ステンノという愛について【完結】   作:AIRUNo(旧AIRU)

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神話としてのステンノについて、ざっくりと説明回。
あと背景を紫めのホワイトにしましたが、どうでしょう。


Tips: ある人物の手記

xx/3/2020

 

 

 

 今日もマスターとマシュがあの女神に振り回されていた。

 

 

 

 ステンノ。

 

 

 

 その原典は、ギリシア神話に登場するゴルゴーン三姉妹の長女。

 

 多くの人に知られるのは、頭に蛇を飼い、その眼は人を石にする怪物メドゥーサの姉妹であること。

 

 彼女とエウリュアレは不老不死であり、メドゥーサだけが例外だった、その数行のみしか知られていない。

 

 

 

 しかし、ゴルゴーンとは、現在我々が知るギリシア神話が生まれる以前から存在した神々のことであった。

 

 地母神として、確かに人々へ信仰され、彼女らの顔を模した仮面「ゴルゴネイオン」は魔除けとして家々に飾られた。(いいなー、私も欲しーい!)

 

 その名残が、オデュッセウスが着たとされるアイギス(イージスとも)は、メドゥーサの首がついた山羊川の防具とされることにも残っている。

 

 ついこの前召喚されたオデュッセウスにそのことを尋ねてみたら

 

 

 

「このスーツを見てくれ。それが俺に語れる全てだ」

 

 

 って、はぐらかされちゃったけどさ。

 というか、そのメカニックはとても興味あるけど一体何なのさ。

 

 おや、話が逸れちゃったね。

 

 彼女の容姿は神話や絵に残っていて、黄金の翼が生え、青銅の手を持つこともあった。

 

 時にキバを生やし、蛇を生やし、恐ろしい神々として残酷な災いの化身として。

 

 ときに若く美しい女神という芸術の対象として描かれた。

 

 そんな彼女たちを、古代の密議宗教オルフェウス教では、彼女らの顔をxxに重ね合わせて信仰すらしていた。(走り書きで判別不明)

 

 

 

 ところで、サーヴァントは生前の姿を映しとるものと、後世の評価を受けた姿や人格で召喚されるものがいる。

 

 

 

 ステンノは。

 

 

 

 見た目は儚げな少女であり、実際生前より強化されたはずのサーヴァントの身体でさえ、か弱い。

 

 美しい女神としての面のみが強調されている。

 

 それは、たった数行の説明のみでしか語られないことで、逆に時代により伝承が歪むことなく、生前に近い存在でいられたためか。

 

 あるいは、有名なメドゥーサの神話に引きずられ、恐ろしく残酷な怪物にもなれるのか。

 

 彼女、姉妹3人で暮らしていたことは話すんだけど、それ以外は教えてくれないんだよね。その最期がどうだったのかも、女神のみぞ知るってことだ。

 

 

 

 ま、結局どんなサーヴァンでも活躍できるかどうかはマスターくん次第ってところかな? 彼の頑張りに期待だ。

 

 芸術家サーヴァントの一員としては、彼女と仲良くして、デッサンモデルになってくれると嬉しいんだけどさ。

 

 

 

 

 

(全て左手で書かれた鏡文字となっている)

 




「教えてFGO!」というシリーズがあったのを思い出しました。
ステンノは説明するの難しそうだなぁ。
因みにアイギスは盾とされることもあるのですが、そのネタは2019年のギル祭でちょっと出てたりします。
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