時系列としては、半終末に突入してしばらくした頃です。
「これはしばらく預かった方がいいな。刀身がかなり疲労している」
「……ふむ。
ここしばらく山梨の外に出ていて、最低限の手入れしかしていませんでしたからしょうがありませんね。
それでは、しばらくお願いするとしましょう」
「ああ、任された。それと、預かっていた予備の方も研ぎは終わっているぞ。
白野、これをそちらに持って行ってくれ」
「はい、マスター」
「ありがとうございます。“斬鋼”とはしばらくお別れですね」
「……来客中、すまないけどマスター。
桜から『イリヤ、クロエ、美遊のロリシキガミを注文した件で話があります』と連絡があったわ。
私も聞かせてもらいたいわね?」
山梨支部の奥、技術部が集まるエリアの鍛冶師街で星杖ニキは、自分の刀を任せている馴染みの刀匠である【アーチャーニキ】の所にいた。
白髪に褐色肌の青年の刀匠は、傍に控えていた茶髪の女子高生姿のシキガミと思われる少女にそれを渡し鍛冶場の方に運ばせたところで、黒髪の少女のシキガミに襟首を掴まれドタバタとし始めたので星杖ニキはそっと後にした。
宮城県の幼女ネキとの対戦が、時間切れで終了してからしばらく経っていた。
約束の2時間を経過した勝負は、次のロボ制作のために呼びに来た宮城支部のロボ部の呼び出しで幼女ネキが渋々と終わりになった事でひとまず引き分けとなっていた。再戦の約束をして、大嶽丸との一戦で失ったマントや消耗品を買うべく星杖ニキと樋口まどかは一路、山梨への帰ってきていた。
「いい加減、少しは家にいて課題を何とかしなさい。
長いこと振り回して、星杖さんにも失礼でしょう?」
「はーい、分かった。お母さん。
しばらくぶりだから、後で透たちにも会いに行こう」
星杖ニキが一通り戦える相手を巡った所で次はどこに行くかを思案する一方、長期の休学と連絡の不定期さから両親にお小言を貰ったまどかはしばらく学校の課題漬けになるのが決定していた。相手が孫扱いなのは不満ではあったが、両親より年上とはいえ男性との二人きりの旅行だったのでまどか自身、何も言えずに素直に課題に向かっていた。
「…………ふむ、なるほど。掲示板というのも中々に便利なものですね。
樋口さんに使い方のコツを聞いておいて良かったです。
新しいマントと消耗品の補充出来た事ですし、旅を終わらせるのももったいない。
新しい場所に向かうとしますか」
掲示板で次に向かう場所を決めた星杖ニキはそう呟くと、新しく新調した『禍除けのケープマント』を纏い【杖刀“斬鉄”】を持つとシキガミのオルガノを連れて山梨を後にするのだった。
「ああ、そう……ふうん。
いいですよ、戻ってきたらこちらの行く場所に付き合って貰いますから」
その後、星杖ニキからの伝言を友人たちとの遊びから帰って来てから気づいたまどかは不貞腐れたという。
ーーーーーーーーーー
「……あのそれで、こちらに何の御用でしょう?」
「いえね、先日大嶽丸を討ちましたのでこちらはどうかとお伺いしました。
仮にも日本三大妖怪の一角ですし、酒吞童子も大嶽丸も大暴れましたので。
アポイントは取っていませんが、よろしいですか?」
ニコニコと微笑みながら目の前に立つ星杖ニキに、狐耳と尾の生えた着物姿の女性は引きつった顔で隣りにいた短髪の少女の方に視線を向ける。向けられた方といえば、視線をついっと手元のDDSネット端末に移しぼそっと呟いた。
「あ。えーとわたし、アメリカの方の金策で忙しいのでお構いなく」
「そこで『私は関係ありませーん』みたいな顔をしないでくださいな、セドナさん!?」
「……いや、ほんとに関係ないし」
「仮にも友人なのですから、助け船を出すくらいはしてもよろしいでしょう!?」
こうして星杖ニキの前でコント染みたやり取りをしてるのは、玉藻の前とさやセドナであった。
星杖ニキは掲示板で大嶽丸と酒吞童子に並ぶ日本三大化生の残り一つの【白面金毛九尾の狐】の行方を尋ねた所、那須の殺生石近くの九尾稲荷神社に異界を作ってそこにいると教えられ会いに来たのである。
二人のやり取りを見ていた星杖ニキは玉藻の前に話しかけた。
「この様子では、本当に我々と取り引きを真っ当にされているのですね。
昔のように、何か悪だくみをされている様ではない様子で残念です」
「残念とかいいました!? このちょっと渋めのイケ魂な老侍の方は!
わたくし、現実をちゃんと見られる女ですので早々にそちらとは契約もしています!」
「それでは斬るわけにもいきませんね。
では、【宇治の宝蔵】にあったという貴女の遺骸については何か知りませんか?」
「……どういう事です?
いえ、悪だくみをしていたらバッサリ斬るみたいな発言も気になりますが」
星杖ニキの言葉に今までのノリを止め、真顔で話の続きを促す玉藻の前。
先日、彼が討ち果たした大嶽丸は、失われたはずの宇治の宝蔵に納められていた【大嶽丸の首】をあの場所にダークサマナーが持ち込み、目的は不明だが蘇らせたのが経緯だと彼は語った。
「宇治の宝蔵は、京の平等院の阿弥陀堂南西にあったとされる日本の古典文学のなかで現れる各説話を超えて体系化された架空の経蔵のはずでした。
今回の件で調査が入り南北朝の争乱で失われたのは見せかけで、經堂の鍵を守る死後に竜神になった藤原頼通の宇治川の中の異界に宝物が移され保存されていたのが分かりました」
「……え?
そんな所にわたくしの遺骸というか、マグの結晶が保存されていたんですか!?
返却を求めて訴訟も辞さない所なんですが!?」
宇治の宝蔵には、『鈴鹿山の大嶽丸、大江山の酒呑童子の首や那須野の白面金毛九尾の狐の遺骸』や『玉藻の前の遺骸から出た「仏舎利の入った黄金の壷」「夜を昼のごとく明るくする白い球」「白と赤の針」』などが納められていたとされている。真偽は不明であったが、大嶽丸の首が発見された事でその実在が証明された。
しかし、玉藻の前のその言葉に星杖ニキは無情にも首をふる。
「戦後のメシア教の弾圧でその異界は暴かれ、竜神は殺され宝物は散逸しました。
一部は焼き捨てられ、その他のものも行方知れずです」
「うぉのれ、メシア教! 呪ってやりましょうか!?」
「……本当に知らないようですね。
何か判りましたら、こちらまで連絡を。
では、手合わせも出来ないようですしお暇します」
「はいはい、お帰りくださいな。
それと、観光でもして行かれたらよろしいのでは?」
そう言って踵を返す星杖ニキに、手元のPCから顔を上げてセドナも声を掛けた。
「星杖ニキさん、だっけ?
私らは忙しくて相手はできないけど、観光でもして行ったら?
観光地の那須高原も、終末が来たら観光どころではなくなるんだし」
「ふむ、そうですね。樋口さんにお土産でも探すとしましょうか」
ーーーーーーーーーー
「これはこれは。なかなかに楽しそうな事態が起こっていますね」
それは、本当に偶然であった。
表向きは那須高原でのウェディング需要を見越して建設された新造の教会の、地下に現地の信者には秘密で埋設されていた来る日にこの地に天使の集団を降臨させるための装置が、ここに新任で来ていたメシアン神父の何気ないCOMPの天使召喚プログラムに誤作動で反応し大規模召喚を始めてしまったのは。
そして、土産屋を物色中に星杖ニキがそれに気が付き、地元の支部に連絡後姿を消しているオルガノを連れてふらりと異界と化しつつある教会へと楽しげに足を踏み入れたのも。
彼が踏み込んだ教会の中は、多数のエンジェル達とマグを失い倒れている教会の者達に囲まれるように異形の天使が一人立っていた。それは青い肌をした上下に二つ顔のある首を二つ持ち、胸の部分にも顔があり左手には人の頭部が付いた錫杖を右手には何かの書物を持つ4枚羽の天使であった。
その天使は自らを畏れもせずに近づいてくる星杖ニキを見て、周囲の天使を下がらせると話しかけてきた。
『そこにいる人の子よ。私は【大天使アズラエル】である。
信者ではないようだが、如何様な理由で教会へと来たのだ?』
「様子を見に来ました。
見た所、ドミニオンと変わらない強さと見ます。
大天使にしては、位階が低いのではありませんか?」
その言葉にアズラエルは「はあ」と大きなため息を付き、憂鬱そうな表情で話を続けた。
『それは仕方があるまい。
ドミニオンの霊基を元に、この地に無理やり呼び出されたのだ。
まったく、私も配下も今は忙しいのと言うのに迷惑だ』
「ふむ。忙しいのですかな?」
『ああ、そうだとも。私は天使の中では『死』を司っている。
言うなれば、死者の魂から人の罪を見、語り、裁く大切な役目を仰せつかっている。
そう。ミカエルがトチ狂ったせいで、数十億の魂を安全に天の国へ運ぶ役目をな!
私自身に死はないが、精神的には摩耗するのだぞ。おのれ!』
「それは大変ですな」
『そう、魂の看守を任されたサリエルと同じくらい大変なのだ。
人の子よ。見れば私よりも強いようだな?
私が呼び出された契約の内容は『この地を支配しろ』というものだ。
この地の宗教組織の一員ならば、そうなれば戦うことになるだろう?』
「無論です」
『ならば、私も精一杯抗うがその前に愚痴を聞いてはもらえぬか?
天使の内情も一緒にぶちまけるがどうだ?』
「……ふうむ。そういう事ならば聞きましょうか」
天使の内情を聞けるチャンスと面倒臭さを天秤にかけた星杖ニキは、ショタおじやまどかへの土産話になると思いその愚痴を聞くことにした。その言葉を聞くとアズラエルは、配下のエンジェル達に付近に転がるメシアン達を端の方に片付けさせるとどっかと胡座をかいて話し出した。
『……感謝するぞ。
さて、何から話すか。そうだ。
人の子らはたかがメシア教に、中東一神教が敗れるなど不思議には思わなかったか?』
「それは、アメリカの軍事力と天使を自在に呼び出す技術力をメシア教が持っていたからだと推察していますが?」
『確かに、その一面もあるが理由は別にある。
教義や人間の側の都合を除けば、こちらに最高司令官である筆頭天使が不在だったのが原因だ』
「メシア教では筆頭天使は、ミカエルであるとされていますね」
『それは、キリスト教での四大天使であろう?
こちらでは神の言葉を預言者に伝えた天啓の天使ジブリール(ガブリエル)、戦士の天使ミーカーイール(ミカエル)、最後の審判のラッパを吹くイスラーフィール(ラファエル)、そして私アズラーイールを含めて四大天使と称されるのだ。
だが、ガブリエルはメシア教に召喚されるのを拒否するために行方を眩ませた』
アズラエルの全部の顔が沈鬱な表情になり、周囲のエンジェル達も徹夜続きの社畜のような雰囲気を漂わせている。
『ジブリールがいない状況で、一番の武力を持つミーカーイールとイスラーフィールがメシア教側の司令官をしている。
こんな状況で勝てるわけがない。私も膝を屈するより他に術はなかった。
そこまではまだいい。根は同じ神を信奉する天使だからまだ我慢はできる』
「なるほど、そういう状況でしたか。続きを」
『我慢できんのは、ミカエルと呼び出した者達は神が使わすと言った救世主の到来を待つ事に痺れを切らし、自分達で終末を起こして救世主を呼び寄せようとする暴挙に出た事だ。
何故、神の言われた言葉を信じきれなかった!?
しかも、メシア教徒どもはやりたい放題をした挙げ句に、核ミサイルで世界を焼いて邪神と魔王に追われて西海岸にいるという結末だ。
本当に、度し難い愚か者たちだ』
「それがあなた方の職務の忙しさに繋がると?」
星杖ニキのその問いに、憤懣やる方ないといった表情のアズラエルは続ける。
『キリスト教、ユダヤ教、中東一神教、メシア教の信者の魂数億を天の国に運ぶのだ。
さらには、メシア教影響下の天使共が好き勝手に連れてきた魂の管轄も我々の役目になる。
私もサリエルも、一気に大量の魂を連れて来られても裁ききれん!』
「しかも、他の宗教の冥府の神々はメシア教の天使が押さえつけていましたからな。
それもあるのでは?」
『それもあるな。本当に腹ただしい事だ。
……さて、私の話はこれくらいだな。始めるとしようか』
アズラエルが立ち上がり配下のエンジェル達が身構える中、星杖ニキも刀を抜き声をかける。
「では、先手を譲りましょう。どんな手か見せてください」
『その油断、人の子には相応しい傲慢さよ! 同胞よ!』
アズラエルが声をかけるとエンジェル達が動き、それが終わるとアズラエルも切り札を切ってきた。
『『『神のご加護を!【タルカジャ】!』』』
『『『休憩時間の延長を!【スクカジャ】!』』』
『これならば格上のお前も打ち倒せよう、人の子よ!
【テトラカーン】、【死のまばたき】!』
支援魔法で最大まで強化されたアズラエルは、物理反射の魔法と自身の最大の魔法である呪殺魔法を星杖ニキに放つ。が、それに星杖ニキは冷静に返した。
『…………!』
「人のやり方をよく見ていますな、大天使殿。しかし、それでは届きません」
『……ぐむっ! 何だとっ!?』
『『『ああっ、貴重な休憩がっ!』』』
アズラエルに掛かっていた支援魔法の効果を、姿を隠していたオルガノが【デカジャ】で打ち消した。途端に鋭さと威力が減じた呪殺魔法を斬り裂いて、星杖ニキが【雲耀の太刀】を振るう。
その一閃はアズラエルに傷を負わせ、ほぼ全てのエンジェル達を切り裂き消滅させる。
「これで終わりです。【気合】【一の太刀・三連】」
『…グフッ! …これでもう終わるのか…』
星杖ニキは駆け寄りながら床に転がる椅子をアズラエルに蹴り飛ばして反射魔法を消し、跳ね返ってきた椅子諸共にアズラエルを斬り両方の首と杖の首を刎ね胴を両断した。唯一残った胸部の顔を向け消えながら、アズラエルは星杖ニキに語りかけた。
『……見事だ、人の子よ。
ああ、これで世界中を飛び回る本霊の元に戻るのか…。
それと、教会の地下を探してみるといい。…さらばだ…』
「二度と会うことはないでしょうが、貴方の仕事が無くなるのを願うとしましょうか」
消滅するアズラエルを見送り、元の教会に周囲の光景が戻るのを待つ星杖ニキ。
そこへ地元の支部の人員が到着するのを見て、彼はつぶやく。
「面白い話も聞けて、なかなかに斬り応えのある相手にも会えました。
ふむ。“斬鉄”の慣らしにはちょうど良かったです。では、帰りましょう」
ーーーーーーーーーー
「そういえば、あの侍になんで観光なんて勧めていたの、タマモ?」
「面倒な事が起こる卦が出ていたので、そこに誘導しただけです。
ちゃんと解決してくれたようですし」
「そんな腹黒だから、好みのイケ魂の男性に巡り会えないんだよ」
「分霊を派遣しては、バッドエンドのセドナさんには言われたくないんですけど!?」
どこかでそんな会話の後に取っ組み合いの喧嘩が始まっていたのはさておき、事件から数日後。
「星杖ニキさん一人だけで行くのはずるいです。一緒に行かせてください」
「そのためにもご両親を納得させるために、課題の方を終わらせなくては」
「はい、それは分かっています。だから、終わるまで山梨にいて下さいね?」
「はは。そう頼まれたのならしょうがありませんね。
樋口さんに勧められた『剣客商売』でも読みながら、しばらくゆっくりとする事にしましょう」
教会の地下にあった古い黄金の壺を中に収めた聖櫃と那須での話を土産に山梨に帰った星杖ニキは、樋口まどかの課題が終わるまでしばらく山梨でゆっくりする事にした。
しかし、旅の面白さに目覚めた星杖ニキは本を読みながら次の場所への思いを馳せた。
「さて、次は西へ行ってみましょうか。どんな相手に会えるか楽しみですな」
後書きと設定解説
・主人公
名前:星杖ニキ(星丈・ほしたける)
性別:男性
識別:超人(ガイア連合)・65歳
職業:ガイア連合山梨支部所属退魔剣士
ステータス:レベル74・アタック型(力・速)
耐性:破魔無効・呪殺無効(装備)
スキル:一の太刀(敵複数・1~3回の大威力の物理攻撃。
低確率で即死を付与する)
雲耀の太刀
(敵全体・力依存による大威力の万能属性攻撃)
気合(自身の次の物理攻撃のダメージを2倍にする)
無拍子(ダッジカウンター)
(自身が物理や魔法で攻撃された時、確率で回避し反撃。
クリティカル率の高い大威力の通常攻撃)
物理ギガプレロマ(物理攻撃の威力が大きく上昇する)
剣鬼の反応(敵の先制攻撃率が低下し、
自身の命中率と回避率が大きく上昇する)
会心(クリティカル率が上昇する)
奈落のマスク
(状態異常になる、即死する確率を大きく減少させる)
縮地法(夢幻の具足)
(戦闘時、あらゆる障害物を無視した移動が出来る)
老練の武芸(貫通)
(物理攻撃が反射以外の物理相性を無視して貫通する)
不屈の闘志
(HPが0になった時、1度だけHP全回復で復活する)
武道の心得(物理スキル使用時のHP消費量が半分になる)
鋭い勘(何かに気づく判定(運判定)に+修正で判定できる)
装備:杖刀“斬鋼”(実家から持ち出した妖刀を仕込んだ仕込み杖)
杖刀“斬鉄”(手に入れた連合製霊刀を仕込んだ仕込み杖)
禍除けのケープマント(魔法回避率が上昇するマント)
大和手甲(呪殺無効が付与された手甲)
生命の根付(最大HPが20%上昇する)
アイテム各種の入った腰のベルトポーチ
COMP(ガラケー型)
詳細:
前世と現世の両方の殆どを剣術に捧げてきた修羅勢の転生者
普段、他の人には「星杖(せいじょう)ニキ」と名乗っている
穏やかな笑みを浮かべた紳士的な振る舞いの好々爺の老人
戦後すぐの頃に京都で生まれた転生者の初期世代の一人
葛葉家の分家の傍流が市井に降りて剣術道場を開いていた家の出身
前世は関東の新富流の道場で老齢で死ぬまで剣術のみに打ち込んでいた
現世でも家に伝わる退魔も含めた新陰流に偽装した葛葉流を修めている
己を磨く事と未知の相手との戦闘が一番の趣味である剣術家
メガテンの基礎知識はあるが興味はなく、家の再興より剣術優先
現世の家では独身のまま師範代として剣術に打ち込んでいた
家の修練の過程で覚醒し自衛隊と協力し始めた頃に合流した
現在は日本全国津々浦々を強者を求めて行脚の旅を続けている
容姿は「ワールドトリガー」の「ヴィザ翁」にそっくり
【杖刀“斬鋼”】
彼の先祖が実家から持ち出して保存していたライドウ用の刀の影打ち
家から持ってきたそれを連合の刀匠に修復と仕込み杖に加工して貰った逸品
彼が使うと「斬鉄」を越えた「斬鋼」を可能に出来る太刀になる
ゲーム的効果としては斬る対象の防御力を無視して切断が可能になる
ダッジカウンター時、相手の攻撃を切断して斬り払う事も出来る
【杖刀“斬鉄”】
愛刀の「斬鋼」の予備として鍛えてもらっていたガイア連合製の霊刀
使い易いようにそれを連合の刀匠に仕込み杖に加工して貰った逸品
装飾は斬鋼と同じだが古刀への挑戦に燃える連合の刀匠が全力で作っている
古刀の斬鋼と違い現代で再現製錬された玉鋼で作られている
元はシキガミ刀にする予定で希望者がいなかったものを再利用した
効果は斬鋼の効果を再現したものだが性能は劣っている
【禍除けのケープマント】
星杖ニキが身につけているつなぎ目に赤いラインの入った黒いマント霊装
ケープのような襟の付いた部分があり首と口元を隠せるのが特徴
普通の防具としての機能に魔法回避率の上昇とアナライズ隠蔽効果がある
デザイン違いにナルトの暁や進撃の調査兵団など各種の漫画の物が販売されている
・関係者
名前:オルガノ
性別:女性
識別:シキガミ・20代相当
職業:星丈の専用シキガミ
ステータス:レベル64
耐性:物理耐性・破魔無効・呪殺無効
スキル:トラフーリ(ボス以外の戦闘から脱出できる)
トラエスト(瞬時に異界から脱出する事ができる)
デクンダ(味方全体・能力低下効果を消去する)
デカジャ(敵全体・能力上昇効果を消去する)
千烈突き(敵複数・2〜7回の小威力の物理攻撃。
速の値が対象より高いほど回数増加)
カバー
(味方単体・味方のダメージを代わりに受ける)
エネミーソナー(周囲の敵体反応を感知する)
迅速の寄せ(素早さと先制攻撃率が上昇する)
シキガミ契約のため主人以外からの精神状態異常無効
スキル(汎):念話・飛行・虚偽感知・隠蔽化
詳細:
星丈が補助のために購入した浮遊する剣型の専用シキガミ
白い刀身と女性を象った意匠のある白色の柄が付いたブロードソード
かなり早い速度で飛び回り、主人一人なら乗せて飛行が可能である
剣なのは彼が姿を指定しなかったので原作を知る製造班が気を利かせた
彼が連合に来てしばらくしてからの仲で忠実な従士のように接している
他人とは話そうとしないが主人にはかなり饒舌である
名前:アーチャーニキ
性別:男性
識別:転生者(ガイア連合)・30代
職業:ガイア連合山梨支部技術部所属刀匠
詳細:
ガイア連合山梨支部技術部に所属している刀匠
刀剣などの武器の扱いもそれなりの腕である刀剣鍛冶師
本物の刀匠の資格持ちで刀の作成と自作の試し切りが趣味
仕事は真面目に熟し凡人なので正義の味方は御免被るという性格
前世と今世の事はいろいろあったのか黙して語らない
合流したのはかなり古参だが黒札は前衛が少なく刃物全般を取り扱っている
嫁が増えすぎたため、ほとんど鍛冶場か寝室に籠っている生活
今の目的はヒロインの姿のシキガミ嫁のコンプで新型も発注済み
現在、セイバー、遠坂姉妹、岸波白野、藤村大河の姿のシキガミ嫁がいる
容姿は日焼けサロンと毛染めでFateのアーチャーそのもの
・敵対者
【軍勢エンジェル】
レベル9 耐性:破魔無効・呪殺弱点
スキル:ハマ(敵単体・低確率で即死を付与する)
タルカジャ(味方単体・攻撃力を1段階上昇する)
スクカジャ(味方単体・命中、回避率を1段階上昇する)
通常攻撃(敵全体・3~4回の物理攻撃)
詳細:
アズラエルの配下として呼び出された天使の群れ
マグ不足で最下級の天使エンジェルの群れになった
アズラエルと同じく天使召喚機で呼び出された
何徹もして疲れ果てた表情の社畜の集団
【大天使アズラエル】
レベル56 耐性:物理耐性・火炎耐性・氷結弱点・破魔反射・呪殺耐性
スキル:死のまばたき(敵単体・大威力の呪殺属性攻撃。
防御力を1段階低下させる)
アギダイン(敵単体・大威力の火炎属性攻撃)
マハムドオン(敵全体・中確率で即死を付与する)
マカラカーン(味方全体・1度だけ魔法攻撃を反射する)
テトラカーン(味方全体・1度だけ物理攻撃を反射する)
詳細:
4つの頭と4枚の翼を持った姿をしているイスラム教の死の天使
全ての人間の名前が載った書を持ち、神の命により人の生死を操る
この個体はアズライールでなくメシア教の大天使として召喚された
そのため中東一神教ではなく聖四文字の天使として動いている
召喚は過激派が確保し日本に運び込んだ聖櫃を使った天使召喚機が原因
聖櫃の中身は中身が封印されているくすんだ古い黄金の壺
幼女ネキ:
タマヤ与太郎さん著「【カオ転三次】TS^2ようじょの終末対策」より出典
幼女ネとの対戦の内容は詳しく決めていませんが、お互いに時間切れまで死合い(楽しい手合わせ)を目一杯楽しんだ事でしょう。
読んでくださった方がいるならありがとうございます。