「もう外の世界に出ても大丈夫そうだな」
「あぁもう出ていってしまうのか寂しくなるなぁ」
「ちょ軍医さんすげぇ泣いているし」
ヌルから外の世界の事を教わったヒサメ達はもう外に出ても大丈夫だと判断をされてこの基地を去って行く事となった特に軍医は彼女達のメンタルケアや外の世界の常識を教えたりと親身に世話をしていたりとまるで自分の子供達の様に可愛がっていた。その様子はまるで娘を嫁に出す父親の様なものだった。
「それでこれからどうするんだ?」
「俺は鈴の吸血鬼を追っている。だから俺は1人でこれから生きていくつもりだ」
「はっはっはー・・・カゲチヨそれはだめだ」
カゲチヨは自分1人で生きていくつもりだと答えるとヌルは笑っていたが目は笑っておらず鋭い目つきを彼に向けるとカゲチヨはまるで小動物のように小さくなり怖くなったのかシディの後ろに隠れた。
「1人で奴らを探すなんて無理だここは皆の協力が必要だろ?ここは何でも屋を作って奴らの情報を集めるのが一番効率がいい」
ヌルは何でも屋を作ってトッププレデターの情報を集めるのがいいだろうと提案をしてくる。
「それいいねぇ!!アーシそういうのがやってみたかったんだよね」
「ちょっとカンナちゃん」
カンナは何でも屋をやってみたかったといい乗り気なようだ、それを聞いたヒサメはため息を吐きそうになった。
「それで何でも屋をやるって言うけどどこでやればいいんだ?」
「それについては安心しろ、格安の物件があるからそこを紹介する」
ゼクスはどこで何でも屋をやればいいのかと聞くとヌルは格安の物件があるからそこを紹介すると言ってくれた。
「何だヌルか久しぶりだな」
「どうもオーナー、ちょいと相談がありましてね」
ある建物の前にやってきたヌル達はオーナーと呼ばれる女性に会っていた、理由としてはカゲチヨ達のやる何でも屋の物件提供のためだ。
「相談だと?お前が珍しいな」
「実はこいつらに何でも屋をやらせてあげたいと思っていてな、その物件が欲しくて確かここの地下は空いていたよな?」
「空いているぞだがずっと使っていなかったから埃がすごいことになっているかもな」
「それについては大丈夫だ、俺たちが掃除をする」
「それは助かるなそう言えばそいつらの住む場所はあるのか?無かったらリサイクルショップの上のアパートも格安で貸してやるぞ」
オーナーはリサイクルショップの上のアパートも格安で貸してあげると言うとカゲチヨ達はありがたく思う。これで住む場所は確保出来たので何でも屋の物件は完了をした。
「そうだ、オーナーのリサイクルショップでこいつら雇えないか?」
ヌルはそう言うとライとレンの2人をオーナーの前に出した。
「え?ちょお!!大佐!」
「何で私たちを!?」
「ん?私の店は誰も雇ってはいないが最近忙しくなってきていたから人が欲しいと思っていたんだ」
ライとレンは何故自分たちがオーナーの店で働くのかと疑問を抱いた。
「何でって?カゲチヨ達が学校に行っていたら誰が依頼を引き受けるんだよ。お前らはリサイクルショップのバイト兼誰もいない時に依頼の引き受けを担当するんだよ」
「えぇ〜〜」
「強引すぎますよヌル」
ヌルの言葉にサクラとフィーアは少しだけ引く、しかしながら日中誰もいないのに依頼人が来ても意味はないのでこのリサイクルショップで誰もいない時の依頼の引き受けを担当する事となったライとレンだった。