今は夏の暮れである。
「この世の中はもう嫌だやめよう」と言った14歳の俺は、現在都市随一の高さを誇るビルの屋上にいる。
そう俺はこの世の中に呆れ、絶望した。
俺の住む世界は、政治、治安、犯罪、情勢、経済、全てが劣悪な世界であったのだ。
「さて死のう、その前に辞世の句でも読むか。
どうせ見てくれる人は居ないだろう。」
~夏の暮れ 夕暮れの空 哀れなり 終わりを告げる ひぐらしの声~
と書いたものを歌い終えると俺は直ぐ様、屋上から飛び降りた。
落下中に
「あぁ、幻想郷みたいな羨ましい世界があればいいのに。」
まさか、これが最後の言葉になるとは思わなかった。と思っていた。
すると落下の最中に変なスキマが出てきた。
「あなた・・・・あこ・・世界・・で・・わ」
幽かな記憶だが誰かそう言っていたの聞いた瞬間、俺は意識が吹っ飛んだ。
「さてここは何処だ。」何もない森。そう車も排気ガスも工事の音も、
喧騒さや物騒な雰囲気でもない。
一瞬此処は幻想郷だと考えたが、此処はどうせアマゾンだろうと思った。
道標もなくテキトーにテクテク歩いて獣道を探す。
歩いても歩いても無かった。
さて此処はどうする。
俺は考えるのをやめて寝た。
「ん・・・どこだこの天井。」
目を覚ますと右手に桜色の髪の綺麗な女性が座っていた。
「おや起きたようね。妖夢ぅー!夕食作ってぇ~」
「幽々子様ぁ~さっき食べたばっかじゃ無いですか。」
「違うわよ、さっき連れてきた熱出してる子に」
どうやら俺は風邪をひいてしまったようだ、道理で考えたくなかったわけであった。
「貴方は、やっぱり外来人ね、服装が違うもの」
「外来人?」
「ごめんごめん、説明してなかったわね。
此処は幻想郷忘れ去られた者達が住む第二の故郷なの。
基本全うに生きた人達が来る場所じゃないんだけどね。
此処は向こうで言う平行世界(パラレルワールド)って言ったほうが早いかしら。」
パラレルワールドならJ●J●で聞いたこと有る。
なんていうか「存在して、存在しない世界」だろ?
俺も此処に来た理由は不明であるが、ネットよく見る幻想郷に来ただけで幸せだ。
「貴方、家族は?」
「居ますけど、居ません。親からは見捨てられました」
「年齢は?」
「15歳です。まだまだ子供です。」
「うちの妖夢が人間ならそのくらいかしら」
「貴女とその妖夢さんは人間じゃないんですか」
「私は、亡霊なのよ~。妖夢は半人半霊まぁ幽霊と人間のハーフといったとこね。」
「忘れてたけど貴方名前は?」
「俺ですか?うーんもう、10年以上呼ばれた事無いし覚えてないです。」
「んあじゃ私が名前つけるねぇ~うーん『西大路 幽斎』ってどう。」
「んじゃぁそれでお願いします。」
「それじゃぁ幽斎はなんで幻想郷に来たの?」
「あぁ、えーと色々あって世の中に絶望して自殺しようとしてたからです。
まぁなんかスキマに吸い込まれましたけど」
「珍しいパータンだわね。病んでる(自殺でも風邪でも)割にいっぱい話してくれるじゃない」
「有難う御座います・・・昔から話し相手が居ないので。」
「気にしない気にしない!此処ではすべてを受け入れのよ。」
「有難う御座います」
「そう言えば幽斎は帰らないの?」
「帰っても意味無いですし、次は本当に死ぬので、てかこの幻想郷に連れてきた人は誰ですか?」
「あぁ、それはねスキマBBA妖怪 紫が隙間を開けて連れてきたのよ。」
「あら、親友のことをBBAとか言わないでくださるかしら。」
「BBAはBBAよ」
「あんたもBBAですわよ」
スキマから出てきたのはBBAでは無く美しい女性だった
「どうも、私は『八雲紫』みんなは『ゆかりん』って呼んでるわよよろしくね」
「違うでしょ紫。あなたは『BBA』でしょぉ~」
いくらなんでもマイペース過ぎるでしょ、幽々子さん
「どうも、俺は『西大路 幽斎』です。これから宜しくお願いします。BBA」
「きいー!、なんか腹立つわね!」
「あははは、紫初対面の人にBBAなんて・・・ぷ・・・」
紫さんは泣きっ面で帰って行った。
「幽斎は夕食出来るで寝ておきなさい。」
「分かりました、それではおやすみなさい」
まだヒロイン出てこずw
最後の方は睡魔に負けたorz
夏休みだし投稿時間変えてみよう。