ヌルにライとレンの3人は部下達を率いてある村にやってきた、その村は凶暴なモンスターが時々村を襲撃してきており元々はカレコレ屋にきていた依頼だったのだが凶暴なモンスターという事で自動的にヌル達統合軍へと依頼がシフトして3人がやってきたと言うのだ
「重火器はあっち側に置いてくれ、無人機を使って周囲の捜索させろ宇宙軍にも連絡を入れて24時間村から半径100m圏内の監視体制を強化、戦車部隊は明日にも到着をするから今日は準備だけ済ませておくんだぞ」
「了解しましたヌル大佐」
ヌルは手慣れた手つきで部下達に指示を出していき自らも機材の設営などを手伝っていった。
「流石大佐だ、手慣れているな」
「そうねそれよりもこっちを手伝ってよ」
ライはヌルの手慣れさに関心をしているとレンが声をかけてきた、彼女は今現在村の子供達にお菓子をあげており子供達から人気となっていた。
「お姉ちゃんこれ美味しい!!」
「そうなのねよかったわ」
子供達はレンから与えられたお菓子を食べて喜んでおりそれをみたレンも喜んだ。
「ん?」
ライはふと集団から離れている子供を1人見つけた。その子は村の子供にしてはボロボロのフードをかぶっておりやたらこちらに入りたそうな雰囲気をしていたのでライはお菓子と一つ手に取るとその子供に向かっていった。
「ほらおかしいる?」
「・・・」
子供はライの姿を見ると怯えていた、ライは自分が持っていた小銃を地面に置くと怖くは無いと言うのを証明したが突如としてその子供は走り出してしまう。
「っ!!おいちょっと待て」
これに驚いたライは慌てて子供を追いかけていく、レンも後ろから走って付いてきて2人は村の外まで出てしまう。
「ちょっと!!待つんだ!!」
ライは走り出してから数分経つと子供は大きな木の前で止まってレンも追いついてきたのか息を切らしていた。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ、キッツいな今度から走り込みちゃんとしよ」
「一体どうしたんだよ?ほら皆心配するだろうから帰ろうよ」
ライは手を差し伸べるが子供は手を取ろうとはせずどうしたものかと彼は考えていると
「お〜い!!お前らどうした?」
そこにヌルが追いかけてきて事情を聞いてきた。
「いえ大佐、この子が急に走り出したので慌てて追いかけてきたんですよ」
「あぁなるほどな、ほらどうしたんだ帰るぞ」
ヌルはライから事情を聞くと子供に話しかけようとしたその瞬間子供の後ろにあった大きな木が突然光り始めた。
「え?なんだこれは」
ヌル達はあまりの光の強さに目を瞑ってしまいそのまま気を失ってしまう。
「あぁ?・・・何が起きた?」
ヌルは目を開けて起き上がると先ほどまで目の前にいた子供や大きな木はなく周りにはライとレンしかいなかった。
「あの子は?それよりもさっきまで大きな木があったよなここはどこだ?」
ヌルはここがどこだか分からなかったがひとまず2人を起こす事にしてヌルはライとレンを起こした。
「お前ら大丈夫か?」
「えぇ何とか」
「それよりもここどこですか?」
2人は目を覚ましてレンはここはどこだと聞いてきたので大丈夫そうでヌルは安心した。
「分からない、今無線で更新を呼びかける。通じればいいが・・・こちらブラボー1だ誰か聴こえるか?どうぞ」
『ザーーー』
ヌルは無線を使い部隊の呼び出しを行うが何故かザーーという音だけしか聞こえず無線に応答がなかった。
「無線に反応がない」
「え!?待ってくださいよGPSは・・・」
無線に反応が無かった事に驚いたレンは慌ててGPSの電源を入れてみるがエラーの文字が出てきてそれをみたレンは顔が真っ白になった。
「まずい・・・まずいまずいまずい!!まずいですよ私たち遭難しちゃいましたよ!!!!」
「落ち着け、まだ遭難したって決まったわけじゃないだろ。多分あれだ電波の届かない所にいるんだよ俺たち」
レンは頭がパニックになってしまいライが落ち着かせるもヌルだけは何かを考えていた。
(それはおかしい統合軍の人工衛星は400程あるんだぞ。居場所がわからない筈がないやっぱりどこか別の場所に来ちまったってことか)
ヌルは頭の中でそう考えるもそれは言わないようにしてひとまずこの森を抜ける事にしてライとレンを連れて歩き出した。
「にしてもおかしいなあんな植物この辺にあったか?」
ライは見た事の無い植物に首を傾げた。彼自身植物学者じゃ無いがそれでも地球では見た事の無い植物が周りにはあったのでここがどこだかますます分からなかった。
しばらく歩き続けた一行だが森の中から抜け出せる様子は無かった。
「もう無理〜疲れました」
「少しだけ休憩をするか」
レンは疲れたと言って地面に座り込んでしまい動く様子はなかったのでヌルは休憩にすると言って休もうとしたその時振り向いて森の方を向いた。
「どうしたんですか?」
「・・・誰かにつけられている」
「え?」
ヌルは誰かに付けられていると言い銃を構えて警戒をした。その時木の影から異宙人が弓を持って現れたが1人だけではなく周りの木から続々と異宙人が現れてヌル達は囲まれてしまった。
「マズイですよ大佐」
「囲まれています」
ライとレンも銃を構えて射撃を開始しようとした。
「ダメだ撃つんじゃないもしかしたら現地民かもしれないぞ」
ヌルは2人に対して打つんじゃないと厳命をした。もしここで銃を撃ってしまえば間違いなく敵対行動だと認識をされて殺されてしまう可能性が高かった。
「何をしている?」
誰かの声が聞こえてきてヌルは声のした方向を向くとそこには異宙人とは違う感じの男が立っておりヌル達を見つめていた。
「あんたは誰だ?」
「俺の名前はクリス、この妖精王の森を統治している者だ」
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