ドンキーコングに転生したら、ポケモン認定されるのか簡潔に述べよ   作:生牡蠣

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需要があるかわからない追記資料、はぁじま~るよぉ~!

この話は条件7の続きとなっております。そちらからお楽しみいただけたら幸いです

とりあえず、可愛い雌ポケが2匹も出たら百合百合しくなるよなぁ!?
HENTAI?ヤンデレ?っぱ時代は百合っしょお!?
それが嫌ならお外で遊んでくるんだな!!!














すいません、嘘です。
ヤンデレタグ君が最近暇そうだったので働かせた結果がこれだよ…
あと、百合好きの人、ごめんやで……


追記資料③ ソウブレイズ・グレンアルマ

それは、まぁまぁ昔の話

 

私達は、ずっと2匹だけだった。

お互いに、親の姿は見たことがない。物心ついた時には2匹だった。

親が恋しくて、泣いたことも、慰め合ったこともあった。

 

しかし、私たちを取り巻く環境は、ずっとそうしていることを許さなかった。

 

私達が生まれた荒野は、食べ物や住む場所が少なく、ポケモンたちはそれらを奪い合い日夜争いを続けていた。

そんな中では、弱いポケモンたちに待っているのは破滅しかなかった。

私達2匹も、弱いポケモンであったが、死は怖い。

自分が死ぬことより、自分の半身と言える片方が死んで1匹になることがお互いに怖かったのだ。

 

強くなって、抗おう。―――幼いカルボウ達はそう誓い合った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれからどれくらいの時間が過ぎただろうか?

弱い私達は、他のポケモンたちから身を守るために、他のポケモンの素材や欠片を身にまとい、他のポケモンたちに対抗した。

最初はやられてばかりであったが、お互いに協力し、あらゆる手段で強者を狩った。

その結果いつの間にか、お互いにソウブレイズとグレンアルマに進化していた。

その時からお互いに『イズ』と『アル』と呼び合っている。

 

進化してからは、どんな強者にも引けを取らないくらいに強くなり、荒野地帯には私たちの敵はいなかった。

そうしている内に、荒野には私たち以外は住まなくなっていった。

元々、荒野には食料が少なく住み心地も悪いためここにこだわる理由は少ない。加えて、ソウブレイズとグレンアルマの2匹が手を組んでいるのだ。並のポケモンたちはそれだけで荒野から離れる理由になった。

 

イズとアルは喜んだ。

これでやっと、2匹だけの世界になったのだと。

2匹を害する者は誰もいない。ここは安らぎの地になったのだ。

確かに荒野には食べ物は少ない。しかし、2匹で分け合えば、何の苦にもならなかった。

そんなことより、荒野から出て食料を探しに行った時、他の強力なポケモンと遭遇しどちらか片方が欠けたらと考えた方が怖かった。

日に日に、食料が少なくなってきたのが目に見えてきた。

日に日に、お互いにやつれてきていると感じた。

しかし、2匹は幸福だった。なぜなら、2匹はお互いがいればそれでよかったのだから。

 

たとえ、その行く末が滅びだったとしても

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなある日のことだった。

イズとアルは食料を探しに荒野を歩き回っていた時、イズは遠くに生物の影を見かけた。

荒野で自分たち以外の生物を見るのは久しぶりであった。

その生物は、見るからに力が強そうで、どこかアホっぽい顔をしていた。

その生物は何かを探すようにキョロキョロと周りを見渡している。

一体何を探しているのだろうか?

……いや、どうでもいいか

 

重要なのは、自分たちの世界に入り込んだ異物を取り除くことだけだ

 

イズは、猛スピードで走りだし謎の生物に切りかかった。

 

『うおっ!?あっぶな!?』

 

しかし、初撃はギリギリのところで躱されてしまった。

 

『いきなり何すんだ!あぶねぇだろ!?』

 

『……出てって』

 

イズは謎の生物に攻撃を続けた。しかし、すんでのところで躱されまったく攻撃が当たらない。

こいつ……見かけによらず素早い…!?

 

『一回落ち着け!?』ガシッ!

 

……!?しまった!

イズは腕を抑え込まれてしまい、両腕が振るえなくなってしまった。

このままではやられてしまう!?

イズがそう思った時であった

 

『なんでキレてんのか知らんけど一回話を…ぬおぅ!?』

 

謎の生物に向けて、火球が放たれた。

謎の生物は、ギリギリでそれを避けるが、拘束が弱まりイズは脱出に成功する。

今の火球、もしかして…!

 

『イズをいじめる奴は許さない!!』

 

やっぱりだ。

アルが私を助けるためにアーマーキャノンを放ったのだ。

アルはイズを守るために砲撃を続けるが、全て避けられてしまう。

しかし、いつかあの生物にも疲れが出てくるはずだ。その時に勝負を仕掛ける……!

 

『ちょ、おま!……しょうがねぇか!!』

 

謎の生物はそう叫ぶと、アルに向かってダッシュした。

直線コース…!?あれでは狙ってくれと言っているようなものだ!?

 

『!?……くらえッ!!』

 

アルは謎の生物に向けてもう一度アーマーキャノンを放つ。

火球と謎の生物が衝突するー――その寸前、謎の生物の体が一瞬だけ白く光ると、素早く横に逸れ、火球を躱した。

そんな……あんな一瞬で!?

アルは少しの間戸惑った。その少しの間が命取りとなり、アルは謎の生物に捕まってしまった。

 

『グッ……』

 

『アル!!』

 

アルがやられてしまう。

イズはそう思うと胸が締め付けられた。

しかし、今切りかかったらアルを傷つけてしまうかもしれない。そう思うと飛びかかれなかった。

 

『アルを離して!!』

 

無駄だとわかっていても叫ばずにはいられない。

イズは叫ぶことしかできない自分の弱さを呪った。

私、1匹に、なっちゃうのー――

 

『ほいよっ』

 

しかし、この後起こることの予想とは裏腹に、謎の生物はあっさりとアルを離した。

 

『『……え』』

 

思わずアルとイズは疑問の声を上げてしまう。

 

『な、なんで……』

 

『あ~、お前らお互いに心配し合ってるし、悪い奴らじゃないと思うから……それになんか話通じそうな相手なら、話し合いで解決したいじゃん?』

 

私達はあっけにとられた。

そんな理由で自分たちへの警戒を解いたのか。

これが強者の余裕というやつなのか、それともただのバカなのか……

 

『なぁ、この辺でハンマー……鉄の塊持ってるピンクのちびっこ見なかった?ちょっとツレとはぐれちまってよ…』

 

『……いや…見てないけど…』

 

『そっかぁ…まったく、どこいったんだあいつ…』

 

そう言いながら、頭をぼりぼりと掻く謎の生物。

…本当にそれだけなのか?実は自分たちを油断させて荒野を乗っ取ろうとしているとかではないのか?そのメリットはわからないが……

すると今度は、自分たちの体をマジマジと見つめたかと思うと

 

『……お前らもっとちゃんと飯食えよ~やつれちゃってんじゃん…ほら、迷惑料替わりだ』

 

そう言って謎の生物はどこからかきのみを複数個取り出すと、私たちに差し出してきた。

……この島は食料が少なく、毎日取り合いになるのに……この生物はそれを他のポケモンに譲るというのか。

そんな生物を始めてみた2匹は驚いて謎の生物を見つめた。

 

『それじゃあな~ちゃんと食わないと病気になるぞ~……あ~早くヌーちゃん探さんと、泣きわめいて面倒くさいんだよなぁ…』

 

そう言って謎の生物は行ってしまった。

しばらく、2匹はポカーンとしていた。

 

これが2匹と謎の生物―――ドンキーの初遭遇であった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドンキーと初めて会ってからしばらく経った。

あれからも、ドンキーはなぜか2匹の元へ定期的に通っており、食料を置いて行ったりしている。

最初は警戒していた2匹であったが、何度もドンキーと会っているうちに、完全に善意でやっていることが嫌でも伝わってきたため、2匹も段々心を開いてきた。

殺伐としたこの島で、まさか自分たち以外にこんなに心を開くなんて思ってもみなかった。

 

『……ドンキー、今日は来るかな?』

 

『イズぅ~ドンキーが来るの楽しみになってきてない~?』

 

『……そんなこと、ない///』プイッ!

 

ドンキーが来るのが待ち遠しくて、こんな会話をするときもあった。

考えても見て欲しい。今まで周りに居たのは、自分たちを害する者達ばかりだった。

そんな中で突然現れた友好的な生物。興味が引かれないわけがないのだ。

そして、その興味が明らかに1歩進んだ段階に進むある出来事が起こった。

 

 

 

 

 

その日の朝、イズは食料調達を終えて、洞窟に帰って来た時であった。

 

『……アル、ただいま……?……アル?』

 

いつもなら、アルは声を掛ければパタパタと駆け寄ってくるのだが、今日は声を掛けても来ない。

妙だなと思いながら洞窟に入っていくとー――アルが倒れていた。

 

『!?アル!!』

 

イズはアルに駈け寄る。

 

『はぁ……はぁ……』

 

アルは顔を赤くしており、呼吸も荒い。

体もいつもより熱いような気がする。明らかに異常だ。

 

『アル!アル!!』

 

イズはアルに呼びかけるが、返事はない。どうやら意識が朦朧としているようだ。

どうしよう、どうしようどうしようどうしようどうしよう!

このままもしアルが死んでしまったら……!?

私は、1匹になる……?

そんなの…嫌だ!

自分にできることは何かないか!

きのみを食べさせる?だめだ、食べれる状態じゃない

体を冷やす?ほのおタイプの自分にどうしろと

自分はただ、弱っていくアルを指を咥えてみているしかできない。

イズの目に涙が溜まっていくのを感じる。その時であった

 

 

『お~い、様子見に来たz『ドンキイィィ!!』ぐえっ!?』

 

その頼もしい声が聞こえた瞬間、イズは突進するように飛びついた。

 

 

 

 

 

 

 

 

『あ~……こりゃ風邪か…?』

 

ドンキーに事情を説明し、一緒にアルの所まで来てもらった。

ドンキーはアルの様子を観察しながらぶつぶつと何か言っている。

 

『どうしようドンキー!アルが死んじゃったら…私……私!!』

 

アルが死んでしまうことを想像してしまい、また取り乱しそうになるイズ。

しかし、パニックになる前にドンキーがイズの頭に手を“ポンッ”と乗せる。

 

『……ドンキィ?』グスッ

 

『イズ、まずは落ち着こうなぁ~お前が不安だとアルも不安になっちまうからよ』

 

ドンキーは優しく語り掛けてくる。

 

『大丈夫だ。アルは絶対に良くなる。俺も協力するからなぁ~』

 

『だから落ち着こうな~』と頭をポンポンと撫でてくる。

なんだろう……さっきまで不安だったのに、今は安心してる……

 

『……どれ、まずはあれとこれを…やっぱ手ぇやけどしたかも…』

 

ドンキーは持ってきたきのみと何個か選ぶと、それらを握りつぶし、果汁を持ってきていた石の器に入れはじめた。

 

『俺は少し準備してくるから、アルにこれ飲ませててな~。むせるといけないからゆっくりと、焦らないで、アルのペースに合わせてな。あと、アルには声を掛け続けてな~。意識がなくても、なんとなく声は聞こえるときあるから』

 

ドンキーは『アルも頑張ってな~』とあるに声を掛けると、洞窟を出て、どこかに行ってしまった。

私はドンキーに言われた通り、アルにゆっくりときのみの果汁を飲ませた。

こくこくと果汁を飲むアル。

…そうか、こうすればアルに食べさせることができるんだ……

両腕が剣の私にはできないことだった……ドンキーがいなければ今頃…そう考えると怖いのでなるべく考えないようにした。

 

アルに果汁を飲ませた後、しばらくしてドンキーが戻ってきた。

しかし、ドンキーだけではなく、薄ピンクの丸いポケモンも一緒だった。

他のポケモンに私は警戒心を強める。

そんな私を見てドンキーは

 

『大丈夫。こいつは味方だ』

 

と笑顔で言ってきた。

他のポケモンは信じられないが、ドンキーのことは信用していたからそのポケモンも洞窟に入れた。

 

 

 

 

『どうだ?ラッキーさん?』

 

『んー典型的な風邪だべなこれ~頭冷やして栄養とれば治るっぺよ~』

 

ドンキーが連れてきたポケモン、ラッキーがアルの状態を分析する。

 

『ドンキー、水取ってこ~ここからまっすぐ行けば川あるはずだべ~』

 

『はっ?俺ここまでラッキーさん背負ってきたからもうヘトヘトなんだけど……』

 

『つべこべ言ってねで動く!!若ぇ雄が働かんでどーすんだ!!』バシィ!

 

『痛ッ!?わかったって~……』

 

そう言ってドンキーはまた洞窟から出て行った。

 

『さて……そこの嬢ちゃん』

 

『!?……何?』

 

突然、ラッキーに声を掛けられて身構えてしまう。

 

『ドンキーから事情は大体聞いてっけど…あんたら2匹でようがんばったねぇ…えらいよぉ』

 

ラッキーはそう私にやさしく声を掛けてくれた。

…ドンキー以外にも、良いポケモンはいるんだとその時初めて知った。

 

 

その後、戻ってきたドンキーは『いちいち水取りに行くのも面倒だから水使えるやつ連れてくるわ』と言ってさらにみずやこおりタイプのポケモンたちを連れてきた。

ポケモンたちはそれぞれ、アルの体を冷やしたりなど看病を手伝ってくれた。

なぜ助けてくれたのか他のポケモンに聞いてみたところ

 

『あー…ドンキーには世話になってるから、こういう時は協力し合わないとでしょ』

 

だそうだ。そう言われた時、ドンキーの方を見たら、色々な草を混ぜて薬を作っていることろであった。

その視線を辿ったポケモンがさらに続ける。

 

『おかしなポケモンだよなぁ~自分できのみ作っちゃうし、住処も独り占めしないし、誰かが困ってたらめんどくさがりながらもなんやかんやで真剣に聞いてくれて…まぁ、そんなドンキーがみんな大好きだから、協力するんだけどなぁ~』

 

そのポケモンはしみじみと言った。

その後も他のポケモンたちの協力のおかげでアルは見る見るうちに回復していった。

 

この時私は…いや、おそらくアルも知った。

 

 

2匹だけの世界だけじゃない、みんなで助け合う世界の明るさを

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『だあぁぁぁーーーーー!!暑苦しいわ!!』

 

『『キャッ!』』

 

ドンキーはそう叫ぶと私たちを振り払い、ランビに乗って帰ってしまった。

 

『むぅ…ドンキー、いけず』

 

『もうちょっとノッてくれてもいいのにね…』

 

 

アルの風邪が治ってから、私たちは話し合ってお世話になった生物たちにお礼がしたいと言う結論に至った。

しかし、どうすれば良いかわからなかったためドンキーに相談したところ、島の防衛の仕事を任された。

内容としては、島に来る人間たちを追い払ったり、島でのいざこざを仲裁したりなどである。

私達はコンビでの戦いは得意だったため、何度も人間たちを追い払ったり、暴れているポケモンを収めることができた。

その度に、他のポケモンたちから感謝されたり、お礼としてきのみを貰ったりしている。

島のあちこちに行くことも多く、今ではご近所付き合い感覚での交友も多い。

交友関係を持ったポケモン達とは仕事を手伝ってもらったり、逆に手伝ったりしてその度にみんなで助け合うことのすごさを実感する。

 

ドンキーがいなければ、アルもいなかったかもしれないし、こんな世界がある事を知ることはできなかっただろう。

…きっと本人にとっては、大したことではないのだろう。しかし、私たちは彼に感謝してもしきれない。

 

私達は、彼のおかげで世界が広がったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『そういえばイズ、いつものおはようの()()、やろ~///』

 

『……うん///』

 

そうだった。

ドンキーが来たから忘れていたが、いつものあれをやらなくては…

そう言って、私たちはお互いに抱きしめ合った。

 

『イズ……大好き♡ずっと一緒に居ようね♡』

 

『アル……私も、大好き♡……絶対離したくないくらい…』

 

お互いに囁き合って、愛情を確かめ合い、2匹だけの世界に入る。

こうしていると、心がとてもキュンキュンして、なんだかとても幸せなのだ。

……私達は幼いころから親がいない。だから、そのころから愛情を欲していた。

そのため、これは互いに愛情を供給し、自給自足する儀式なのであった。

 

『イズ……んぅ♡』

 

『ん♡…レロ♡……じゅる♡…アル♡』

 

愛情を求めるがあまり、お互いに唇を求めてしまう。

……これも、幼い頃の愛情不足のためだ!仕方のないことなのだ!

 

『はむ♡……ペロ♡…ねぇ、イズぅ♡』

 

『ぅん♡…何、アルぅ♡』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『間に、ドンキーも混ぜたら、もぉ~~と幸せじゃない?♡』

 

『……奇遇だね、私もそう思ってた…♡』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然だが、説明しよう。

 

 

グレンアルマ

忠誠心の厚いポケモンで、トレーナーに忠実なポケモンだ。

 

ソウブレイズ

怨念が染みついた鎧がポケモンになったと言われており、その思いで何度でも立ち上がるポケモンである。

 

忠誠と怨念。この2つは相反する全く別のものだ。

しかし、この2つには共通するものがある。

 

それは、()()()()()

 

忠誠と怨念は、どちらも何らかの対象への強い思いで成り立っている。

全く別のこの2つだが、奇しくも根幹は同じなのだ。

 

さて、なぜ急にこんな説明をしたかというと

 

『ふふ……楽しみだなぁ♡』

 

『……うん♡あぁー-早く教えてあげたいなぁ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『『私達だけの世界のすばらしさを♡♡♡♡♡♡』

 

 

今、そのクッッッッッッソデカ感情が、ドンキーに向いているのであった!!!!!

 

 

今まではお互いに愛情を求めていた。だが周りには敵意むき出しのポケモンしかいなかった。だから2匹だけの世界に閉じこもり、互いに供給し合い、いささか百合百合しくはなったが、それで満足していた。

しかし、自分たちだけの世界に突然現れ、自分たちのために行動してくれたのみならず、狭い世界を広げ、明るい光を照らしてくれた存在が現れた。

 

そんなの、好き好き(ちゅきちゅき)にならないわけがないのだ!!

 

元々2匹だけで生きてきた。

きのみも半分、住処も共有。だから、好きになった存在も共有して愛でるのが当たり前なのであった!!

 

『今まで、2匹だけの世界でこんなに楽しかったんだもん♡ドンキーが混ざってくれたら、きっともっと楽しくて、気持ちよくなるよね♡』

 

『うん……考えただけで幸せぇ……♡♡』

 

ドンキーは私たちにみんなの世界のすばらしさを教えてくれた。

なら、私達だけの世界のすばらしさも知ってもらわなければ不公平ではないか!

あぁ、きっと素晴らしい日々だろう。

イズ、アル、ドンキーの3匹だけー――否、これからもっと増えるかもしれない世界……最低でもあと2匹は増やしてもらわなければ……♡♡♡

 

 

古来から、百合の間に挟まる男はたとえ攻撃力が1200程ありそうな隊長やジェ〇ーク社の長男でもひどい目にあうということが多分古事記にも書いてある。

はたして、百合の間に(勝手に)は挟ま(れ)るゴリラは、今度どんなひどい目にあうのだろうか……それはきっと、アルセウスにもわからないことである。というか知らねーよ、そんなのとか言われそうである。

 

 

『うぅ…考えたら火照ってきちゃった♡…イズぅ♡』

 

『アル……来て♡♡♡』

 

 

私達はまた、お互いに慰め合う。

そうすれば、まだ耐えられるから。

でもドンキー…私達、ずっと我慢はできないよ♡♡

 

ねぇ、ドンキー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつか私達のイワイ/ノロイの世界に挟まれて♡♡♡♡♡♡

 




おまけ~ドンキーとはぐれたデカヌチャン~

コンゴ・ボンゴ島の荒野を進む2つの影があった。
段々、影がはっきりしていき、その姿が見えてくる。
1つはとうみんポケモン、リングマのもの。
もう1つはてつヨロイポケモン、ボスゴドラのものであった。

『おいリングマ。本当にここにお前の言う筋肉ダルマがいるんだな?』

『へい!さっきそいつを見たっていうポケモンがいたので間違えないかと!!』

『そうか…ぐぅはは!そいつの首を俺様が取れば、俺様の箔が上がるってもんだ!!』

『へい!アニキならいくらあいつでも歯が立ちませんよ~!』

どうやらこの2匹、最近この島のボスポケモンたちを倒しまくっている謎の生物を探し、そいつを倒して名を上げようと企んでいるようだ。
それにしても、筋肉ダルマの謎生物……一体何コングなんだ…?

『……あん?なんだあいつは?』

『ん?なんです?……!?』

その時、ボスゴドラは遠くからやってくる影が見えた。
ボスゴドラの声を聞き、リングマも姿を確認したが、その姿にはどことなく見覚えがあった。

濃いピンク色で小さい体
あの頃はポニーテールの様な髪であったが、今はツインテールの様だ
そして、あの頃とは比べ物にならない程大きな武器を背負っている

……なんだろう、いつか自分がボコられたあいうを思い出し、嫌な予感がする。

『景気付けだ!まずはあいつで肩慣らしするか!』

『あっちょっ!』

リングマが制止する前に、ボスゴドラは走り出してしまう。
ボスゴドラがピンクのポケモンに接触する瞬間、ボスゴドラが宙を舞った。

『……は?』

リングマはなにが起こっているのかわからなかった。
ボスゴドラは空を飛ぶポケモンではなかったはずだ。

リングマはピンクのポケモンに視線を向けた。
すると、ピンクのポケモンが大きな武器をフルスイングしたようなポーズをとっていた。
まさか、ボスゴドラはあいつにぶっ飛ばされたのか!?
ありえない……!?アニキはポケモンでもトップクラスの重さだぞ!?あんな小さい体のどこn『ねぇ』…!?
リングマが声に反応し、視線を下に移すと、ピンクのポケモンがすぐそこまで来ていた。
……早すぎだろ!?結構距離あったはずだぞ!?
ピンクのポケモンはリングマの顔を見上げている。まずい、次にやられるのは自分だ!!
そう思って身構えた時であった。

『ねぇ。ドンキーどこ行ったか知らない?』

『……へ?』

リングマは一瞬ポカンとした。
てっきりぶっ飛ばされるかと思ったが、このポケモンは何やら問いかけをしてきた。

『ねぇ。ドンキーどこ行ったか知らない?』

ポケモンの問いかけが続く
……ドンキーってなんだ?初めて聞く名前だが…そんなポケモンがいるのか?
リングマは必死に考えたが、わからなかった

『ねぇ。ドンキーどこ行ったか知らない?』

目の前のポケモンは同じ言葉を続ける。
……いや怖っ!?なんで同じこと言い続けてんのこいつ!?
よく見たら無表情で目が黒く濁ってるし、俺を見ているかと思ったらなんか宙を見てる感じで心ここにあらずだし!?
……あかん、こいつは関わっちゃいけないタイプだわ。リングマはそう直感した。

『ねぇ。ドンキー『知らない!!少なくとも俺は見てない!!』……あっそ』

ピンクのポケモンは短くそう発すると

『ドンキー、どこ行ったの~?ヌーちゃん、ここにいるよ~隠れてないで出ておいで~うふふ…』

とぶつぶつとうわ言のように言いながらまた進み始めた。

……な、なんだったんだいったい…
あんな恐ろしいものがこの世にいていいのだろうか…?
……もし、また遭遇することがあったら、全力で逃げよう。

リングマは、頭から着地して上半身が地面に埋まった、所謂スケキヨ状態のボスゴドラを見てそう思ったのであった。
























百合の間に挟まる男はタヒ刑
でも、わたし思うんです。
合意の上では問題ないと。
……それが百合になるのかは別として。

ここまでご拝読ありがとうございました
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