時系列としては、半終末に突入した直後の頃です。
「それでは魔界魔法の実技とその応用のコツについて教えることにします。
私は今回、このためにここ関西支部に来た星霊神社の司書をしている宇津木穂乃花と言います。
短い期間ですが、よろしくお願いしますね」
「ウシジマニキの通達だからここに来たけどよぉ、何を教えてくれんの?
シキガミも連れて来るなって何様だよ?
あんたみたいなぽっと出じゃなく、ショタおじのマニュアルで十分だろ?」
関西支部の地下にある体育館ほどの広さのある異界と同様の結界が張られた訓練用のスペースで、一人の黒髪を腰まで伸ばし眼鏡を掛けた普通の衣服を着たスタイルの良い美女と十人程のそこに集められた関西支部の黒札達がいた。
黄色と黒の虎柄模様にペイントされたここ関西支部の防衛兵器であるシキオウジが奥に鎮座する中、そこに集まった禰宜や巫女に陰陽師に密教僧に修験者など様々な服装の術師系黒札たちがおり、その中から一人ケブラージャケットに身を包んだ若い男がその女性に指を突きつけた。
不満げな表情の彼の発言にその辺の事務所で働いているような容姿の彼女は、ニコニコとしながら手のひらを上に上げ人差し指で手招きした。
「そう。それなら少し遊んであげるから、得意の魔法を掛けてみて?」
「怪我しても知らねぇからな! 【ジオン……」
「【アクア】」
彼女の発言にキレた彼は得意の電撃を放とうとした所で、彼女の魔法が先に彼に放たれた。
しかし、彼女の放った水撃の魔法は彼にダメージを与えるのではなく、彼の頭部を包むとそのまま位置で浮遊をしていた。
「……! …………!!? ……!!」
「一般の人の場合、水中での息止め時間は平均41秒だそうよ。
覚醒者ならもう少し長く出来るはずね。
ああそれと、もがいても抜け出せないわよ?」
「…………!? ………………!!」
掻きむしるようにして暴れる彼を冷静に見ていた彼女は、彼が呼吸困難で溺れ死ぬ寸前に魔法を解除した。倒れ伏してゴホゴホと咳き込み痙攣する彼を見て、ドン引きしている彼らに彼女は何でもないかのように告げた。
「ショタおじのあの厳しい訓練に比べたら、私のやり方なんて甘い方よ?
それを忘れたのか、楽な方で覚醒できたのかは知らないけど。
わざわざ山梨から私を呼ぶくらいあなた達に危機感を持っているのよ、ウシジマニキは」
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「ここのところ、野良悪魔や野良異界の駆除と湧き潰しの効率が落ちている。
レスラーニキ達の抜けた穴は思ったより大きかったようだな」
関西支部の執務室でウシジマニキが資料を見ながら一人、呟いていた。
支部長だったレスラーニキが実力不足からその座をウシジマニキに譲り、主だったレスラー系の仲間を引き連れて山梨でレベル上げと修行を始めたのは半終末に入ってすぐの頃だった。優秀な前衛系の黒札が大量にいなくなり、後に残ったのは実力が足りないか覚悟が足りない低レベルの者、自分のシキガミに前衛を任せる後衛系の中堅層、レベル一桁が大多数の現地霊能組織であった。
現在の関西支部は、レベルが40を越えるような悪魔や異界ならばアーッニキや魔王ネキのような特記戦力に頼るが、それ以下の10~30レベルのGPの上昇により頻発する悪魔や異界の対処は彼らに頼るという状況であった。その中で一躍力をつけてきたのが20歳になったばかりの2人を中心とした若手のグループだった。
人を率いるのが上手い【備大将(そなえひろまさ)】と切り込み隊長として刀を振るう【新武将(あらたたけまさ)】の二人であった。二人とも20レベルを越えた武者鎧を着込んだ前衛系で、コンビを組んでいた彼らが率いる事によって10代の黒札と彼らに付き従う現地異能者達はその勢力を増していた。
そうなると、前世の経験など関係なく調子に乗り始めるのが若者特有の力への全能感である。
特に半終末となったこの時期に加入した彼らに分身が死ぬほど忙しいショタおじが時間を割くことも出来ず、彼らへの対応も数度の面接が限度で後はマニュアル化された覚醒修行に回されるのが常であった事が彼らが調子に乗る遠因でもあった。
そして、山梨で覚醒し地元である大阪に戻った彼らは自分たちは特別だと考えるようになり、現地民や非覚醒者を見下し、依頼を取り扱う事務関係者も奉仕者のように見て実入りの良い依頼を率先して独占するようになっていった。もちろん、同じ覚醒者の黒札でも自分たちの方が強いと考えると年上だろうが支部長であろうがその意見は聞き流していた。
「あいつらの鼻を折って言う事を聞かせるように出来る奴はいるか?
アーッニキは…駄目だな。
もしもの時のために動かせないし、女の俺たちとの相性が悪すぎる。
魔王ネキも…駄目だ。
鼻を折るどころか、メギドで薙ぎ払われて心をへし折っちまう。
適度に強くて、適度に手加減できるやつがいいんだが。
仕方ない。京都のお嬢の伝手を頼むか」
そうして、白羽の矢が立ったのが星霊神社の書庫の司書の一人であった【宇津木穂乃花(うつぎほのか)】である。ウシジマニキの言うお嬢こと『天ヶ崎千早』が友人として紹介したのが彼女であった。
星霊神社の書庫の奥にある封じられた数々の禁書を読むためにレベルアップにも励むもう一つの修羅勢、彼女はその読書家ガチ勢の一人であった。その中でも比較的、読書への傾倒が少なく報酬さえあれば書庫から這い出てくるというのが選考理由である。
「私の読書の邪魔をしないで欲しいのですけ……え?
依頼を果たしたら報酬が出る? 金銭は入りませんが…はぁ!?
山梨の書庫に避難させる関西や京都の国宝や重文の貴重な書物が読み放題!?
しかも、他の司書の皆よりも早く!?
……ゴホン! それはお救いしなければなりませんね。
ガイア連合の書物の専門家として意見も必要ですね、それは!
……え? 他に人はいらないのか?
大丈夫よ、千早! 私一人で充分よ!
ささ、早く他の人に聞かれる前に! 早く行きましょう!」
そういう経緯でもって意気揚々と穂乃花は関西支部へとやって来て、今そのグループの彼らと対峙しているのであった。
ーーーーーーーーーー
「言っておくけど、私のやり方はすごく甘いのよ?
ショタおじや修羅勢なんか、生き返られるから一度死んでみようかってやり方だし。
それに調子に乗って俺つえええ、とか恥ずかしくないの?」
「……ゴホッ、ゲホッ」
「……なんで簡単な魔法しか使わないのにこんな強えんだよ?」
「……どうせ、彼氏もいなくてシキガミにすらモテないだろ。この女(ボソッ」
「…あ゛?」
「「「なんでもありません、先生!」」」
「よろしい」
それから掛かって来た半数以上を倒し理解らせると、穂乃花は講習を開始した。
怪我を治療して体育座りで床に座り込んだ彼らに、チャクラドロップを噛み砕いて飲み込んだ穂乃花は声をかける。
「今、君たちにしたのは対人用の魔法の使い方よ。
ゲームの攻撃魔法にもクリティカルがあるように、攻撃魔法はただ単にダメージを与えるだけじゃないの。
それは身をもって知ったと思うけど、ゲームみたいにただ放って攻撃するだけより効果的な使い方だと判ってもらえたと思う。
足りないなら、まだ何人か実践でするけど?」
「「実践は結構ですので、説明してください!」」
「そう?
じゃあ説明を始めるけど、ショタおじの書いた『魔界魔法概論』は読んだ事はある?
……ふ~ん。今日は後衛の人を中心に集めたけど、数人だけか」
「その本はどんな事が書いてあるんですか?」
「詳しくは自分で読んで欲しいけど、簡単に言うと魔法の種類と実践の際の注意ね。
特に、その注意の方に注目して欲しいの。
味方への誤射は後衛としては恥ずべきものよ?
たぶん大体の人はシキガミに前衛を任せているだろうけど、自分のパートナーに後ろから攻撃するなんて後衛としても主人としても失格よ」
そこへ穂乃花のシキガミである小学生高学年くらいの少女が、ホワイトボードを押して彼女の後ろに歩いてきた。そして、先程まで彼らを治療していた彼女はそのまま端の方へと小走りで立ち去った。
そのホワイトボードに書き込みつつ、穂乃花は説明を続けた。
「ありがと、真由美。
魔法の攻撃の仕方は主に3種類あります。
玉や矢に槍などの何かを放つ『投射型』、ホースから水を掛けるようなやり方の『放射型』、ある地点に魔法を出現させる『起点指定型』の3つ。
単体魔法も範囲魔法も基本は同じよ。
どのやり方でもいかに相手に当てるのかが重要よ」
「前の2つは何となく分かりますけど、最後のはどういう物なんですか?」
「狙った場所に魔法を発現させるのよ。【アギ】」
そういうと彼女は上に向けた指の上に火の玉を出現させ、そのまま浮かばせたままにしてみた。
驚いたままの彼らを前に、それを一旦消すと説明を続ける。
「こうやって投げるのではなく出現させるの。
維持したままにするのは、コツさえ掴めば君たちにも出来るわ。
これが、さっき私が君たちにしたやり方の基本よ」
「基本、ですか?」
「人間は二本足で歩いて、目で見て呼吸して、二本の腕で行動する生き物よ。
わざわざ回避し易いように投げつけなくても、その動線上に魔法を“置けば”いいのよ。
ダメージディーラーが他にいるなら、この方法は特に効果的よ」
彼女が彼らにしたのは単純である。
踏み出した足を凍らせて動きを止め、引き金を引く手に電撃を当てて痺れさせて銃を落とさせ、顔の目の前に突然火を出して背けさせることで行動を止め、狙いをつけた手を念動で明後日の方向に向け、水球で鼻と口を塞いで声と呼吸を止め、急に重くさせることでバランスを崩し転倒させたりしただけである。
ダメージを与えるのではなく、攻撃魔法で『炎上・氷結・感電』の状態異常に出来る事も合わせてデバフや状態異常の魔法のように相手の行動を阻害する。
単純ではあるが、対人の魔法の応用として考えれば効果的である。
「あのう、コツの掴み方とかありますか?」
「魔法の種類とそれが与える効果を覚えておくのが必要よ。
人間相手のこのやり方も、相手が同じ人型の悪魔なら応用が効くわ。
ただしその場合、相手の弱点と呼吸が必ずしも必要としない事に注意ね。
それと、同じ人体を模した天使のような空を飛ぶ相手は動線が立体的になるから要注意よ」
「えっと。……投げるのは簡単だけど、発現させるのが難しいと思うんだけど?」
「最初は手元に出して、それをそのまま長く維持できるようにする事から始めなさい。
慣れれば、アギを灯りの代わりにしたり魔法の念動で念力みたいに物の持ち運びも出来るようになるわ。
これを教えてくれた文香やパチュリーとか、一歩も歩かずに本を読むためにそうしていたし」
星霊神社の書庫に巣食う読書家ガチ勢というの名の別種の修羅勢は、本を長時間読むために手段を選ばずショタおじが呆れる様な魔法の使い方をする者たちが大勢いた。穂乃花が語ったような物だけでなく入浴の時間が惜しいので破魔魔法の応用で代用したり、飲み水を取りに行くのが面倒なので氷結や水撃の魔法で出したものを飲用したりと読書を最優先する彼ら彼女らは同じ黒札から見てもとても変わっていた。
なお、穂乃花自身も含めるが読書家ガチ勢の誰も彼もが、自分の方が仲間内の他よりまともであると認識している。
「いや、攻撃魔法をそんな風に使えるのは一部の上澄みか変態だけだから」
「そうかしら? 私だって君たちと同じ黒札だし鍛えれば出来るはずよ」
「「「いやいやいやいや」」」
一斉に手を振る彼らを不思議そうに首を傾げる穂乃花。
その話題を変えるようにその中の一人が発言する。
「確かに、身につければ役に立つかも知れないけどなぁ。
それより、備さんと新さんはこの事は知っているんですか?」
「もちろん、知っているわ。
そうね。ちょうどいいから、彼らも出ている実践動画を見てもらおうかしら」
「はい?」
ーーーーーーーーーー
「それじゃ、動画スタート」
彼らの目の前には大きなプロジェクターが用意され、動画が始まるとそこに大阪近くの風景と二人の鎧武者が映っている。プロジェクターの横には穂乃花が立ち、動画の説明を始めている。
「あ、備さん達だ」
「この動画は、彼らの実力を見るために依頼を受けた時のものよ。
カメラは隠蔽能力で姿を消したドローン型の簡易シキガミがしているわ。
バックアップと控えに私と彼らの3体のシキガミが控えているけど、実行者は私と彼ら3人だけね」
『おい、この中のメシアン達を斬ればいいんだよな?』
『占術では、この教会の地下のシェルターが目的の場所よ。お手並み拝見ね』
『まあ、あんたは後ろで見ていろよ。俺たちがみんな倒してやるからさ』
大阪郊外の歴史のある教会の中へ、鎧武者の男二人と穂乃花が入っていくのを後ろからカメラが追って行くの映っている。荘厳な様式の礼拝堂の中、映像の中の穂乃花が指し示す方へと刀を手にした二人はズンズンと進んでいく。
「依頼の内容は、シェルター工事中のメシア教会の攻略ね。
ボスは元在韓米軍の従軍司祭で、向こうで人体実験をやり過ぎてこっちに密入国してきた過激派志向の技術者の男でした。
中にいたのは司祭も天使も殺されて一般の信者だけだったけど、こいつのせいで立派なメシアンに“物理的に”生まれ変わっていたわ。
ちょっと飛ばすわね、……ここね」
穂乃花が映像機のリモコンを弄り場面を飛ばすと、ちょうど頭部に怪しげなヘルメットを被った大勢のメシアン達を倒している二人が映る。程なくして、メシアン達の後ろにいた目に光のない女性数名が怪しげな踊りを踊った。
『『『【セクシーダンス】』』』
『『…あ』』
『言わんこっちゃない。【ジオ】』
映像の中の穂乃花が二人にディスチャームを投げつけ、群れているメシアン達の中心へ複数の電撃の球体を一斉に出現させると感電したそれらは痺れて皆、倒れ伏した。
画面を一時止めると、穂乃花は二人を指さして説明を始めた。
「見ての通り、この二人は魅了されました。
もう教わっているとは思うけど、『呪殺の即死対策』の次は『行動不能になる状態異常対策』をするというのは基本です。
この二人は呪殺無効まではしていましたが、状態異常対策はシキガミに任せたまま怠っていました。
後から本人達に聞きましたが、一番安価で手に入る精神無効の付与された『ドルフィンヘルム』を格好が悪いからという理由で避けていたのが原因です。
ですから、皆さんは彼らのようにしないでください」
「え? あの二人、そんな事をしていたんだ」
「……えー。ちょっと幻滅ー」
「それより、さっきのジオは何なんだ?」
「君たちもシキガミ任せにせず、対策していなきゃ彼らと同じだからね。
あの電撃は感電させる事だけを目的に、ちょっと複数に掛かるようしただけ。
せっかくだから、後で状態異常の体験会をしてあげようか?」
「「「いいえ、結構です」」」
「そう?
とりあえず、彼らはこの後は後ろにいた女性達を優先して倒したからこの場面は終了ね。
あと、あのメシアン達だけどヘルメットの中身は脳改造の機械を詰め込んだもので、もう元には戻らない質の悪いものだから見かけたら遠慮なく倒して」
メシアン達の姿は、男女ともに真・女神転生2の『ネオファイト』から旗を取り除いたものを想像して欲しい。未覚醒のほぼ一般人だった彼らをこのような覚醒した兵士に変える過激派由来のこの改造手術は、ガイア連合の医療技術であればシキガミ化等で治療の可能性はあるがそこまでするつもりは普通はないだろう。
穂乃花はリモコンを操作し、また動画を早送りにしてボス戦まで飛ばした。
「こいつが首謀者の【マッドメシアン】。
名前は記録から消されているらしくこの呼称になっています。
レベルも24あったけど、取り巻きもなしで後衛だけだから彼らだけですぐに終わったわ。
でも問題は、その後よ」
『いいかげんに死ね!【ヤマオロシ】!』
『ぎゃあああ!』
『不愉快なものばかり作りやがって、こいつ。さあ、これで終わりだろ?』
映像の中の新が白衣のメシアンの男を斬り倒し、同じく隣で斬りつけていた備が後ろを振り返り穂乃花に話しかけた。映像の中の穂乃花はそれに魔法を使うことで答えた。
『人間相手なら、ちゃんと相手が死んだかどうか確認しなさい。【ブフ】』
『……ギッ』
『あ、こいつ!』
映像の穂乃花が倒れていたメシアンが片手に持つ大型のロザリオごと氷結魔法で凍りつかせ、備がそれに気がついた所で映像が止まる。
穂乃花はメシアンが持つそのロザリオを指さして説明する。
「このロザリオは、メシアンが持つCOMPになります。
他にもスマホや聖書の形を持つものがあるけど、こういうたちの悪いメシアンが持つCOMPはほぼ周囲の人間のマグを強制的に吸い取って天使を召喚するクソ仕様だから注意が必要です。
そして、このようにちゃんと倒したか確認しておかないと、道連れの自爆に巻き込まれたりこのように自分を犠牲にして天使を呼び出そうとするかも知れません。
武道の『残心』もこれに当たりますね」
「うげ、メシアンてほんと最悪」
「普通にしててもウザいのに、敵になるともっとウザい」
「だから、外で行動する時は信用のおける仲間か専用シキガミと一緒に行動して必ず単独では動かないでください。
レベルが低いか未覚醒のうちは特に危険ですから、事務からの通達のように黒札であることは出来るだけ隠しましょう」
動画を消すと、穂乃花はパンパンと手を叩いて彼らに声を掛けた。
「それでは、今回の講習はこれで終わりにします。
前衛の君たちの仲間も、少し前に同じ様に講習を終えているのでよく話し合ってください。
質問があるなら後日、次回の講習で聞くので解散!」
「「は~い」」
ぞろぞろと三三五五に解散していく彼らを見て、穂乃花はこの後の読書タイムを思い浮かべてニンマリと笑った。その笑みを見て逃げるように立ち去る彼らは、もう彼女の視界には入っていなかった。
「よ~し、国宝ちゃんに重文の子達。お姉さんが今行きますよ~」
ーーーーーーーーーー
この後、彼女の関西支部での講習は何回かに分けて他の新人の黒札にも行われた。
講習の効果もあり、鼻を折られた若手の彼らは真面目に取り組むようになったようだ。
そして当の本人は、国宝や重文の書物を読み耽……検分に時間が掛かり山梨の星霊神社に帰れたのは終末後になったらしい。
どっとはらい
後書きと設定解説
・主人公
名前:宇津木穂乃花(うつぎほのか)
性別:女性
識別:転生者(ガイア連合)・2X歳
職業:ガイア連合山梨支部星霊神社書庫司書
ステータス:レベル31・マジック型(魔・運)
耐性:破魔無効・呪殺無効(装備)
スキル:アギ(敵単体・小威力の火炎属性攻撃)
ブフ(敵単体・小威力の氷結属性攻撃)
ジオ(敵単体・小威力の電撃属性攻撃)
サイ(敵単体・小威力の念動属性攻撃)
アクア(敵単体・小威力の水撃属性攻撃)
グライ(敵単体・小威力の重力属性攻撃)
民俗学(アナライズ)
図書館(書物から効率的に情報を得る技術)
大魔脈(最大MPが大きく上昇する)
魔術の素養
(魔法スキル使用時のMP消費量が半分になる)
高速詠唱(魔法使用時のみ行動回数が増加する)
魔法制御(読書家ガチ勢の固有スキル)
装備:チタンコルセット(空腹耐性が付与された霊装)
アナライズの眼鏡
G・ラダーズ(呪殺無効が付与された腕時計霊装)
体強の指輪(毒・麻痺・病気・目眩耐性を付与)
鋭敏のピアス(精神無効が付与された霊装)
啓蒙のタリスマン(発狂耐性が付与された霊装)
詳細:
山梨の星霊神社の書庫にいる読書家ガチ勢の転生者
長い黒髪と抜群のスタイルを持つ眼鏡美女だが女子力は低い
女子力が低いのは出来るが読書優先で面倒でしないから
在学時にオフ会で覚醒し高校卒業後に山梨に転がり込んだ
合流は終末前なのでそれなりにいい年齢になって…グホッ
今世の両親とは仲もよく山梨で一緒に暮らしている
前世は本好きだった虚弱体質で入院したまま病死した少女
書庫の奥の本を読みたいが為にここまで鍛えた愛書狂
「魔法制御」は自身のイメージで自在に魔法を操る技術
これは読書時の利便性を魔法で追求した結果生えたスキル
専用シキガミは蘇生・回復魔法と家事専門の前世の自分
本家様AAスレまとめ「小ネタ 書庫とか」の彼女達とは友人
彼女らとはお互いに自分の方がまともだと言い合っている
・関係者
名前:備大将(そなえひろまさ)
性別:男性
識別:転生者(ガイア連合)・20歳
職業:ガイア連合伏見派出所所属黒札
ステータス:レベル20
耐性:破魔無効・呪殺無効(装備)
スキル:唐竹割り(敵単体・大威力の物理攻撃。
命中率が低い)
両腕落とし
(敵単体・1~3回の小威力に物理攻撃。
攻撃力を1段階低下させる)
タルカジャオート
(戦闘開始時にタルカジャの効果を得る)
スクカジャオート
(戦闘開始時にスクカジャの効果を得る)
装備:太刀(日本刀型の礼装)
武者鎧(武士鎧型の防具霊装)
魔脈の指輪(一分の魔脈が付与)
呪殺無効のお守り
詳細:
大阪の一般家庭の家に生まれた普通の容姿の転生者
従兄弟の新の家の剣術を習っていた
半終末前に新武将と一緒に合流して修行した
従兄弟の新武将とコンビを組んで行動している
式神嫁は尼僧姿の東方の「聖白蓮」
名前:新武将(あらたたけまさ)
性別:男性
識別:転生者(ガイア連合)・20歳
職業:ガイア連合伏見派出所所属黒札
ステータス:レベル21
耐性:破魔無効・呪殺無効(装備)
スキル:ヤマオロシ(敵単体・中威力の物理攻撃)
気合(自身の次の物理攻撃のダメージを2倍にする)
反撃(物理攻撃を受けた時、確率で通常攻撃を返す)
物理ブースタ(物理攻撃の威力が上昇する)
装備:大太刀(日本刀型の礼装)
武者鎧(武士鎧型の防具霊装)
活泉の指輪(一分の活泉が付与)
呪殺無効のお守り
詳細:
大阪の剣術道場が実家の家系に生まれた転生者
従兄弟の備よりはややイケメン寄りの容姿
道場の方はすでに時代のおかげで経営難になり畳んでいる
半終末前に備大将と一緒に合流して修行した
従兄弟の備大将とコンビを組んで行動している
式神嫁は巫女服姿のISの「篠ノ之箒」
・敵対者
【人間マッドメシアン】
レベル24 耐性:銃耐性・電撃耐性・破魔無効
スキル:電撃(敵複数・1~3回の小威力の電撃属性攻撃)
怪音波(敵全体・中確率で混乱を付与する)
改造技術(メシア教製の改造人間作製技術)
詳細:
元は在韓米軍にいた技師で従軍司祭の白人男性
有色人種や一神教徒でない相手は猿と見下す差別主義者
隣国で人体実験をやり過ぎて日本に密航で逃げて来た
【メシアン・ネオファイト】
レベル7 耐性:銃弱点・破魔無効・呪殺耐性
スキル:突撃(敵単体・小威力の物理攻撃)
セクシーダンス(敵全体・中確率で魅了を付与する)
詳細:
護衛と愛人の役目をするために改造された容姿の良い女性個体
頭に機械を埋め込まれた改造のため上司と天使に忠実
実験材料となる信者を管理させている
【天使パワー】
レベル36 耐性:電撃耐性・衝撃弱点・破魔無効・呪殺弱点
スキル:ブレインシェイク(敵単体・中威力の物理攻撃。
中確率で洗脳を付与する)
ハマオン(敵単体・中確率で即死を付与する)
勝利の息吹(戦闘勝利時、HPが中回復する)
詳細:
マッドメシアンがCOMPで召喚できる中級天使
自身を「殉教」という犠牲にして召喚されるはずだった
洗脳の状態異常は魅了と同等に扱う
読書家ガチ勢:
本家様AAスレまとめ「小ネタ 書庫とか」より出典
ヤバい。そろそろネタが尽きて浮かばなくなってきた。
読んでくださった方がいるならありがとうございます。