みたいことってなんだ?」

職員「実はSCP-239の面倒を見て欲しくてね」

ライ「SCP-239?」

 

ライは初めて聞くSCPに首を傾げた。

 

ヌル「SCP-239、通称ちいさな魔女だな思った事を魔法で具現化する能力がある。その力は彼女が願えば世界を滅ぼす事も可能だって言われている」

レン「ヒィッ!!」

フィーア「世界を・・・ですか?」

 

ヌルの説明を聞いたレンとフィーアは驚いて顔を青ざめる、その時魔法少女に似た服を着た女の子がやってきた。

 

ライ「ん?この子は?」

職員「この子がSCP-239ちいさな魔女ですよ。前の施設で嫌な事があったらしく私たち職員の言う事を聞いてくれないんですよ」

フィーア「なるほど、それで私たちに世話をして欲しいと」

 

職員の言葉にフィーアは理解をするとちいさな魔女は話しかけてきた。

 

ちいさな魔女「ねぇねぇお兄さん達だぁ〜れ?」

レン「見た所普通の女の子ね」

ちいさな魔女「私は普通じゃない魔法使いだよ」

ヌル「手から炎を出したぞ」

 

ちいさな魔女は手から炎を出してヌル達を驚かせるもライだけは俺と同じだなと思っていた。

 

ライ「手から炎を出すなんて俺と同じだな」

レン「そりゃあライはフェニックスのDNAを持っているからでしょ」

ちいさな魔女「ねぇ、ここつまんないどこか連れて行って」

 

その後職員からちいさな魔女を預けられたヌル達は一旦カレコレ屋に戻る事となった。

 

 

 

 

 

 

 

サイ「なるほどそれで連れてきたんだね」

ちいさな魔女「ねぇねぇ〜あのソファーでくつろいでいるお兄さんは何をしているの?」

フィーア「あのお兄さんはただダラダラ過ごしているだけですよ。貴方も大きくなったらあんな人と一緒にいてはダメですよ」

カゲチヨ「ちょっと待てフィーア!それ俺の事罵っているだろ!!」

 

カレコレ屋に戻ってきたヌル達にサイは事情を聞くとちいさな魔女はカゲチヨを指さしてフィーアは説明をするもカゲチヨはフィーアに罵られた事で怒ったがフィーアは聞いておらずちいさな魔女の方を向いていた。

 

ちいさな魔女「何かして遊んでよ」

ヌル「もう少し待っていたらクッキーができるからなおやつを食べたら遊ぼうな」

 

ヌルは頭をなぜてもうすぐクッキーが出来ると言うとちいさな魔女はクッキー、クッキーと喜んだそしておやつの時間を終えるとレンはある事を思い込んだ。

 

レン「ねぇそういえばこの子に名前を決めない?ずっとSCP-239とかちいさな魔女って言うのはおかしい気がするし」

ライ「そうだな何がいい?」

ヌル「239の23から取ってフミってのはどうだ?」

フィーア「ヌルにしては安直なネーミングセンスですね」

ヌル「そりゃどういう意味だ?」

 

ヌルの考えたフミと名付けられたSCP-239はいい名前と気に入り今度は外に出かけていった。

 

 

 

 

 

 

フミ「今度はどこに行くの?」

ライ「レンタルショップに行くぞ、子供だからな子供向けのDVDでも借りて上映会でもすりゃ楽しめるだろ」

フィーア「ですがあまり子供向けのDVDなんて知りませんよ」

 

その時ヌル達はレンタルショップから出てきたであろう親子とすれ違いヌル達に会話が聞こえてきた。

 

娘「早く帰ってマタギュア見ようよ」

父親「そうだなそれじゃあ急いで帰らないとな」

母親「ふふふ・・・」

 

フミ「・・・マタギュアって何?」

レン「確か女の子に人気の魔法少女アニメだったわよね?詳しくは知らないけど」

ヌル「興味あるのか?」

フミ「興味なんかないわよ」

 

ヌルは魔法少女アニメが気になっているフミに対して興味があるのかというもフミは興味ないと言ったがそわそわしているのは伝わってきた。

 

 

 

 

フミ「よにんはマタギュア、面白かったね」

フィーア「意外にも面白かったですね」

レン「マタギがモチーフなんて思わなかったけど」

ライ「敵もヒグマだったしな」

ヌル「ヒグマが街を襲っているシーンなんてシュールすぎたけど」

 

レンタルショップで借りてきたDVDを見たフミは満足をしたようでヌル達も楽しんでいた。

 

ライ「それで次はどうするんだ?」

フィーア「そうですね次h「うぎゃあーーー!!」っ!!なんですか今の声!?」

レン「外から聞こえたわよ」

 

突然の大声に驚いたヌル達は外に出てみるとそこには街中であるはずなのに何故かヒグマがいたのだ。

 

ヨーメイ「あわわわーー!!」

ヌル「なんで街中にヒグマがいるんだよ!」

ライ「それよりもヨーメイを助けないと」

 

ヨーメイは目の前にいるヒグマに恐怖をしていて動く事ができないでいた。

 

フィーア「全くもう世話が焼けますねぇ」

 

フィーアは麒麟のスピードを生かしヨーメイを救出するとレンとライが駆け出していきレンはペガサスのスピードで牽制をしてライがフェニックスの能力で炎を出しヒグマを撃退した。

 

ヌル「なんとかなったな」

フィーア「それにしてもどうして街中にヒグマが?」

フミ「それはね私が出したんだよ」

レン「え?!フミちゃんが?」

 

フミは自分がやった事だといいそれを聞いたレンは驚いた、数日後ヌル達は再び研究所を訪れた。

 

 

 

 

 

職員「やはりSCP-239は処分をするべきではないかと」

職員「そうだなあの子は危険だ」

 

職員達はフミを処分すると行っておりそれを聞いたヌル達は駆け寄ってきた。

 

ヌル「おい待てよ確かにあの子は危険だがまだ小さいんだぞ」

フィーア「そうですよ能力もまだ上手く操れていないだけで」

職員「しかしだな、あのまま放っておくと世界を作り替えてしまう恐れがある。気の毒だが処分を」

レン「そんな・・・」

『緊急事態です。SCP-239が脱走をしました』

ライ「なんだって!?」

 

その時サイレンの音が響きフミが脱走をした事が告げられてしまい地割れの音も響いてきた。

 

フィーア「何ですか!地震ですか」

ヌル「皆!外に出るんだ急げ!!」

 

 

 

外に出ると目の前の光景には瓦礫の山が広がっておりヌル達は絶句した。

 

ライ「何が起きたんだ?」

レン「まさかフミちゃんがやったっていうの?」

 

フミはヌル達を見ており元気がない様子だった。

 

フミ「大人達が悪い目で私を見るようになったから、悪い事をしたから悪い魔女になった私はきっとまた処分される、だから逃げようと思った」

フィーア「フミちゃんは自分が考えた事を現実に変えてしまう能力があります」

ヌル「だから無意識化でも能力が発動をしてしまうから思い込みでも現実になってしまうのか」

ライ「だから急に職員達がフミちゃんが処分されると思ったのもあの子が処分されると思い込んだってことか」

フミ「私はどこに行っても嫌われるんだ、研究所にはいたくない!こんな所無くなっちゃえばいいんだ!!」

レン「待って!フミちゃん私達は貴方のことが大好きよ嫌ってなんかいないわ」

フミ「皆!来ないで!!」

 

レンは自分達は嫌っていないと説明をするもフミは聞かずヒグマを出してヌル達を近づけさせないようにした。

 

フミ「近づいたらヒグマに襲わせるから」

フィーア「私の能力なら近づけますけど」

ヌル「いや、何をしでかすか分からないから迂闊には動けない」

フミ「私は悪い魔女だから居ない方がいいんだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レン「・・・・・・何よそれ・・・」

ライ「レン?」

レン「たった一回悪い事奴がいなくなる方がいいのなら私なんてとっくの昔に消されているわよ!!!!」

 

フミは自分がいない方がいいというもその言葉を聞いたレンは怒りフミに近づいていく。

 

ライ「おい待て!レン!!」

フミ「やだ!来ないでー!!」

 

ライはレンを止めようとするも近づいていくのでフミはヒグマを使い止めようとするもレンはペガサスのスピードを使い一瞬でヒグマを倒した。

 

フィーア「ヒグマを一瞬で倒しましたよ!」

ライ「今のレンは怒っているからな、フィーアレベルまではいかないがそれでも強いぞ」

レン「・・・」

 

レンはフミの目のまでしゃがみ込むと彼女を抱きしめた。

 

フミ「レン・・・?」

レン「さっきも言ったけど私達は貴方を嫌ってなんかいないわよ。私はあなたの味方例え何があっても貴方を守ってみせるから」

フミ「う・・・うわぁぁーーん!!」

 

フミは自分を嫌っていないことに気付かされると大粒の涙を流した、これによりフミは無力化をされて研究員達に連れて行かれる事となった。

 

 

 

 

 

 

ヌル「いやぁ〜レンが怒った時はマジでどうなるかと思ったわ」

ライ「そうだよな〜俺がどれだけ心配したと思っているのかな〜?」

レン「いひゃい!いひゃい!!ライ!!」

フィーア「ライがこのくらいの怒りで済むんですから感謝したほうがいいですよレン」

 

ライはレンの頬をつねり怒っている事を痛感させられている事実を彼女は思い知らされておりしばらく怒られるのをレンはまだ知らないでいた。




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