【カオ転三次】『俺たち』閑話集   作:塵塚怪翁

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今回は、とある外様神の居留地での半シキガミのお話

時系列としては、半終末に突入してしばらくした頃です。


 とある外様神居留地の半シキガミの顛末

 

「最後の意思確認だ。

 これから君に施術するのは、君と身元責任者の【カツニキ】の希望通りのものだ。

 前例のない“出来る限り身体欠損の少ないシキガミ化手術”だ。

 既に料金と必要な素材が届けられた以上、これも仕事だから私は行なう。

 君が元メシア教のシスターだからこそ、もう一度聞くが施術を受けるのかね?」

 

「はい。もちろんです!

 神を信仰しても一銭の儲けにもなりませんでしたから!」

 

 

 山梨第2支部の医療棟の手術室で、顔を引きつらせた黒医者ニキは手術台に横たわる少女と言っても差し支えない女性に話しかけた。

 

 

「気を悪くしないでもらいたいが、元メシアンという経歴はここでは信用されん。

 彼が自分の権利やリソースをどう扱おうが、私は知ったことではないが忘れない事だ。

 あと、海外の過激派連中とは一緒にしないで欲しいが君は人を半ば辞める事になるぞ?」

 

「問題ありません!

 天使なんて、私の人生に全然役に立ちませんでしたから。

 それなら、あの人の傍にいる方がもっと有意義ですから!」

 

「私には理解出来ん理屈だが、施術に経過を見て一ヶ月の付き合いになる。

 さて、全身に麻酔をかけるからそのまま眠りたまえ」

 

 

 迷いなく答える彼女の答えにげんなりとしつつも、すぐに麻酔で意識を失う彼女を見て彼は独りごちる。

 

 

「不安の多い患者だから、後で問題が置きないように色々と仕込んでおくか。

 皆、用意してくれ。手術を始めるぞ」

 

 

 黒医者ニキが周囲のスタッフに声を掛けると、手術室の扉の表のランプが付き手術が始まった。

 

 

 ーーーーーーーーーー             

 

 

「戻って来ましたよ、アミナさん! さあ、特産品の開発しましょう!」

 

「……ああ。本当に戻って来ちゃったのね、貴女。それでどうなったの?」

 

「前より頑丈になったので、畑仕事も防衛もおまかせです!」

 

「……はあ」

 

 

 1ヶ月後、山梨支部でシキガミ手術を受けて元気に戻って来た元メシアンシスターの【サラ・ザビアロワ】に、地元居留地のまとめ役の女性【アミナ】はため息をついた。

 

 彼女らがいるのは、現地の一神教徒を従えたメシア教と天使に追われ日本に逃げて来たいわゆる外様の神に与えられた離島の居留地の一つである。

 インドネシアではその約97%が中東一神教と一神教の信者であり、それ以外の1%に満たない中でも有名な女神ハイヌウェレが小さい神々のまとめ役をしている離島群にある居留地で、彼女らの居留地の祭神は【地母神フミノドゥン】であった。

 

 地母神フミノドゥンはボルネオ島に伝わる伝承の女神で、日本でいうウケモチやオオゲツヒメと同じ様な死してその身を食べ物に変えた女神である。

 なお、ドイツの民俗学者の『ハイヌウェレ型神話』論文により同じ様な伝承のハイヌウェレの方が有名になって力が強くなり、彼女はギリギリネット上の資料に載るくらいの知名度の女神となっている。

 ちなみに、フミノドゥンの肉は米、頭部はココナッツ、骨はタピオカ、足の爪先はショウガ、歯はトウモロコシ、踵はヤム芋となったそうである。

 

 

「おかえり、サラ。体の調子はどうだい?」

 

「ああっ、マサルさま。すこぶる調子がいいです!

 それで、畑の方はどうですか?」

 

「順調に広げているよ。

 これなら来年の春には、ガイア連合向けの生姜の出荷が出来そうだよ」

 

「女神様が得意とする作物で、日本向けに少量でも受けそうなのがそれでしたから良かったです!

 元が女神の足の爪というのがちょっと引っかかりますが」

 

「はいはい。こっちの芋と米は日本人にあまり受けなくてすみませんでした」

 

「アミナ、サラも君らを責めたわけじゃないからね」

 

 

 そう言って、男性は二人の女性の中に入って仲裁した。

 

 男性の名は『小林勝(こばやしまさる)』、通称【カツニキ】。

 某ロボットアニメの登場人物にそっくりな半終末後に連合に参加し、この居留地への移住をしてきた黒札持ちの転生者である。

 

 彼のためにシキガミ手術を受けた彼女『サラ・ザビアロワ』は、所属していた教会内の資金繰りの改革を行おうとして上に煙たがれてハニトラ部門の風俗店に飛ばされた元幹部候補でもあり、たまたま店に来たカツニキに惚れて、内部情報を土産にここまで彼に着いてきた元メシア教のシスターだった女性である。

 

 そして、このサラと口論に成りかけた『アミナ』という東南アジア系の女性は、日本への留学経験もある才女で居留地のまとめ役であり女神フミノドゥンの転生体の巫女でもあった。ちなみに、ライバルのいない間に奥手な彼を攻略しきれずに不機嫌だったという事は決してない。ないったらない。

 

 この三人がこの島の居留地を纏めていた。

 とにかく、アミナは一枚の紙を取り出して二人に見せて話し出した。

 

 

「ちょうどあなたが戻ってきてくれて助かったわ。

 ハイヌウェレ様からの招集があるの。

 マサルさんがうちに来て睨まれているから断れないのよ」

 

「アミナ、一体何があったんだい?」

 

「荷物の搬入用の港から、外部から侵入者の一団がいたって通報があったのよ。

 ガイア連合の下請けの輸送船のコンテナから夜間に抜け出していたそうよ」

 

「……それが私とどう繋がるんですか、アミナさん?」

 

「その連中が貴女の元のお仲間らしいのよ。

 貴女が戻ったタイミングとバッチリで、貴女、内通者じゃないかと疑われているのよ。

 ハイヌウェレは貴女がなったシキガミの事も便利な依代程度にしか理解していない。

 彼らを倒して違うと証明しないと、最悪ここにいられなくなるわ」

 

 

 その言葉を聞いてパアッと表情を明るくしたサラは、アミナの両手をブンブンと握って振ると力強く二人に宣言した。

 

 

「私の事も心配してくれているんですね、アミナさん! ありがとう!

 マサルさま、そういう事なのでちゃちゃっと片付けてきます!

 私がシスターの格好のままなのだって、マサルさまがその方が好きだからとか言えませんもの!」

 

「大きな声で言わないでよ、サラ!」

 

「……とにかく、集合場所もその紙に書いてあるからさっさと行って」

 

「すぐに準備しますね!」

 

 

 そう言うと荷物を持って駆け出す彼女を、顔を赤らめたカツニキと苦い表情のアミナの二人は見送った。

 

 

 ーーーーーーーーーー             

 

 

「【ジオンガ】! 【マハザンマ】!」

 

「「【マハザ……ぎゃああっ!!」」

 

「「今だっ、メシアン共を殺せぇぇっ!!」」

 

 

 侵入者であるメシアン達が潜んでいた港の倉庫街に、居留地側の戦力が奇襲をかけて戦闘が始まった。

 女神ハイヌウェレの招集した各居留地の討伐隊の先頭に立ったサラの攻撃魔法が、メシア教の装飾を付けた全身甲冑のメシアン達を薙ぎ払う。それに合わせるようにして、他の居留地から来た戦力が恨みを晴らさんと手に手に武器を持って斬り掛かった。

 

 そして、サラも手に持った片刃のノコギリ刃の片手剣を抜くと彼らと一緒に斬り掛かり、周囲の連中を倒しながらメシアン達のリーダーらしいカソックを着た短髪の白人女性の元へ走った。

 

 

「あなたがリーダーねっ! 私の未来のために死になさい!」

 

「貴様のような背教者の女がいるなど、この裏切り者がっ!」

 

 

 リーダーの女の持つチェーンソーとサラの持つ片手剣が何度も打ち合い、周囲に火花が散る。周囲で戦う居留地側の戦力とメシアン側の【スキャナーズ】達は、二人のレベル差に手を出せず期せずして一騎打ちの形になっていた。

 数合、しばらくの間斬り合いながら二人は、互いに互いを罵倒しながら戦っていた。

 

 

「ふっ! チェーンソーを振り回すゴリラ女が、背教者呼ばわりとは面白いわねぇ!」

 

「ふんっ!

 お前、軟弱な異端共からガイア連合共の男に乗り換えた尻軽の売女だろう!

 貴様の事を知らないとでも思っていたのか?」

 

「はっ! へえ、私の何を知っていると言うの?」

 

「何をだと? 裏切り者の売女と言うだけで充分だ!

 我らの同志は、輝かしき主の威光に触れた者はどこにでもいる! 【暴れまくり】!」

 

「…くっ! 威光なんて1円の価値も無いのに!」

 

 

 急所を目掛けて駆動音が唸りを上げ振り回されるチェーンソーから、サラは数カ所傷を負いながら後ろに飛び退って躱した。それを見たリーダーの女が、舌打ちをして吠えた。

 

 

「裏切った自覚があるなら、殊勝に首を差し出したらどうだっ!?

 孤児上がりで幹部になる教育を受けたくせに、主を裏切ったメス犬がっ!

 上院議員の娘で将来は司教になるこのアビー・ストロングの糧となってさっさと死ねっ!」

 

「お偉い幹部様とでも言いたいの?

 もしかしてあんた噂に聞く『ブッチャー(屠殺人)』いえ、『エグゼクター(執行者)』ね?

 アナライズで見たわ。

 メシアンでレベル20超えの素質なんて、その服の下は機械でも入れているのかしら?」

 

 

 その言葉にニヤッと嘲笑ったアビーと名乗るその女は、ジリジリと前に出ながらチェーンソーを構えて話を続ける。レベルが上回っているせいか居留地側の戦力が追われ始めているのも、その強気の笑みの原因だろう。

 

 

「それがどうした。

 お前こそ全身に赤いタトゥーを入れているみたいだが、人の事は言えない身体じゃないのか?

 お前もアタシの様に身体を改造して素質の底上げをしたんだろう?」

 

「それこそ余計なお世話よ。

 機械人形みたいなメシアンのサイボーグと同じにしないで」

 

「お前も人間を辞めているような物だろう?

 それと、さっきから魔法を撃たないようだが魔力切れか?

 アタシの強さはお前以外のここにいる全員を殺せるぞ!」

 

 

 その言葉をサラは頬に浮かぶ赤いタトゥーを指でなぞりつつ、フンッと鼻で笑った。

 訝しげにこちらを見るアビーに、サラは同情を寄せるような表情を浮かべて話しかけた。

 

 

「あなた、羨ましいんでしょ?」

 

「……はあ?

 エグゼクターであるアタシが、お前のような売女を羨む理由がどこにある!?」

 

「確かに、私は本土のガイア連合の施設で霊的素質を上げる手術を受けたわ。

 でもそれは、あなたが考えているような機械を埋め込むようなものじゃないの。

 その容姿と性格じゃ、愛しの天使様にも女と見られなかったんでしょ?」

 

「何をっ!?」

 

「戦闘能力と引き換えに、母体として期待されていないのは見れば解るわよ。

 こんな場所に特攻隊みたいにしているのもその証拠よ。

 でも私は違う。機械人形に成りかけのあなたと違って子どもが産めるの。

 戦えなくなったあなた達って良くて連中の性欲解消の相手か、悪ければ移植用臓器取りか生贄として処置されるんでしょう?」

 

「……どうしてそうだと言い切れる」

 

「バカね。彼らが敵の事を調べない訳ないじゃない。

 本土の資料で見たのよ。生きて帰れても終わりよ、ご愁傷さま」

 

 

 その言葉に激高したアビーは、怒りの形相で腕を伸ばしサラに右手を向けた。

 

 

「売女風情がっ! なぶり殺しにしてやる、【マカジャマ】!」

 

「…………」

 

「アハハハッ! これでスキルは封じたぞ! 何も出来なくなったな!

 せいぜい、その変な剣を振り回して抵抗しろっ! アハハハッ!」

 

 

 高笑いを続けるアビーに、サラはニッコリと笑い左手を差し出しこう言った。

 

 

「半分正解。【マハザンマ】」

 

「「がああああっ!」」

 

「…は? あああああっ! …がふっ」

 

 

 サラは左手から放たれた範囲衝撃魔法は、アビーごと周囲にいた割ってい入るタイミングを伺っていたスキャナーズ達も薙ぎ払い、その衝撃でたたらを踏んで姿勢を崩しているアビーの心臓に持っていた片手剣を突き立てた。

 突き立てたまま両手で持ち剣を捻り、返り血で赤く染まりながら笑みを浮かべサラは語りかけた。

 

 

「魔力が回復するまで、おしゃべりに付き合ってくれてありがとう。

 お礼のこの剣の痛みはどうかしら?」

 

「…ごほっ。ば、バカな。

 お前らの持つ鈍らな刃物など防具も身体も通さないはずなのに!」

 

「この剣は【絞首刑のパクソー】と言ってね、連合で作られ彼から貰った武器なの。

 昔の魔女狩りで殺された魔女達の、一神教徒への呪詛と怨嗟が込められているそうなの。

 メシアンであるあなた達も同様よ。さようなら」

 

 

 そう言うとサラは、アビーを蹴り飛ばしながら剣を抜くと後ろに下がった。

 手から落ちたチェーンソーが駆動音を虚しく響かせ、口から大量の血を吐きながら後ろにそのままアビーは倒れた。

 

 

「…神よ。…アタシは…こいつらを殺して…凱旋するはず…だったのに…何故?

 …………ガハッ」

 

「私が言うのもなんだけど、そんな考えだからでしょうね」

 

 

 空へと伸ばしていた手が落ちてアビーが死亡すると、指揮を喪失したスキャナーズ達は制御を失い次々に居留地の彼らによって討ち取られこの戦いは終わる事となった。

 

 

 ーーーーーーーーーー             

 

 

 数日後。

 メシアンの襲撃による被害の処理や片付けが終わり、サラはカツニキと共に畑で作業をしていた。

 昼になり休憩のために座っているところに、サラはカツニキから話しかけられた。

 

 

「……それで怪我の方はもういいの?」

 

「はい、もう治りました。シキガミって凄いですね。

 手術を受けて1ヶ月、施術と修練を積んでここまで強くなれるなんて以前とは段違いです」

 

「今更だけど、後悔はしてない?」

 

「はい。

 マサルさんがおっしゃった『ガン○ムのお導き』や『パプ○マス・シ○ッコ』の意味はまだ分かりませんけど」

 

「それはもう忘れて。とにかく、厄介事も片付いたしこれからもよろしく」

 

「それはもう、末永くという事で」

 

 

 そうやって二人で笑い合っていると、遠くからアミナの声がしてきた。

 

 

「昼食の用意ができたから戻ってらっしゃい!」

 

「……行こうか?」

 

「はい!」

 

 

 二人は頷くと、手を握り合って村の方へと戻って行ったのだった。




後書きと設定解説


・主人公

名前:サラ・ザビアロワ
性別:女性
識別:異能者(半シキガミ)・20歳
職業:カツニキの専用半シキガミ
ステータス:レベル18・マジック型(魔・速)
耐性:物理耐性・破魔無効・呪殺無効(装備)
スキル:ジオンガ(敵単体・中威力の電撃属性攻撃)
    マハザンマ(敵全体・中威力の衝撃属性攻撃) 
    マハンマ(敵全体・低確率で即死を付与する)
    ディアラマ(味方単体・HP中回復)
    ポズムディ(味方単体・毒状態を治療する)
    物理見切り(物理攻撃に対する回避率が2倍になる)
    中気功(戦闘中行動順になる度に、MPが微量回復する)
    経営知識(幹部候補生への教育成果)
    シキガミ契約のため主人以外からの精神状態異常無効
装備:シキガミ義肢(全身の皮膚に施した刺青)
   絞首刑のパクソー(連合で再現された片刃の鋸型の霊装)
   改造シスター服(月姫シエルデザイン型防具霊装)
   ロザリオ(呪殺無効を付与した霊装) 
詳細:
 元は穏健派が営む孤児院出身のメシア教徒の美女シスター
 肩まで伸びたピンクブロンドと碧眼でスタイルの良いロシア系の容姿
 何よりもお金が大好きで貯蓄する事が3度のご飯より好きな性格
 金稼ぎが好き過ぎて幹部候補からハニトラ担当に飛ばされた経歴あり
 風俗で黒札のニキと出会い即効で教会を捨てて彼に着いて行った
 彼に付いて行くも現地民に遠巻きにされ一愛人として振る舞っていた
 逆らわない契約はしたが元メシアンとして肩身が狭くどうするか思案した
 忠誠と趣味の貯蓄のためにも実験的な半シキガミの移殖手術を希望
 顔から身体の前後に手足まで赤い文様の形をしたタトゥー型義肢を移殖
 感情が強く昂らなければ普段は表面には浮き出ないようにされている
 本人は黒札の彼氏と結ばれた自分は勝ち組で古巣はバカの集団との認識

・関係者

名前:カツニキ(小林勝・こばやしまさる)
性別:男性
識別:転生者(ガイア連合)・18歳
職業:外様神居留地黒札居住者
ステータス:レベル18
耐性:破魔無効・呪殺無効(装備)
スキル:精密射撃(敵単体・中威力の銃撃属性攻撃)       
    挑発(敵から狙われやすくなる)
    トリガーハッピー(銃撃属性のクリティカル率が上昇する)
    見切り(攻撃への回避率が上昇する)
装備:改造モデルガン(ガイア連合製霊装)
   サバイバルベスト(ガイア連合製霊装)
   呪殺無効のタリスマン
詳細:
 半終末後の最後発の滑り込みでガイア連合に逃げ込んできた高校生転生者
 基本的に暴力は嫌いで自分に自信がなくマニュアルに忠実な流される性格
 オカルトは信じずメガテンも知らず前世も夢や幻覚か何かと思っていた
 今の世でも高校生をしていたが車の事故死した両親の葬儀の際に悪魔襲来
 遺体を喰う悪魔を黒札が討伐する際に覚醒し目撃したのが切っ掛けだった
 その場で黒札を質問攻めにし聞き出した後、財産を処理して駆け込んだ
 事務職は時期的にかなり微妙な為、担当に離島の外様神居留地へ発送された
 行き先はオオゲツヒメや保食神と同じ逸話の地母神フミノドゥンの居留地
 フミノドゥンはボルネオ島伝承で死して自らの身体を作物に変えた豊穣神
 居留地では奥手なので基本的に畑仕事と事務仕事をして時々周辺で戦う生活
 前世はただのガンダムオタであった隣国から来た感染病で病死した高校生
 メシア教の怖さは聞いているが半信半疑でシスター服はエロいな位の感覚
 サラに関しては彼女の体を使った要望で大枚をはたいて半シキガミにした
 容姿は某ロボットアニメで脇見運転からデブリに激突して死んだ彼にそっくり

名前:アミナ
性別:女性
識別:転生体(地母神フミノドゥン)・25歳
職業:コミュニティのまとめ役兼巫女
ステータス:レベル4
耐性:破魔無効
スキル:霊視、占術など
詳細:
 ボルネオ島アミニズム宗教の司祭の娘で日本に留学経験のある才媛
 容姿は黒髪と浅黒い肌の小柄な美人で真面目で責任感の強い性格
 華人やマレー人のメシア教徒により故郷を追われ一族と脱出してきた
 日本との貿易会社勤めの死亡した母親の伝手で船を用意できた
 現在は代表の父親の補佐と通訳をしながら居留地で暮らしている
 居留地は逃げ出せた一族と親族が総出で50名弱の人数がいる
 黒札を迎えた事で彼らがいない女神ハイヌウェレに睨まれていている
 カツニキは割りと好意的に見ており周囲からは子どもを期待されている
 もちろんメシアンは嫌悪しているしサラの事も最大限警戒している

・アイテム

【デモンズ・スキン】
人体の8割に当たる皮膚をシキガミ由来の人工皮膚に換装するシキガミ義肢
身体の欠損がない人物を半シキガミ化する際の方法の一つとして開発された
この彼女に施されたものはFateのイリヤスフィールの全身令呪と同デザイン
完全に普通の皮膚と同様に出来るが今回は被験者の背景から一目で判るようにした
彼女の胸郭内には超小型のコアが埋め込まれており契約の遵守を監視している
コアにより自覚はないが信仰をガイア連合と主人への傾倒に思考誘導している
メシア教へシキガミ技術が漏洩した場合、義肢を塵にし崩壊する仕掛け付き

【絞首刑のパクソー】
中世欧州の死刑法であった鋸挽きで使用されたノコギリを片手剣にした霊装
これは実際に欧州で多くの魔女を殺した一品で美術品として国内にあった
片刃のノコギリ刃を持つ片手剣に加工され武器霊装としてガチャに出品された
効果としては天使・大天使・一神教徒へ呪殺属性の大威力の追加ダメージがある
また、呪殺属性のダメージ時、中確率で猛毒の状態異常を付与する
この剣は一神教徒が装備すると呪殺により手を焼けただれさせる

・敵対者

名前:アビー・ストロング
性別:女性
識別:覚醒者・26歳
職業:メシア教エグゼクター
ステータス:レベル21
耐性:銃耐性(装備)・破魔無効・呪殺耐性(装備)
スキル:暴れまくり(敵複数・1~4回の小威力の物理攻撃)
    マカジャマ(敵単体・中確率で魔封を付与する)
    コロシの愉悦(クリティカル率が上昇する)
装備:チェーンソー(霊装。通常攻撃が1~3回になる)
   防弾ジャケット(霊装。銃耐性を付与)
   ロザリオ(呪殺耐性を付与したメシア教製霊装)
詳細:
 メシア教に所属する過激派思想の女性エージェント
 ターミネーター候補の為、体の一部を機械化している
 女性だがカソックを着て機械部分を隠して振る舞っている
 表立ってできないような汚い仕事をするのが役割の殺し屋
 角刈りで筋肉質で鍛えた男性軍人のような体格の容姿の女性
 身長が170cm以上あり、性格も男性のようである
 彼女らの目的は居留地への破壊工作と黒札の暗殺で力を削ぐ事
 外様神や穏健派の居留地で日本人を殺せば高い確率で黒札と判るため

【軍勢スキャナーズ】
レベル7+3 耐性:銃耐性・破魔無効・精神無効
スキル:マハンマ(敵全体・低確率で即死を付与する)
    マハザン(敵全体・小威力の衝撃属性攻撃)
    通常攻撃(敵全体・3~4回の物理攻撃)
詳細:
 メシア教過激派の脳改造済み狂信者の兵隊の群れ
 メシア教装飾の全身甲冑と両手メイスで武装している
 鎧の中身は改造痕が全身にあるゾンビの様な容姿
 寿命と引き換えにした過剰マグ供給でレベル上昇中 


今年の投稿は最後になります。よいお年を。
読んでくださった方がいるならありがとうございます。
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