【カオ転三次】『俺たち』閑話集   作:塵塚怪翁

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今回は、44話の少し後の修羅勢のお話

副題:半終末剣豪伝~葛葉星杖魔界転生・柳生鬼山変

時系列としては、半終末に突入してしばらくした頃です。


 とある修羅勢の半終末旅行紀行伍頁目

 

「はじめまして、星杖ニキ。……確か、修羅勢の方ですよね?」

 

「こんにちは、愛宕ネキさん。

 ええ確かに修羅勢の一員にはなりますが、こちらに尽力しているセツニキ殿の率いるグループとは別になりますからお会いしていませんでしたね。

 何しろ私が地方に赴くのは、地元の京都に帰る以外はこうして半終末になってからが初めてなもので」

 

「そうなんですか。それで、今日はどんなご要件何でしょう?」

 

「今日はこちらに来たご挨拶と友人経由で頼まれた手紙を渡しに来ました。

 何でも直接あなたに手渡して欲しいとかで。

 それに、私自身も個人的な用事が岩手にあったもので」

 

 

 岩手県盛岡市にあるガイア連合岩手支部の来客を迎えるための部屋でここの代表を務める某艦娘にそっくりな妙齢の美女である『愛宕ネキ』は、ニコニコとほほ笑みを浮かべるマントを身につけ杖を付いた老齢の男性である【星杖ニキ】と向かい合っていた。

 

 前の一件で神奈川の社畜ニキに迷惑をかけたお詫びに渡す品物を取りに山梨に一度戻った星杖ニキであったが、その際に友人である刀匠の黒札の男性から岩手支部宛の農業部からの手紙を預かっていた。土産を不在だった為に樋口まどかの両親に渡して後にすると、彼は神奈川を経由して一路、岩手まで足を運んでいた。

 

 

「農業部からの手紙、ですか? お預かりしますね」

 

「どうぞ」

 

「…………………………誰よ、こんな事を山梨で吹聴した馬鹿は。

 山梨にまでこんな噂を広めるなんて、やった奴は絶対に見つけてやる!」

 

 

 星杖ニキから渡された手紙に目を通した愛宕ネキは、顔を真っ赤にしながら手紙の内容に文句を言い始めていた。

 

 手紙の内容はこうであった。

 

 少し前に探求ネキと呼ばれる女性黒札が、加工した食べ物が果実となってなる木を作り上げたらしい。それに発奮された農業部のある黒札が、大陸からの避難民から羊が木になる『妖樹バロメッツ』という植物の苗木を手に入れたのだそうだ。そして他の黒札も日本国内にも似たような木はないか探した所、岩手に該当する木があるらしいと判明した。

 

 それは作家もしている女性の住職がいる岩手県二戸市の天台寺の境内に、昭和28年(1953)頃に伐採されるまであったという“ぼた餅のなる木”だそうである。実際にあったのかを調べて、実在するならこちらまで送って欲しいというのが内容であった。

 

 もっとも愛宕ネキ本人としては、末尾に加えられた『高雄・扶桑の3人ともセツニキの愛人みたいなものなんだし、彼に誰かお願いすれば何とかできるかもしれないのでよろしく』という一文に文句が言いたかった。あと絶対に、この認識を山梨の農業部で吹聴した馬鹿を見つけてとっちめてやると誓っていた。

 

 ニコニコとこちらを見る星杖ニキの事をハッと思い出すと、彼女はゴホンと咳をすると表情を改めて彼の方に話しかけた。

 

 

「手紙の方は確かに受け取りました。

 内容の件についてはこちらで対処しますが、個人的な方はどんな内容で?」

 

「本業の方を再開しましたので、こちらにもお邪魔させていただきました。

 実は、少し前に宮城県の方で日本3大化生の一つ、大嶽丸を私の手で討ちました。

 今回、その関係で岩手まで来ました」

 

「掲示板で騒がれていたので書かれていた事くらいは知っていますが、そんな大物が岩手にいるならセツニキが当に見つけて退治していると思うんですが?」

 

「ええ、“今は”いないでしょう。

 ですので、こちらから赴いて誘い出してみようかと」

 

「……“今はいない”?」

 

 

 コテンと可愛らしく首を傾ける愛宕ネキに、星杖ニキはさらに笑みを深くして答える。

 

 

「はい。私は今、厄介な悪魔に絡まれているのです。

 そのせいで、神奈川の社畜ニキにはご迷惑をおかけしました」

 

「掲示板だと、何でもレベル50の侍の悪魔に襲撃されたとか」

 

「ええ、そうなんです。

 ただ、あれから襲撃を警戒しながらあちこちに行きましたがさっぱり反応がないのです。

 思うに、それならそれらしい場所に自分から行って誘ってみようかと」

 

「……それで岩手まで?」

 

「こちらに大嶽丸の縁者の伝承があるのが判りましたので、そちらに私が行くならば格好の舞台となるでしょうから」

 

 

 そこまで言った時、大慌てで部屋に男性が飛び込んで来た。

 

 

「愛宕ネキ、来客中にすみません! 緊急事態です!」

 

「何があったんですか!?」

 

「宮城県との県境にある方の大森山の山頂付近に深い霧が発生して山道を封鎖しました!

 霧の中が異界になっているようで、中に偵察で出した簡易シキガミが帰ってきません!」

 

「私が行きましょう」

 

「……星杖ニキ、何か知っているんですか?」

 

 

 そう問いてくる愛宕ネキに、立ち上がりながら彼は答えた。

 

 

「もともとそこが私の目的地でしたが、予想が当たったようです。

 喚び出されたのはおそらく、悪路王の甥にして大嶽丸の息子である鬼【人首丸】でしょう」

 

 

 ーーーーーーーーーー

 

 

 『人首丸』。「ヒトカベマル」もしくは「ヒトコウベマル」と読む。

 

 現地に地名として残る人首の名称の由来は古く、今から千二百年も前の坂上田村麻呂の東夷東征の際の伝承からと云われている。記録では、坂上田村麻呂は現在の平泉町にある達谷窟に立てこもる「悪路王(アテルイ)」を滅ぼした。しかし、子ども(甥という説もある)の「人首丸」は難を逃れ、現在の奥州市江刺区米里にある大森山付近まで落ち延び再び抵抗を始め、4年間に渡って地の利と霧を利用し抗争を続けた。

 

 しかし、田村麻呂の一族である田原阿波守兼光によって捉えられ斬首され、遺体は大森山山中に埋められたそうで現在でも「人首丸」の墓と称される墳墓があり、手厚く供養されている事や集落名も「人首町」に改名する前は人首村と称していた事などから「悪路王」や「人首丸」は郷土の英雄だった事が伺い知る事が出来る。

 

 

「ただし、阿弖流為が悪路王と同一視され、朝廷軍の豪族蝦夷の鎮圧が後世に坂上田村麻呂の鬼退治という伝承に成り代わった結果、人首丸もまた鬼と化しているだろうと推測されます。

 私が敵対しているその悪魔は、その昔の人物を現代に黄泉帰らして弄ぶような存在なのです」

 

「……と言うことは、あの霧の中は鬼のいる異界かなんかで?」

 

「そういう事になりますね」

 

「そんな場所に一人で乗り込もうだなんて剛毅ですねぇ」

 

「一人ではありませんよ。ほら、シキガミが側にいます」

 

「……うおっ、マントの中に白い剣が。

 うちにいる黒札の方達は男性だと、大抵は美女や美少女の姿なんですけどねぇ」

 

 

 盛岡市から車で目的地まで移動する間、星杖ニキは詳細を記録して報告すると言う案内役の現地組織の男性の運転する車内でそんな説明をしていた。話し続けながら移動すること1時間ほど、昼過ぎ位の時間に現場に車が着いた。

 

 車を停めた場所は、車で入れる限界の場所でこの先は林道を歩いて山頂を目指す山の入口だった。霧に覆われたこの先には、人首丸の墓碑と観音堂があった跡地があるはずだと案内人の男性は言った。

 彼らが向かった先には、数人の現地民の異能者達が霧を前にしてどうしたものかと悩んでいる様子であった。

 

 

「ご苦労さまです、応援を連れてきました。中の様子はどうです?」

 

「応援の方は修羅勢の方か、これは心強い。

 このままではまずい事態だ。

 簡易式神は戻って来ないし、しびれを切らして中に行った黒札の方達も帰ってない」

 

「私が行って連れ戻しましょう。

 最悪死んでいたとしても、遺体があれば蘇生も可能でしょう。

 貴方がたはここで見張りと、日が暮れても戻らぬ時は支部の方へ連絡をお願いします」

 

「分かりました。お気をつけて」

 

 

 彼らに声をかけてそのまま滑るように霧の中に消えていく星杖ニキを見送ると、その場に残った者達の一人が不安そうに呟く。

 

 

「以前、山梨から強豪の方達を率いていた少年の黒札の方とは雰囲気が違うな」

 

「どちらにせよ、お願いするしかあるまい。無事に戻られるように祈ろうか」

 

 

 ーーーーーーーーーー

 

 

「はてさて、一見ただの霧の出た山道のように見えますが霧の奥から視線を感じる。

 道なりに進んでみましょうか」

 

 

 深い霧の中に出来たそこは間違いなく異界の空気そのものであった。

 

 

『………………!』

 

「こちらですか。ありがとう、オルガノ」

 

 

 姿を隠したまま【エネミーソナー】によってマグの濃い方向を指し示すシキガミのオルガノに従って、星杖ニキは山道を登り始めた。10mほど先しか見えない濃霧の中を彼は周囲に構わず登っていく。何も起きないまま30分ほど登ったであろうか、目の前に戦国時代より前の作りの板塀を周囲に張り巡らした砦が現れた。

 

 

『森宗意軒殿の言葉通りよな。砦に入るがいい。

 愚かしくも弱きままに我らに挑んだ愚か者の仲間の身は預かっているぞ』

 

「……是非もないですね」

 

 

 少年の声が響いたかと思うと正面にあった門の大扉が中に招くようにして開き、星杖ニキは一言呟くとそのまま砦の中に足を運んだ。その先には砦の郭の広場があり、呻きながら倒れ伏す岩手支部の黒札達の側に刀を持ち古代の祭祀衣を纏った額に二本の角のある美少年が立っていた。

 

 目の前に立つ星杖ニキの姿を見るとその鬼【邪鬼ヒトカベマル】は、ニヤリと笑うとこう言い放ってきた。

 

 

『貴様が宙を舞う不可思議な剣を隠し持っているのは知っているぞ、侍。

 その剣が異界の外まで逃げる術を持つのもな』

 

「……ほう。いろいろと調べているようですね」

 

『故にこそ、この者らを生かしたままにしていたのよ。

 ほれ、“あの時のように”小物らを連れて戻らせるがいい』

 

「そちらの策に乗るのは不快ですが。……オルガノ」

 

 

 倒れている彼らに罠のようなものが無いかをざっと確認した星杖ニキが声を掛けると、オルガノがすっと姿を現し倒れていた黒札の彼らと共にトラエストで姿を消した。それを見送ると、ヒトカベマルは憎悪の混じった笑みで星杖ニキを赤く光る目で睨む。

 

 

『久しいな、侍。大阪で死んで以来よな?

 あの時はあの剣によってまんまと邪魔されたものだが、これでもう使えまい!』

 

「ふむ、大阪以来?

 ……なるほど、鬼の姿とは堕ちたものですな。天草四郎時貞」

 

『黙れ! 今度こそ、殺してくれる!!【フォッグブレス】!』

 

 

 そう言い放った天草四郎の残滓を利用して黄泉帰った鬼ヒトカベマルは、霧の息を吹き散らして周囲の霧をさらに濃くすると霧の中に姿を消した。広場の中央に立つ星杖ニキは新しい杖刀【七星妙法村正】を抜き放つと、刀の剣先を水平より少し下げた構えで迎え待つ。

 そこへヒトカベマルの声が周囲に響く。

 

 

『殺れっ!』

 

「……むっ」

 

 

 霧の中から砦の上より、無数の弓による矢が降り注ぐ。

 

 砦の上の弓を打つための篝火台に幾人もの古代の戦士の姿をした屍鬼達がおり、弓を構えると次々と星杖ニキに向けて矢を放ってくる。矢を躱し打ち払う星杖ニキは矢の飛んでくる高台へと視線を送るが、そこに背筋に冷気が走りその場を飛び退いた。

 

 

『【刹那五月雨斬り】っ!』

 

「ふっ!」

 

 

 星杖ニキが立っていた場所を刀を振りながら駆け抜けた人物がゆらりと彼の方を向く。躱し損ねて怪我を負った星杖ニキがそちらを見ると、そこには右手に持つ赤黒い光を放つ刀を肩に乗せ江戸時代の剣客風の着物を着込んだ白い般若のような顔の男が立っていた。

 

 

『儂の名は、柳生兵庫助利厳。

 貴様が十兵衛の代わりに、儂の相手をしてくれる今の世の剣客か』

 

「これはこれは、尾張新陰流創始者の如雲斎殿までお出でとは。

 あなたも剣の鬼と成り果てましたか」

 

『好きに言え。

 十兵衛も居らず、契約により叔父上とも戦えぬ身であったがこうして剣を交える相手に出合えたは僥倖!

 さあ、殺し合おうぞ!』

 

『後をつけてきたな、柳生利厳!

 それは我の獲物ぞ! 貴様も息子のように殺してやろうかっ!』

 

 

 【柳生兵庫助利厳(やぎゅうひょうごのすけとしよし)】。

 

 かの石舟斎の孫にして柳生但馬守宗矩の甥に当たるこの人物は、尾張徳川家の指南役として新陰流を不動の地位にした傑物であるが終生、宗矩とは不和であり、その子孫である尾張と江戸の柳生家はそれが尾を引き江戸時代が終わるまで断交状態だったと記録に残っている。また“如雲斎(じょうんさい)”は彼が隠居の際に名乗った名であり、彼の長男は病弱で家督を継げないのを気に病み家族に黙って参戦した島原の乱で戦死している。

 

 ヒトカベマルの言葉にいち早く反応したのは、その兵庫助であった。

 

 

『一度死して、鬼に堕ちた貴様に勝てる道理が無かろう!

 それに息子の事を言ったな、貴様っ!』

 

『言ったがどうした! 屍鬼共、二人まとめて射殺してしまえ!』

 

 

 砦の上の郭から降り注ぐ矢の雨を躱しながら、星杖ニキは兵庫助に話しかけた。

 

 

「如雲斎殿、私達の決着はあの鬼を討ってからにしませんか?

 こうも横槍があっては集中できないのでは?」

 

『…………よかろう。死合いに横槍など無粋極まる』

 

 

 星杖ニキの提案に頷くと、兵庫助は自分が一番槍と上に続く門に走りより斬り付けた。

 

 

『契約では叔父上との戦いは禁じられていたが、貴様を殺しては駄目だとは言われておらん!

 砕けよ、【奥義の太刀】!』

 

「ははは、何と面白い。私も続きましょう、【雲陽の太刀】」

 

 

 二人の剣鬼が手傷を負いながらも、門を砕き櫓を壊し迫り来る屍鬼の群れを薙ぎ払いながら本城の建物に突き進む。それを見たヒトカベマルは残った屍鬼達を率いて彼らに襲いかかった。

 

 

『この裏切り者が、柳生利厳!

 それに貴様さえいなければ、侍っ!【風神撃】!』

 

「【無拍子・流刃返し】」

 

『雑魚諸共に逝け!【刹那五月雨斬り】!』

 

『あっ、がああああっ!!』

 

 

 ヒトカベマルが放つ衝撃魔法を星杖ニキは斬り返して右腕を刎ね、そこへ兵庫助が周囲の屍鬼とまとめて斬り刻む。悲鳴を上げながら飛ばされた片腕を押さえふらつくヒトカベマルに、星杖ニキがとどめの一撃を持って首を刎ねた。

 

 

「もう一度、地獄に行くがいい。妙法蓮華経、【一の太刀】」

 

『ぎぃっ!  …一度ならず二度までも……! 汝に…呪いあれぇ…!』

 

 

 星杖ニキの持つ新しい杖刀の七星妙法村正の持つ浄化の炎である“浄炎”の力により、青白い炎に包まれ今度こそヒトカベマルこと天草四郎は2度目の死を受け塵となって消えていった。その死に呼応するように崩れ始める砦の庭で、その様を見ていた兵庫助が改めて星杖ニキに向けて刀を構え話しかけてきた。

 

 

『そもそも儂が黄泉返りに応じたのは、叔父上との果たし合いのためであった。

 かの妖術師もこの様では約定を果たすか不安だ。

 ならば今此処で決着をつけようぞ、侍』

 

「ええ、構いません。崩れるまで時間がありません。

 私の一撃、その身を持って御覧じろ」

 

『行くぞ、我が柳生の一太刀受けるがいい!【奥義の太刀】!』

 

「私の名は葛葉星杖! 冥土の土産とされるがいい、妙法蓮華経【神技一閃】!」

 

 

 崩れ落ちる砦の中で二人の剣鬼の刹那の一撃が交差した。

 

 

 ーーーーーーーーーー

 

 

 その後の事を語ろう。

 

 オルガノと共に転移で現れた黒札の重症者達の搬送している入口で待機していた岩手支部の彼らの前で、突然に霧で覆われた異界が消えてしまった。慌てて山頂に急行するオルガノに着いて行った彼らが見たものは、夕暮れの山頂でマントや防具と一緒に大きく胸元を切り裂かれて血塗れで立つ星杖ニキとその足元にある青白い炎で燃え尽きたかのような白い灰だけであった。

 

 彼が語るには彼らの死合いはほぼ相打ちの形で決着がつき、レベル差を越えた強力な一撃を加えた柳生利厳によって怪我を負いかろうじて生き残ったのだと言う。その剣豪がいたとされる物証の灰も、ほどなくして風に飛ばされ消えてしまっていた。

 

 星杖ニキは愛宕ネキに人首丸は倒したがまた蘇らない様に墓碑にゆめゆめ注意するように忠告すると、その足で岩手を立ち去ったのだった。その際にこんな会話がされたと、その場にいた人からまことしやかな噂が流れている。

 

 

「そう言えば気になっていたんですけど、山梨支部の黒札で修羅勢である星杖ニキの本業って何ですか?」

 

「なに、ただの葛葉の家業でもある退魔剣士ですよ」

 




後書きと設定解説


・主人公

名前:星杖ニキ(星丈・ほしたける)
性別:男性
識別:超人(ガイア連合)・65歳
職業:ガイア連合山梨支部所属退魔剣士
ステータス:レベル78・アタック型(力・速)
耐性:破魔無効・呪殺無効(装備)
スキル:一の太刀
    (敵複数・1~3回の大威力の物理攻撃。
     低確率で即死を付与する)
    雲耀の太刀
    (敵全体・力依存による大威力の万能属性攻撃。
     このスキルによるダメージは反撃効果を無視する)
    神技一閃
    (敵単体・特大威力の物理攻撃。
     高確率で即死を付与する。
     このスキルによる死亡時、踏み留まる効果を無視する)
    気合(自身の次の物理攻撃のダメージを2倍にする)
    無拍子・流刃返し
    (自身が受ける攻撃のクリティカル率を100%減少させる。
     自身が物理や魔法で攻撃された時、確率で回避し反撃する。
     反撃はクリティカル率の高い通常攻撃を行なう。
     反撃成功時、敵単体の攻撃力・防御力を1段階低下させる)
    物理ギガプレロマ(物理攻撃の威力が大きく上昇する)
    剣鬼の反応(敵の先制攻撃率が低下し、
          自身の命中率と回避率が大きく上昇する)
    剣神の武芸
    (反射も無効化する物理貫通を得る。
     クリティカル率が大きく上昇し、
     クリティカル時に与えるダメージが大きく増加する)
    剣心一如(奈落のマスク)
    (状態異常になる、即死する確率を大きく減少させる)
    縮地法(夢幻の具足)
    (戦闘時、あらゆる障害物を無視した移動が出来る)
    不屈の闘志
    (HPが0になった時、1度だけHP全回復で復活する)
    武道の心得(物理スキル使用時のHP消費量が半分になる)
    鋭い勘(何かに気づく判定(運判定)に+修正で判定できる)
装備:杖刀・七星妙法村正(友人から贈られた刀を仕込んだ仕込み杖)
   禍除けのケープマント(魔法回避率が上昇するマント)
   大和手甲(呪殺無効が付与された手甲)
   生命の根付(最大HPが20%上昇する)
   アイテム各種の入った腰のベルトポーチ
   COMP(ガラケー型)
詳細:
 前世と現世の両方の殆どを剣術に捧げてきた修羅勢の転生者
 普段、他の人には「星杖(せいじょう)ニキ」と名乗っている
 穏やかな笑みを浮かべた紳士的な振る舞いの好々爺の老人
 戦後すぐの頃に京都で生まれた転生者の初期世代の一人
 葛葉家の分家の傍流が市井に降りて剣術道場を開いていた家の出身
 前世は関東の新富流の道場で老齢で死ぬまで剣術のみに打ち込んでいた
 現世でも家に伝わる退魔も含めた新陰流に偽装した葛葉流を修めている
 己を磨く事と未知の相手との戦闘が一番の趣味である剣術家
 メガテンの基礎知識はあるが興味はなく、家の再興より剣術優先
 現世の家では独身のまま師範代として剣術に打ち込んでいた
 家の修練の過程で覚醒し自衛隊と協力し始めた頃に合流した
 現在は日本全国津々浦々を強者を求めて行脚の旅を続けている
 奈良の石上神宮にて自身の原点の経津主神に出会い新たに開眼した
 容姿は「ワールドトリガー」の「ヴィザ翁」にそっくり

【杖刀・七星妙法村正】
伊勢桑名の刀工、村正の晩年の作である鍋島勝茂が所有したという打刀
名の由来は「妙法蓮華経」の題目があるため「題目村正」「千子村正」とも呼ばれる
刃の長さ66.4cm、反り1.6cm、元幅2.8cmの重文級の打刀
以上の妙法村正と無銘の刀との剣合体により誕生し友人から贈られた太刀
普段の持ち歩き用に今まで物と同じく仕込み杖型の杖刀の形になっている
今までの刀よりも切れ味と頑強性はそれ以上のものとなっている逸品
剣としてのダメージの他に浄化の炎により不浄を焼き尽くす能力がある
効果として刻まれた経文によりダーク悪魔に対して追加ダメージを与える事がある

【禍除けのケープマント】
星杖ニキが身につけているつなぎ目に赤いラインの入った黒いマント霊装
ケープのような襟の付いた部分があり首と口元を隠せるのが特徴 
普通の防具としての機能に魔法回避率の上昇とアナライズ隠蔽効果がある 
デザイン違いにナルトの暁や進撃の調査兵団など各種の漫画の物が販売されている
 
・関係者

名前:オルガノ
性別:女性
識別:シキガミ・20代相当
職業:星丈の専用シキガミ
ステータス:レベル66
耐性:物理耐性・破魔無効・呪殺無効
スキル:トラフーリ(ボス以外の戦闘から脱出できる)
    トラエスト(瞬時に異界から脱出する事ができる)
    デクンダ(味方全体・能力低下効果を消去する)
    デカジャ(敵全体・能力上昇効果を消去する)
    千烈突き(敵複数・2〜7回の小威力の物理攻撃。
         速の値が対象より高いほど回数増加)
    カバー
     (味方単体・味方のダメージを代わりに受ける)
    エネミーソナー(周囲の敵体反応を感知する)
    迅速の寄せ(素早さと先制攻撃率が上昇する)    
    シキガミ契約のため主人以外からの精神状態異常無効
スキル(汎):念話・飛行・虚偽感知・隠蔽化
詳細:
 星丈が補助のために購入した浮遊する剣型の専用シキガミ
 白い刀身と女性を象った意匠のある白色の柄が付いたブロードソード
 かなり早い速度で飛び回り、主人一人なら乗せて飛行が可能である
 剣なのは彼が姿を指定しなかったので原作を知る製造班が気を利かせた
 彼が連合に来てしばらくしてからの仲で忠実な従士のように接している
 他人とは話そうとしないが主人にはかなり饒舌である

・敵対者

【邪鬼ヒトカベマル】(ボス)
レベル50 耐性:電撃弱点・衝撃反射・破魔無効・呪殺無効
スキル:風神撃(敵単体・力依存の中威力の衝撃属性攻撃)
    鬼剣舞(紫煙乱打)
       (敵単体・3回の小威力の物理攻撃。
        対象が混乱時、威力が上昇する)
    フォッグブレス
    (敵全体・命中、回避率を2段階低下させる)
    衝撃ブースタ(衝撃属性攻撃の威力が上昇する)
    逢魔刻(瞬時に移動でき、物理回避率が上昇する)
    眷属召喚(かつての乱に関係した死者達を召喚する)
詳細:
 森宗意軒が天草四郎の残滓を再利用して黄泉帰らした鬼
 元は岩手県大森山に立て籠もった蝦夷首領の息子「人首丸」
 霧の中で朝廷軍を翻弄するも兵糧攻めで山頂の砦ごと討伐された
 後に田村麻呂の伝説に組み込まれ悪路王の甥で大嶽丸の息子とされた
 伝承では地元の宗教の巫女を務める15の美少年だったとされている
 同じような生前の経緯を持つため森宗意軒に利用された
 宮沢賢治の作品「風の又三郎」のモデルでもある   

【外道ヤギュウトシヨシ】
レベル70 耐性:物理耐性・破魔無効・呪殺無効
スキル:奥義の太刀(敵単体・大威力の物理攻撃。
          クリティカル率が高い)
    刹那五月雨斬り
    (敵複数・2~4回の中威力の物理攻撃)
    無刀取り(猛反撃)
    (自分が物理または銃撃属性で攻撃された際に確率で反撃)
    物理ハイブースタ(物理攻撃の威力が大きく上昇する)
    武道の心得(物理スキル使用時のHP消費量が半分になる)
    物理貫通(反射を除く物理相性への貫通を得る)
詳細:
 森宗意軒の秘術「魔界転生」で実体を得た魔界衆の一人
 元は尾張柳生家の開祖にして、柳生宗矩の甥「柳生利厳」
 「兵庫助」とも呼ばれ尾張徳川家の剣術指南役の地位を確立した
 肉体を得たことで異界でなくとも活動可能となっている
 生前とは違い、強者を斬るために外道の徒と化している
 長身の江戸時代の剣客の姿で色白の般若のような顔をした容姿
 容姿は漫画「十 ~忍法魔界転生~」の8巻の表紙の姿準拠

探求ネキ:
緋咲虚徹さん著「【カオ転三次】終末を約束された世界で心のままに生きていく
」より出典

社畜ニキ:
埴輪人形さん著「【カオ転三次】ガイア連合下部組織奮闘記」より出典

セツニキ、愛宕ネキ:
Lilyalaさん著「【カオ転三次】最速で出会った俺らのガイア連合活動記録」より出典


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