【カオ転三次】『俺たち』閑話集   作:塵塚怪翁

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今回は、40話の少し後の修羅勢のお話

副題:半終末剣豪伝~葛葉星杖魔界転生・村正争奪変

時系列としては、半終末に突入してしばらくした頃です。


 とある修羅勢の半終末旅行紀行肆頁目

 

「闇の静寂に潜む者よ。己が欲により闇を彷徨う者よ。

 汝の棲み家を捨て、ここに用意したる新たな身体を持って姿を現すべし。

 エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。我は求め訴えたり。

 古き骸を捨て、邪は黄泉帰るべし」

 

 

 どこかの闇の中、廃棄されたらしい廃墟と化した古びた寺院の大広間でそれは行なわれていた。

 

 ところどころ崩れた木製の床に幾つもの魔法陣が描かれ、その中心にはどこからか拐われて来たらしい全裸の女性達が意識を失って寝かされていた。その中心で仏僧姿の中年男性が、複数の首を失った仏像を火に焚べながら護摩壇を作り儀式を行っていた。

 

 

「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。我は求め訴えたり。

 古き骸を捨て、邪は黄泉帰るべし」

 

「「「阿がGがガ」」」

 

 

 その仏僧が呪文を唱え終わると、寝かされていた女性達が目をカッと見開き苦悶の表情を浮かべバタバタと暴れ始めた。さほど時間も経つこと無く、その女性達が頭頂部から股間まで身体の前面で二つに割れると中から幾人もの日本人の男性が蛹から出て来る成虫のように現れた。

 

 

「ようこそ、我が秘術『魔界転生』で黄泉帰られた“魔界衆”の皆様方。

 我が名は、森宗意軒。久しぶりの肉の身体をどうですかな?」

 

「……我らを黄泉の淵より呼び醒まして何とするか、化外の者よ?」

 

 

 黄泉還り全裸の男達の中で一際、殺気を放つその男は森宗意軒にそう尋ねた。

 

 

「この世に混乱と我が仇敵の始末を。報酬は永遠不滅の命、いかがか?」

 

「…………面白き提案よ」

 

 

 そう言うと月とロウソクだけの明かりの中、足元に映る影が幾本もの触手を持つ怪物の姿をした森宗意軒と黄泉返りし剣鬼達はニヤリと嘲笑った。

 

 

 ーーーーーーーーーー

 

 

「……と、そういう理由でして。

 一言、こちらを見ている支部の代表には挨拶をとお伺いさせていただきました」

 

「……いえ、お構いも出来ませんで」

 

 

 今日も今日とて面倒を見ている神奈川県の動き回る下部組織の対応に追われていた社畜ニキの元に、マントを纏い杖を付いた紳士然とした老剣士が訪れていた。

 

 それは最近噂に聞いていた、日本中を彷徨き回っている“修羅勢のFOE”こと星杖ニキであった。

 

 神奈川県にいる黒札と言うならもう一人横浜中華街に拠点を置き現地人向けに埴輪や土偶型の簡易シキガミの亜種を販売している『埴輪ニキ』がいるが、トラブルから逃げたい彼は自分はただの生産者なのでと「ここら辺を仕切っているのは社畜ニキだ」と彼に言って生産拠点のある自分の管理する異界に逃げ込んでしまっていた。

 

 それを聞いた社畜ニキは今度この礼はするぞと思いつつ、強張った笑みで星杖ニキに尋ねた。

 

 

「……ええと、神奈川に住む資産家に会って日本刀を譲って貰うんですか?」

 

「ええ。所持されていた本人は亡くなられていますが、ご家族が個人所蔵されているはずなのです。

 友人の刀匠が特別な刀を打つのに【妙法村正】が必要だとね。

 出来れば、地元の伝手があるならば紹介していただけないかと」

 

 

 妙法村正(みょうほうむらまさ)とは、戦国時代、伊勢国桑名(現在の三重県桑名市)の刀工・千子村正作の日本刀であり、表に村正銘と共に『妙法蓮華経』の題目が切ってあるため「題目村正」「千子村正」とも呼ばれている打刀である。星杖ニキの魔界転生な話を聞いたその刀匠はそれなら村正で相手を斬るべきだろうと言い、村正の中でも最高傑作とされる妙法村正を手に入れるべきだと彼にそう助言した。

 

 彼が言うにはその資産家はとある会社の社長をしていた人物で、裏との関係は不明であるが国宝の『三日月宗近』を始めとした所有する平安時代から南北朝時代に制作された国宝2つと重要文化財11個の計13個の刀剣を国立博物館に寄贈した人物であったらしい。

 

 ちなみに、最近まで残っていたのは霊能に関係ないただの美術品で軍刀にもされなかったため、メシア教やGHQに処分されずに済んでいたからだと刀匠の彼は言っていた。

 しかし、元は一般人で初耳であった社畜ニキは彼のその言葉に首を振って答えた。

 

 

「あいにく、その人の事は初めて聞きました。

 数日掛かると思いますけど、地元の名家経由で良ければ面会の約束も取り付けると思うんですがどうでしょう?」

 

「お願いできますか?

 時間が掛かるというのであるなら、何かお手伝いして待つとしましょう。

 それに、あなたもなかなかお強いようだ。

 お手空きならば、一手お手合わせをお願いしたいところですが」

 

「いえ! 色々と忙しいのでそちらとの手合わせは無理だと思います!」

 

「それは残念です。それでは何をお手伝いしましょうか?」

 

「失礼します!」

 

 

 星杖ニキがそう言った所へ、魔女の姿をした少女が走り寄ってきて社畜ニキに耳打ちする。それを聞いていた彼の顔色が変わり、真剣な表情の彼は星杖ニキに話しかけてきた。

 

 

「星杖ニキ、あなたが話していたその実業家の家に押し込み強盗が入ったそうです。

 犯人は3人の男性で、いずれも着物姿の男達で保管してあった日本刀を持ち去ったそうです。

 そいつらが去り際にこんな手紙を残したとか」

 

「これです」

 

 

 魔女の少女に渡された手紙は、達筆な筆文字で書かれたまるで江戸時代のような折り畳まれた書状でそこにはこう書かれていた。

 

『天草四郎を破りし剣士よ。村正の最高傑作は我等の手にある。

 妖刀となり得る村正を求めるならば、以下の場所に来られたし。

 臆病者の誹りを恥とせぬのならば、汝はただの老いさらばえた道場剣法の使い手なり。

 来ぬならば、これらの刀剣を持って愚昧な民の屍山血河を作るとしよう。

 彼の地にて待つ。      森宗意軒』

 

 読み終わった手紙を社畜ニキに手渡すと立ち上がった星杖ニキは彼に声を掛けた。

 

 

「それは果し状です。ご指名の様なので、私はそこに向かう事とします」

 

「……一人では危険じゃ?」

 

「私が戦った天草四郎は70レベルを越える怪物でした。

 目撃情報が確かなら、下手をすると同格の者が3名もいる事になります。

 万が一のために貴方がたはここにいて下さい」

 

「……分かりました。ああ、ちくしょう。全然楽になれねぇ!

 今回の件を解決したら、ちゃんと戻って来て下さいよ?」

 

「ええ、もちろん」

 

 

 そう言うと星杖ニキはマントを翻すと、書状に指定されていた場所へと駆け出した。

 

 

 ーーーーーーーーーー

 

 

『……ああ。来たようだな、柳生十兵衛役の侍よ。

 聞いていた話より年を食っているようだ』

 

「あなたに用はありません。森宗意軒はどこです?」

 

 

 書状に記された指定の場所とは横浜市保土ケ谷区にあるとある寺院であった。

 

 そこは昼間の町中にあるにも関わらず周囲の人通りが無く何か人除けの結界でも張られてでもいる様で、彼が門から中に進むと寺内の敷地には血の臭いが充満していた。あちらこちらにここの寺にいた住職や関係者らしき老若男女の斬り殺された遺体が幾つも転がり、その中心には血に濡れた刀を持った一人の高位の武家らしい中年の男がゆらりゆらりと体を揺らしながら立っていた。

 

 この男の名は【幽鬼アカシサマ】。

 

 保土ケ谷区にのみ伝わる子供を無礼討ちや辻斬りをするという伝承のある怪異で、どうやらここにいる人々を斬ったのもこいつの仕業のようだ。ゆらりゆらりと体を揺らしながらそれはニタリと笑うと、星杖ニキに声を掛けた。

 

 

『余は今とても良い気分でな。お前も一緒に人を斬らぬか、侍?』

 

「お断りです。私が本気で斬るのはあなたのような悪魔と悪鬼外道のみ」

 

『……そうか。ならば、お前も斬るとしよう。さあ、魔界衆の方々も!』

 

 

 アカシサマがそう声を掛けると、寺の屋根の上から二人の男が斬り掛かって来た。星杖ニキは刀を持った侍風の男ととっさに抜いた杖刀“斬鋼”で斬り結び、僧服の十文字槍を持った男の突きは姿を現した浮遊する片手剣の姿である彼の専用シキガミである【オルガノ】が受け止めた。

 

 一合二合と星杖ニキとオルガノと斬り結んだその二人は、一旦交えた刃を切り払い後ろへと飛び退った。

 

 

「我が名は“荒木又右衛門(あらきまたえもん)”。なかなか倒しがいのある使い手のようだ」

 

「拙僧は“宝蔵院胤舜(ほうぞういんいんしゅん)”。宙を舞う剣とは面妖な相手よ」

 

『余の名は“明石御前(あかしごぜん)”よ。

 貴様の行動は逐一、森殿から聞いている。

 お主の求める村正は我が手にあるぞ。さあ!』

 

 

 距離を起きアカシサマを中心に星杖ニキから見て左に青眼に刀を構えた又右衛門が立ち、右に下段に槍を構える胤舜が立っている。斬り掛かるタイミングを図りながら、お互いに近づきつつアカシサマがまた声を掛けてきた。

 

 

『……時間を掛けていて良いのか、侍?』

 

「……ふむ。貴方がたを確実に斬るのに急ぐ必要があるとは思いませんが?」

 

『魔界衆がここにいる二人だけと思うのか?

 今頃、貴殿の仲間の所にも一人向かっているぞ』

 

「…………ほう」

 

 

 その言葉を聞き、一瞬歩みが止まる星杖ニキ。

 

 

『掛かったわ!【ムド】!』

 

 

 その隙を見逃さず、三人は同時に攻撃してきた。

 星杖ニキがアカシサマが放つ呪殺の黒い光の球を首を傾けて避けた所へ、又右衛門が上段から斬り掛かる。

 

 

「エエィ!【絶命剣】!」

 

「…ふっ!」

 

「がはっ!」

 

 

 斬り掛かる又右衛門の一撃をいなし反撃に左の蹴りを胴に当てて吹き飛ばす。星杖ニキが蹴った足を下ろすよりも早く胤舜の十文字槍が彼に迫る。

 

 

「はっ!【暗夜突き】!」

 

『…………!』

 

「……ぬっ」

 

 

 連続した2回の突きのうち1つはオルガノがカバーで防いだが、もう一撃を星杖ニキは食らってしまう。胤舜の“暗夜突き”のスキルは【暗夜剣】のスキルの亜種であり、その効果は【敵単体に2回の中威力の物理攻撃を行い中確率で封技を付与する】という物である。

 

 剣心一如(奈落のマスク)のスキルにより状態異常にはなり難い星杖ニキであるが、十文字槍の横の刃により利き腕を傷つけられたのか禍したのかスキルを封じられてしまった。手応えありと笑みを浮かべた彼らに構わず、星杖ニキはもう一方の左手でオルガノの柄を掴むとそのままアカシサマに向けて投じた。

 

 

『……! …馬鹿な、ガッ!!』

 

『…………!』

 

「…疾っ!」

 

 

 投じられたオルガノはその強烈な勢いのままアカシサマの胴を貫くと、そのままクルクルと回転しアカシサマの首を刎ねた。断末魔の表情で消えてゆくアカシサマが取り落とした妙法村正を、星杖ニキは素早く駆け寄り脚で蹴り上げると拾い上げた。

 そこへ渡してなるものかと、蹴り飛ばされていた又右衛門が斬り掛かる。

 

 

「おのれっ、むざむざと渡せるものかっ!【絶命剣】!」

 

「【無拍子・流刃返し】」

 

「……ばっ、馬鹿な! 技は封じたはずっ!?」

 

 

 『封技』の状態異常はあくまでアクティブスキルを封じるものであって、【反撃】などのパッシブや自動スキルは封じられない。星杖ニキの流刃返しはその反撃スキルの成長したものである。よって結果はこうなる。

 

 

「……がふっ! 馬鹿な、我は全盛期の肉体を手に入れたはずっ……!?」

 

「あなたが死んで数百年。技の練度は私の方が上ですよ、又右衛門殿」

 

「…み、見事!」

 

 

 斬り掛かって来た又右衛門の一撃を右手の斬鋼でいなし、左に持つ妙法村正で星杖ニキは首を切り裂いた。そして、いなした右手の手首を返して体勢を崩した又右衛門の心臓に斬鋼を突き入れた。

 一言言い残し、刀を抜いた又右衛門が喀血し崩れ落ち死したその体が灰へと変わるのを一瞥すると、星杖ニキはこちらを伺ったまま構えている胤舜へと向き直った。

 

 

「……さて、最後はあなただけになりましたな。胤舜殿」

 

「森殿から聞かされてはいたがこれほどの腕とはな、侍。

 どうだ、お主も生まれ変わり魔界に来ぬか?

 永遠の若さと永劫の闘争の道行きが待っているそ!」

 

「お断り致します。いずれ、その森宗意軒の首も落とすつもりですので」

 

「思った通りの答えよ! そうでなくては黄泉帰った甲斐がない!

 我が宝蔵院の十文字槍、受けきれると思うなよ!」

 

 

 そう言うやいなや、胤舜は無数の残像が見えるような速さで星杖ニキに連続した突きを繰り出してきた。

 

 

「これはただの【霞駆け】にあらず!

 今は失伝せし拙僧が修めた裏十一の技の冴え、受けきれるかっ!」

 

「ぬうっ! これはなかなか…!」

 

 

 “霞駆け”のスキルは本来、敵複数に対して2~4回の小威力の物理攻撃を繰り出すものであるが、肉を持った悪魔に堕ち多少の陰りはあっても卓越した神仏に達すると言われた槍の技の冴えは健在でその攻撃は彼をしてオルガノの助けがあっても躱し切れるものではなかった。

 

 

「封技はまだ効いていると見える! 躱し続けられるものかっ! せいやっ!!」

 

「技が使えずとも我が剣は劣るものではない!」

 

 

 一合、二合、三合、四合と刃の応酬は続く。

 

 突き、振り、切り、払う槍の技と躱し、いなし、返し、斬る刀の技がお互いに傷つけ徐々に体力を削っていく。胤舜も肉の体を持ちその体力には限界があれど、悪魔と化している為にその上限は高い。返って星杖ニキは鍛え抜いた転生者の黒札ではあれどその身は人間、胤舜よりは低くかつて戦った黒札の実力者達についぞ勝ち越せなかった弱点が露呈しつつあった。

 

 

「どうした、老体! 息が上がってきているぞ! もう保たぬのではないか、侍っ!」

 

「……確かに老体なのは認めましょう。

 しかし、舐めていただいては困ります。それに、大方“憶えました”」

 

「何をっ……!?」

 

 

 そう言った星杖ニキに突き出した胤舜の槍に彼はふわりと飛び乗ると、槍の柄を足場にして前と進み斬鋼を突き出す。その攻撃を上体をすらし躱そうとするも、彼のその刀は胤舜の左肩を貫いた。槍から片手を離し刀を引き抜こうとした胤舜の目に、妙法村正を両手に持ち右薙ぎで振り切ろうとする星杖ニキの姿が映る。

 

 

「妙法蓮華経!」

 

「ガハッ! …拙僧の槍、届かずか…! 念仏は不要、さらばっ!」

 

 

 唱えた経と共に繰り出された彼の一撃は首を断つには至らぬが、胤舜の喉の半ばまで斬り裂いていた。その致命の一撃により胤舜は鮮血を吹き出し、そのままドウっと背中から倒れ伏すと血を吐きながらも無念の残る表情で言い残し、彼の身体は又右衛門のように灰へと変わり崩れ去っていった。

 

 

「彼の言葉に言えた事ではありませんが、確かに老骨にはきつい一件でしたな」

 

 

 村正と斬鋼を鞘にしまい返り血で血まみれの星杖ニキに、いつの間にか閉じていた門を打ち破って神奈川支部配下の現地組織の者達が駆け寄って来るのが見えた。

 

 

「……やれ、村正も手に入りましたし帰るとしますか」

 

 

 ーーーーーーーーーー

 

 

 その後の事を語ろう。

 

 星杖ニキは妙法村正を手に入れる事が出来た訳だが、この一件は方々に禍根を残す事になった。

 

 明石御前の言葉はハッタリではなく、実際に神奈川支部の建物に魔界衆の襲撃があったのは事実であった。その目的は、星杖ニキを始末するまで直近の応援が出来そうなここを足止めするのが目的であったようだ。

 

 実際に襲撃してきた相手は、『田宮坊太郎』と名乗る昔の侍のような姿の剣術家でアナライズではレベル50になる【外道ボウタロウ】という名の悪魔であった。社畜ニキとも戦うも、全体物理攻撃で周囲にいた現地組織の人員に深手を負わせそれに気を取られた隙に逃げ切ってしまうというものであった。

 

 星杖ニキは自分が招いたトラブルで皆に怪我を負わせたことを謝辞し、お詫びとして自分の資産から山梨異界の中層で手に入れたアイテムなど幾つか渡すと神奈川から去るのだった。

 

 

 ーーーーーーーーーー

 

 

 日本のどこかの闇の中、田宮坊太郎の報告を聞いていた森宗意軒はいつの間にかそこに立っていた銀髪の女性の姿の同胞にギロリと視線を向けた。

 

 

「白髪の男に発情する淫売が何か用か? 儂の邪魔をするのは止めてもらおう」

 

「あなたも私ですから、殺り合っても千日手になるのは分かっていますぅ。

 こちらの邪魔をしなければ、少しくらい彼らと弄んでも咎めませんよっ」

 

「ならば去れ、淫売。儂は忙しいのだ」

 

「……そうですか。無様に負けるのを期待しています」

 

 

 憮然とした表情で姿を消した女のいた所を一瞥すると、森宗意軒は闇の中に座する者達に告げた。

 

 

「次は尾張柳生と江戸柳生のどちらに出てもらうか決めんといかんな。

 各方、楽しみに待たれるがよかろう」

 




後書きと設定解説


・主人公

名前:星杖ニキ(星丈・ほしたける)
性別:男性
識別:超人(ガイア連合)・65歳
職業:ガイア連合山梨支部所属退魔剣士
ステータス:レベル78・アタック型(力・速)
耐性:破魔無効・呪殺無効(装備)
スキル:一の太刀
    (敵複数・1~3回の大威力の物理攻撃。
     低確率で即死を付与する)
    雲耀の太刀
    (敵全体・力依存による大威力の万能属性攻撃。
     このスキルによるダメージは反撃効果を無視する)
    神技一閃
    (敵単体・特大威力の物理攻撃。
     高確率で即死を付与する。
     このスキルによる死亡時、踏み留まる効果を無視する)
    気合(自身の次の物理攻撃のダメージを2倍にする)
    無拍子・流刃返し
    (自身が受ける攻撃のクリティカル率を100%減少させる。
     自身が物理や魔法で攻撃された時、確率で回避し反撃する。
     反撃はクリティカル率の高い通常攻撃を行なう。
     反撃成功時、敵単体の攻撃力・防御力を1段階低下させる)
    物理ギガプレロマ(物理攻撃の威力が大きく上昇する)
    剣鬼の反応(敵の先制攻撃率が低下し、
          自身の命中率と回避率が大きく上昇する)
    剣神の武芸
    (反射も無効化する物理貫通を得る。
     クリティカル率が大きく上昇し、
     クリティカル時に与えるダメージが大きく増加する)
    剣心一如(奈落のマスク)
    (状態異常になる、即死する確率を大きく減少させる)
    縮地法(夢幻の具足)
    (戦闘時、あらゆる障害物を無視した移動が出来る)
    不屈の闘志
    (HPが0になった時、1度だけHP全回復で復活する)
    武道の心得(物理スキル使用時のHP消費量が半分になる)
    鋭い勘(何かに気づく判定(運判定)に+修正で判定できる)
装備:杖刀“斬鋼”(実家から持ち出した妖刀を仕込んだ仕込み杖)
   禍除けのケープマント(魔法回避率が上昇するマント)
   大和手甲(呪殺無効が付与された手甲)
   生命の根付(最大HPが20%上昇する)
   アイテム各種の入った腰のベルトポーチ
   COMP(ガラケー型)
詳細:
 前世と現世の両方の殆どを剣術に捧げてきた修羅勢の転生者
 普段、他の人には「星杖(せいじょう)ニキ」と名乗っている
 穏やかな笑みを浮かべた紳士的な振る舞いの好々爺の老人
 戦後すぐの頃に京都で生まれた転生者の初期世代の一人
 葛葉家の分家の傍流が市井に降りて剣術道場を開いていた家の出身
 前世は関東の新富流の道場で老齢で死ぬまで剣術のみに打ち込んでいた
 現世でも家に伝わる退魔も含めた新陰流に偽装した葛葉流を修めている
 己を磨く事と未知の相手との戦闘が一番の趣味である剣術家
 メガテンの基礎知識はあるが興味はなく、家の再興より剣術優先
 現世の家では独身のまま師範代として剣術に打ち込んでいた
 家の修練の過程で覚醒し自衛隊と協力し始めた頃に合流した
 現在は日本全国津々浦々を強者を求めて行脚の旅を続けている
 奈良の石上神宮にて自身の原点の経津主神に出会い新たに開眼した
 容姿は「ワールドトリガー」の「ヴィザ翁」にそっくり

【杖刀“斬鋼”】
彼の先祖が実家から持ち出して保存していたライドウ用の刀の影打ち
家から持ってきたそれを連合の刀匠に修復と仕込み杖に加工して貰った逸品 
彼が使うと「斬鉄」を越えた「斬鋼」を可能に出来る太刀になる
ゲーム的効果としては斬る対象の防御力を無視して切断が可能になる
カウンター反撃時、相手の攻撃を切断して斬り払う事も出来る

【妙法村正】
伊勢桑名の刀工、村正の晩年の作である鍋島勝茂が所有したという打刀
名の由来は「妙法蓮華経」の題目があるため「題目村正」「千子村正」とも呼ばれる
刃の長さ66.4cm、反り1.6cm、元幅2.8cmの重文級の打刀
現在この刀は、神奈川に住むある人物の個人所蔵品となっている
この人物の父は受け継いだ「三日月宗近」などの刀剣を国に寄贈している

【禍除けのケープマント】
星杖ニキが身につけているつなぎ目に赤いラインの入った黒いマント霊装
ケープのような襟の付いた部分があり首と口元を隠せるのが特徴 
普通の防具としての機能に魔法回避率の上昇とアナライズ隠蔽効果がある 
デザイン違いにナルトの暁や進撃の調査兵団など各種の漫画の物が販売されている

・関係者

名前:オルガノ
性別:女性
識別:シキガミ・20代相当
職業:星丈の専用シキガミ
ステータス:レベル66
耐性:物理耐性・破魔無効・呪殺無効
スキル:トラフーリ(ボス以外の戦闘から脱出できる)
    トラエスト(瞬時に異界から脱出する事ができる)
    デクンダ(味方全体・能力低下効果を消去する)
    デカジャ(敵全体・能力上昇効果を消去する)
    千烈突き(敵複数・2〜7回の小威力の物理攻撃。
         速の値が対象より高いほど回数増加)
    カバー
     (味方単体・味方のダメージを代わりに受ける)
    エネミーソナー(周囲の敵体反応を感知する)
    迅速の寄せ(素早さと先制攻撃率が上昇する)    
    シキガミ契約のため主人以外からの精神状態異常無効
スキル(汎):念話・飛行・虚偽感知・隠蔽化
詳細:
 星丈が補助のために購入した浮遊する剣型の専用シキガミ
 白い刀身と女性を象った意匠のある白色の柄が付いたブロードソード
 かなり早い速度で飛び回り、主人一人なら乗せて飛行が可能である
 剣なのは彼が姿を指定しなかったので原作を知る製造班が気を利かせた
 彼が連合に来てしばらくしてからの仲で忠実な従士のように接している
 他人とは話そうとしないが主人にはかなり饒舌である

・敵対者

【外道マタエモン】
レベル50 耐性:物理耐性・破魔無効・呪殺無効
スキル:絶命剣(敵単体・中威力の物理攻撃)
    ヒートウェイブ(敵全体・小威力の物理攻撃)
    反撃
    (自分が物理または銃撃属性で攻撃された際に確率で反撃)
    物理ブースタ(物理攻撃の威力が上昇する)
詳細:
 森宗意軒の秘術「魔界転生」で実体を得た魔界衆の一人
 元は鍵屋の辻で有名な新陰流の剣術家「荒木又右衛門」
 男色の痴情で殺された友人の息子の仇討ちに成功している
 肉体を得たことで異界でなくとも活動可能となっている
 生前とは違い、強者を斬るために外道の徒と化している
 容姿は2003年版映画「魔界転生」準拠


【外道ボウタロウ】
レベル50 耐性:物理耐性・破魔無効・呪殺無効
スキル:絶命剣(敵単体・中威力の物理攻撃)
    ヒートウェイブ(敵全体・小威力の物理攻撃)
    不屈の闘志
    (HPが0になった時、1度だけHP全回復で復活する)
    物理ブースタ(物理攻撃の威力が上昇する)
詳細:
 森宗意軒の秘術「魔界転生」で実体を得た魔界衆の一人
 元は歌舞伎で有名な新陰流の剣術家「田宮坊太郎」
 柳生但馬守に流派の印可を受け仇討ちに成功している
 肉体を得たことで異界でなくとも活動可能となっている
 生前とは違い、強者を斬るために外道の徒と化している
 容姿は2003年版映画「魔界転生」準拠


【外道インシュン】
レベル50 耐性:物理耐性・破魔無効・呪殺無効
スキル:暗夜突き(暗夜剣)
     (敵単体・2回の中威力の物理攻撃。
      中確率で封技を付与する)
    霞駆け(敵複数・2~4回の小威力の物理攻撃)
    反撃
    (自分が物理または銃撃属性で攻撃された際に確率で反撃)
    物理ブースタ(物理攻撃の威力が上昇する)
詳細:
 森宗意軒の秘術「魔界転生」で実体を得た魔界衆の一人
 元は奈良興福寺の宝蔵院流の槍術家「宝蔵院胤舜」
 十文字槍という特徴的な槍を使う流派の2代目だった
 肉体を得たことで異界でなくとも活動可能となっている
 生前とは違い、強者を斬るために外道の徒と化している
 容姿は2003年版映画「魔界転生」準拠


【幽鬼アカシサマ】
レベル11 耐性:破魔弱点・呪殺無効
スキル:突撃(敵単体・小威力の物理攻撃)
    ムド(敵単体・低確率で即死を付与する)
詳細:
 横浜市保土ケ谷の地元の伝承にのみある辻斬り妖怪
 生前は播磨明石藩第8代藩主「松平斉宣(まつだいらなりこと)」
 彼には子供を無礼討ちした伝説があり死後に鬼になったらしい
 鬼に成り東海道を旅して保土ヶ谷宿に辿り着いたのが伝承
 映画『十三人の刺客』の悪役の明石藩藩主のモデル
 同じ人斬りという縁と蘇生という餌で魔界衆に力を貸していた

社畜ニキ:
埴輪人形さん著「【カオ転三次】ガイア連合下部組織奮闘記」より出典

埴輪ニキ:
名無しの土師さん著「カオスなメガテン世界で頑張る土師さん」より出典


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