ドンキーコングに転生したら、ポケモン認定されるのか簡潔に述べよ   作:生牡蠣

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あ~アマゾンプライムビデオ最高なんじゃ~……あん?なんかめっちゃUA伸びてね?

おう、ランキング乗ったで

おう、お気に入り1000突破したで

おう、感想欄に紳士集まってきたで

(  Д ) ゚ ゚


脳内で音割れハリーポッター流れたわ…
マジでクルール参戦動画のドンキーみたいな顔になったよ……

とりあえずネタ思いついたんでこっそり投稿



条件3 ディディー枠は猿ではないものとする

『あーーー……寝違えちまった…』

 

結局、あれから2,3時間ほど眠ってしまっていたようだ。

……昨日は十分睡眠をとったはずだが予想より多く眠ったようだ。

 

『じゃあ僕そろそろ旅に戻るよ!約束通り、日持ちするおやつ貰っていくね~♪……さすがにこれ以上は、我慢できそうにないからね……♡

 

 俺が起きてすぐにミュウはまた旅に出て行ってしまった。ちゃっかり俺が隠してた秘蔵のおやつまで持って行きやがって……

そういえばあいつ、いつもは2.3日居座っているはずだが、何かあったんだろうか?

 

 

……まぁいいか。きっと腹でも痛かったんだろ。今度会ったら薬でも持たせてやるか。

…それより、眠ったはずなのに逆に疲れているような気がするのは何なんだ?

起きたら寝汗で全身ベタベタだし……蛇に全身舐められる悪夢は見るし……

こんな日は、家でだらだらするのが1番なんだが……

 

『あいつ、行かないと拗ねるからなぁ…』

 

 俺は今、山を登っていた。

 この島には中心にやたらデカい岩山がある。

 麓にはまだ草木が生えてて過ごしやすいんだが、少し上に登ると緑が全くない荒々しい岩肌だらけの山だ。

 俺を含めて、ジャングルに住んでいる奴で好き好んでこの岩山に登る奴はほとんどいない。

 では、なぜ俺がこんな不便な山を登っているかというと、この山に住んでいる“あいつ”に会うためである。

 

 

『あぁー登んのしんど…“ガン…!ガン…!”…んお?今日も飽きずにやってんなぁ…』

 

 山を登っていくと、段々何かを叩く音が聞こえてくる。

 その音の方向へ向かっていくように歩いて行くと、大きめの洞窟の入り口が見えてきた。

 

『おー“ガン!”精が“ガン!”出る“ガン!”とはこのことだ“ガン!”な~』

 

俺が今から会いに行く奴は、この山に住んでいるわけではないのだが、とある理由で数週間単位で山に籠ることがよくある。

この山、いい素材が採れるから最高なんだと…まったく、出会った時から変わらんなぁ。

 

『さて“ガン!!”さっさ“ガン!!”と用事済ませて、畑の“ガン!!”様子でも“ガン!!”見に行き“ガン!!”ますか……』

 

………………

 

『あ~“ガンッ!!!”やっぱ“ガンッ!!!”久々に“ガンッ!!!”海で“ガンッ!!!”ってさっきからうるせぇ!!』

 

いくらこの辺に住んでいる奴らがあまりいないからって騒音すぎんだろ!?

むしろこの騒音でこの辺の住みたがる奴いないまであるぞ!?

あ、あかん、頭グワングワンしてきた……早いとこ、この音をやめさせなくては…!

 

頭を押さえながら、俺は洞窟の入り口を覗いた。

すると、入り口から割と近い場所に小さめの生物がいるのが見えた。

 

ピンク色の身体

長すぎて地面に接しそうになっている髪

頭に“ちょこん”と乗った赤い帽子(キャップ)

そして、自分の身体よりも遥かに大きい鉄槌(ハンマー)

 

そのハンマーを振りかぶり、一心不乱に洞窟の壁に叩きつけているようだ。

……正直、鼓膜破れそうで近づきたくないが、仕方がない。

 

『おーい“ガンッ!!!”来たぞー“ガンッ!!!”

 

あっ、ダメだこれ。集中して聞いてないわ

 

『おー“ガンッ!!!”い、来たぞ“ガンッ!!!”おいってば“ガンッ!!!”ちょ“ガンッ!!!”っと話を“ガンッ!!!”……“ガンッ!!!”いい加減にしろぉぉぉ!!

 

どれだけ声をかけても聞こえていない様子にしびれを切らし、ハンマーごとピンク生物の身体を持ち上げる。

……来るたびにこのやり取りしてるから正直うんざりなんだが…

 

「カヌッ!?(ひゃあ!?)」

 

持ち上げた瞬間、驚いた様子の可愛い声を上げるピンク生物。

信じられるか?この可愛いのさっきまで狂ったようにハンマーで壁打ちしてたんだぜ…

 

『な、なんだよ~ドンキー!来たんなら普通に声かければいいじゃん!!』

 

『声かけたわ!!』

 

このやり取りも、もう何回も行っている。

……こいつ頭いいんだから、いい加減学習してもいい頃なんだが…

 

 

 

『はぁ~…元気そうだな、“ヌーちゃん”

 

 

 

 

『もちろん!そうでなきゃお前の“相棒”は務まらないだろ!!』

 

 

 

そう言いながら、俺の腕の中でヌーちゃん――――デカヌチャンは自信にあふれた笑みを浮かべた。

 

 

 

俺とデカヌチャンの付き合いは意外と長い。

俺がまだピンクバナナを求める旅をしていた頃、偶然こいつの小さい頃――カヌチャンの時に出会ったのだ。ちなみに、カヌチャンってのは種族名で別にちゃん付けで呼んでいるわけじゃないからな。ちゃん付けしたらカヌチャンちゃんになるからな。

 

まだ転生して間もない頃、ジャングルに生えている木のツタを使って移動していたんだが、ある時途中でくしゃみが出ちまって、そのまま落下した。

まぁ落下の寸前、地面を殴って衝撃を抑えたから怪我はなかったんだが、その落下地点の近くにカヌチャンだった頃のこいつがいて、俺にビビったのか半泣きだったのよ。

 

最初は「なんだこの赤子?めんどそうだし、関わらんとこ」と思ったが、そいつが手に持っているものを見て考えが変わった。

そいつが手に持っていたものは、鉄でできたガラガラであった(後で聞いたら武器だったらしい。見た目ガラガラで脅威的な感じまったくなかったのだが…)

話を聞くと、どうやらそのガラガラはカヌチャンが自分で作ったものらしかったのだ。

…えっこいつ知能高くね?

ガラガラは不格好なものであったが、自分で道具を作れるって普通に人間の子ども以上の知能じゃね?こいつほんとに野生動物かよ…

その時、俺はある事をひらめいた。

 

(こいつ、利用できるんじゃね?)

 

こいつの知能はいつか役に立つ。そう考えた俺はこのカヌチャンをおだてまくってその気にさせて、旅の道づれにした。

 

そうしてこいつを背に乗せて旅を続けてたんだが、こいつ最初の頃すぐ泣くし、ビビって動けなくなるし、せっかく作った武器もすぐ取られて泣くし、作り直した後も取られて泣くし……ぶっちゃけクッッッッッソの役にも立たなかった。

このまま連れて行っても危なさそうだし流石にもう見切りをつけようかと考えていた時、偶然海岸に赤いキャップ帽子が流れ着いているのを見つけたんだ。

その時、俺はある事を思いついた。

 

そうだ、洗脳しよう。

 

……いや、別にやばいことはしてねぇし京都にも行かねぇよ。

洗脳って言ったがどっちかというと暗示に近いな。

子どもってごっこ遊びとか好きだろ?例えばヒーローの役を演じ始めたら、遊びが終わるまで自分はそのヒーローになりきって何でもできるすごい奴になったような気がするだろ。

それと同じようなことができるんじゃないかって思って、試しにカヌチャンに赤いキャップを被せて「これは魔法の帽子だ。これを被っていれば、カヌチャンは俺みたいに強くなれるぞ」的なことを言って自分は強くなったと言い聞かせてみた。

 

そしたらもう、効果は絶大!!

いつの間にかカヌチャンから進化した種、ナカヌチャンになってるし、他の生物と戦ってる時も援護してくれるようになったし、頭はいいから俺が教えたこと基本何でもできるし、武器の他にも色々作ってくれるでもう最高よ!!あの時、一緒に旅をする選択肢を取った俺の目に狂いはなかった!!

この時、進化したらこの世界の生物は呼び方自体が変わると初めて聞いた。いちいち呼び方が変わるのは面倒なので“ヌーちゃん”とあだ名をつけた。適当につけた名前であったが、やけに喜んでたのが印象的だ。

 

……にしてもあの泣き虫だった子が、いつの間にか自信にあふれた笑みを浮かべるようになり、何でも一人でできる立派な姿に成長したのを見て少しうるっときたのは内緒の話な。

思い返せば、旅が終わった後も畑やツリーハウスづくりを手伝ってくれたり、暇なとき一緒に遊びに行ったりでなんやかんやで今も一緒にいる時間が長いな…

今日、こいつの元を訪ねた理由は

 

 

『あ~やっぱ食事は新鮮なものに限るねぇ~』

 

 

(きのみ)を届けに来たのだ。

この山には食料が少ないから、定期的に届けてやっているのだ。

……いや飯の時ぐらい山降りろよ…。

この間そんなことを言ったら「効率悪くなるじゃん!」と逆切れされた。なんでさ…。

食料持ってくるのを他のやつに頼めと言うと「ドンキーの方がおいらが食べたいのわかるでしょ」と意味わからんこと言ってくるし…俺も適当に持ってきてるんだが……

俺がわざわざ持ってくる義理ないんだが、持って行かないとめちゃくちゃ拗ねて面倒くさい。話しかけても無視するし、放って置くと涙目になりながら背中の毛引っ張ってくるしで俺にどうしろって言うんだよ…

 

『はぁ~それにしても、最近ハンマーの調子が良くないなぁ…いっちょキリキザン達から素材貰いに行きますかねぇ…』

 

『お前マジでやめとけ。この間だってあいつら一族総出で「あなたからもやめるよう言ってください…」って土下座しに来たんだぞ…』

 

あいつら、いつもは不意を突いて攻撃してくるから土下座された時、ふいうちしてこなかったのが逆に怖くて、これは何かあるなと思って3日ぐらいビクビクして酷かったんだからな!!

族長がガチ土下座の後、なんか進化したのもガチで怖かったんだからな!!

 

『…ハハッ、半分冗談だよ!あいつら狩らなくても鉄ならこの山で十分とれるからな!』

 

半分はガチなのかよ。

そう、ヌーちゃんがこの山に籠っている理由。それはこの山の鉱石が目当てなのだ。

この山は植物が全く生えない代わりに鉄や銅などの鉱石が大量に採れる。豊作すぎてここだけマ〇ンクラ〇トの世界だと言われても信じてしまうレベルだ。

ヌーちゃんはここで採れる鉱石を使って自分のハンマーを強化したり、他にも色々作ったりしているのだ。

…ってか鉱石なかったとしてもキリキザン達狩っちゃダメだろ。お前任〇堂の皮被ったカプ〇ンキャラかよ…

 

『それにあいつらの鉄じゃあ、あれは作れないからな!』

 

そう言いながら、ヌーちゃんは洞窟に雑に置かれているタルを見ながら言った。

あれはただのタルではない――――タル大砲だ。

タル大砲。ドンキーコングシリーズほぼ全てに登場するギミックで、中に入ると遠くまでぶっ飛ばしてステージ攻略を助けてくれる代物だ。

ある日、火薬の材料となる硝石をこの山で偶然見つけた時「そういえばタル大砲の原動力って火薬だったのかな~」と独り言をつぶやくと、その話にヌーちゃんがものすごく食いついてきて、タル大砲について説明したらなんと数週間後再現して作ってきたのだ。

…いやさらっと言ったけどすごすぎるだろ!?人間界で天才って呼ばれてるやつより絶対すげぇよ!?やっぱカ〇コンキャラだよこいつ!!

…すまん、取り乱した。話の続きだが、このタル大砲に使う鉄にはキリキザンの素材じゃ相性悪いんだと。いや試したんかい!

 

『…うげぇ、またピンクバナナかよぉ……』

 

そんなことを考えていると、持ってきた食料をあさっていたヌーちゃんがピンクバナナを摘まんで嫌そうな顔をする。

 

『なんだよ、ピンクバナナ美味いだろ』

 

『……確かに美味しいんだけど、お前と一緒にいると絶対これ食べてたからもうあきちゃったよ~』

 

『こら、好き嫌いはダメだぞヌーちゃん。好き嫌いしたら大きくなれずに小さいままだぞ』

 

『これは好き嫌いじゃないよ…って余計なお世話だよ!!』ブォン!!

 

『うお!?いきなりハンマー振り回すなよ!』

 

こいつのハンマーは普通に死ねるから危ないんだよなぁ…まぁ、旅してるときは何度もそれに助けられたんだがな…

 

『わかったわかった、俺が悪かったから機嫌直せよ~』ナデナデ

 

『うひゃ!そんな撫でられたって許さな………んふ~♡もっとぉ~♡』すりすり

 

堕ちたな(確信)

昔っから、頭なでると機嫌直るんだよなぁ~

その度に犬みたいに頭すりすりさせてくるから少し暑苦しいけどな…

……ん?こいつの帽子、よく見たら少しボロくなってきてるな。こいつも一応女の子だし、新しく帽子でも調達してきてやるか…今の帽子も男物だし、今度は可愛いのがいいか?…悩んでも仕方ねぇ、本人に聞いてみるか……

 

『なぁヌーちゃん』

 

『うみゅ~♡なぁに~♡』

 

『お前の帽子、もうボロくなってきたしそろそろ新しいのを『嫌』!?』

 

先程までデレデレしていたヌーちゃんが帽子の話題を振ったとたん、真顔になりこちらを「ジィ…」と見つめてきた。

纏っている空気が上機嫌なものから重苦しいものに明らかに変わったのを感じる。

あまりの変わりように、思わず言葉を続けることができなかった。

 

『ヌーちゃ『嫌』…』

 

怖い怖い!こいつの真顔まじで何考えてるかわかんなくて怖い!!首コテッと傾げてる仕草はかわいいけど今の顔だと恐怖しか感じない!!

声のトーンも抑揚なさ過ぎて怖いし心なしか目にハイライトなくてめちゃ怖い!!

やばい、何がやばいかわからんがとにかくやばい!適当にごまかさなくては…!

 

『新しいのと思ったけど、やっぱその帽子がヌーちゃんに一番似合うなぁ!!うんうん世界一似合ってる!!』

 

我ながら適当に言ったけど、どうだ…?

 

『…………うん、そういうことにしたげる…さ、こっち来て一緒にご飯食べよ!!』

 

…あっっっぶねえぇぇぇぇ!!何とか爆弾解除できたぁ!!

……しっかしこいつ、なんでいきなりキレたんだ…?

………まぁいいか、俺も腹減ったし、こいつもピンクバナナ食わないならもらっとこ。

 

 

 

 

少し、本当に少しだけ小便チビったのは内緒な!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~どこかの海上にて~

 

 

『………はっ!?なんだか僕、ものすごいチャンスを逃した気がするぅ!?』

 

 

 

 

 




お気に入り・誤字報告ありがとうございました

ドンキーの背中に乗って冒険するデカヌチャンの幻覚が見えた私はもう末期かもしれない…

てかドンキーの二次創作増えんのやけど……なんで?




ここまでご拝読ありがとうございました
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