Great Player 日本国召喚   作:アサルトゴリラ

2 / 2
今日は2月27日、つまり500ポンド爆弾の日…なわけあるか


第1話

 

 

 

 

 

 

カリカリ...カリ カチカチ カタカタッカタ

ただただ事務作業の音が響き渡るのはロデニウス自治政府庁舎

 

 

そして今その政府庁舎前で大規模なデモが発生している 、そしてそのデモの内容は様々である

 

 

「邪智暴虐極まりない日本人は腹を切って死ぬべきである!だって横暴なんだもの!」

「配給の飯が少ないぞ!」

「ヒトモドキと同じ地区に住まわされるなんてまっぴらだ!」

「なんだとこの負け犬のロウリア人が!」

「犬耳のヒトモドキに言われたくねぇ!」

「なんだと!?やろうってのかこの野郎!」

「上等だ掛かって来やがれ馬鹿野郎この野郎!」

 

 

総人口が4000万をゆうに超えてるロデニウス人を内陸部に10万k㎡程の自治区を作り上げ、そこに押し込んだのであるからこの様なデモは日常茶飯事である、そしてこの後に起こる出来事も…

 

しばらくしてデモ隊上空を内務省が有する鎮圧隊のMH-6リトルバードに護衛されたCH-47JAが到着、そのまま着陸せずにホバリングし、八頭(やつがしら)重工製の暴徒鎮圧仕様のドロイド『黒鉄(クロガネ)』が降下する、片手には大盾、もう片方には鉄棒を厚いゴムで覆ったもはや棍棒としか呼べない警棒であった

 

 

「届出ノナイ集団デモハ違法デス、ユウジョウ!」

「直チニ解散シナサイ、ユウジョウ!」

「ドウモ ロデニウス人ノ皆サン、暴動ハ無意味デアル!ユウジョウ!」

「暴動スル暇ガアルナラ労働ヲシヨウ!」

「労働ハ素晴ラシイモノデアル!ユウジョウ!」

 

 

この上なく効率的に隊列を組んで大盾で圧を加え、死なない程度に時折警棒を振るう、そして駄目押しとしてAA-12からビーンバッグ弾が連射される、非殺傷の暴徒鎮圧弾とはいえ当たりどころが悪ければ失明・絶命もありうるがしかし、これも全ては日本の為に働いてる自治区庁舎の人間を守護る(まもる)為、致し方の無い事である、イイネ?

 

 

「どうして…こうなったのだ」

その一部始終を見ていた彼は旧クワトイネ公国の首相カナタである、彼はこの光景を見て心を傷めていた、そしてこの様な光景をどうすれば回避出来ていたのか、if(もしも)を考えていたがあ(・)の(・)日本国が転移した時点で何をやっても無駄無意味であるとして頭を左右に振った

 

 

時は遡る

 

 

中央歴1639年1月24日 クワトイネ公国政治部会

 

クワトイネ公国首相カナタは悩んでいた、本来ならば何も無いはずの東方から正体不明の高速飛行物体が迎撃に上がった飛竜を易々と振り切り、マイハーク上空に侵入し、去っていったというのだから大問題だ

 

 

「皆はこの飛行物体について何か知っている事はないかね?そして今後どうすれば良いと思う?」

 

カナタの発言に情報部が挙手し発言する

 

「情報分析部によれば、同物体は、三大文明圏の一つ、西方第2文明圏の大国、ムーが開発している飛行機械に酷似しているとのことです。しかし、ムーにおいて開発されている飛行機械は、最新の物でも最高速力が時速350kmとの事、今回の飛行物体は、明らかに600kmを超えています。」

 

「なるほど、ではこの未確認飛行物体は飛竜ではなく、飛行機械の可能性がある、しかしムーのものでは無いかもしれぬと、極秘裏に開発した実験機の可能性も捨てきれぬがだとしたら何故我が国の、それも東方から?」

 

謎は深まるばかりである

 

「はい。ですが他にも飛行機械を運用している国家があるようです。ムーのはるか西の果てに、新興国家が出現したといいます。この国は付近の国家を次々と支配下に置き、かなりの進撃速度で暴れ回っているという情報が。彼らは“第八帝国”を名乗り、第2文明圏の大陸国家群連合に対して宣戦布告したと、昨日諜報部に知らせが届きました。彼らの武器については、全く不明であります。」

 

会場にわずかな笑いが巻き起こる。文明圏から外れた新興国家が、3大文明圏5列強国のうち2列強国が存在する第2文明圏のすべてを敵に回して宣戦布告したという事実。

第2文明圏を知る者からすれば、何をそんなに回りくどい自殺を、と考えるのは仕方ない事である。

 

話は戻り、仮にその第8帝国とやらが機械文明であったとして、その位置はムーの遥か西の果て、何故わざわざ我が国に?

 

結局良く分からない事がわかった

 

その時、政治部会に、外交部の若手幹部が、息を切らして入り込んでくる。

 

「何事かね!」

無許可での入室という、通常ならばまず考えられない異常事態である事を察したカナタが怒鳴る外務卿を抑えつつ要件を問う

 

報告を要約すると以下の通りである

 

本日午前、クワトイネ海域北方にて400メートルを超える超巨大船を中心とする大艦隊が出現した

臨検を行ったところ、日本という国の特使がおり、敵対の意思は無い旨伝えてきた。

 

捜査を行ったところ、下記の事項が判明した。なお、発言は本人の申し立てである。

 ○ 日本という国は、突如としてこの世界に転移してきた。

 ○ 元の世界との全てが断絶されたため、哨戒機により、付近の哨戒を行っていた。その際、陸地があることを発見した。

   哨戒活動の一環として、貴国に進入しており、その際領空を侵犯したことについては、深く謝罪する。

 ○ クワトイネ公国と会談を行いたい。

 

 

突拍子も無い話であった為か、殆どの者は信じられないようであった

しかし巨大艦隊が出現したのはまず事実であろうとの事からとりあえず会うだけあってみようということになった

 

 

 

 




オスキリンの9割はオス同士で交尾するそうです

1ヶ月以上空いた割には話進んでないっていう…


そして俺は蟹よりも海老が好きだ

Q ロデニウス自治区とは?
A 早い話がパレスチナ自治区みたいなやつです
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。