【カオ転三次】『俺たち』閑話集   作:塵塚怪翁

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今回は、52話の少し後の修羅勢のお話

時系列としては、半終末に突入してしばらくした頃です。


 とある修羅勢の半終末旅行紀行漆頁目

 

「……数日間、楽しんでいたそうですね。ミスターサムライ」

 

「はは。お構い出来なくてすみませんでしたね、まどかさん」

 

「おや、星杖ニキの傍にこんな可愛らしい女性がいるとは知らなかったよ」

 

「…………違います」

 

 

 山梨支部の結界に奥にある時代劇に出て来る庵とでも言えそうな茅葺の家の中で、ニコニコと居間にある囲炉裏の側で来訪している少女を見守る老剣士とその少女を誂う作務衣を着込んだ白髪褐色肌の青年、誂われてぷいと不機嫌そうに顔を背ける少女の姿があった。

 

 それは星杖ニキの自宅にて、旅から一度帰ってきた星杖ニキとセツニキとの手合わせと聞いて慌てて訪ねてきた友人である刀匠のアーチャーニキ、そしてそのアーチャーニキに誂われている友人や家族と過ごしていた彼女をそのままにまた何も言わず留守にしていた星杖ニキに一言言おうと来ていた樋口まどかの姿であった。

 

 前の丹後での宮本武蔵との戦いから数週間が経った。

 

 意味ありげな手紙から心当たりのある地にいるガイア連合の関係者に依頼として情報収集を頼んだのだが、一向にそれらしき兆候は星杖ニキには掴めていなかった。そのため探索は一旦打ち切り、星杖ニキは専用シキガミのオルガノの点検と本来の旅の目的である黒札の強者との手合わせをするべく山梨に戻っていた。

 

 この数週間、点検が終わるのを待つ間に魔眼を持つガンカタニキや人気のために取り合いの起きている人魚ネキに、同じ修羅勢で色々と手広く活動をしているセツニキなどとの手合わせを星杖ニキはしていた。

 その件で慌てて来たアーチャーニキが彼に話しかけた。

 

 

「それにしてもこちらに戻ってからまた大勢の黒札と手合わせをしたそうだな、星杖ニキ。

 セツニキのいるあそこに行ったと聞いて焦ったぞ。

 うちの顧客も何人かあそこにはいるんだが、武器破壊が戦いの常套手段の連中だったんだぞ?」

 

「ええ、後で知りましたがさすがにそこは手控えてくれたようで真っ当に勝負して頂きました。

 もっとも、こちらが教えを請うようなものでしたがね」

 

「レベルが80近い星杖ニキでもあの連中に混ざるのは難しいのか。

 まあ、あの連中はショタおじに代わって山梨の大異界深層に挑む連中だからな」

 

「ええ、彼らにもそう言われましたとも。

 彼らに混ざるのも面白そうではありますが、位階を上げ過ぎると今の旅に支障が出ますからな」

 

 

 そう答えてお茶を飲む少し残念そうな星杖ニキに、今度は少々不機嫌なままのまどかが話しかける。

 

 

「支障って何ですか? ……それとも、私が足を引っ張っているんですか?」

 

「いいえ、違いますよまどかさん。

 今でもそうですが、あまりに高すぎると変わったスタイルの黒札の方との手合わせに支障が出るという事です。

 現にガンカタを使う彼とは、彼が疲れて動けなるまで見せていただく形になりましたのでね」

 

 

 彼はここ数週間の間に、連絡がつき報酬を払う事で了承を得ていた数人の黒札と手合わせをしていた。

 

 その歌の異能と歌唱力で引っ張りだこになっていた人魚ネキもそのうちの一人であった。勝負法は彼女のシキガミも合わせた全力を受けると言う形であったが、初見殺しの“死に至る子守唄”で一度不屈の闘志を使って蘇生し2度目は空中の音の波を斬る事で空気の断層を作って躱す事で制限時間の最後まで立っていられたという結果であった。

 

 彼にしても以前出会った魔人デイビットになりかけていた悪魔や下層で遭遇した歌による状態異常をしてくる悪魔と比べても、彼女の歌は歌唱を司る神の高位分霊を超える腕前だと思い手合わせの事を聞いてきた彼女の関係者にはそう答えていた。

 

 

「もちろん手の内を見せて頂くのですから多めにお支払いはしますし、助言が出来ることならお話しましたがね。

 ああ、私がレベルを上げない理由の説明でしたね。

 最初は今言った事が理由でしたが、今はかの“遊戯相手”との兼ね合いがありますから」

 

「“遊戯相手”?」

 

 

 不思議そうに言うアーチャーニキと違って、眼前で色々と見たまどかとしては顔が青ざめていた。その様子を見た星杖ニキは彼女を安心させるように視線をやりながらその問いに答えた。

 

 

「掲示板でも名を出すのが禁じられている“N”だと思われる相手です。

 今私が関わっている事は上にも報告はしていますが、終末にかけてカヲルニキ殿含め他の主だった幹部の方は色々と忙しいですしこの件は私が解決しないといけません」

 

「わざわざ星杖ニキだけがやる必要はないと思うが?」

 

「特に強い他の方には他の方の事情もあります。

 それに、私が赴いた日本各地でレベルが50~80の悪魔が出て来るのですよ?

 柳生新陰流のかつての剣豪の悪魔を複数出してくる事から、向こうの望みは私のような剣術家との対戦の様ですので私が最後までやるべきでしょう。

 それと、今私が位階を上げるのはかえって相手の力やGPも上がり周囲が危険になると神主殿からも伝言をいただいています」

 

「むう。俺が協力できるのは刀を打つことだけだ。

 その点だけは任せて欲しい」

 

「ええ、お願いします」

 

「……私に出来る事はありますか?」

 

 

 そう聞いてくるまどかに優しい笑みを浮かべながら星杖ニキが応えようとした時、表の玄関の方で大声が響いた。

 

 

 ーーーーーーーーーー

 

 

「……また、あなたですか。主様は来客中ですのでお引き取り下さい!」

 

「はあ。

 ただの管狐がさ、黒札の僕の邪魔をするのはいい加減にして欲しいんだけど?

 今日戻って来ているのは友人からの報せで知っているんだよ?」

 

「あなたとは違う本当の友人の方々との歓談なのです。邪魔をしないで下さい」

 

「何度も言ったけどさ、彼とは友人ではなく僕が恩人なんだよ。頭悪いなぁ。

 いいから彼を呼んで来なよ、話があるんだからさ」

 

 

 星杖ニキの自宅の玄関の前で二人の男性が言い争っていた。

 

 片方は紺色の着物を着た10代前半くらいの少年の姿をしている星杖ニキがショタオジから譲渡された管狐の【永寿(えいじゅ)】である。星杖ニキが山梨から旅に出るまでは異界に同伴してアイテムの回収などを担当していたのだが、旅に出てからはこうして彼の留守宅を守っている。

 

 それと言うのも半終末になり新しい黒札となる転生者が駆け込むようにして多数増えた結果、その中にいた手癖の悪い人物が複数いたのが永寿が残る原因となっていた。式神は無理でも高レベルの相手の道具を盗んで自分が利用したり高値で現地民の霊能組織に売って利益を得られるからで、掲示板を追っていれば星杖ニキの行動も知れるので実際に空き巣に入ろうとして捕まった者達もいた。

 

 もう一人の若い男は自称ではなく周囲から【ノンデリニキ】と呼ばれる男であった。

 

 47レベルになる呪殺を得意とした術者系の人物であり、一人でも山梨の異界にシキガミと行き続ける真面目さはあるのだが彼自身のその性格から孤立している黒札でもあった。その通称の通り、デリカシーのない言動を繰り返しては周囲に迷惑を自覚することなく振りまく人物である。

 

『ちょっと星杖ニキの事を教えて欲しいんだ。…機密だから詳しくは教えられない?

 うーん、じゃ君の家に行って話をしようか。

 確か、奥さんと子どももいるんだっけ? お土産も用意して行った方がいいかな?

 ……え? 教えてくれるって? ありがとう、持つべきものはやっぱり友人だね』

 

 ちなみに彼の言う“友人からの報せ”とは、本人は事務にいる友人に協力してもらっているという感覚ではあるが傍から見たら弱みを握って言う事を聞かせているようにしか見えない相手からの報せである。

 

 

「あなたの言う恩とやらも主様がこちらに来て間もない頃、数ヶ月ほどの間組んで異界での基礎を教えてもらったと言うだけの事じゃないですか。

 しかもすぐにレベルも離されて、主様はさっさと中層に挑んでいるじゃないですか!」

 

「はあぁぁぁ。

 あのね、いかに剣術に優れた剣豪だったとしても異界の中ではあまり意味がないんだよ。

 人相手専門の剣術が、いろいろな姿をした悪魔相手に僕の忠告もなしでそうそう立ち回れるものじゃないんだ。

 狐じゃ、分からないかなぁ」

 

 

 自分の言葉に深いため息をされてイラッときた永寿は次にこう言った。

 

 

「主様は修羅勢と呼ばれるほどの高位階ですが、あなたは違うようですね?」

 

「あのさぁ、『安全マージン』て言葉は知らないのかい?

 彼のように怖い物知らずじゃないし、僕には僕のやり方とペースがあるんだよ。

 それに年寄りには親切にしろと、親から習わなかったのかい?

 僕は譲渡できないとか言われたから、管狐に親がいるかは知らないけどさ」

 

「いい加減に……!」

 

「永寿、私が代わります。奥の彼らの相手をお願いします」

 

 

 完全に頭にきて怒鳴りかけた永寿の元に星杖ニキが来て声を掛けた。

 

 その声に頭を冷やした永寿は、ジロリとノンデリニキを睨むとスタスタと奥の方に足早に去っていた。それを舌打ちして見送ると、ノンデリニキは(客なんだから家の中に入れろよ。気が利かないなぁ)と考えつつ星杖ニキに視線を向け話し出した。

 

 

「久しぶりになるかな、星さん。星杖ニキだっけ、今は?」

 

「ええ、ずいぶん久しぶりになりますね。数年ぶりでしょうか」

 

「山梨の異界に潜っている階層が違うから会わなかったけど、活躍は聞いていたよ。

 いろいろと忠告したかいはあったみたいだね」

 

「事務の方の紹介で組ませていただいた時に教えてもらった事は役に立っています。

 何度もいらしていた様ですが、今日は何の御用でしょうか?」

 

 

 礼儀正しくはあるが友好的な態度は示していない星杖ニキには気が付かず、ノンデリニキはフウとため息をつくと話を続ける。

 

 

「今日は話があるからわざわざ訪ねてきたんじゃないか。

 それと、あの躾のなっていない管狐はなんなんだい? もう少しなんとかしなよ。

 ああ、そうだ。忙しい時間を割いて、そんな事を話に来たんじゃないんだ。

 君、山梨の異界に潜るのを止めて方々の黒札に勝負を挑んで困らせているそうじゃないか。

 支部の重要な戦力で彼らも忙しいのだから邪魔するのは止めて、僕みたい真面目に異界に潜るようにした方がいいよ。

 その上、あちこちで騒動を起こして迷惑まで掛けているそうじゃないか」

 

「彼らには事前に連絡し、可否と日程を確認した上で謝礼を用意して伺っています。

 連合の事務を通しての交渉ですが、あなたの意見は参考にはさせていただきますよ。

 それにうちの永寿は留守をしっかりと守っているので落ち度はありません」

 

 

 星杖ニキが今関わっている案件は“N”絡みの可能性があるため、上に報告した以外は掲示板には彼の旅路の詳細は載っていないので彼の言う意見もそれを知らなければ確かに的外れな事ではない。だから彼のような人物が現れてもおかしくはないが、関わりの薄い彼が言いに来る事ではないだろう。もっともそういう性格だからこそ、わざわざ星杖ニキの自宅の場所を調べてまでここまで来たのだろうが。

 

 

「それでも迷惑をかけている事に変わりはないんだけどなぁ、はあぁ。

 あと、何でも若い女性を連れ歩いているとも聞いているぞ。

 君にそんな趣味があるとは思わないが、問題があるんじゃないかな?」

 

「彼女はあなたとは違う意味での恩人で友人でもあります。

 私の友人関係に口を出すのは止めていただきたいのですが?」

 

 

 そう言う星杖ニキの後ろの廊下からこちらを覗くまどかとアーチャーニキの方をちらりと見ると、ノンデリニキはおもむろに懐から取り出したメガネを掛けてそちらをもう一度見た。

 そちらを見たままため息をすると、星杖ニキの言葉を聞かず彼は話を続けた。

 

 

「はあぁ、なるほど。

 星杖ニキ、提案があるんだが彼女の代わりに僕が同行しても構わないぞ?」

 

「……どういう意味でしょうか?」

 

「彼女、まだ30レベルにも到達していないじゃないか。

 それに変な勘ぐりをされる事もないし、僕は彼女のような凡百の黒札ではないぞ?」

 

 

 その言葉に思わずギリッと舌を噛んで睨むまどかと呆れ果てた表情のアーチャーニキ、怒り心頭でまだ睨んだままの永寿を完全に視界の外にした彼に星杖ニキは静かな声でこう答えた。

 

 

「あなたは必要ではありません。

 それに、人魚ネキに聞きましたよ。

 彼女に同じような事を言って、手酷くボロボロにされて撃退されたそうですね?」

 

「それは見解の不一致だ。

 親切で言ったのに、身体目当てだと勘違いされて断られただけだ。

 彼女から要請があればいつでも応じるつもりはある」

 

「ああそれと、あなたが不必要だと言った理由は他にあります」

 

「……理由なんてあったのか?」

 

 

 本当に不思議そうに言う彼に、星杖ニキは怒りを込めた低い声でこう言った。

 

 

「あなたがどんな言葉を吐こうが構いませんが、私にも我慢の出来ない事もある。

 私の友人を馬鹿にするのも許せないが、それ以上に私の剣術を馬鹿にしたのは許せません。

 私があなたを叩き斬るのを我慢できる内に立ち去り、二度と顔を見せないで下さい」

 

「いや、そんな事で怒るなんておとな気がn……」

 

「うちのマスターがすみませーーーーんっ!!」

 

 

 ノンデリニキがそこまで口を開いた所で道の方から騎士の姿をしたシキガミらしき女性が走り寄って来ると、走って来たその勢いのまま振り向いたノンデリニキを殴り飛ばした。

 

 

「ぐふぇぐはぁーっ!!」

 

 

 顔にクリーンヒットし数メートルほど地面を転がりながら吹き飛んで動かなくなったノンデリニキを無視し、その女性はその場にガバっと見事にきれいな土下座をしてみせた。

 

 

「うちのマスターが迷惑をおかけして申し訳ありませんでした!

 夕食の買い物をしていうちにふらりと居なくなったかと思えば、またこんな馬鹿な真似をしでかすなんて私の管理不行き届きでした!

 本当に申し訳ありませんでした!!」

 

「……ああ、いえ。

 もう二度と彼をこちらに来ないようにしてくれるならばそれで構いませんよ。

 人魚ネキに聞いた彼の専用シキガミの方ですね?」

 

「はい、そうです! 本当に申し訳ありませんでした!!」

 

 

 ガスガスと地面に額をぶつけ続けて見事な姿勢の土下座する彼女に、怒りも抜かれて星杖ニキはそう答える。

 

 

「ああ、もう頭を上げて下さい。それでは彼を連れて行って下さい。

 次に目の前に来たら我慢できるかどうか分かりませんよ?」

 

「本当に申し訳ありませんでした!!」

 

 

 そう言って立ち上がり彼女は動かなくなったノンデリニキの後ろ襟を掴むと、そのままズルズルとこちらにペコペコと頭を下げながら支部のある方角へと立ち去って行った。

 そうしているうちに玄関に塩を撒いている永寿の横を通り、まどかとアーチャーニキが近付いて来た。

 

 

「厄介なのに絡まれたものだな、星杖ニキ。

 まあ、あのシキガミが見張っているならもうここには来ないだろう。

 あれはいろんな場所で舌禍を起こしている問題児だからな。

 相手に死ぬほどの目に合わされても、ショタオジの厳しい修行コースに放り込まれてもあのままだったらしいからな」

 

「昔、組んでいた時にはあのような様子ではなかったのですが」

 

「なに、覚醒し強くなる内に性格がネジ曲がる奴がいるのはそう珍しくない。

 もう顔を見ないで済むならどうでもいい事だろう?」

 

「そうですね」

 

 

 アーチャーニキとそう話している間、難しい顔をしていたまどかは星杖ニキに何かを決めたように話しかけた。

 

 

「星杖さん。私、強くなりますね」

 

「……ふむ。アレの事は気にしなくていいのですよ?」

 

「いいえ、また同じ様に言う人が現れないとは限りません。

 強くなってもっと相応しくなる様にします」

 

「……そうですか。それでは私も見ているとしましょう」

 

「はい」

 

 

 そう言って話し出した二人を他所に、星杖ニキの自宅を眺めながらアーチャーニキは思った。

 

 

(まあ、なんとも変わった関係の二人だな。

 もっともこの家自体が、某時代劇の秋山小兵衛の家にそっくりにしているのが答えのような気がするんだがな。

 俺が言い出すのも野暮というものか。嫁達に会いたくなったな)

 

 

 こうして星杖ニキの自宅で起きた小さな事件は幕を閉じるのだった。

 

 そして、この2日後。

 彼らはかの連中の兆候を掴んだとの報せにより、また山梨を旅立つ事になる。

 




後書きと設定解説


・主人公

名前:星杖ニキ(星丈・ほしたける)
性別:男性
識別:超人・65歳
職業:ガイア連合山梨支部所属退魔剣士
ステータス:レベル79・アタック型(力・速)
耐性:破魔無効・呪殺無効(装備)
スキル:一の太刀
    (敵複数・1~3回の大威力の物理攻撃。
     低確率で即死を付与する)
    雲耀の太刀
    (敵全体・力依存による大威力の万能属性攻撃。
     このスキルによるダメージは反撃効果を無視する)
    神技一閃
    (敵単体・特大威力の物理攻撃。
     高確率で即死を付与する。
     このスキルによる死亡時、踏み留まる効果を無視する)
    気合(自身の次の物理攻撃のダメージを2倍にする)
    無拍子・流刃返し
    (自身が受ける攻撃のクリティカル率を100%減少させる。
     自身が物理や魔法で攻撃された時、確率で回避し反撃する。
     反撃はクリティカル率の高い通常攻撃を行なう。
     反撃成功時、敵単体の攻撃力・防御力を1段階低下させる)
    物理ギガプレロマ(物理攻撃の威力が大きく上昇する)
    剣鬼の反応(敵の先制攻撃率が低下し、
          自身の命中率と回避率が大きく上昇する)
    剣神の武芸
    (物理貫通を得る。
     クリティカル率が大きく上昇し、
     クリティカル時に与えるダメージが大きく増加する)
    剣心一如(奈落のマスク)
    (状態異常になる、即死する確率を大きく減少させる)
    縮地法・改(夢幻の具足+アリ・ダンス)
    (戦闘時、あらゆる障害物を無視した移動が出来る。
     また攻撃を受ける際、敵の命中率が半減する)
    不屈の闘志
    (HPが0になった時、1度だけHP全回復で復活する)
    武道の心得(物理スキル使用時のHP消費量が半分になる)
    鋭い勘(何かに気づく判定(運判定)に+修正で判定できる)
装備:杖刀・七星妙法村正(友人から贈られた刀を仕込んだ仕込み杖)
   禍除けのケープマント(魔法回避率が上昇するマント)
   大和手甲(呪殺無効が付与された手甲)
   生命の根付(最大HPが20%上昇する)
   アイテム各種の入った腰のベルトポーチ
   COMP(ガラケー型)
詳細:
 前世と現世の両方の殆どを剣術に捧げてきた修羅勢の転生者
 普段、他の人には「星杖(せいじょう)ニキ」と名乗っている
 穏やかな笑みを浮かべた紳士的な振る舞いの好々爺の老人
 戦後すぐの頃に京都で生まれた転生者の初期世代の一人
 葛葉家の分家の傍流が市井に降りて剣術道場を開いていた家の出身
 前世は関東の新富流の道場で老齢で死ぬまで剣術のみに打ち込んでいた
 現世でも家に伝わる退魔も含めた新陰流に偽装した葛葉流を修めている
 己を磨く事と未知の相手との戦闘が一番の趣味である剣術家
 メガテンの基礎知識はあるが興味はなく、家の再興より剣術優先
 現世の家では独身のまま師範代として剣術に打ち込んでいた
 家の修練の過程で覚醒し自衛隊と協力し始めた頃に合流した
 現在は日本全国津々浦々を強者を求めて行脚の旅を続けている
 今までの戦闘経験から少しだけ強くなる事が出来て楽しんでいた
 容姿は「ワールドトリガー」の「ヴィザ翁」にそっくり

【杖刀・七星妙法村正】
伊勢桑名の刀工、村正の晩年の作である鍋島勝茂が所有したという打刀
名の由来は「妙法蓮華経」の題目があるため「題目村正」「千子村正」とも呼ばれる
刃の長さ66.4cm、反り1.6cm、元幅2.8cmの重文級の打刀
以上の妙法村正と無銘の刀との剣合体により誕生し友人から贈られた太刀
普段の持ち歩き用に今まで物と同じく仕込み杖型の杖刀の形になっている
今までの刀よりも切れ味と頑強性はそれ以上のものとなっている逸品
剣としてのダメージの他に浄化の炎により不浄を焼き尽くす能力がある
効果として刻まれた経文によりダーク悪魔に対して追加ダメージを与える事がある

【禍除けのケープマント】
星杖ニキが身につけているつなぎ目に赤いラインの入った黒いマント霊装
ケープのような襟の付いた部分があり首と口元を隠せるのが特徴 
普通の防具としての機能に魔法回避率の上昇とアナライズ隠蔽効果がある 
デザイン違いにナルトの暁や進撃の調査兵団など各種の漫画の物が販売されている

・関係者

名前:永寿(えいじゅ)
性別:男性
識別:妖獣クダギツネ
職業:星丈ニキの家の管理狐
ステータス:レベル51
耐性:電撃耐性・衝撃弱点
スキル:マハジオンガ(敵全体・中威力の電撃属性攻撃)
    マハスクカジャ
    (味方全体・暫くの間、命中・回避率を1段階上昇させる)
    テトラジャ
    (味方全体・破魔、呪殺属性の即死を1回だけ無効にする)
    見えざる手(念動により離れた場所の物を動かす)
    潜伏(敵に攻撃されにくくなる)
    人化(人の姿に変わる事が出来る)
    道具知識(霊装を含めた道具の扱い方の知識)
    道具の知恵(悪魔の姿でも道具を使用できる)
詳細:
 星丈ニキが補助のためにショタオジから分けて貰った管狐
 細長い身体と尾を持つ茶色の体毛をしたチベットスナキツネの姿
 人に変わると12歳くらいの目の細い着物を着た少年の姿になる
 主人に付いて異界に行く時はアイテムの回収と援護を担当する
 最近は手癖の悪い黒札がいるため家の管理と防犯を担当している
 読書が趣味で口数は少ないが時々、ぼそっと毒を吐く

名前:樋口まどか
性別:女性
識別:転生者(ガイア連合)・19歳
職業:ガイア連合山梨支部所属黒札
ステータス:レベル23
耐性:氷結耐性・破魔無効・呪殺無効(装備)
スキル:ブフ(敵単体・小威力の氷結属性攻撃)
    マハブフ(敵全体・小威力の氷結属性攻撃)
    アイオンの雨(敵全体・中威力の氷結属性攻撃。
           中確率で凍結を付与する)
    マリンカリン(敵単体・中確率で魅了を付与する)
    氷結ブースタ(氷結属性攻撃の威力が上昇する)
装備:ケブラージャケット(ガイア連合製防具霊装)
   G・ラダーズ(呪殺無効が付与された腕時計型霊装)
   精強のペンダント(睡眠・混乱・魔封・魅了耐性付与)
   メンタルリング(二分の魔脈が付与された指輪霊装)
   スマホ型COMP(アナライズ、エネミーソナー)
詳細:
 半終末後にガイア連合に参加した女子高校生だった転生者
 ボブカットの左目の泣きぼくろが特徴的なクールな容姿の美少女
 何事に対してもクールでシニカルで、常に澄ました佇まいを崩さない
 …はずが諸々の事態が続きその余裕も吹っ飛んで積極的に動いている
 前に起きた祖父の事件後、無事に東京から山梨へと引っ越しできた
 山梨のガイア系企業に両親が就職した関係で高校もこちらに転校
 幼馴染の透や小糸や雛菜も家族込みで山梨に連れて来られて満足
 最近の男性の好みは年上で、やや枯れ専気味のおじ専というか個人
 専用シキガミはオルガノに似た装飾の白い円盾型の「トピカ」
 高校も卒業し星杖ニキの旅に同行し少しづつ強くなっている

名前:アーチャーニキ
性別:男性
識別:転生者(ガイア連合)・38歳
職業:ガイア連合山梨支部技術部所属刀匠
詳細:
 ガイア連合山梨支部技術部に所属している刀匠
 刀剣などの武器の扱いもそれなりの腕である刀剣鍛冶師
 本物の刀匠の資格持ちで刀の作成と自作の試し切りが趣味
 仕事は真面目に熟し凡人なので正義の味方は御免被るという性格
 前世と今世の事はいろいろあったのか黙して語らない
 合流したのはかなり古参だが黒札は前衛が少なく刃物全般を取り扱っている
 嫁が増えすぎたため、ほとんど鍛冶場か寝室に籠っている生活
 今の目的はヒロインの姿のシキガミ嫁のコンプで新型も発注済み
 現在、セイバー、遠坂姉妹、岸波白野、藤村大河の姿のシキガミ嫁がいる
 容姿は日焼けサロンと毛染めでFateのアーチャーそのもの

・敵対者

名前:ノンデリニキ(日下部光・くさかべひかる)
性別:男性
識別:転生者(ガイア連合)・30代
職業:ガイア連合山梨支部所属黒札
ステータス:レベル47・マジック型(魔・速)
耐性:破魔無効・呪殺無効(装備)
スキル:ムド(敵単体・小威力の呪殺属性攻撃。
       弱点を突いた時、確率で即死を付与する)
    マハムド(敵全体・低確率で即死を付与する)
    マハジオ(敵全体・小威力の電撃属性攻撃)
    ドムディ(敵全体・中威力の呪殺属性HP吸収攻撃)
    リベラマ(次の新月まで敵を引き寄せやすくなる)
    タルンダ(敵全体・攻撃力を1段階低下させる)
    丑の刻参り(敵全体・大威力の呪殺属性攻撃。
          中確率で即死を付与する)
    大魔脈(最大MPが大きく上昇する)
装備:符術用ホルダー(呪殺ガードキルが付与された札の束)
   鎖帷子(ガイア連合製防具霊装)
   ドルフィンヘルム(精神無効が付与された霊装防具)
   アナライズ付与の眼鏡
   魔術師の指輪(ステータスの魔+3の効果)
   ヒランヤ(石化・緊縛・魔封を即座に打ち消す霊装)
   呪殺無効の護符
   COMP(スマホ型・アナライズ、エネミーソナー)
詳細:
 半終末前に連合に登録したノンデリカシ―の男性転生者
 容姿とスタイルがよく初対面の女性にはモテるが言動で引かれる
 前世での死因も性格絡みの職場の人間関係のトラブルが原因
 実力はあるがその性格でいろいろな多くの関係者にも煙たがられている
 思った事をそのまま口にし聞かれたくない事も平気で話題に出すため
 基本的には善性ではあるが自分勝手で自己の正義感優先な性格である
 専用シキガミは前衛と回復メインの女騎士型で名前は「盾羽(たては)」
 迷惑をかける主の代わりに謝るうちに土下座が一番得意になった式神

セツニキ:
Lilyalaさん著「【カオ転三次】最速で出会った俺らのガイア連合活動記録 」より出典

人魚ネキ:
黒焦げさん著「【カオ転三次】終末に向けての準備するとある転生者の話」より出典

ガンカタニキ:
アレデルトロンさん著「【カオ転三次】その他型シキガミと俺ら 」より出典


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