【カオ転三次】『俺たち』閑話集   作:塵塚怪翁

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今回は、とある地方の派出所の黒札が悪徳領主について考えるお話

時系列としては、半終末に突入してしばらくした頃です。


 とある地方黒札の悪徳領主観の考察話

 

「へぇ、ガイアグループは暗黒メガコーポなのか。

 それなら、その裏の組織のガイア連合は悪の秘密結社か?

 俺も悪の秘密結社の幹部や悪徳領主になるのか?」

 

「何を馬鹿な事を言っているんです、所長。書類に目を通しておいて下さい」

 

 

 彼らが今いるのは大阪府高槻市の淀川沿いにある三島鴨神社近くに建てられたコンクリート製のシェルターになる『高槻派出所』の事務室である。休憩がてら、スマホ型のCOMPで転生者掲示板で情報集めをしていた所長と呼ばれた彼はこんな事を言い出した。

 

 核ミサイルをぶっ放し半終末を招いたメシア教は世界崩壊を狙う悪の組織なら、俺たちガイア連合も一般人からしたら悪の秘密結社に見えるんじゃないかという掲示板の書き込みを見ていたここ高槻派出所の所長で転生者でもある『送り狼ニキ』こと【星野友幸(ほしのともゆき)】は、ここの副所長で事務関係を一手に引き受けている【成田洋貴(なりたひろたか)】に呆れたような顔をされた。

 

 

「目を通すけどさ、だって俺は人狼というか狼男に姿が変わるんだぞ?

 夜中に出会ったら、あの姿は俺が言うのも何だが誰だって逃げ出すぞ」

 

「関西支部からの応援があったにせよ、その姿でここ周辺の異界を治めてトラブルも解決して回ったのは事実ですよ、所長。

 少なくとも、ここ周辺の関係者にはヒーローみたいなものですよ」

 

 

 送り狼ニキはその呼び名の通り、狼男である【魔獣ルー・ガルー】に変身する悪魔変身能力者である。雄叫びで敵を弱らせ、その牙と爪で敵を切り裂き必殺の雷撃を口から放つ銀髪のたてがみと尾を翻し夜空のような青黒い体毛のその姿は、見る者によってはまさしく悪魔そのものであろう。

 

 

「……ええ、嘘だろう?

 時々、今でも自分の姿を鏡で見て驚く悪人顔なのにヒーロー? おかしいだろう?」

 

「我々地元の関係者の間では、間違いなくヒーローですよ。

 所長の評判が悪いわけないじゃないですか」

 

「いや、おかしいよ!

 俺が出来る事をしているだけなのに、どうしてだよ!?」

 

「関西支部が大阪に出来てまもなくの頃、ギリギリまで耐えていた我々に襲いかかった【二恨坊の火】を退治したのは所長にしか出来ないことですよ。

 その当時の我々では殺されていたでしょう」

 

 

 二恨坊の火(にこんぼうのひ)は、ここ高槻市に伝わる火の妖怪である。3月から7月頃までの時期に出没し、大きさは1尺ほどで火の中に人の顔のように目、鼻、口のようなものがあり宙を浮遊する妖怪である。本来なら向こうから人を避けるはずが、この個体は強くなった自身に驕り人を襲ったものであった。

 

 

「だってあいつ、こっちがわざわざ苦労して異界の発生を片付けていたのを邪魔したんだぞ。

 火炎耐性のある俺より弱いのに戦えって挑発してきてさ。

 念の為、【会心の覇気】掛けて【アクセルクロー】で攻撃したら一撃で消えたんが?」

 

「アナライズでレベル一桁の我々には対処出来る相手じゃありませんでしたよ。

 まあ、それから色々あって10年以上ここに住んでくれているのは感謝しています」

 

「いやだって、関西支部の支部長からもここに派出所を作ってくれって頼まれていた訳だし。

 俺にもここに残る理由出来ただけの事だぞ?」

 

「高槻市内だけでも60以上ある寺社仏閣の異界を攻略して回り、周辺の名家や霊能組織を黙らせて統治下に置き、ガイア連合の傘下に加わるようにしてくれたのは誰にでも出来ることじゃないです。

 これでどう評判が下がるというのですか?」

 

「地方で支部をしているようなブラックカード持ちなら俺より上手くやっている人もいるぞ。

 ほら、長野や新潟の人とか。呉とか城下町みたいになっているじゃないか」

 

「そんな、他の地域の事は知りませんよ。

 ただでさえ、来るだろう終末に備えている最中なんですから」

 

 

 自分より年上のお固い省庁の役人でもしていそうな彼から、呆れながらも感謝の視線を向けられるのに耐え難かった送り狼ニキは叫んだ。

 

 

「名家連中の借金を全部買い取って、関西支部のウシジマニキに返済相手を強引に一本化させたのは恨まれるだろう!?

 関西支部や他の支部にそれぞれが送っていた依頼も一々こっちが査定してから送るようにしたのは、名家のプライドを傷つける事にならないのか!?」

 

「人身御供を出さなくて良くなり、裏側の事情を知りつつ足元を見ていた高利貸しも居なくなったんです。

 金利も返せるくらいのものになりましたし、罵るようなのは一部だけです」

 

「霊能名家に金を貸していた消費者金融もガイアグループに頼んであれだけ潰したんぞ。

 それに反発して襲ってきた連中を返り討ちにして逆に送りつけたりもしたぞ?」

 

「それで連中の財布を握ってやらかした連中も実力で排除して、こちらからも諸々支援して独力で異界の湧き潰しも出来るようにして、今まで死ぬか生きるかだった我々に余裕のある生活が送れる様に道筋を付けたのは間違いなくあなたの功績ですよ、所長」

 

 

 書類を処理済みの箱に入れ、どっかと椅子に座り込んだ送り狼ニキは腕を組んで考え込んだ。

 

 

「……悪の秘密結社の幹部とかなるのは難しいな」

 

「昔は不良でやんちゃだった感はありますが、そういう悪役感は全然無いですね」

 

「じゃあ、どうすれば威厳のある悪役感が出ると思う?」

 

「もっと高級なスーツにするとか、女性を侍らすとかですかね?」

 

「……なるほど。じゃあ、女を侍らしてみようか。

 周りに従わせたら、威厳のある悪役感も出るだろう」

 

「はいはい。ちょっと待っててください、所長」

 

 

 そもそも彼の呼び名である『送り狼ニキ』も、『親切を装って女性を送っていき、途中で隙があれば乱暴を働こうとする危険な男』ではなく『親切から女性を送っていき、途中で隙があれば(女性側が誘惑して)乱暴を働こうとする(お人好しな彼の方が)危険な男』の意味である。

 

 彼が今までのハニトラに引っかかった回数を思い出しつつ、それに成功しここに住んでいる女性陣に成田副所長は声を掛けた。

 

 

 ーーーーーーーーーー

 

 

 しばらくして、10数分後。

 

 

「呼ばれたので来ました」

 

「何か御用でしょうか、旦那さま?」

 

「「来たよー」」

 

「……ああ、彼女らになるよなぁ」

 

 

 執務室の送り狼ニキの所に4人の女性が集まっていた。

 それを見てぽつりと呟く彼に、成田副所長はため息をついて話しかけた。

 

 

「そりゃそうでしょう。

 今うちにいるのは、所長が手元に置くと決めた女性しかいないんですから」

 

「ああ、まあ。

 色々あって引き取って責任を取らないといけなくなったと言うか、見捨てられなかったと言うか。

 ……なぁ?」

 

「私に聞かないで下さい」

 

「そうね。ここにいる4人全員があなたに助けてもらったのだから。

 ずっと傍に置いてくださいね」

 

 

 送り狼ニキの言葉に、胸の大きい4人の中で一際大きい大人しげな容姿の割に鍛え上げられた身体をした女性がニッコリと笑って答えた。

 

 

「和花の場合は助けないと死んでいたし、目の前で女の子が死にかけるなんてごめんだったから」

 

「あの炎の妖怪の襲撃の時に身体を焼かれて死にかけたのを助けて頂きました。

 あれを倒したのもあなたですし、わたしはこうして生き延びられましたから」

 

 

 彼女の名前は【静森和花(しずもりのどか)】。

 

 ここ三島鴨神社の神主の娘で、二恨坊の火を現地民が迎撃した際に致死の大火傷を負っていた女性である。その後、送り狼ニキが到着し倒した時に彼女を救うため自分の専用シキガミの権利を使って助けたのが出会った経緯である。

 それ以来、10年彼の傍で戦い続けこの派出所で送り狼ニキに次ぐ戦力となっている半シキガミの女性だ。

 

 

「あれから10年経ちますが高校生の姿のままなんですよね。

 若く見られるのはいいのですが、逆にそれで舐めて掛かられるのは困ります」

 

「そういう時は俺か成田さんに言ってくれ。物理か財布を握ってどうにかするから」

 

「そういう意味では、わたくしの家などは経済的に押さえられたようなものですしねぇ。

 そのお陰でわたくしは旦那さまと結ばれたので文句はありませんが」

 

 

 そう言うとその横にいた、いかにも大和撫子な雰囲気の腰まである長い黒髪と白い肌が特徴的なスタイル豊かな美女が言葉を続ける。

 

 

「わたくしの場合は家庭内の不和が原因でしたけど、それで他の家々の方々にまでご迷惑が掛かるのが本当に申し訳なかったです。

 そこを旦那さまに助けていただいて、わたくしはもう今でも幸せです」

 

「初音の家はこの辺の経済を回す上で必要な企業家だったからなぁ。

 そういう意味でも助けたかったし、あのクソババァも気に入らなかったからな。

 希少な才能持ちで美少女だった初音を使い潰そうとか何を考えているんだか」

 

 

 彼女の名前は【青山初音(あおやまはつね)】。

 

 彼女の亡くなった父の後妻である継母と彼女の実子の弟に家を乗っ取られかけたのが始まりで、継母の実家がメシア教の息のかかった資産家だったのが判り送り狼二キが乗り込んで全力で潰したのが彼女が彼と出会う経緯である。

 それ以来8年、自身と家を彼に差し出し内縁の妻となった後は彼との間に3人の子を儲けている。

 

 

「仕事が終わったら子供たちと遊んであげて下さいね、旦那さま。

 お夕飯まではまだ時間がございますから」

 

「私達も手伝うよ、お姉様。ねぇ、茉莉?」

 

「うん、手伝うよ。ねぇ、詩織」

 

 

 最後に話したのは双子の姉妹であった。

 お互いに左右にサイドテールにした栗色の髪が特徴的なお嬢様のような容姿にも関わらず、どこか子供染みた言動している二人であった。

 

 

「二人の場合はまあ、メシア教もダークサマナーも糞だということだったな。なあ、和花」

 

「ええ、本当にそう思います。

 二人が未来を予測してあなたが通る場所に逃げ出さなければ気が付かなかったでしょう」

 

「頑張ったもんね、茉莉」

 

「うん。こうやって生き残れたもんね、詩織」

 

 

 この二人は戸籍上は【青山詩織・茉莉(あおやましおり・まつり)】と言う名だが、その前は『占い奴隷1号・2号』であった。

 

 彼女らは未来視を持つ大天使ラジエルの転生体「美国織莉子」のクローンで、メシア教過激派の秘密ラボで生まれた実験体でもあった。しかし、彼女らの未来視は自己制御できずランダムに起こるタイプで性能が不完全として廃棄される時に小遣い稼ぎで職員に売リ飛ばされていた。

 

 その後、タレ込みのあったダークサマナーの人身売買用の闇アジトで発見されて保護され、送り狼ニキに引き取られて二人とも青山初音の双子の妹という戸籍を得てそれ以来、7年の間彼らと共に暮らしている。

 

 なお、ダークサマナーを潰しメシア教過激派の秘密研究所を強襲し潰したが、他の実験体はその際のドサクサでほとんど処分されオリジナルの“美国織莉子”も長野県での目撃情報を最後に姿を消していた。

 

 

「……悪の秘密結社の幹部というか、威厳のある悪役感て難しいな」

 

「友幸さんて、時々変な事に拘るよね?

 そんな事より、今日の夜は満月だよお姉様。ねえ、茉莉」

 

「うん、そうだよ。今から準備しておかないと大変になるって視えたよ、詩織」

 

「そういう事でしたら子供たちは家の者に任せて、早めに支度に掛からないといけませんわね。

 和花さん、旦那さまを離れの方までお連れして下さいね?」

 

「分かったわ。

 完全に獣化すると、わたしだけでは夜の方は手に負えないから任せるわ」

 

 

 そう言うといそいそと部屋の外に出ていく初音を追いかけるように、和花と詩織と茉莉の3人ががっちりと送り狼ニキの脇を固めるとズルズルと家の方に連れ出して行き始めた。

 慌ててそれに抗議する彼を無視し、成田副所長は彼女らに冷静に告げた。

 

 

「……あ、いや。拒否しないけど、まだ外は明るいぞ!」

 

「完全に満月が出る時刻になったら、理性が飛んで所長は文字通り獣(けだもの)になるので奥さん方にお任せします。

 この隙をついて余計なハニトラ女が近づかないようにしておくのでよろしく」

 

「お願いね、成田さん」

 

「……Attendez s'il vous plaît! Laisse-moi au moins partir pour que je puisse marcher tout seul !(……待ってくれ! せめて、自分で歩くから離してくれ!)」

 

「周囲に見せつけて近寄れないようにするから駄目。ねえ、茉莉」

 

「これ以上増やされるのは嫌だから駄目。ねぇ、詩織」

 

 

 そう言う彼女らに連れて行かれる思わず狼男の姿になりフランス語で喚く送り狼二キを見送り、手慣れた様子の他の所員に指示を出して事務所を閉める準備を始めた成田副所長は彼女らの方を見てこぼす。

 

 

「満月の夜の所長のご乱交癖は、現地の他の組織にバレているのがなぁ。

 もう何回も種乞い目的の女性に忍び込まれて大変だったか思い出したくもない。

 血に狂って周囲を殺しに襲いかかるのを抑えた結果がこれだから、しょうがないと言えばしょうがないのでしょうが」

 

 

 そう言うと彼は、事務所の鍵を保管室から取るべく事務室を出て行った。

 なお、月一回の恒例のこの行事はつつがなく終わったそうな。

 

 どっとはらい。

 




後書きと設定解説


・主人公

名前:送り狼ニキ(星野友幸・ほしのともゆき)
性別:男性
識別:転生者(ガイア連合)・33歳
職業:ガイア連合高槻市派出所所長
ステータス:レベル34・アタック型(力・速)
耐性:破魔無効・呪殺無効(装備)
スキル:悪魔変身(魔獣ルー・ガルー)
    交渉術(会社営業の経験を元にした技術)
    汎用雑学(オタク特有の雑多な知識)
装備:ケブラージャケット(変身後も装着可能な霊装防具)
   呪殺無効の腕輪
   スマホ型COMP(アナライズ、エネミーソナー)
詳細:
 自衛隊が協力し始めた頃に地方に行ってそのまま根付いた転生者
 数度目の依頼のあった地方に行きハニトラに引っかかって婿入りした
 それ以来12年間ここの現地組織を束ねて派出所の所長をしている
 前世は女性に縁がないままに独身のまま死んだサラリーマン男性
 幼い頃から本能的な覚醒の予兆があり合流前から半覚醒していた
 今世の両親は子供を化け物扱いし施設に放り込んでからは音沙汰なし
 中学卒業まで施設で暮らしその後に黒札に見つかり保護された
 山梨で覚醒し能力の制御が落ち着きこれからと言う時に捕まった
 今世の生まれから悪ぶっているが根は善良で女性好きな性格
 関西支部とは連携して淀川霊道を守る重要な拠点を任されている
 現地の複数人の妻や愛人が居て日々仕事の傍ら搾られている
 容姿はゲーム「ヴァンパイア」シリーズの「ガロン」にそっくり

【魔獣ルー・ガルー】
レベル34 耐性:火炎耐性・氷結弱点・電撃無効・破魔無効
スキル:スフレデクレール(劣化)
    (敵単体・大威力の電撃属性攻撃)
    アクセルクロー
    (敵複数・2~4回の中威力の物理攻撃)     
    丸かじり
    (敵単体・中威力の物理属性によるHP吸収攻撃)
    雄叫び(敵全体・攻撃力を2段階低下させる)
    物理ブースタ(物理攻撃の威力が上昇する)
    食いしばり
    (HPが0になった時、1度だけHP1で踏み留まれる)
    会心の覇気(自身に次に行う力依存の攻撃が必中になり、
          必ずクリティカルになるチャージ効果を付与する)
    破魔無効(スキルカードによる弱点補強)
詳細:
 フランス語で狼男を意味し、フランスの人々の伝承の中で語られた悪魔
 青黒い体毛と銀色のたてがみをした直立した狼の獣人の姿
 満月の影響を受け易く血に狂うのを矯正したら性欲過多になった
 変身後はなぜか流暢にフランス語が話せるようになる

・関係者

名前:静森和花(しずもりのどか)
性別:女性
識別:半シキガミ・27歳
職業:ガイア連合高槻派出所職員
ステータス:レベル26
耐性:物理耐性・破魔無効・呪殺無効
スキル:マハンマ(敵全体・低確率で即死を付与する)
    暴れまくり(敵複数・2~4回の小威力の物理攻撃)
    一分の活泉(最大HPが10%上昇する)
    かばう(主人が攻撃された際に代わりに攻撃を受ける)
    アナライズ
    エネミーソナー
    シキガミ契約のため主人以外からの精神状態異常無効
装備:薙刀(ガイア連合製霊装)
   巫女服(ガイア連合製霊装)
詳細:
 高槻市の淀川沿いにある三島鴨神社神主の半シキガミ化した娘
 異界攻略の依頼中に大怪我を負い送り狼ニキの伝手でシキガミ化した
 長い黒髪と大人しげ顔に似合わず大きな胸と均整の取れた身体の容姿
 10年前に助けられてからずっと彼に寄り添って生きてきた
 元水泳部で泳ぎが趣味であり県大会で優勝経験あり
 三島鴨神社は源平の頃に建立され伊予と伊豆のと並び「三三島」と呼ばれる
 日本で最初の三島神社で、大山祇神と事代主神を祀っている

名前:青山初音(あおやまはつね)
性別:女性
識別:異能者・25歳
職業:ガイア連合高槻派出所職員
ステータス:レベル4
耐性:破魔無効・呪殺無効(装備)
スキル:煌天の幻視
    (自分を除く、味方単体の判定の失敗を成功に変更する)
    幸運な助言
    (味方の判定に+の修正を与えると共に、クリティカルし易くする)
    誘惑(異性に効果的な交渉術)
装備:呪殺無効の指輪
   精神無効のタリスマン
詳細:
 高槻市内での地元で有数の資産家でもある霊能名家の娘
 腰まである長い黒髪と白い肌が特徴的なスタイル豊かな美女
 継母とその実子の弟に家を乗っ取られかけた際に送り狼ニキに助けられた
 8年前に彼女の家を助け逆に乗っ取った際に彼の内縁の妻となった
 芯は強く、物静かでおしとやかで大和撫子なお嬢様の性格
 合気道と護身術の心得があり、1男2女の母

名前:青山詩織・茉莉(あおやましおり・まつり)
性別:女性
識別:転生者(大天使ラジエル)・21(7)歳
職業:ガイア連合高槻派出所職員
ステータス:レベル6
耐性:破魔無効・呪殺無効(装備)
スキル:未来視(不完全)
    スクライング(水晶を使った占術)
    ハマ(敵単体・低確率で即死を付与する)
装備:呪殺無効の指輪✕2
   精神無効のタリスマン✕2
詳細:
 未来視を持つラジエルの転生体「美国織莉子」のクローン姉妹
 メシア教過激派の秘密研究所で生まれた実験体でもある
 彼女らの未来視は自己制御できずランダムに起こるタイプ
 性能が不完全として廃棄される時に小遣い稼ぎで職員に売られた
 ダークサマナーの人身売買用の闇アジトで発見され保護
 発見後に送り狼ニキに引き取られ7年間彼らと暮らしている
 二人とも青山初音の双子の妹という戸籍を得て今では彼の恋人気取り
 戸籍上の公称は21歳だが実年齢は7歳
 オリジナルの美国織莉子は秘密研究所強襲後も行方不明
 
名前:成田洋貴(なりたひろたか)
性別:男性
識別:異能者・44歳
職業:ガイア連合高槻派出所副所長
ステータス:レベル2
耐性:破魔無効・呪殺無効(装備)
スキル:事務知識
    コンピューター操作
    交渉上手・指揮・根回し
装備:呪殺無効の護符(自費で買ったガイア製品)
詳細:
 高槻市内のスサノオを祀る有力神社の分家出身の現地民男性
 若者しかいない派出所の補佐(と制御)のために送り込まれた
 細身で長身の細い目が特徴の普通の容姿の中年男性
 生真面目で仕事には真摯なため本家の意向は無視している
 結婚しており1男1女の父親


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