ようこそ実力至上主義の生徒会へ   作:まぐまれむ

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その道の探求者たち

コウィケ開催まであと2日。

外村曰く、本家と被るのはご法度だと開催日は12月28日で決定した。

 

運営関係の問題は概ね片付いているため、明日、会場設営、リハーサルをして、明後日の本番を迎えることとなる。

 

つまり、自由に動ける時間は今日だけ。

 

オレたちのバンドの練習は、明人の部活の関係で夕方から。

それまでに、オレは課題であるグルーヴ感が何かを掴まなければならない。

 

波瑠加曰く、現在のオレの演奏の印象は、パソコンで打ち込んだ音を再生しているような感じらしい。オレ自身も今回の曲に関しては誰かの演奏をコピーしているわけではなく、譜面通りに演奏しているだけなので、人間味のようなものは出ていないのかもしれない。

 

ただ、それをどうすれば出せるのか……。『考えるな感じるんだ、きよぽん』の波瑠加をはじめ、どうやら全員何となくで掴んでいるため、それを上手く言語化できなかった。そもそも全員、音楽の専門家ではない為、不足しているのがグルーヴ感かも怪しい。

 

ひとまず、これまで学んだピアノのスキルを織り交ぜて演奏してみたのだが、キーボード単体なら成立しても、バンドとしては全く合わなくなってしまう。

それなら正確すぎるのが問題かと適当に弾いてみたところ、正確に適当な演奏になるという訳の分からない現象が発生。

 

ここ最近の練習は、まさにお手上げ状態だった。

 

「別に下手ってわけじゃないからこれでもいいんじゃないか?」

 

明人からそんなフォローはあったものの、やるからにはベストを尽くしたいもの。やり尽くした先にしか見えないものはある、オレが知りたいのはそういった体験だ。

 

とは言っても、このまま独学では埒が明かないため、今日は図書館で音楽系の書物を探してみることにした。何かヒントが掴めるといいのだが……。

 

「あ、清隆くん、おはようございます」

 

「おはよう、ひより」

 

休日でも図書館に来れば当然のようにひよりはいる。

茶道部の活動中か、授業中か、自宅で読書中以外で開館している時間は、ほとんどここにいるんじゃないだろうか……。

 

ひよりと言えば、先日の龍園の話ではこれからクラスを率いていくことになるのだろうが、本人はどう考えているのか。

クラスの事情とは言え、聞いたらすんなり答えてくれるような気がしたので尋ねてみる。

 

「ひより、クラスのリーダーになるらしいと聞いたが大丈夫か?」

 

「え?そんなことになっているんですか?……そういえば、先日龍園くんからお話があると言われたのですが、コウィケのこともあるので終わるまで待っていてもらっているんです」

 

「あー、じゃあきっとその話だろうな」

 

龍園からの誘いをサラッと延期にできるのは龍園クラスでもひよりぐらいなものではないだろうか。

次のリーダー候補というだけはあって肝は据わっている……というより、気にしていないんだろうな、色々と。

 

「個人的には争いごとは好きではありませんし、クラスの代表というのも身の丈に合いませんが――これ以上クラスポイントが減るのは見過ごせないのも事実ですね」

 

龍園はクラスポイントよりもプライベートポイントを優先させる戦略を取っていた。

そのため、クラスポイントを犠牲にする場面も多く、ひよりのクラスは200クラスポイントを切っている状況。

 

「龍園くんばかりに任せていたクラスの責任もありますしね……もし本人から相談されたときは私にできることをしようと思います」

 

「そうか。できればひよりがリーダーになってくれたらオレとしても嬉しいんだが」

 

「それはどっちの意味ですか?」

 

『どっち』が指す選択肢をあえて提示しないことで、こちらに2択を想像させ、必要以上に情報を引き出すことができるテクニック――を用いているのか、天然なのか、判断に苦しむところ。

ひよりと敵対することがあれば、読み合いの勝負は少し骨が折れそうだ。

とは言っても特に隠し立てする必要もないため、ここは素直に答えておく。

 

「単純にこれまでひよりのクラスとはあまり交流することができていなかったからな。もしひよりがリーダーなら、それもしやすくなる。今後の試験次第では協力体制も取れるかもしれない」

 

次の試験については生徒会権限で把握している。

特に南雲が考案したといった点で、胡散臭いことこの上ない試験。現状把握している限りでは、クラス同士での連携ができれば、突破しやすくなるのだが――。

 

「そっちの意味でしたか。……でも、そうですね。綾小路くんと協力できるのであればそれ以上のことはないかもしれません」

 

「それはどっちの意味でだ?」

 

クラスのためなのか、個人のためなのか、はたまた勝率の話なのか、他の意味が含まれているのか。

意趣返しをして、ひよりの出方を伺ってみる。

 

「もちろん、どっちもですよ」

 

ふふふ、と慎ましく微笑むひより。

 

「これは3学期も楽しくなりそうですね」

 

「そうだな」

 

ひよりと出会ってから半年以上経ち、見えてきたことと見えてこないもの。

敵対せずに済むならそれに越したことはなさそうだ。

 

「ところで、綾小路くんは何か本をお探しに?」

 

「そうだった。今度、バンド演奏をするだろ。それ関係で音楽の勉強をしたかったんだが……」

 

「それでしたらあっちの本棚ですね。ご一緒しても?」

 

「もちろんだ。小説以外の本にも詳しいんだな」

 

興味の有無がはっきりとしているタイプだと思っていたため、音楽系の書物の場所を知っているのは意外だった。

 

「たまに本の整理もさせてもらってますからね。大体この図書館の本の場所は把握しています」

 

「流石だな」

 

オレもそこまでは記憶していない。

やろうと思えばできるだろうが、検索すれば済むことをいちいち記憶するのは脳のリソースの無駄遣いとしか思えない。

ひよりの場合は趣味の延長線上で覚えてしまっただけだろうが、それすらできない人間は大勢いるだろう。

 

「ちなみにどんなことを学ばれたいのですか?」

 

「演奏スキル、というかグルーヴ感が何たるかを追い求めている最中だ」

 

「うーん、それですと……この本かこの本あたりでしょうか」

 

そうして2冊の本を渡される。もはや、司書顔負けの働きっぷり。

 

「助かる」

 

「綾小路くんの演奏楽しみにしてますね」

 

「ああ。ひよりも出店するんだったな、当日は寄らせてもらう」

 

「……そ、そうですね。でも、お忙しいようでしたら無理なさらないでくださいね」

 

ひよりは茶道部とは別に自作の小説を出品する予定。

ジャンルはミステリーと聞いているが……自分の描いた作品を友人に読まれるのは恥ずかしいのかもしれない。少し目を逸らしながら、そんなことを言う。

 

「迷惑になるようなら控えるが……」

 

「そ、そんなことはないのですが……少々筆が乗ってしまったので――」

 

そう言われるとなおさら気になるな。それに――

 

「ちなみになんだが、『筆が乗った』ってどんな感覚だったんだ?」

 

グルーヴ感の説明に、よく音楽に乗る――『ノリ』であると見かけた。

ジャンルは違えど、そういった感覚がわかれば活路になるかもしれない。

 

「そうですね……つい楽しくなってしまって、どんどんアイディアが溢れてくる感じでした」

 

「つい楽しく、か。ありがとう、助かった」

 

「いえ」

 

唐突な質問の意図が読めず、頭にクエスチョンマークが浮かび上がっていたひよりだがしっかりと回答してくれた。

 

「では」と所定の位置にひよりが戻ったところでオレも本に目を通す。

 

言葉として存在しているのであれば、その定義や身につける方法もあるはず……。

結論から言うと、ドラムのスネアの音をよく聞きリズムを意識することなどのテクニックはあるようだ。問題はそれで解決するのかどうか……。

 

「あれ……綾小路くんじゃありませんか?」

 

「おはようございます、橘先輩。ここへは勉強をしに?」

 

「ええ。これでも受験生ですからね。現在Aクラスとは言え油断は禁物ですから」

 

橘も生徒会を引退してから、ここによく足を運ぶようになっている生徒のひとり。

あの秘密部屋にも図書館の本がいくつか置いてあったか。

 

「それで綾小路くんは……音楽の勉強ですか?」

 

こちら手元の本を見て、疑問を抱く橘。

 

「実は――」

 

ダメもとでオレの課題を伝えてみる。

橘は、こういった時に意外な活躍を見せてくれることに定評があるからな。

「実は私、バリバリのロックンローラーなんですよ、ベイビー」なんて言われても、もう驚かないぞ。

 

「なるほど……確かにそれは経験者じゃなければわからないかもですね。実は私、バリバリのロックンローラー――」

 

マジか、冗談だったんだが。

 

「の知り合いがいるんですが、会いに行ってみます?」

 

よかった、ステージで「これがロックだぜっ!」とか言いながらギターを破壊するような橘なんて存在しなかった。

 

「ぜひお願いします……手土産に壊す用のギターとか持って行った方がいいですか?」

 

「……綾小路くん、なんかロックの認識間違ってません?」

 

そうなのか……。

バンドをやる以上、そういった歴史背景からしっかりと学んでおくべきだったかもしれない。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

「あぁー可愛いってなんだー」

 

「うーん、さっぱりだね」

 

波瑠加ちゃんと2人、特別棟の一室を借りてダンスの練習をしている。

練習を始めて小一時間ほど経って、汗だくになったところで休憩する。

 

日頃からスズーズブートキャンプをしていたおかげで音楽に合わせて身体を動かすこと自体は問題なくできたんだけど……。

 

「元の曲に振付がそんなにあるわけじゃないから、なおのこと自分たちで考えなきゃいけない部分が難しい」

 

「やっぱりアイドルソングを選んどくべきだったかな?」

 

「いや、曲の選考自体はあれでよかったよ。変に可愛すぎても私たちのグループと違っちゃうしさ」

 

「……どうすればいいんだろう」

 

グラビアアイドル時代は、カメラマンさんの指示に従っていれば自然と可愛いポーズになっていた。この学校に来てからの自撮り写真もそれを思い出して撮ってたから、何とかなると思ってたんだけど……動きがつくとまるで別物だった。

 

歌、演奏、ダンス。3つの内、2つがどれだけ優れていても、1つが微妙だったらお客さんにはその印象が残ってしまうかもしれない。私たちのせいでバンドに迷惑をかけたくはない。

 

なんとかしなくちゃ、そんな時だった。特別棟の扉が開く。

 

「話は聞かせてもらったわ、佐倉ちゃん!」

 

篠原さんが意気揚々と登場した。

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

橘の知り合いはケヤキモールで働く従業員たちが結成したバンドチームだった。

 

連絡をしてみると、丁度非番の日とのことで早速会いに行く事に。

 

「バンド活動なんて綾小路くんも面白いことをしますね」

 

「いえ、まだまだ面白さで橘先輩に勝つことはできませんよ」

 

「フフフーン、高い壁としてまだまだ後輩には負けるわけにはいきませんからね」

 

久々に会った気がするが橘も相変わらず元気そうで何よりだ。

 

待ち合わせ場所のライブスタジオを目指していると、向こうから篠原と池が歩いてくるのが見える。

 

「――よかったらさ、今度のコウィケも一緒に回んねー?」

 

「べ、別にいいけど……あ、佐倉ちゃんのバンド演奏は絶対観たいから」

 

「おう、良いじゃん、良いじゃん、一緒に観ようぜ!って、あっ……」

 

何か見てはいけないタイミングだったな。こちらに気づいた池が慌てだす。

 

「綾小路、いるなら言えよ!べ、別に今のは何でもねーかんな。女子と一緒に行った方がエロ目的じゃねーって思われそうだしよ、変な噂立たないような奴なんてコイツぐらいってだけで、別に深い意味なんかねーよ、じゃないとコイツと出掛けるなんてことしないし――」

 

「サイテー」

 

「いや、そうじゃなくって、いやそうなんだけど……ああ、もう、バカヤロー」

 

早口で余計なことをたくさん言いまくった挙句、ダッシュで逃げ去る池。篠原は取り残されてしまった。

 

「なんだかすまなかった」

 

「別にいいんだけどさ。アイツの悪口も慣れてきたし……どっちにしたって佐倉ちゃんの応援に入ったから。綾小路くんも頑張ってよね」

 

『頑張ってよね』にバンド演奏以外のニュアンスが含まれているような気がする……。

 

「まさにこれから頑張るところだ。……最近、愛里とは話すのか?」

 

「そうね……さすがに前ほどとはいかないけど、今でも仲良しだと思ってる。ちょっと長谷部さんにとられちゃった感は否めないけどさ」

 

少し気になっていたのだが、交流がなくなったわけではなさそうで安心した。

ただ、イブも綾小路グループで過ごしていたし、そういった面で多少なりとも思うところはあるのかもしれない。

 

「今度のバンドでは愛里が活躍する予定だから、楽しみにしておいて欲しい」

 

「もちろんよ。可愛い佐倉ちゃんが本気出せば、人気者になるに決まってるんだから。綾小路くんも、うかうかしてらんないんだからね?」

 

篠原からプレッシャーをかけられる。

 

「ただ、愛里たちも少し困ってるみたいでな。その可愛さをダンスに活かせないらしい」

 

これ以上、うかうかの部分で責められるのを回避するため話題を篠原が興味のありそうな方へ誘導する。

 

「なっ!?そんな勿体ないことって……もっと早く言ってよ。いま佐倉ちゃんはどこにいるわけ?」

 

「恐らく特別棟の一室で練習中だ」

 

「オッケー、こうしちゃいられない。ゴメンだけど、もういくね!さっきの話、忘れないように!」

 

「あ、ああ」

 

嵐のように去っていった、篠原。

 

「なんだかものすごくエネルギッシュな人でしたね……」

 

「橘先輩が言うのもなんですがね」

 

「私は堀北君に相応しく、もっとおしとやかさを兼ね備えてますから」

 

「……否定しきれないところが何とも言えない気分です」

 

実際、先ほどの2人の会話の時も、数歩下がってこちらの邪魔にならないようにしたりと生徒会長の書記を務めていただけはあって、そういった自然な配慮ができる。普段が普段だけに忘れそうになるが……。

 

ただ、自分でそれを言ってしまうあたりが橘らしい。

 

「さて、待ち合わせのライブスタジオに到着です。あ、もういらっしゃってるみたいですね、こんにちはっ!」

 

「おっ、橘さん。こんにちは」

 

ロックンローラーというからどんな人物が出てくるかと思ったが、見た目は50代くらいのどこにでもいそうな中年男性。

 

「突然すみません。電話でお話しした綾小路くんです」

 

「綾小路清隆と言います。よろしくお願いします」

 

「こちらこそ、よろしくお願いするよ。私もね、君ぐらいの時に初めてギターを触ったよ。あの日の感動は忘れない。遠慮なく何でも聞いてくれていいからね」

 

物腰も柔らかで温厚そうな口調。

初対面ともなると未だに少し緊張するため、話しやすそうな人物で助かった。

 

「私はギター担当だから、他のバンドメンバーにも来てもらったよ。グルーヴ感がどんなものかぜひ体感して行って欲しい」

 

至れり尽くせりだ、実際に他の演奏者の音楽を聴けば、得られる学びも多い。

 

そういって借りている部屋へと案内される。他のメンバーも同じく温厚そうな面々。これなら安心して色々伺えそうだ。

 

と思ったのだが……

 

「おめーら、ロックなビートを刻んでいけやあ」

 

ギターを握って演奏の準備に取り掛かると雰囲気が豹変した。

なるほど、これがバンドマンなのか。

やはり手土産に壊す用のギターが必要だったかもしれない。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

「篠原さん、どうしてここに!?」

 

「可愛いが私を導いたの。困ってるんでしょ、もっと早く私を頼ってくれればよかったのに」

 

突然現れた篠原さん。アイドル関係の追っかけもやっていたらしく、その道にも詳しくて、確かに適任かもしれないのだけど……。

波瑠加ちゃんとのこともあって、なんだか気まずくなりそうだし、申し訳なさから声を掛けることができなかった。

 

「えっと、篠原さんならどうにかできるってこと?」

 

「もちろんよ。誰よりも佐倉ちゃんの可愛い姿を見せることにこだわりがあるからね」

 

「何それ」

 

ああー。思った通り雲行きが怪しいよ。2人ともにらみ合ってるし、いつ爆発してもおかしくなさそう。自意識過剰じゃないけど、わ、わたしなんかのことで争わないで――

 

「何それ――最高じゃない。愛里をこれ以上可愛くできるなんてやるね、篠原さん」

 

「長谷部さんこそ、愛里にアイドル衣装着させてくれるなんて神すぎんのよ」

熱く握手を交わす2人。あれれ、なんか予想と違う。いや、仲良くすることは良いことなんだけど……。

 

「じゃあ遠慮なく可愛いを追求していくわよ」

 

「愛里がどれだけ可愛くなるのか楽しみ~」

 

「えええっ」

 

他人事みたいに言ってるけど、波瑠加ちゃんも踊るんだからね?

そうして篠原さんの指導のもと、私たちのダンスの改良が始まった。

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

そうして迎えたコウィケ当日。オレたちの出番がやってきた。

ギターの明人、ドラムの啓誠と、舞台袖から一人ずつステージに上がる綾小路グループ。

 

キーボードのオレの番がやってきた。

 

「清隆くーん!」

 

ハートマークと真ん中に清隆と書かれた団扇を両手で振っている歓声を送ってくれる麻耶。

可愛いが、これはかなり恥ずかしい。

 

ギロリ。そんな効果音が聞こえてきそうな鋭い視線を舞台袖の方から感じた。

「きよぽん?」「清隆くん?」

横目で見れば、可愛いを研究していたとは思えないような無言の圧をボーカルの2人が放ってる。

 

何も見なかったことにして、観客席へと視線を戻す。

……ってよく見たら、他にも同じ団扇持ってるヤツらがいるな。

パッと見、一之瀬をはじめとしたBクラス女子、ひよりやみーちゃんたち茶道部、まさかの鬼龍院まで。

おい、軽井沢の隣にいる平田まで持っているじゃないか。

平田としては博愛主義の一環かもしれないが、あらぬ誤解を招きかねない行為だ。やめて欲しい。

 

ここまでくると誰かが量産して作ったに違いないが……今は演奏に集中すべきだろう。

 

それにオレへの注目もここまでだからな。

何せ、これから舞台に上がってくる2人は――

 

「かわいいー!!」「しずくちゃああぁん」「うぉぉぉぉぉ」

 

伊達眼鏡を外し、髪型もアイドルらしくセットして登場した愛里。

そして愛里に負けず劣らずのスタイルで魅了する波瑠加。

 

会場が大歓声に包まれる。

 

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