現代の日本ではダメです
二度寝から覚めると、夕食の美味しい匂いが鼻に匂う。
この甘くも塩っぱい煮込み物の匂い。
そしてなんとも言えない魚の生の匂いと魚の捌く音。
そしてエプロン姿の妖夢さんと幽々子さ…ん?
えっ、どういう事だ?
この仕事は幽々子さんの仕事ではなく、妖夢さんの仕事だろ?!
どうした、血迷ったのか?
っと独り言の激しい痛い子のように頭のなかでツッコんでいると妖夢さんの声が
「幽斎さーん、ご飯でーすよー」
声を聞いてるのマイペースな感じだ。
いいなぁ…若いって
とぼとぼ歩いて、食卓のある部屋へと到着した
今日の夕飯はお刺身とカボチャの煮物が中心となった、和食である
「こんなに、ご馳走頂いてもよろしいのですか?」
刺し身がお造り船のかなり上等なやつで、さらに皿鉢まで出しており、普通に旅館で
食べるならかなり値段が張るプランである。
「いいんですよ、余っても幽々子様が食べてくれますし、そして新しい家族が増えた
ということでお祝いということで」
「そうよ~妖夢の言うとおり遠慮なく食べて頂戴。余っても私が食べるから~」
ということなので、思う存分食べた
が言うほど食えなかったので幽々子様があとで食べました
しかし、幽々子さんのお腹はどういう構造だろ、ブラックホール内蔵なのか
「幽斎~、お酒を呑むから来なさーい」
幽々子様はそんなことを言っているが、酒!?飲んで大丈夫か?俺はまだ14歳だぞ…
「幽々子さん…俺まだ15ですぞ…酒飲めないですよ」
「ん?、もう幽斎は大人でしょ?あら、もしかして下戸なの~?」
そうだった、この世界ではこのくらいの年齢が大人だったよ
「そ、それじゃぁ頂きます。」
日本酒が喉に通ったがとても苦いような辛いような不思議な感覚だ
美味しいといえば言いのか分からない微妙な感じである
しっかし、肴が合うとはこういう事だと分かったが…妖夢がすでに可笑しい。
「幽斎さぁん、結婚しましょうよぉ~ ねぇ~」
取り敢えず、結婚する前に付き合おうよ、結婚は計画的に
大丈夫かよ一杯でベロンベロンって、
「ふにゃぁ、幽々子様ぁ、幽斎さんを寝取らないでくださいよぉ。」
大丈夫かこの人。
「幽斎~、この娘、部屋まで運んで~」
と言われたままに運ぶことにした
おんぶするととても軽い。およそ40kg前半くらいだろうか。
背負っていると寝言なのか
「お父さぁん」
と言っていたが、俺には親父も居ないから良く分からない。
まぁ彼女はどうなのかは分からないが。
布団に慎重に降ろし終わった後、また酒を飲みに幽々子さんの元へ行った。
「あら、よく呑むわねぇ。酔わないの?」
「思うほど酔いませんね」
多少頭が回ってないくらいである。
「まだ貴方には言ってないから、幻想郷の話をこれからするわね。」
そういえば何一つ聞いてなかったな。
ただ此処が桃源郷だとは聞いたが。
「此処はね『忘れ去られた者』達が住み着く世界なの。」
俺も確かに忘れ去られた存在だった。
だから死のうとしたのである。
「此処には神社やお寺なども信仰で忘れ去られた物も居る。
私は何故居るのかは不明だけど(笑)
あと、この世界独自のルールが有るの」
独自のルールだと、それは興味深い
「弾幕ごっこという遊びよ、まぁ勝ったらどうこうじゃなけど、一種の趣味ね
スペルカードとかで必殺技繰り出したりね」
ごっこって付く時点で元々は殺人ゲームだったの想像すると怖いものである。
俺はしたくないな。うん。
「後、此処には特殊能力者もたくさんいるから、貴方も何か能力があるかもし
れないわね。」
期待しておこう。
けど邪気眼は出ないように祈ろう。
俺はあれがほしいな、うん。秘密だが。
「まぁだいたい話せたし、私は寝るねぇ~」
っとのんびり歩いて幽々子さんは先に寝床へ行った。
俺は食器洗いや片付けをして、さっき言われた自分の部屋へと行って寝ようとした。
「なんでこの部屋に妖夢さんが、しかも布団一つって…」
あの大食らいは何考えてんだ。
これから一話ずつ登場人物紹介をします。
名前:西大路 幽斎 (にしおおじ ゆうさい)
年齢:15歳
種族:取り敢えず人間。
身長:168cm(幻想郷では大柄)
最近の悩み:肩こり
趣味:物作り、鉄道模型(現代に居た時)、魚釣り
好きな食べ物:基本なんでも食べる。
性格:引っ込み思案、ドS、何事にもあまり興味なし