【カオ転三次】『俺たち』閑話集   作:塵塚怪翁

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今回は、46話の続きのお話。

時系列としては、アメリカのクトゥルー召喚後から半終末の間の頃です。


 とある転生者と別の祟り神との顛末

 

「あの場所の事を聞きたいのか? 行くのなら止めた方がいいぞ。

 俺はもう行けないし、行きたくないからな」

 

「そんなに危険なんですか?」

 

「ああ。下手すると、田舎二キでも危ないかも知れない」

 

 

 前の小柳早苗が関わった事件から半年が経過していた。

 

 その間にも相変わらず【各務原かすみ】は、自身の専用シキガミである【各務原あかね】と共に新潟県内の多数ある寺社の封印解放の手伝いを続けていた。新潟にいる黒札や現地組織の総力を上げた人海戦術で半数以上を片付けても、いまだ4桁の数のリストの寺社が残っている状態の魚沼支部である。

 

 向かった先で祭神の異界に居座る天使を倒したり祭神や現地組織や野良悪魔が起こすトラブルを解決しているうちに、かすみもスキルはほとんど増えていないが20レベルを超える強さを身につけていた。自身のスキルの代わりにかすみは、装備やあかねのスキル強化に依頼の報酬を注ぎ込み新潟にいる黒札の中でもなかなかの実力を持つと認められるようになっていた。

 

 次に向かう場所を選んでいた時にかすみはとある黒札と出会い、何かに怯える様子の彼が苦戦し撤退したという廃神社の異界の事を聞いた。

 

 

「……そんなに強い相手がいるなんて……」

 

「……いや、強さだけなら今の君なら充分勝てるだろう。

 奴には厄介なスキルがあるんだ。

 それで俺は思わぬ攻撃を受けて、こうして逃げ帰ってきたのさ」

 

「それでどんなスキルなんですか?」

 

「……状態異常だ。それ以上は俺の口からは言えないので勘弁してくれ。

 向かう気なら充分に準備して気をつけてくれ」

 

「ええ。情報ありがとうございます」

 

 

 一礼してかすみが揚々と支部の部屋を出ていくのを見送りながら、その黒札は自分の足元に視線をやり静かに呟いた。

 

 

「女の子が行くべき場所じゃないと思うんだけどな。

 俺は確かに止めたぞ。……ああ、思い出したくない」

 

 

 ーーーーーーーーーー

 

 

「また黒札の方が来てくださったのはありがたいが大丈夫か?

 おまけに、女性の二人連れとか」

 

「ええ。出来るだけの準備はしてきましたから。

 実力だけで言うなら、私の方が彼より強いんですよ?」

 

「そうよ! 殴り合いならまかせてよっ!」

 

「むう。そこまで言うなら案内はさせてもらうよ」

 

 

 かすみ達が向かったのはとある寂れた山村であった。

 

 そこは以前新潟県に出現した大型悪魔の『アラハバキ』の影響で荒れ果て人が逃げ出して、復興もままならずに過疎化に拍車がかかっていた集落であった。目的の場所は、この村にある既に荒れ果てて廃社となっている土地神の神社であった。

 

 

「何かあの祠についての記録とかは残されていませんか?

 詳しい方でもいいんですが」

 

「もともとあの神社は戦前には廃社して祠だけあったらしい位しか知らないんだ。

 あそこは戦後になって海外の神父が来てお祓いをした前後に、当時の資料を管理していた郷土史家が家ごと不審火で燃えて変死して以来、過去にどうだったかとか村の者は知らないんだ」

 

 

 そこで彼女らが会ったのは、村唯一の覚醒者にして消防団のまとめ役も務める農家の【小林大悟(こばやしだいご)】という中年になりかけの男性であった。彼の自宅で奥さんのお茶を飲みながら聞いた話によると、彼は村外の者が不用意に村の者には禁足地である廃神社の跡地にある祠に近づかないように農作業の合間に見回りをしているのだという事だった。

 

 

「それで、こちらに報せが来た経緯とかは知っていますか?」

 

「ああ。

 あそこの場所にある祠は定期的に他所から神主を呼んで祀りをしてもらうんだが、その神主にもう祀りで抑え切れないから魚沼にある専門家達に頼もうという話だった」

 

「この場所についての資料では何でも数十年前に、子どもがあそこに入り込んで悪さをしてから悪霊が出るようになったとしか聞いていないんですが?」

 

「ああ、そうだ。

 今から30年前くらいだったか、当時の小学生の悪ガキ数人が大人の注意を無視してあそこに入り込んだ。

 その時に死んだ奴はいなかったが、子どもはみんな“呪われてな”。

 それからいろいろとあって、その時の悪ガキはみんな村を出ていったよ」

 

 

 小学生くらいの彼の息子らしい子と庭で遊んでいる奥さんの様子を見ながら、遠い目をしている大悟にかすみは何か引っかかるものを感じたが日が暮れ得る前に行こうと思い立ち上がった。

 

 

「お茶、ごちそうさまでした。そろそろ行きますね」

 

「……もう行くのかい? 怖くはないのかい?」

 

「幽霊でも殴れば退治できるんだから怖くないです!」

 

「……わかった。それじゃ入口までだけど案内するよ」

 

 

 若い女性の二人連れという点や青年の男性が手も足も出ずに去って行ったのを知っている大悟は、心配気な表情で山中にある祠の場所まで案内するべく立ち上がり彼女らと共に家を出ていった。

 

 

「ここがそうだ」

 

 

 山道を歩くこと10分ほどで彼らはその場所に着いた。

 

 大悟の指差す先には赤い鳥居と所々修繕されている古びた様子の祠が見えていた。確かに祠の方からは悪意を持った視線がこちらを見ているのをかすみは感じていた。これ以上近づくのを躊躇している大悟に向けかすみは声をかけた。

 

 

「案内ありがとうございます。ここからは私達だけで向かいます」

 

「……そうか。気をつけて行ってくれ」

 

 

 それだけ会話すると大悟が見ている中、かすみとあかねはカバンから装備を取り出して服の上から身につけると鳥居をくぐって敷地内へと入って行った。

 

 

 ーーーーーーーーーー

 

 

「……異界になっているわね」

 

「でも大した悪魔は湧いていませんよ?」

 

 

 鳥居を抜けて入り込んだそこは深い森のようになった異界であった。

 

 途中で出るガキやオンモラキにポルターガイストといった悪魔達を倒しながらかすみ達がたどり着いたそこには、御神体を収めた祭壇があったであろう場所の空中に浮かぶ影の塊があった。人面が幾つも浮かび上がる黒い雲のような塊の上からちょび髭を生やした狩衣と烏帽子を着た貧相な中年男性の上半身が突き出ているおかしな姿の悪魔であった。

 

 

『くくくくっ。

 また我々を調伏しに誰ぞ来たようでおじゃ。

 今度は坊主か? 神官か? 陰陽師か? …んん、おなごが二人?

 どこぞの巫女かは知らないが、我が呪いにより退けてくれようぞ』

 

「マスター。あれがボスのようです! ……21レベル【悪霊タタリガミ】です!」

 

「あれが異界の主ならレベルは同じでも強敵ね。……ここの祭神はとっくに消えているみたいね」

 

『失礼なことを言う巫女どもでおじゃるな。

 我こそがここの祭神にして祟り神であるぞ。恐れるがいい!』

 

 

 タタリガミはかすみのその言葉に不満そうにそう告げ、あかねと共に戦うための位置取りをしながらかすみはそれに答えた。

 

 

「あなたがここの祭神というのならば大人しく私達に従って下さい。

 さもなければ、実力を行使しますよ?」

 

『ホホホ。我を再び祭神とするとでも?

 お主の前に来た男は問答無用で退治しようとしてきたのだぞ?』

 

「それは……」

 

『お主の意に従わせようというのなら我を屈服させてみるがいい!』

 

「マスター、来ます!」

 

 

 動き始めたタタリガミの前に立ちふさがるようにあかねが立つが、彼女達に目掛けてそれは術を掛けてきた。

 

 

『恐怖におののくがいい!【祟り】!』

 

「きゃあっ!」

 

「マスター! くうっ! ……あれ?」

 

「……? 何とも無い?」

 

『ホホホ。かかったな、小娘ども。お主らは既に我が術中のうちよ!』

 

 

 中年貴族の上半身が両の手のひらから放った黒いモヤがかすみ達を包み込む。だが、何ともない様子に不思議そうにするかすみ達へ得意げにタタリガミは告げてきた。

 

 

『我が【祟り】の技は受けた者に不幸を招くもの。お主らにも不幸が訪れよう!

 そっちの髪の短い小娘は“自分の並んだ行列だけが前に進まなくなる呪い”で、髪の長い小娘は“今後ゆで卵がきれいに剥けなくなる呪い”よ!』

 

「地味だけど嫌な呪いねっ!?」

 

「前に何処かで聞いたような嫌がらせみたいな呪い……」

 

 

 このタタリガミのスキルである【祟り】は効果としては【敵全体にランダムに3~4回、中確率で呪い状態を付与する】というものである。また、【呪い】の状態異常は通常ならば『HPの回復効果が大きく低下する』というもので、呪いにより徐々に体が弱っていく状態であるとも言える肉体の状態異常である。

 さらに、呪いの状態異常は呪殺とは関係なくマイナーな状態異常でもあるため、耐性防具やアクセサリーはかなり探さないと存在しない。

 

 だが、もともとは小さな幸運を授けるだけの地元の小さな土地神だった祭神に、江戸時代の飢饉により死亡した周囲の死霊達が救いを求めて集まり過ぎたために祟り神となったこのタタリガミのスキルが付与する【呪い】の状態異常の効果は祭神の権能が絡まり通常と違って、地味ではあるが嫌がらせような小さな不幸がランダムに起こる呪いを重ね掛け出来るようになっていた。

 

 実際に前に来てここから撤退したあの黒札の男性もこの呪いを受け、“1日に最低一度は足の小指を何かにぶつける呪い”“靴紐が頻繁に解ける呪い”によってあまりの痛みに戦う事が出来なくなりシキガミに抱えられて逃げ出していた。ちなみに、支部に戻ってから呪いを治療するまでに何度かぶつけてトラウマになりかけていた。

 

 

『我の呪いは重なりゆくぞ。小娘らはどこまで我慢できるかのう? ホホホ』

 

「幾つも掛けられないうちに倒せばいいだけよ!【正拳】!」

 

「呪いの状態異常なんて初めて聞いたわ! こっちも【サイ】!」

 

 

 あかねの拳とかすみの念動波がタタリガミを襲うが、下半身の人面の浮き出たモヤがそれらからかばうようにして攻撃を受けた。そしてタタリガミも反撃を行なった。

 

 

『ホホホ。続けていくぞ、【デスタッチ】【祟り】ぞ!』

 

「くっ、この!」

 

「また変な呪いが!」

 

『今度は“汁物を食べた時に絶対に服に飛んでシミになる呪い”と“人が訪ねてくるのが厠にいる時になる呪い”ぞ!』

 

 

 上半身の攻撃をかばった下半身のモヤは触れたあかねからHPを吸収し、上半身のタタリガミが再び呪いを振りまいてくる。傷ついたあかねをかすみがアイテムで治療しながらこのやり取りが数回繰り返された時、かろうじて戦闘に支障のある呪いは受けていないかすみはある事に気がついた。

 

 『下半身のモヤの塊は上半身とは別に動いているようである』、と。

 

 今の状況を打開するためにもかすみはカバンからあるものを取り出してタタリガミにぶつけた。

 

 

「あれがもし悪霊だったなら、これで! お願い、効いて!」

 

『そ、それは! しまった、悪霊どもがっ!?』

 

 

 かすみがぶつけたのは、ここ新潟産の特製米で作られた【施餓鬼米】であった。

 

 その効果は絶大で、タタリガミが自身の下半身のように偽装して鎧のように使役していた【悪霊レギオン】の弱点を突きタタリガミが驚く間もなくレギオンはそのまま消えていった。レギオンが消えた事でただの幽霊のような姿になったタタリガミは慌てて逃げ出そうと周囲を見渡したが、それはすでに手遅れであった。

 

 

「ここまでされて」「逃がすとでも思っているの?」

 

『ホ、ホホホ。そ、そのように眉間にシワが寄ってはおなごのする顔ではないぞえ?』

 

「言い残す事は」「それでいいのね?」

 

 

 前述のものに加えてさらに“割り箸の上の部分がきれいに割れなくなる呪い”と“とうもろこしを食べる際に必ず皮が歯に挟まる呪い”を受けたあかねと、“犬に会った時に必ず騒がしく吠えられる呪い”“写真に写る時は必ず半眼になる呪い”“休日の早朝には必ず誰かが連絡して来る呪い”を掛けられていたかすみは額に青筋を立てながらニコニコとタタリガミを囲んでいた。

 

 

『の、のう。呪いを解くすべはないが、ど、どうかゆ、許してたもれ?』

 

「悪霊死すべし、【正拳】!」

 

「い・や。消えなさい、【サイ】!」

 

『ぎゃあああああっ!!』

 

 

 そのままかすみ達にタコ殴りにされたタタリガミは数分後には消えて、異界の主も消えた異界も崩壊するのであった。

 

 

 ーーーーーーーーーー

 

 

 事件のその後を語ろう。

 

 

「ありがとうございました。もうあそこを見廻らなくて済むと思うとほっとします。

 これで子どもが巻き込まれずに済むでしょう」

 

「奥さんと子どもを大事にしてあげて下さいね」

 

「ええ、もちろん。こんな私と一緒にいてくれる女性なのですから」

 

 

 タタリガミのいた異界のあった祠は封印処理をされて、二度と悪霊などが湧き出て来ないように処置が施された。あの場所を見回っていたこの村唯一の覚醒者である大悟もこれでホッとしただろう。

 

 例え、小学生の頃に悪ガキだった仲間と肝試しであの場所に入り込み、仲間達と一緒に“特定の狭い範囲の属性の異性にしか興奮できない呪い”を受けていたとしても。

 例え、同世代の仲間達がその属性を満たす女性を求めて村を出て行って、出会えずに村に戻って家を継いで独身で農家をしていても。

 例え、自分だけは性癖を満たしてくれる嫁さんを見つけて子供も出来て、夫婦の寝室の衣類棚には黒いセーラー服が現役で眠っていたとしてもだ。

 

 呪いの内容を知らなければ、それは幸せな事なのだろう。

 

 ちなみに、かすみ達の報告によりあの黒札の男性は報告を怠ったとして田舎ニキから処罰を食らったそうである。

 

 

 どっとはらい

 




後書きと設定解説


・主人公

名前:各務原かすみ(かがみはらかすみ)
性別:女性
識別:転生者(ガイア連合)・21歳
職業:ガイア連合魚沼支部所属黒札
ステータス:レベル21・スピード型(速・魔)
耐性:破魔無効・呪殺無効(装備)
スキル:サイ(敵単体・小威力の念動属性攻撃)
    マハサイ(敵全体・小威力の念動属性攻撃)
    パララアイ(敵単体・中確率で緊縛を付与する)
    念動ブースタ(念動属性攻撃の威力が上昇する)
    一分の魔脈(最大MPが10%上昇する)
装備:ケブラージャケット(霊装防具)
   G・ラダーズ(呪殺無効が付与された腕時計型霊装)
   鋭敏のピアス(睡眠・混乱・魔封・魅了無効付与)
   緊縛と麻痺無効のリング
   防毒マスク(毒無効が付与されたガスマスク型霊装)
   アイテムの入ったバッグ
詳細:
 新潟県のとある田舎の神社の家の生まれ出身の転生者
 長い黒髪と優しげな印象の容貌で白リボンが特徴のスタイルの良い美女
 家の長女で父と妹がいるが母親は妹出産時に他界している
 父と妹は生きてはいるが没交渉で何をしているかは興味なし
 前世は普通に生きて普通に結婚し子どもが成人後に病死した女性
 メガテンの知識がありガイア連合が地元に来てからやっと参加できた
 少し前まで山梨で強くなって安定した生活をするために活動していた
 以前、家族が起こした騒動で実家にとどめを刺した事がある
 もともとは優しい普通の女性だったが相手によっては冷淡な性格になった
 家事や料理は一通り熟せるが最近は仕事疲れのOLの様な生活でやる機会がない
 現在もそのまま新潟での神社仏閣の異界と祭神関係の依頼解決を継続中 
 本人は知らないが容姿は「らんま1/2」の「天道かすみ」にそっくり

・関係者

名前:各務原あかね
性別:女性
識別:シキガミ
職業:各務原かすみの専用シキガミ
ステータス:レベル14
耐性:物理耐性・破魔無効・呪殺無効(装備)
スキル:正拳(敵単体・小威力の物理攻撃。
       クリティカル時、威力が増加する)
    回し蹴り(敵複数・1~3回の小威力の物理攻撃)
    かばう(主人が攻撃された際に代わりに攻撃を受ける)
    物理ブースタ(物理攻撃の威力が上昇する)
    アナライズ
    エネミーソナー
    シキガミ契約のため主人以外からの精神状態異常無効
スキル(汎):会話・食事・家事・空手術・性交
装備:格闘用グローブ(拳保護の防具も兼ねた武器霊装)
   ブレザー風学生服(ガイア連合製防具霊装)
   呪殺無効のタリスマン
   防毒マスク(毒無効が付与されたガスマスク型霊装)
詳細:
 各務原かすみが手に入れた美少女型の専用シキガミ
 15、6歳位のショートボブの髪型をした小柄でスタイルの良い容姿
 主に前衛で戦うためのスキル構成になっている
 成長中だった自我も形になりがさつで脳筋な性格になりつつある
 傍から見るとかすみと仲の良い姉妹のような関係となっている
 何故か料理など細かい作業は駄目で家事もかなり大雑把になっている
 容姿は「らんま1/2」の「天道あかね」にそっくり
 本人達は知らない作品だが作品好きの制作者が主の容姿からこの容姿にした

名前:小林大悟(こばやしだいご)
性別:男性
識別:異能者・38歳
職業:村の農家/青年団団長/消防団団長
ステータス:レベル3(成長限界)
耐性:破魔無効
スキル:見鬼(簡易的なアナライズ)
詳細:
 新潟県のとある山村にある普通の農家の生まれの異能者
 彼が管理する廃神社は村で立入禁止として誰かが立ち入らせなようにするもの
 家は父と母、それに妻と息子がいて彼自身以外は皆覚醒はしていない
 幼少の頃に友人達と肝試しで神社に行き悪霊に襲われ生還後に覚醒している
 今回、廃神社にある祠から来る悪霊が村内にも出始めたので知人の伝で通報した

・敵対者

【悪霊レギオン】
レベル21 耐性:電撃弱点・破魔弱点・呪殺無効
スキル:デスタッチ(敵単体・小威力の万能属性HP吸収攻撃)
    ムド(敵単体・小威力の呪殺属性攻撃。
       弱点をついた時、確率で即死させる)
    かばう(味方単体・敵の攻撃を代わりに受ける)
    看破耐性(自身へのアナライズを阻害する)
詳細:
 昔、徳の高い神主と祭神がいた神社に群れ集った悪霊達の塊
 救いを求めて集まった悪霊に対処しきれずに神主は逃げ祭神は喰われた
 今は祭神に融合した身体の主導権を握られて下半身になっている
 神社を鎮める関係者も居らず戦後のメシア教に片手間に封印されていた
 封印の方は時間経過による劣化により解けて活動を開始した
 取り込んだ祭神の下半身となり他の場所への移動が封じられている
 
【悪霊タタリガミ】(ボス)
レベル12 耐性:火炎弱点・破魔無効・呪殺無効
スキル:ムド(敵単体・低確率で即死を付与する)
    祟り
    (敵全体・ランダムに3~4回、中確率で呪い状態を付与する)
    眷属使役(レギオンを自分の一部のように使役している)
詳細:
 レギオンの主導権を自分が握り返したている元はここの祭神で上半身
 烏帽子と狩衣を着た下半身が幽霊のちょび髭の平安貴族の中年男の容姿
 元はちゃんとした幸運授けの権能の小さな土地神であったが祟り神になった
 今は権能が逆転し呪いを受けると小さい不運を相手に与えるようになった
 呪いの状態異常を受ける事により地味だが小さな不幸に見舞われるようになる
 ちなみに生前は、37話で登場した元姫君の祟り神の祖先にあたる人物

田舎ニキ:
名無しのレイさん著「【カオ転三次】故郷防衛を頑張る俺たち」より出典

遅くなりました。
夏バテと不眠と転職活動と親の介護は強敵ですね。


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