鬼龍院の件で様々な証言が得られた翌日、木曜日。
更新されたペア組の経過を確認すると、成績下位の1年生から徐々にペアが決まり始めていた。
全体の1/4ほどがペア組を完了させていることから、クラス内でも不安を抱く生徒は多いようで堀北へ詰め寄る姿を度々見かける。
幸い、1年Aクラスの生徒もまだ誰もペアを決めていないことから、堀北は「交渉は前向きに続いている」と主張し、今のところは不安の声を抑えることができている。
ただ、溜まった不安が爆発するのは時間の問題。他クラスからの妨害、1年Aクラスが方針転換する可能性などを考慮すると今週中がタイムリミットと思っておいた方が良いだろう。
個人的には宝泉の動きに堀北がどう対応するのか、気になるところではある。
少なくともこのまま無策で過ごせば交渉は決裂し、少しずつ積みあがってきたクラスメイトからの信頼も崩れてしまう。この状況を堀北はどう覆すのか、覆せないのか。
こっちはこっちで、早く鬼龍院の事件を解決したいところだが、犯人の目的が不明である以上、どう話を進めるかは慎重に選びたい。
放課後、鬼龍院へ事件の進捗を連絡しようとしたところ、波多野からチャットが次々と飛んできた。
『綾小路先輩!!』
『証言してくれる人が』
『見つかりました』
『っす』
『孟子訳ナインス毛努』
『↑申し訳ないんすけど』
『ご相談したいことがあって』
『今からおあいできない』
『っす』
『か?』
何からツッコめばいいかわからないが、とにかく念願の証人が現れて興奮していることだけは伝わってくるな。
この連投に対する回答の最善手がわからず、少し悩んだ後、サムズアップした手のスタンプを送っておいた。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
波多野の指定した待ち合わせ場所は、なぜかケヤキモールの入り口だった。
宝泉に見つからないように証人と内密に話す目的なら、個室のあるカラオケなどもっと適した場所はいくらでもある。
波多野がそこまで考えていないか、あるいはもっと別の意図があるのか。
「ご足労頂きありがとうございます、っす」
「頼れと言ったのはオレだしな。だが、相談事なら一緒に担当している一之瀬じゃダメだったのか?」
向き不向きで言えば一之瀬の方が適任だろう。
「それが……証人の方の希望というか条件というか――」
「やっほー」
言い淀む波多野の言葉を遮る形で、後ろの物陰から現れたのは――
「また会えたね、せんぱぁい」
外村からメスガキと呼ばれていた天沢一夏だった。
既視感のある派手な色のツインテールを揺らしながら、上目遣いでこちらを覗き込んでくる。
「まさかとは思うが証人というのは……」
「流石綾小路先輩っす!お察しの通り、彼女が今回証人を引き受けてくれたAクラスの天沢さんっす」
「証人でぇす。よろしくお願いしまぁす」
「マジかー」
人を見た目で判断するつもりはないが、宝泉の美人局だと言われた方がしっくり来る、というのが正直な感想。
早速罠に嵌められてないか、波多野。
「なんか失礼なこと考えてません?」
「いや……」
「大丈夫っすよ、こう見えて天沢さんは学力Aなんっす」
「こう見えて?へぇー、波多野くんは貴重な証人に向かってそんなナマイキなこと言っちゃうんだぁ。証言するのやめちゃおっかなぁ」
「言葉のあやっす、すみませんです。えっと天沢さんはすごい人っす、素敵っす」
「えー、それだけ?」
「えーと、可愛くって、賢くって、あー……」
慌てふためく波多野の様子を面白そうに観察する天沢。
「話を戻すが、宝泉が特別試験で悪質な妨害活動をしていると、審議会で証言してくれるってことでいいのか」
「うん、いいよ」
天沢はにこりと笑い、二つ返事で頷く。
「ただ……」
「ただ?」
予想はしていたが、すんなりとはいかないようだ。
もったいぶるように間を作り、ゆっくりとオレとの距離を詰めてくる。
「宝泉くんを敵に回すってそれなりに危険じゃないですかぁ?」
右隣に来たかと思えばオレへ体重を預けるようにピタッと身を寄せてきた。
「ご覧通り私もか弱い乙女だからぁ、守ってくれる強い人が必要だと思うんだよねー」
オレの胸板を上から下に指でなぞってくる天沢。
「わわわわっ」と慌てて両手で顔を隠しながらもわずかに隙間を開けて覗き、耳を真っ赤にする波多野。
特に何のリアクションもないオレ。
「生徒会として身の安全は約束する」
「それって綾小路せんぱいが付きっきりで守ってくれるってことでいい?」
「オレだけとは限らない。前提としてオレ一人じゃ宝泉に敵わないかもしれないだろ」
「そこは疑ってないよ。昨日の昼休みのやりとり見てたからさ」
「だから証人として協力してもいいって思ってくれたそうっす」
「逆に波多野君みたいなよわよわざこざこキッズにうろちょろされても足手まといだしねー」
「ぐぅ、言い返せないっす」
「いや、流石に言い返していいんじゃないか?」
「自分もう高校生っす、キッズじゃないっす」
反論するのはそこだけでいいのか。
「いずれにせよ、オレが責任をもって天沢を守る。これでいいか?」
「ありがとー。でもさぁ、それって大前提の話だよね。身を危険にさらしてまで証言するからにはとびっきりの特典が欲しいって思うのは当然の権利じゃない?」
何かしらの対価を要求するらしい。
まぁよほどの正義感の持ち主でもない限り、天沢の言う通り当然と言えば当然の行為。
ただ、要求してくる相手がこの一癖も二癖もありそうな天沢であることが問題だな。
「……何が望みだ?」
そしてその要求の内容がこの場所にオレを呼んだことと関係してくるのだろう。
「あたしぃ、強い男の人の次に、料理ができる男の人が好きなんだよね」
「つまり?」
「あたしがリクエストした料理を綾小路せんぱいがとびっきり美味しく作って振る舞ってくれたら、協力してもいいかなって」
「そ、そんな。いくら綾小路先輩が何でもできるからって無茶っすよ」
「いや、料理は得意分野のひとつと言っても過言ではない」
「わーい、じゃあ交渉成立ね!さっそく今日の夕飯作ってよ」
「お安い御用だ」
「流石綾小路先輩っす!しびれて憧れるっす」
警戒していたことが馬鹿馬鹿しくなるほど、とんとん拍子で話が決まる。
天沢がどこまで本気で発言したかはわからないが、料理で済むなら願ったり叶ったりだ。
ただ、問題が全くないわけでもない。
「じゃぁ今からスーパーで食材買って、綾小路せんぱいの部屋にゴー」
そうなるよな。
今日は櫛田が夕飯を作る、と連絡が来ていた。
このまま天沢を連れていけば、櫛田の退学対象が1人増えることになるのは火を見るより明らか。
「悪いがオレの部屋は使えない」
「えー、なんでー?」
「この前、ガスコンロが壊れた。工事業者を手配中だ」
「そんなことってあるかなぁ?」
「それだけ他の生徒よりたくさん料理をしてきた証だと主張したい」
中途半端に『散らかっているから』などと嘘をつけば、片付けを手伝うからと侵入される危険がある。
どうせ嘘をつくならつけ入る隙は与えない。
「ふーん、もしかしてあたしの部屋に来たいってことぉ?せんぱい大胆なんだぁ。いいよ、いいよ。そこまで言うなら歓迎してあげる」
天沢はニヤニヤしながら指でオレの胸をつつく。
「曲解だ。女子の――しかも1年の部屋に男1人で行くのは色々とまずい。この際、家庭科室とかどうだ?」
「ダメに決まってるじゃん。そんなとこじゃ落ち着いて食べれないし」
だが、ここは譲れない部分。
これ以上、変な噂を増やすわけにはいかない。
「うーん、男1人なのが問題なら、波多野君も一緒に来なよ。それならいいよね?」
幾分かマシだがそれでも変な噂が広まるリスクはなくならない。
「落とし所としては妥当だが、波多野の都合もあるんじゃないか?」
上手く断るようにと波多野に目配せをする。
『お任せくださいっす』とでも言うように頷く波多野。
「自分も綾小路先輩の料理、食べてみたいっす!!」
「決まりだねー。何作ってもらおうかなぁ」
純粋な瞳を輝かせながらそれはそれは素敵な笑顔で元気よく返事をされ、これ以上言葉を発することを諦めた。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
オレたちはスーパーへ食材を買いに向かったはずだが、なぜか日用品専用のショップ『ハミング』で買い物をしている。
「調理器具はこんなもんかなー、あっ、あっちの食器もかわいいねー」
「なぁ道具から一式揃える必要はあるのか?天沢の部屋にないならオレの部屋から持参してもいい」
「ダメダメ、ぜーんぶ、あたし専用じゃなきゃさ」
妙なこだわりを見せる天沢。
いや、これもからかいの一種なのかもしれない。
「ちなみに支払いは……」
かごの中身の合計は軽く数万ポイントを超えている。
「もちろん綾小路せんぱいに決まってるじゃんヤダなぁ」
「……生徒会の経費で落とすことにする」
うちの生徒会に会計はいないため、自分で接待交際費として計上しておこう。
副会長権限ってやつだ。
「経費で落とす!!かっこいいっす、自分もいつか言ってみたいですっす」
「そぉ?ちょっとせこい感じがするけどなぁー。ま、ご馳走してくれるならなんでもいいけどさ」
「そうと決まればもっといいものを購入できるな。天沢、このさや付きのペティナイフよりも、あっちのナイフにしないか?セラミック製より鋼の方が切れ味が良いんだ」
「ノリノリじゃん、せんぱい。いいね、どんどん買っちゃお」
結局、鍋からまな板、包丁等の調理器具一式に、食材も高級品を選んだ結果、会計で表示された金額は10万ポイントを超えていた。
経費って素晴らしいな。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「ほらほらもうすぐ到着だよー、がんばれ、がんばれ」
両手にパンパンに膨れた買い物袋をぶら下げたオレと波多野に対し、少し先を軽やかに歩く手ぶらの天沢。
「いいように使われてるな」
「自分、荷物持ちでもお役に立ててうれしいっす」
それでいいのか、波多野――と思わないでもないが、自分を変えたくて生徒会に入った理由には低い自己評価の改善も含まれているのかもしれない。
自覚しているならいずれ改善もできるだろう。
「ここまで来ておいてなんだが、天沢は本当に証人として頼りになるのか?」
小声で波多野に確認する。
これだけ時間をかけて、大した証言にならなければ骨折り損のなんとやら。
波多野があれだけ熱心に連絡してきたためその辺の確認はしているものだろうと流していたが、波多野のここまでの言動でだんだん怪しく思えてきた。
「そこは安心してくださいっす。宝泉くんに天沢さんが脅された時、咄嗟に録音してたそうで、その音声も証拠として提出してもいいって言ってたっすです」
「……疑うわけじゃないが、その音声は聴いてみたか?」
証拠を持った証人がこうも都合良く現れる、実に怪しい。
「もちろんっす。女子相手でも容赦なく脅しをかける宝泉くんに憤りを覚えました。自分、天沢さんを助けたいです」
なんだか趣旨が変わっている気もするが、波多野がやけに燃えている理由は正義感からか。
そうこうしているうちに1年の寮――つまり、昨年まで学たちが使っていた寮へ到着した。
この場所自体には年末年始をはじめ、何度か足を踏み入れたことがあったのだが……。
「……随分散らかってるな」
エレベーターに乗り、天沢の部屋のある階へ出たところ、その廊下は段ボール箱やごみ袋などが散乱していた。
「なんかぁ前に住んでいた先輩たちが荷物をまとめずに出て行っちゃったとかで片づけが追いついてないんだってー」
「なるほど」
「管理人さんはゴールデンウイークまでには撤去するとか言ってるけど、迷惑だよねー」
この学校の特性上、最後まで進路がわからない生徒は出てくるだろう。
そういった生徒がやむ無く置いて行ったのだろうか。
量としてはそれほどでもないが、私物故に処分に手間がかかるのかもしれない。
「ということで、ここがあたしの部屋なんだけど、ちょっとせんぱいは外で待ってて」
「ん?」
部屋の鍵を開け、オレの両手から買い物袋を取った天沢は恥ずかしそうにそう言った。
「その……急に来ることになったからさ、下着とか転がってるかもだし。あ、どぉしても見たいって言うなら見せてあげてもイイけど?」
「待ってるから、早く片付けてくれ」
「はーい。あ、荷物持ち君は一緒にきてねー」
「へっ、あの、自分も男っすよ」
「大丈夫ー、荷物持ちとしか思ってないから」
「そ、そういうことなら、お邪魔しまっす」
それでいいのか波多野。
緊張からか語尾もおかしくなっている。
波多野が全く異性として見られていないことは置いておいて、天沢から目を離さないという意味では同行者がいるのはありがたい。
美人局ならそろそろ相方に連絡する頃合いだしな。
ただ、こちらがそんな警戒をしていることを見越して、わざわざ波多野を連れて行ったのは『疑いを晴らすためです』と言っているようにも見える。
仮に天沢の不可解な行動ひとつひとつに意味があったとしたら、手強い相手となりそうだ。
待つこと5分弱。
幸いこのフロアの廊下は誰も通ってはいないが、寮の女子フロアでこれ以上待機するのはあらぬ誤解を生みかねない。
ここで待たせることが天沢からの嫌がらせの線が濃厚になってきたことを感じ、チャイムを鳴らそうと手を伸ばしたところで、見計らったかのように玄関のドアが開き、天沢がひょこっと顔を出す。
「ごめんね、せんぱい。思った以上に散らかってて時間かかっちゃった」
「もう入ってもいいか」
「うん、どうぞどうぞ」
天沢に招き入れられて部屋の中へと進む。
「……」
「んー?何か言いたげな顔してない?」
「意外とシンプルな部屋だと思っただけだ」
天沢が天沢なだけにどんな部屋か身構えていたのだが、備え付けの家具以外には日常品が置いてあるだけと簡素な佇まい。
これも勝手なイメージだが、天沢なら派手な家財で彩られた部屋に住んでいるものだと思っていた。
「まだここに住んで3週間ぐらいだよ。ポイントも勿体ないし、みんなこんなもんじゃない?」
「自分、色々買っちゃったっす……。反省っす。コーヒーが身に染みるっす」
弱弱しくつぶやいた波多野はマグカップを手に部屋の隅で正座していた。
コーヒーを入れる余裕があったのなら、早くオレを部屋に上げて欲しかったんだが……。
「それより、お腹減ったから、さっそく課題を発表したいと思いまーす」
「ドキドキするっすね」
これから天沢のリクエストした料理を作り、お眼鏡にかなえば証人となってくれる約束。食材は大量に購入したため、そこから料理を予想するのは難しいが、オレも櫛田との特訓で様々な料理を作れるようになった。
和食でも、洋食でも、中華でも不覚をとることはない。
「せんぱいには、『ト』から始まる料理を作ってもらうんだけど、何かわかるかなぁ?」
意地悪くもったいぶる天沢。
『と』から始まる料理……豚汁?豆腐ハンバーグ?トッポギ?トムヤンクン?
問題ない、全て作れる。
「正解は『トルコライス』だよー。料理好きの先輩なら、もちろん作れるよねぇ」
「もちろんだ」
もちろん、作れるはずがない。
『トルコライス』なんて料理、初めて聞いたぞ。
だが、ここで作れないと言ってしまえば、証言の話は白紙に戻り、宝泉関係の事件が長引く。
幸い、料理名と食材から最低限の予想はできる。
こうなってしまった以上、あとは『オレ流のアレンジだ』とでも言って何とかするしかない。
アカネオブライズがオムライスとして認められるなら、ある程度似ていれば何でもアリだろう。
「早速だが、キッチンを借りるぞ。2人はゆっくりしててくれ」
「はーい。あ、一応、携帯は置いて行ってね」
「ああ」
レシピのカンニングはさせないということらしい。
その要求自体は想定内だったが、課題の料理は完全に想定外。
携帯をテーブルに置き、キッチンに入ると、購入した調理器具や食材がキレイに並べられていた。
『トルコライス』という名前からわかることは、まず間違いなく米を使うということ。
そして『トルコ丼』ではないことから、丼ものではなく、完成形はカレーライスやオムライスに近いワンプレートものだと推測できる。
そのため、まずは購入してきた米を炊飯器にセットし極上モードで炊き始める。
その間にメインの調理に入る必要があるのだが……問題は『トルコ』の部分。
『トルコライス』は、世界三大料理のひとつ、トルコ料理の一品ということだろうか。
確かにライスを食する文化圏でもあるため、違和感はない。
ただ、トルコ料理といえばケバブが有名だが、ここで一つの疑問が出てくる。
宗教上の理由からトルコの肉料理に豚肉は禁止されており、主に羊、近年では牛や鶏の肉などが使用されている。
にもかかわらず、今回スーパーで購入してきた肉は、よりにもよって鹿児島県産の黒豚。
とんかつにも使える立派なサイズのロースだ。
つまり、名前に『トルコ』が入っているのにトルコ料理ではないのか?
あり得ない話ではない。
日本に入ってきた際に日本人の味覚に合わせて日本で生まれる料理もある。
例えば同じ世界三大料理の中華料理では、天津飯や中華丼、エビチリなんかがそれにあたる。
同様の理由でトルコ料理が輸入されたときに、豚肉を好んで食する日本人向けに開発したという可能性は……いや、いくらなんでも宗教上で使わない豚肉をあえて使うなんてことあり得るのか。
これだけでは判断材料に乏しいな。
ならばと、ご丁寧に並べられた食材の方に目を向けてみる。
精肉は黒豚のみ。
これは間違いなく使うだろう。
その他、肉類はソーセージもあるが、これを使うのかどうか。
野菜は、玉ねぎ、にんじん、ピーマン、キャベツ、きゅうり、トマト、グリーンピース、コーン。
その他、卵、バター、カレールウ、パスタ麺、パン粉、小麦粉、サラダ油、ケチャップ、各種調味料など。
「……」
何でも作れるな、このラインナップ。
余計な食材を購入して、どんな料理か絞らせない作戦なら、かなり効果的と言わざるを得ない。
「あ、材料は全部使っちゃっていいよー。余らせてもあたし使わないし」
「ああ。そうさせてもらう」
リビングから天沢が思い出したかのように声を掛けてくる。
どうやら食材はすべて使う前提らしい。一体どんな料理なんだ、トルコライス……。
ライスの炊き上がりまで残り50分。
調理に時間がかかり過ぎても怪しまれるため、悩んでいる余裕はない。
だとすればオレの取れる行動は――――。
ひとつの結論を出し、オレはダマスカスの波紋模様が美しく輝く包丁を握った。
波多野君の『孟子訳ナインス毛努』は、私が変換した時になぜかこれになったためそのまま採用しました。どうしてこんな予測変換に……。