副題:半終末剣豪伝~葛葉星杖魔界転生・剣鬼武蔵変
時系列としては、半終末に突入してしばらくした頃です。
「……終わりましたか、星杖ニキさん」
「ええ、実に楽しい手合わせでした。
流石は噂に聞いたブーストニキ、あの手数の多さは驚きました」
ニコニコと機嫌の良い様子でいつものマントと杖刀を持った老剣士が、支部の食堂で本を読みながら待っていた孫ほどの若い女性の元へと歩み寄っていた。最近読み始めた少女漫画の『リストランテ・パラディーゾ』を、彼に見えないように鞄にしまいながら樋口まどかは彼に向き直った。
『お土産だけ置いていなくなるなんてどういうつもりなんですか、ミスターオールドタイプ。
私も連れて行ってもらうのはいけませんか?』
『……ふむ、なるほど。天草も討ち果たしていますし、傍にいれば大丈夫でしょう。
それでどこがご希望ですか、樋口さん?』
『…………天の橋立と神社が見たいです』
岩手の一件から一月が経ち、星杖ニキは他の修羅勢から一度手合わせをするべきと勧められたブーストニキと面会するためにここ京都府丹後半島にある彼の拠点支部に来ていた。今回はその手合わせと同行しているまどかの観光に付き合う形での来訪となっていた。
「……あの人はどんな戦い方をするんでしょう?
装備やシキガミの製作関係の場所でよく見るので技術者の方ですよね?」
「一言で言えば、何でもありな方ですね。
1対1の決闘方式なら私に分がありますが、今回は彼の得意な指定された異界の内部での戦いでした。
地形を利用したり罠を仕掛けたりなどシキガミの女性とも連携して、あれはゲリラ屋の戦い方に近いやり方でした」
「勝てたんですか?」
「制限時間切れの引き分けですね。
勝ち負けよりも彼が次に何をするかが楽しみで、つい楽しんでしまいました」
星杖ニキとブーストニキの手合わせは、ブーストニキが試合会場として用意した森の異界内での戦いとなっていた。彼の得意な搦め手と長期戦を重視した戦い方に有利な場所であったが、彼に言わせると罠は作動させずに平気で歩いて来るは物理にしろ魔法にしろ飛んで来た物を切り払って無効化し反撃してくるは、障害物の木々を斬り裂いて近づいて来るはでやり難い相手だったらしい。
「……それでこれからの予定は?」
「見たいと仰っていた観光は済ませましたが、手合わせを受ける代わりに頼まれた依頼をこれから果たしにいきましょうか。
ここの占術師の占いで私と樋口さんが向かう方が吉と出たそうなので」
「私もですか?」
「受けた依頼は異界の攻略です。
最近ご自分でも努力なさっていたようですから、一度見せて下さいませんか?」
「分かりました。
ただし、私は私のペースであなたはあなたのペースでお互いの領域を侵さない形でお願いします。
……あくまで私が挑戦するので」
そう言って微笑みながら促す星杖ニキの言葉に、ポーカーフェイスを維持しながらまどかはそう答え立ち上がった。
ーーーーーーーーーー
「【マハブフ】!」
「「「ぎゃああっ!」」」
まどかの放つ範囲氷結魔法でカルト信者達が悲鳴を上げて倒れていく。
彼女の前には専用シキガミの浮遊する白色を基調とした鏡のような表面に加工された美しい丸い盾の姿をした【トピカ】が彼女を守るように浮遊して移動しており、その後ろをニコニコとしている星杖ニキが付いて行きながら彼らは異界を奥へと進んでいた。
「事前に聞いていたより強い相手が多いです。
……覚醒者や外道などの悪魔になっている者の数が多い感じがします」
「なかなかの強さです。これならすぐに一人前(30レベル)になるでしょう」
「まだ人を倒すのは慣れませんけど、我慢は出来るようになっています。
上達は……さあ、どうでしょうね?」
「後ろで見ていますので失敗は恐れずに」
彼らは天の橋立の南岸の宮津市にある雑居ビル内に存在した異界に来ていた。
そこは表向きはカルチャースクールの看板が掲げられた4階建てのビルだが、その内部は大陸からの避難民から奪った悪魔召喚具を持ったダークサマナーがリーダーを務めるカルトの拠点であった。それから喚び出した悪魔と契約し生贄を捧げる代わりに強さを求めていた清水と名乗るその男は、奥へと進みつつある彼らを見て力の根源である一つ目の象の頭部をした青い肌の巨漢の姿の悪魔に助けを求めていた。
「ど、どうするんだ、ギリメカラ!? 信者達が殺られていくぞ!」
『安心しろ、契約者。
俺に物理攻撃は効かんし、あの程度の魔法なら受けている間に叩き潰せる』
「そ、そうだな。来ているのはただの娘とジジイだけだ。
あの宙に浮かぶ盾は気になるが、南雲の奴じゃないなら安心だ」
この清水という男は学生時代にブーストニキと同学年だった過去があり、一方的に彼の事を知って嫉妬していた。そして覚醒し力を得る事は出来たがいじめを受けていた自分を助けなかった周囲を恨み、こうして彼なりに力を蓄え地元の名家らしいあの連中に復讐しようとしていた。
その企みも、こうしてたまたまこの地に来ただけの星杖ニキ達によって潰えようしていた。
「……ボス? 26レベル【邪神ギリメカラ】。物理反射、衝撃と破魔弱点」
『マスターの安全を優先。【挑発】開始』
部屋に踏み込むと同時にまどかはCOMPでアナライズし、トピカは【挑発】を使い相手の攻撃に備えた。その挑発に釣られるようにギリメカラは突進してくると持っていた棍棒を振り下ろす。
『潰れろ、【突撃】!』
『損害、…4割。続行』
「【アイオンの雨】」
『ぬおぉぉっ!』
「あああっ!」
攻撃を引き受けたトピカの陰からまどかは、自分の今持っている最強の氷結魔法を放つ。
ビルの室内を模した異界の部屋全体に凍り付きそうな冷たい雨がギリメカラ達に降り注ぎ、ギリメカラとダークサマナーの男は体が凍り付き身動き出来なくなった。
「……これで終わり」
『そ、そんなバカな!』
『ターゲット排除。攻撃』
「ぐげっ」
身動きの出来なくなったギリメカラはまどかの取り出した施餓鬼米により弱点を突かれて消滅し、ダークサマナーの男はトピカの体当たりで意識を失った。そう終わったと思いまどかが振り返った瞬間、星杖ニキが動いた。
『【絶命剣】!』
「甘い。【無拍子・流刃返し】」
『ぐはっ!』
入口につながる通路の方から武士の姿の悪魔が現れ不意を突いて斬り掛かってきたが、星杖ニキによる反撃で逆に斬り捨てられた。
「強敵を倒し終えた瞬間を狙っての不意打ちは山梨ですでに多く経験済みです。
……それで、あなたも魔界衆のお一人でしょうか?」
『かの方より伝言を預かっている。
“大江の鬼の眠る丹後の地で待つ。来ずば、貴様の仲間の死をもって報いよう”』
そう言い残すと、袈裟懸けに斬られ倒れたその武士の悪魔はそのまま灰へと変わり消えていった。それと同時にビル内の異界は消えて無くなり、ただのビルへと変わり星杖ニキとまどかは一旦、支部の方に連絡を入れて戻る事にしたのだった。
ーーーーーーーーーー
『“大江の鬼の眠る丹後の地”がどこかという点ですが、大江山の鬼退治伝説が大きく関わっていると思います。
今、あの山に契約で括られて守護者をしている酒呑童子はまず除きます。
すると残るのは“三上ヶ嶽の鬼(みうえがたけのおに)”と“土蜘蛛の陸耳御笠(くぐみみのみかさ)”になります』
星杖ニキ達が情報を求めて向かった丹後の大江山異界を管理する地元の名家の【白崎香織】はこう語った。
『三上ヶ嶽とは昔の大江山の呼び名です。
その鬼は3体いて、そのうちの2体の英胡(えいこ)と軽足(かるあし)は退治に来た聖徳太子の異母弟である当麻皇子に討たれ、残りの土熊(つちぐま)は逃げた末に岩窟に閉じ込められたと伝説にはあります。
この土熊は後年の陸耳御笠の事ではという説もありますが、その土熊が封印されたとされるのが今でも風が強く波の高い夜などは鬼の号泣する声が聞こえるといわれてる京丹後市の後ヶ浜海岸にある立岩です』
その情報を聞き星杖ニキ達が向かった先には、浜辺の先端にある全長1km高さ20mになる大きさの赤茶色の巨岩があった。すでに夜になり月明かりが照らす中、崩れ落ち崩落した岩壁の麓には長髪と長いひげをした眼光の鋭い老剣鬼が佇んで彼らの方を見ていた。
『刻限は設けなかったが殊の外、早い到着だな退魔の剣士よ。
だが、ここに眠る鬼はすでに儂の腹の中よ』
「腰の刺した刀と左に持つ櫂、宮本武蔵殿とお見受けします」
『然り。熊本藩客分、新免武蔵よ。そこの娘は貴様の連れか?』
「はい、手出しは無用に願います。彼女は見届人となります」
『……くくっ。その娘が笛の音を鳴らして儂を惑わせるのではないのか?』
「違いますよ。武蔵殿も映画をご存知でしたか」
そう星杖ニキが言うと、武蔵はニヤリと笑い彼の隣りにいるまどかに視線を向ける。
『儂を黄泉帰らせたあの妖(あやかし)がわざわざ教えてくれたのよ。
所詮、儂もあ奴の児戯の駒に過ぎぬがこうして強者と死合えるならばどうでもよいわ。
その娘には手は出さぬ。死合う覚悟なきもの、語るに能わずよ』
「それは好都合。樋口さん、離れていてください」
「……勝って下さい。負けるのは許しませんから」
まどかが離れた場所に移動し姿を隠したままの自分のシキガミであるオルガノを彼女の側に待機させたのを確認すると、星杖ニキは杖刀・七星妙法村正を抜き放ち右手に刀、左手に櫂を構える武蔵の前に進み出る。
『別れは済んだか?』
「ご家族からお預かりしているのですから、帰宅まで送るのが礼儀と存じますが?」
『抜かすわ。疾っ!』
「ふっ!」
二人の武器がまどかの目には何をしているのかも理解らない速度で打ち鳴らされる。武蔵は【双手】というスキルを持ち、自身の通常攻撃が“小威力+通常の2回攻撃”になるのを活かし手数で星杖ニキに斬りかかる。
一合、二合と続き十数回に及ぶ切り合いが続く。
星杖ニキはカウンター主体にこれを捌きながら、自身の【無拍子・流刃返し】という反撃スキルで武蔵にダメージを与える。ただ、反撃スキルの攻撃は必ず相手に当たるものだがその攻撃は、武蔵の技量により巧みに左手の櫂で受け切られていた。
『……お互いかすり傷だけよの。もう少し本気で行くぞ、退魔の剣士』
「存分に。二天一流、見せて頂きましょう」
『【二段斬り】!』
「【一の太刀・二連】!」
二人のスキルによる攻撃が交差する。お互いに躱し切れずに手傷を負うが、笑みが溢れる二人はもう一度攻撃を繰り出す。
『【二段斬り】! ……ぐふっ』
「【一の太刀・二連】! …手応えありましたぞ、武蔵殿」
『フフ、楽しいものだ。再び、地上に黄泉がえりこうして死合えるというのは』
「私も過去の剣豪とこうして斬り合えるとは幸運でしょう」
『次で決着を付けようかの?』
「望むところ」
満月が照らす夜の浜辺で波音と見つめるまどかの呼吸の音が響く中、ジリジリとすり足でお互いに距離を離し最高の一撃を繰り出すべく構える二人。まどかの持つスマホの振動音が響き、二人は一気に走り出す。
『奥義【震天之太刀】!』
武蔵の放つニ刀の絶大な威力の一撃が星杖ニキに迫る。その攻撃の一点、ニ刀が重なるその場所に星杖ニキは村正を下から上に斬り上げる。
「ここです。【無拍子・流刃返し】!」
『なんとっ! がはっ!』
「御覧じろ、【神技一閃】!」
武蔵の奥義をカウンターで逸らし反撃の一撃を入れた星杖ニキは、そのまま刀を返し両手で握ると自身の奥義を持って袈裟懸けに振り下ろし武蔵を両断する。しかし、その剣への執念から【食いしばり】でかろうじて死なかかった武蔵は左手の櫂を杖のように立て血を吐きながら笑みを返した。
『……見事。よい一撃であった。よい冥土の土産になろう』
「重ねて感謝しますぞ、武蔵殿。貴方と戦えて勝てるなど他の仲間に自慢もできます」
『柳生但馬は強いぞ。心して行くがいい。さらばだ』
そう言い残すと武蔵は、右手に持つ刀をそのまま己の胸に突き刺した。
笑みを浮かべたまま灰となり塵へと変わっていく武蔵を見送ると、星杖ニキは村正を杖に納めると武蔵の奥義で大きく抉れた浜辺を背にまどかの方に振り返り笑みを浮かべながら声を掛けた。
「お約束どおり、勝ちましたよ。樋口さん」
「……そうやって大阪の時も助け出してくれたのですよね?」
「ええ。ご両親からお預かりしている大事な娘さんですからね」
「……………まどか」
「ふむ?」
「いい加減、名字でなく名前で呼んで下さい」
「わかりました。では、まどかさんで。帰りましょうか?」
「…………………………………はい」
そう答えわずかに頬を赤らめたまどかを伴い、星杖ニキは夜の浜辺を機嫌良さそうに歩きながら帰って行った。
ーーーーーーーーーー
その後の事を語ろう。
星杖ニキはブーストニキ達に今回の事を告げると、驚く彼らと別れ丹後半島の地を後にした。
その地を後にする星杖ニキの手には達筆な江戸時代風の書状のような手紙が握られていた。
星杖ニキが立岩にいる間に支部に届いたそれにはこう書かれていた。
『新陰流の祖が眠る地にて待つ。 森宗意軒』
この手紙を手がかりに星杖ニキの旅は次の地へと続く。
後書きと設定解説
・主人公
名前:星杖ニキ(星丈・ほしたける)
性別:男性
識別:超人・65歳
職業:ガイア連合山梨支部所属退魔剣士
ステータス:レベル78・アタック型(力・速)
耐性:破魔無効・呪殺無効(装備)
スキル:一の太刀
(敵複数・1~3回の大威力の物理攻撃。
低確率で即死を付与する)
雲耀の太刀
(敵全体・力依存による大威力の万能属性攻撃。
このスキルによるダメージは反撃効果を無視する)
神技一閃
(敵単体・特大威力の物理攻撃。
高確率で即死を付与する。
このスキルによる死亡時、踏み留まる効果を無視する)
気合(自身の次の物理攻撃のダメージを2倍にする)
無拍子・流刃返し
(自身が受ける攻撃のクリティカル率を100%減少させる。
自身が物理や魔法で攻撃された時、確率で回避し反撃する。
反撃はクリティカル率の高い通常攻撃を行なう。
反撃成功時、敵単体の攻撃力・防御力を1段階低下させる)
物理ギガプレロマ(物理攻撃の威力が大きく上昇する)
剣鬼の反応(敵の先制攻撃率が低下し、
自身の命中率と回避率が大きく上昇する)
剣神の武芸
(物理貫通を得る。
クリティカル率が大きく上昇し、
クリティカル時に与えるダメージが大きく増加する)
剣心一如(奈落のマスク)
(状態異常になる、即死する確率を大きく減少させる)
縮地法(夢幻の具足)
(戦闘時、あらゆる障害物を無視した移動
不屈の闘志
(HPが0になった時、1度だけHP全回復で復活する)
武道の心得(物理スキル使用時のHP消費量が半分になる)
鋭い勘(何かに気づく判定(運判定)に+修正で判定できる)
装備:杖刀・七星妙法村正(友人から贈られた刀を仕込んだ仕込み杖)
禍除けのケープマント(魔法回避率が上昇するマント)
大和手甲(呪殺無効が付与された手甲)
生命の根付(最大HPが20%上昇する)
アイテム各種の入った腰のベルトポーチ
COMP(ガラケー型)
詳細:
前世と現世の両方の殆どを剣術に捧げてきた修羅勢の転生者
普段、他の人には「星杖(せいじょう)ニキ」と名乗っている
穏やかな笑みを浮かべた紳士的な振る舞いの好々爺の老人
戦後すぐの頃に京都で生まれた転生者の初期世代の一人
葛葉家の分家の傍流が市井に降りて剣術道場を開いていた家の出身
前世は関東の新富流の道場で老齢で死ぬまで剣術のみに打ち込んでいた
現世でも家に伝わる退魔も含めた新陰流に偽装した葛葉流を修めている
己を磨く事と未知の相手との戦闘が一番の趣味である剣術家
メガテンの基礎知識はあるが興味はなく、家の再興より剣術優先
現世の家では独身のまま師範代として剣術に打ち込んでいた
家の修練の過程で覚醒し自衛隊と協力し始めた頃に合流した
現在は日本全国津々浦々を強者を求めて行脚の旅を続けている
奈良の石上神宮にて自身の原点の経津主神に出会い新たに開眼した
容姿は「ワールドトリガー」の「ヴィザ翁」にそっくり
1人称:私・口調:丁寧
【杖刀・七星妙法村正】
伊勢桑名の刀工、村正の晩年の作である鍋島勝茂が所有したという打刀
名の由来は「妙法蓮華経」の題目があるため「題目村正」「千子村正」とも呼ばれる
刃の長さ66.4cm、反り1.6cm、元幅2.8cmの重文級の打刀
以上の妙法村正と無銘の刀との剣合体により誕生し友人から贈られた太刀
普段の持ち歩き用に今まで物と同じく仕込み杖型の杖刀の形になっている
今までの刀よりも切れ味と頑強性はそれ以上のものとなっている逸品
剣としてのダメージの他に浄化の炎により不浄を焼き尽くす能力がある
効果として刻まれた経文によりダーク悪魔に対して追加ダメージを与える事がある
【禍除けのケープマント】
星杖ニキが身につけているつなぎ目に赤いラインの入った黒いマント霊装
ケープのような襟の付いた部分があり首と口元を隠せるのが特徴
普通の防具としての機能に魔法回避率の上昇とアナライズ隠蔽効果がある
デザイン違いにナルトの暁や進撃の調査兵団など各種の漫画の物が販売されている
・関係者
名前:オルガノ
性別:女性
識別:シキガミ・20代相当
職業:星丈の専用シキガミ
ステータス:レベル68
耐性:物理耐性・破魔無効・呪殺無効
スキル:トラフーリ(ボス以外の戦闘から脱出できる)
トラエスト(瞬時に異界から脱出する事ができる)
デクンダ(味方全体・能力低下効果を消去する)
デカジャ(敵全体・能力上昇効果を消去する)
千烈突き(敵複数・2〜7回の小威力の物理攻撃。
速の値が対象より高いほど回数増加)
カバー
(味方単体・味方のダメージを代わりに受ける)
エネミーソナー(周囲の敵体反応を感知する)
迅速の寄せ(素早さと先制攻撃率が上昇する)
シキガミ契約のため主人以外からの精神状態異常無効
スキル(汎):念話・飛行・虚偽感知・隠蔽化
詳細:
星丈が補助のために購入した浮遊する剣型の専用シキガミ
白い刀身と女性を象った意匠のある白色の柄が付いたブロードソード
かなり早い速度で飛び回り、主人一人なら乗せて飛行が可能である
剣なのは彼が姿を指定しなかったので原作を知る製造班が気を利かせた
彼が連合に来てしばらくしてからの仲で忠実な従士のように接している
他人とは話そうとしないが主人にはかなり饒舌である
名前:樋口まどか
性別:女性
識別:転生者(ガイア連合)・19歳
職業:ガイア連合山梨支部所属黒札
ステータス:レベル23
耐性:氷結耐性・破魔無効・呪殺無効(装備)
スキル:ブフ(敵単体・小威力の氷結属性攻撃)
マハブフ(敵全体・小威力の氷結属性攻撃)
アイオンの雨(敵全体・中威力の氷結属性攻撃。
中確率で凍結を付与する)
マリンカリン(敵単体・中確率で魅了を付与する)
氷結ブースタ(氷結属性攻撃の威力が上昇する)
装備:ケブラージャケット(ガイア連合製防具霊装)
G・ラダーズ(呪殺無効が付与された腕時計型霊装)
精強のペンダント(睡眠・混乱・魔封・魅了耐性付与)
メンタルリング(二分の魔脈が付与された指輪霊装)
スマホ型COMP(アナライズ、エネミーソナー)
詳細:
半終末後にガイア連合に参加した女子高校生だった転生者
ボブカットの左目の泣きぼくろが特徴的なクールな容姿の美少女
何事に対してもクールでシニカルで、常に澄ました佇まいを崩さない
…はずが諸々の事態が続きその余裕も吹っ飛んで積極的に動いている
前に起きた祖父の事件後、無事に東京から山梨へと引っ越しできた
山梨のガイア系企業に両親が就職した関係で高校もこちらに転校
幼馴染の透や小糸や雛菜も家族込みで山梨に連れて来られて満足
最近の男性の好みは年上で、やや枯れ専気味のおじ専というか個人
専用シキガミはオルガノに似た装飾の白い円盾型の「トピカ」
高校も卒業し星杖ニキの旅に同行し少しづつ強くなっている
名前:トピカ
性別:女性
識別:シキガミ
職業:樋口まどかの専用シキガミ
ステータス:レベル11
耐性:物理耐性・破魔無効・呪殺無効
スキル:挑発(自身・敵から狙われやすくなる)
防炎の壁(味方単体・3ターンの間、火炎耐性を付ける)
防電の壁(味方単体・3ターンの間、電撃耐性を付ける)
三分の活泉(最大HPが30%上昇する)
カバー(味方単体・味方のダメージを代わりに受ける)
エネミーソナー(周囲の敵体反応を感知する)
シキガミ契約のため主人以外からの精神状態異常無効
スキル(汎):念話・浮遊
詳細:
樋口まどかが補助のために購入した浮遊する盾型の専用シキガミ
白色を基調とした鏡のような表面に加工された美しい丸い盾
それなりの速度で飛び回り、主人一人なら乗せて浮遊が可能である
盾なのは両親と暮らしているので人型や動物型は無理で防具型になった
前に敵によって殺され主人を護りきれなかった事を悔やんでいる
まだ誕生して間もないため念話で話すのはぎこちなく無口
・敵対者
【邪神ギリメカラ】
レベル26 耐性:物理反射・衝撃弱点・破魔弱点
スキル:突撃(敵単体・小威力の物理攻撃)
ポイズマ(敵単体・中確率で毒を付与する)
ムド(敵単体・低確率で即死を付与する)
洗脳(会話により対象単体を魅了する)
詳細:
界隈では有名な一つ目のマンモスの頭部を持つ人型の悪魔
表向きはカルチャースクールの形式の多神系カルト団体の黒幕
現地の人間を洗脳して信者にし代表にも異能者を立てて拡大していた
大陸の避難民が持ち込んだ盗遺物が昔の悪魔召喚器具だった
壊れかけの器具とレベルの低い召喚者のためかなり劣化している
大陸からの避難民が盗める様にしていたのは森宗意軒の仕業
代表者は地元の人間で自分から手を貸した清水幸利
【外道サザエモン】(ボス)
レベル30 耐性:物理耐性・破魔無効・呪殺無効
スキル:絶命剣(敵単体・中威力の物理攻撃)
ヒートウェイブ(敵全体・小威力の物理攻撃)
コロシの愉悦(攻撃のクリティカル率が上昇する)
詳細:
森宗意軒の秘術「魔界転生」で実体を得た一人
元は島原の乱で天草四郎の首を獲った熊本藩士「陣野佐左衛門」
森宗意軒が秘術の試作として黄泉帰らした何人かいる試験作
肉体を得たことで異界でなくとも活動可能となっている
生前とは違い、本人の記憶や意志が薄い人形と化している
清水が星杖ニキを誘き寄せる代わりに貸し与えられていた
【妖鬼ミヤモトムサシ】
レベル80 耐性:物理耐性・破魔無効・呪殺無効
スキル:震天之太刀(敵全体・特大威力の物理攻撃)
二段斬り(敵複数・1~4回の中威力の物理攻撃)
双手
(自身・通常攻撃が、小威力+通常の2回攻撃になる)
奈落のマスク
(状態異常になる、即死する確率を大きく減少させる)
物理ハイブースタ(物理攻撃の威力が大きく上昇する)
食いしばり
(HPが0になった時、1度だけHP1で復活する)
武道の心得(物理スキル使用時のHP消費量が半分になる)
物理貫通(反射を除く物理相性への貫通を得る)
詳細:
森宗意軒の秘術「魔界転生」で実体を得た魔界衆の一人
元は二天一流兵法の開祖にして、無双の剣豪「宮本武蔵」
後世の日本において最も有名な剣豪にして芸術家でもある
肉体を得たことで異界でなくとも活動可能となっている
生前とは違い、強者を斬るために剣の鬼と化している
若い頃の姿ではなく晩年の老齢の剣の鬼と思える剣豪の姿
容姿は1981年版映画「魔界転生」で緒形拳扮する姿にそっくり
ブーストニキ、白崎香織:
神薙改式さん著「スキルツリーがバグった【俺ら】の現地事情」より出典
もし、読んでくださった方がいるならありがとうございます。