時系列としては、半終末に突入ししばらくした頃です。
基本的にガイア連合に居座る黒札の技術者の多くは趣味人である。
『……おや、珍しいわねショタオジ。こんなところに来るなんて。
……ああ、技術部の連中がなにかやらかしていないかを見に来たと?
この忙しい半終末で分身とはいえ大変ね。
私? この通り、充実した研究生活を送らしてもらっているわ』
基本的には日本人らしく同じ黒札に迷惑をかけないようにその点には気をかける者も多い。
……趣味人らしく、周囲を気にせずやらかす者もいるが。
『私の研究? かの偉大な龍球格闘漫画のアイテムを再現するのが目的だけど。
ああそれと、東京にも行って噂の武天老師のそっくりさんにも会ってきたわ。
もちろん迷惑にならないように、ガイア連合産の作物で出来た菓子折りだけ持参して技術に関するお話を聞かせてもらってすぐに帰っただけよ?
……ええ、今の東京に行くのは非推奨だと知っていたからこそそうしたのよ』
この【21号ネキ】と呼ばれる彼女もその技術者の一人であり、ガイア出版で再現出版させる際にも大金を投じて支援していたりする仲間内でも有名な龍球格闘漫画のフリークでもあった。
何しろ自身でシキガミを注文する際には、漫画の登場人物をモチーフにした者が多く『人造人間16号』を自身の専用にしているくらいである。もちろん、18号を専用シキガミとする四国に出入りするクリリンニキとも漫画のファンとして親交があるくらいだ。
『……研究の内容について説明してくれ?
ええと、【精神と時の部屋】はほぼ再現に成功したわ。
あの原作でいう“戦闘力の数値”って、要はこっちで言う“レベル”に当たると考えているわ。
だから部屋の空間内を濃密なマグで満たした異界と同じようにして、その中で身体に負荷を掛けることで周囲からマグを取り込みレベルの上昇を果たさせる結果は得ていたのよ。
でもイメージからか、一部の修羅勢や原作好きの人しか利用してくれないのが欠点ね』
つまり、戦闘力とはその人物の肉体が保有している気(マグネタイト)の保有量を示す数値で、それはすなわちこちらの世界でのレベルの数値に当たるのではないかという仮説である。
まあその仮説が本当の場合、“界王拳”が半端ではない効果を持つ自身強化スキルに化けるのであるが。
ただ彼女の言う原作の戦闘力に関する部分は彼女の考えであって正確にはどうであるかは定かではないので、それはそういうものではあるのかないのかは置いておく。無理やりこちらの法則に置き換えただけであるのだから。
『他には“筋斗雲”はシキガミ作製技術の応用で出来たから【コガメラ】を制作試験中ね。
あの作品のデザインの乗り物はロボ部の協力で作れて特に言う事はないし、“ホイポイカプセル”はより拡張性の高いブーストニキのアイテムボックス技術の登場で研究を止めたし……。
……他に何かあったかしら?』
趣味人である黒札技術者の本人は原作の再現にだいたい成功したと言うだけで満足しそれほどの効果はないと考えがちであるが、全体を見渡せる側の人物からすればそれが広まった場合の危険性もわかるという事もある。
『……え、違う? 【超神水】について説明してくれ?
原作だと初代ピッコロ大魔王を倒すために、カリン塔で悟空が飲んで潜在能力を引き出した飲み物だったわ。
原作のこの現象は彼の戦闘力の引き上げを起こして結果、満身創痍だけど撃破に成功したわ。
こちらで私が再現したのは、京都で手に入れた“神便鬼毒酒”の復元レシピを元にして肉体を作り変えてその人のレベルの成長上限を引き上げるという薬品よ?』
言ってしまえば、この薬を飲む事でその人物の霊的才能の上限を引き上げる効果を得られるという事になる。しかし、原作の超神水のように効果を得るために身体を強制的に作り変える作用が猛毒となってそれに耐えられる頑丈さを求められるいわく付きの品と化している。
高いリスクが求められる薬品であるが、黒札たちにはともかく現地の低い能力の霊能力者達にはシキガミ部品の移植技術と同じくらいの需要があり、尚且つ薬品のためにもし外部に漏れたら安易に広範囲に試され被験者の損耗率が高いものとなるだろう。
『……超神水の被験者はいるのかって? すでに十何人かは試しているけれど。
現地の人間で私が個人的に連れてきた人物で口外できないように呪的契約しているし、耐えきれなかった場合は連合の他の支部のある場所に金銭を支払って治療後に解放しているわ。
……治験に成功した被験者達の居場所?
その後の経過も見るために、山梨支部内に場所を作って有効利用しているわよ。
……その場所? それは……』
ーーーーーーーーーー
「ホホ。私の名前は【19号】。
ここ、特別養護老人ホームの『ガイアホーム』の介護現場主任をしています。
……あなたが新人の霧野葵さんですね。よろしく」
「は、はい。よろしくお願いします!」
山梨第2支部のある大通りに面した総合病院の裏手、そこに彼らのいる建物があった。
『特別養護老人施設 ガイアホーム』。
それがその建物の名前であった。
人が生きる以上避けて通れないのが老後の生活であり、家族が面倒見きれない認知症になった両親や家族を料金を払って預けるのがいわゆる老人ホームであるが、ガイア連合の黒札の覚醒者であっても認知症になる人物や家族に要介護者が出るのは当然であった。
このホームは『社会福祉法人・赤い絆会』が運営するユニット型特養であり、入居する場合の身元引受人は黒札か金札の資格を持つ人物の身元保証が必要なホームであった。また職員に関しても、黒札の関係者もしくは施設や経営者に保有されるシキガミが介護士または様々な職員として従事していた。
介護士とは過酷な仕事環境と内容であり給料も安い職業だが、そのため万年人手不足となりやすい状況でもある。そこでここの施設では特に過酷な夜勤と入浴介助には専従のシキガミを配置し、人間の職員はほぼ全てが日勤であるというホワイトな職場となっている。
ちなみにユニット型特養とは、従来型の大勢が雑居しているタイプとは違い10人以下の少人数グループを生活単位(ユニット)として区分けした部屋分けの特別養護老人ホームのことである。
そしてここに立っている施設のマークの入った半袖のポロシャツとスラックスを着た白い肌でツリ目の小太りの男性は、ここの法人の代表を務める21号ネキの所有するシキガミであった。
最初、自分の親を入れるためのガイアグループ系の介護施設を作っていた21号ネキであったが、それを聞きつけた他の黒札たちも自分の家族もと集まって応募が殺到し今の大きな定員100名の施設が建設されることとなっていた。運営団体の法人を作り施設の枠組みを組み上げ理事長となった彼女は、自分のシキガミである『20号』を施設長にして運営を『19号』に現場の統括を任せると研究に戻っていた。
「安心してください、霧野さん。
あなたには研修を受けてもらいホームヘルパーの資格を取得しここに配属になりましたが、他のひどい施設のように新人に仕事も教えずいきなり現場に放り込んだり、目で見て覚えろと言わんばかりの酷いOJTをするつもりもありません。
職員間の人間関係も良好ですし、理解らない事があれば周囲の手空きの先輩にすぐに聞いて下さいね」
「……あの根本的な質問なんですが、なんでわたしここで介護士をしているんでしょう?」
「簡単です。
入居者の方の中には覚醒した方もいて、介護士も覚醒者ではないと大怪我をする可能性があるからです。
それにあなたは私の主である黒札の治験を受けて才能の上限を伸ばし、それの報酬だけでは借金の返済は出来なかったからですよ。
ですので、ここで働いて返済してください」
「……はい、そうでした」
「一応、正社員の形で雇用していますので基本給は20万ですが資格や住居に交通費手当もついてそこそこ手取りも良いでしょうし、社会保障に関してもしっかりとしています。
ただ、賞与と有休に退職金は半年以上の勤務がないと付きませんので、体を壊さないようにしてください」
「……はい」
「それと、借金の返済は月々の給与から天引きされているので気をつけてください」
「……うう」
「あなたの場合、勤続が続けば私たちシキガミとは違い介護福祉士やケアマネージャーの資格を取って現場から離れて給与も上がるでしょうからそれを目指すのもいいでしょうね」
ここで19号に話をされている同じようにポロシャツとスラックス姿の女性は、現地異能者の【霧野葵(きりのあおい)】という。
元は関西で運良くガイア製のCOMPとピクシーを手に入れてハンター協会で稼いでいたが、調子に乗って失敗し多額の借金を背負う事となっていた。量産されたエロゲのヒロインのようなそこそこの容姿の身体を売るか臓器を売るかまで追い詰められていたが、21号ネキの高額な報酬のある治験バイトに応募したのを切っ掛けに関西支部長で貸金業もしていたウシジマニキと21号ネキの話し合いにより借金の証文が移動してここに来た経緯があった。
七転八倒する治験を乗り越え才能上限を伸ばす事にも成功し、借金返済のためとはいえこうして山梨で生活が出来るというある意味の幸運を手に入れた女性でもあった。
ちなみに今の現実の資格状況だと『初任者研修(ホームヘルパー)』の資格を取得後に、『実務者研修』を受講して数年の勤務を経験するという資格取得の条件がケアマネージャーと介護福祉士は必要になっている。施設を運営する法人内で資格取得の援助をしている場合は、一般の人が資格取得するよりも安い値段で職員は資格の取得をする事が出来る。
なお優秀な人物だと、その2つの資格より高給取りになれる社会福祉士や看護師の資格を取得して転職する人もいたりする。
「案内するので着いてきてください。
それではまずはあなたが担当する利用者さんの名前と顔、それにADL(介護をする上で必要なその人の生活の状況情報)から憶えてください。
誤薬は最悪、その人の命に関わるので顔と名前は必ず間違えないように」
薬の中にはその人の血圧を調整するものや特定の症病に効く薬もあるので、高齢者は毎食など定期的に飲まないと効果が発揮されないものもあり看護師からは特に注意される。また、他の人が飲むと治療薬でなく副作用を誘発するものにもなるので例えば便のお通じを良くする薬でも安易に考えてはいけない。
「はい!」
「田中さん、こんにちは。
トイレ誘導が必要な方はリハビリパンツとパッドの種類、オムツをしている方はパッドとその種類、専用の食器や個人の私物もあるので気をつけて。
補聴器などは一つ数十万するものもありますよ」
特に利用者個人の私物の管理は重要で、利用者家族からの苦情やカスハラを誘発したり壊した場合に高額の弁償を迫られる危険性もある。徘徊してそこらにある物を持ち去る利用者やそこにあるものを食べ物と誤認し誤飲する利用者がいる場合、また被害妄想を持ち職員などを泥棒と認識しがちな利用者がいる場合は特に注意が必要になる。
「は、はい」
「それから上の階層には覚醒者の認知症の方もいるので、上の手助けをする場合には利用者の方のレベルと異能とスキルの種類も憶えておく必要がありますよ。
認知症ですので、我々を敵だと誤認して魔法を撃ってくる方もいます。
それと利用者が黒札の方の場合、いくつかNGワードもあるので資料を見ておいてください」
ここで言うNGワードとは一般的な介護現場で言ってはいけない言葉ではなく、主に前世の記憶のある黒札に対しての禁句の事である。例えば、『嫌なら辞めろ。お前の代わりはいくらでもいる』や『仕事が出来ないのはお前の甘えで努力不足』や『自分が体を壊したのは自己責任』などである。
これらの言葉を思い出させるような発言は、前世が就職氷河期世代であった黒札には攻撃を誘発する危険性があるのが転生者である事を知る関係者の間では暗黙の了解となっている。そのため、認知症になった黒札の覚醒者がいる場合は特にこの事は現地民に理由は知らされずとも重要になる。
「……はいぃ」
「怯えなくてもあなたは非覚醒者の方の階層のユニットが担当ですので、まずはそこで経験を積んでください」
「わかりました」
実際にこれらはここの介護職ではまだ序の口の知識でもある。
こうして彼女は主任である19号に説明を受けながら、自分が配属されるユニットまで案内されて行った。
ーーーーーーーーーー
さて、ここで【覚醒者は認知症になり得るのか?】という事について考察しておきたい。
まず『認知症』とはかつて“痴呆症”と呼ばれそれが差別的な表現であるから現在の語句に変わったが、要するに病気によって脳の神経細胞の働きが徐々に低下し、記憶や判断力などの認知機能が低下して日常生活に支障をきたす症病の事である。加齢による身体の機能の低下も遠因の一つであるが、加齢による生理的な物忘れと認知症は違うものであるのも覚えておいて欲しい。
そして女神転生世界において人は覚醒すると非覚醒者に比べ、遥かに強靭な超人性を有するようになる覚醒者となるのは周知の通りであろう。覚醒者となる事で既存の病気にも耐性が出来て病気にもなり難くなるのだが認知症も病気である以上覚醒者はなり難くなり、アムリタなどの“病気”という状態異常を治すスキルや薬、若返りの水により身体が若返る事で病状が一気に好転する事も考えられる。
ただしそれは病気が初期の頃もしくは覚醒段階が低い人の話であり、状態異常を治療する効果はその状態異常が身体にとって通常の状態でないと判断するからこそ効果があるのであり、伝説にある身体が毒である娘に解毒の魔法をかけて効果が見込めないのと同様に病気である事が通常の状態だと身体が認識している状態だと効果を発揮する事はないだろう。
また覚醒段階が進み高レベルの覚醒者になると、身体の生理機能の一部が体内の多量のマグネタイトの干渉を受けて魔法的な機能を持ち出すのはよく知られていない事実だろう。例えばデビルシフターのような顕著な例もあるが、Fa○eの魔力回路やりり○ののリンカーコアのように魔法を扱うための体機能が覚醒により備わるのは考えられるだろう。魔法が使えなくてもスキルや権能の仕様といった悪魔に近づく事で身体が頑強になる事自体が人でなくなる証左とも言える。
長々と述べてきたがここの施設に入所する介護度3を超える認知症の利用者は、非覚醒もしくは覚醒していても低レベルの人物で若返りや状態異常を治す効果でも認知症が改善しなかった人々である。扱いは通常の認知症の利用者と変わらないが、覚醒の状態によっては大きく扱いが異なる人物もいる。
……この事例の人物のように。
ーーーーーーーーーー
それは霧野葵が介護士として入職し1ヶ月が経ち仕事に慣れ始めた頃に起こった。
「田中さんのトイレ誘導とパッドの交換をお願い。あと……、あああ!
佐藤さん、そこはトイレじゃないわ! ごめん、先に佐藤さんの処理をお願い」
「わかりました」
「高橋さんの食介は全介助だから慎重にね。
ミキサー状とはいえ誤嚥は怖いし、拒否も強い方だから気を付けて」
「わかりました」
「伊藤さんと渡辺さんのおむつ交換は終わった?
特に渡辺さんはスケベジジイだから交換中に身体を触ってくるから注意して。
慣れた職員なら胸を触らしている間に済ませるけど、あなたはそうじゃないでしょう?」
「わ、わかりました」
「高橋さんは食事をしたことをよく忘れて繰り返し聞いてくるし、中村さんは意味不明な説教してくるけど笑って聞き流して。
怒ると余計に認知症には逆効果で症状が酷くなる原因になるし、認知症の方でも怒るような人は嫌な人だと憶えて介助を拒否するようになるから。
人間、嫌な事の方が記憶に強く長く残るからね」
「わ、わかりました」
「小林さんみたいに帰宅願望が強かったり徘徊する方がいるからここは、基本的にエレベーターや外につながる場所には鍵がいくつも掛かっているから気を付けて。
扉を出入りするときは近くに利用者がいないかを確認して、決められた開け閉めの手順を見られないようにね。
前に小林さんが脱走して施設外まで捜索する事になったから。何かあったら私達の責任よ」
「は、はい」
「中村さんは自走は無しの車椅子で移動して移乗はこちらで全介助よ。
ただ、ベッドで寝ている時に歩けないけど立ち上がるから床にセンサーマットがあるので注意して。
中村さんの部屋のコールが鳴ったら優先して転倒する前に駆けつけてね?」
「……は、はい」
先輩職員で年下の銀髪の美少女である【リンネ・ベリル】の指導を聞きながら葵は懸命に仕事をこなしていた。
このリンネという少女は元は欧州から避難民であり、もともと格闘技の選手だったこともあり強くなるために葵と同じ治験を受けて才能を伸ばしたが家族との生活費のためにここに就職した勤労少女であった。彼女は葵よりレベルが高く戦いに慣れているため本来は上の階の覚醒者フロアに配属されている職員であるが、葵と近しい経歴である女性のために指導員として葵と共にここしばらくの間仕事をこなしていた。
覚醒者で力も強いと考えられた葵は非覚醒でも体格の大きい男性が多いユニットに配属され、休日と美味な社食と優先的に利用可能な山梨支部のスパを楽しみに頑張っていた。
「リンネさん、またあのスパに行きたいですねー。休日が楽しみ」
「ほんとねー。あそこの温泉とマッサージは天ご…極楽だし、食事も美味しいしねー」
「ん、あれ地震かな? ……窓の外に悪魔が」
「え? ……あああ、上階の吉田さん!
また入浴介助中に変身を抑制する腕輪を外したのねっ!
アオイさんも一緒に来てっ!」
「は、はいぃ!」
彼女とともに昼休憩を取っていた葵は、グラグラと建物が揺れて窓の外に上階から瓦礫と落ちていく人身と蛇の下半身をした大きなものがいるのを見つけた。それがどんな事にと気がついたリンネは葵と共に1階の食堂から飛び出し従業員玄関から外に出た。
『ワシは家に帰るんじゃあああっ!!』
「やっぱり、吉田さん!
あの人、10レベルとはいえ巨体の竜王ナーガに変わるデビルシフターなの!
また変身して逃げ出したのねっ!」
「どうするんです!?」
「吐き出している電撃は今は主任の19号さんが空を飛びながら吸収しているから、わたしが前に出て応援が来るまで止めるわ!
あなたはCOMPから悪魔を召喚して援護してっ!」
「わかりましたっ! いくよ、ピクシー!」
『OK! 終わったら、美味しいものお願いね!?』
こうして飛び出した二人と19号が時間を稼ぐ間に応援が到着し、竜王ナーガな黒札の利用者の吉田さんは取り押さえられて再び収容される事となった。壊れた建物もこういう事を想定しているため、半日経たずに元の状態に修復されていた。
「今日も色々とあったけど仕事も終わったし、何か食べてから帰らない?」
「疲れましたからねー。スパは無理でも、あそこのレストランで食べません?」
「いいわねー。アオイさん、行きましょ」
「行きましょう、行きましょう! ガッツリ肉が食べたいです」
「じゃあ、あのステーキコースね。楽しみ」
こうして奇縁から出会った二人は終末を過ぎてもここ山梨で過ごしていくのであった。
どっとはらい。
後書きと設定解説
・主人公
名前:霧野葵(きりのあおい)
性別:女性
識別:異能者・23歳
職業:特別養護老人施設ガイアホーム職員
ステータス:レベル9(成長限界)
耐性:破魔無効・呪殺耐性(装備)
スキル:COMP使い
コンピューター操作(プログラム作成含む技術)
誘惑(異性に効果的な会話術)
介護知識
装備:スマホ型COMP(アナライズ・ヒロえもん)
施設職員制服(霊装防具)
呪殺耐性のお守り
詳細:
関西出身の元人外ハンター協会の女性COMPサマナー
腰まである黒髪と胸が大きい容姿のそこそこの美女
このご時世で就活に失敗し素質がありハンター協会で仕事を始めた
覚醒は過去の悪魔の家族襲撃時の騒動に巻き込まれて覚醒している
両親はダークサマナーの騒動に巻き込まれて既に死亡している
自分の強さに調子に乗って失敗し身体を売る選択が出るまで追い詰められた
借金の貸し手である黒札の21号ネキに治験バイトとして雇われた
21号ネキの治験バイトで覚醒と成長限界を伸ばした所で現職に就職した
直属の上司としての19号への接し方と現在の仕事にとても困惑している
相棒の悪魔はデビオク出身のピクシー
【妖精ピクシー】
レベル9 耐性:電撃耐性・呪殺弱点
スキル:ディア(味方単体・HPを小回復する)
パトラ(味方単体・状態異常を回復する)
ジオ(敵単体・小威力の電撃属性攻撃)
宝探し(アイテムの発見率が上昇する)
詳細:
デビオクで霧野葵に購入された相棒のCOMP契約悪魔
甘いものと光り物が好きでよく彼女に報酬として要求している
妖精らしく楽しいことと好奇心を満たすことが最優先の性格
・関係者
名前:21号ネキ(紅野結・こうのゆい)
性別:女性
識別:転生者(ガイア連合)・20代?
職業:ガイア連合山梨支部技術部所属黒札
ステータス:レベル38・マジック型(魔・速)
耐性:破魔無効・呪殺無効(装備)
スキル:悪魔変身(妖鬼イヒカ)
アブソリュートリリースボール(ジオダイン)
(敵単体・大威力の電撃属性攻撃)
フォトンスワイプ(マハジオ)
(敵全体・小威力の電撃属性攻撃)
テイスティングカット(乙女の間食)
(敵単体・中威力の万能属性HPMP吸収攻撃。
対象が魅了時、威力が大幅に上昇する)
念動飛行
(自身・飛行能力をそのターンの終了時まで得る)
アイテム作製(霊装を含むアイテム作製技術)
コンピューター操作(プログラム作成含む技術)
図書館(書物による的確な情報収集技術)
装備:耐爆白衣(物理・火炎・衝撃耐性が付与された霊装)
ダンシングヒール(回避強化が付与された靴型霊装)
アナライズ付与の眼鏡型霊装
G・ラダーズ(呪殺無効が付与された腕時計型霊装)
鋭敏のイヤリング(睡眠・混乱・魔封・魅了無効付与)
メンタルリング(三分の魔脈が付与された指輪霊装)
スマホ型COMP(アナライズ、エネミーソナー)
詳細:
自衛隊と協力を始めた頃に合流した女性転生者の技術者
色白の肌に切れ長のツリ目と癖の強い茶色の長髪が特徴の美女
170cmを超える長身に巨乳というグラマラスな身体の持ち主
前世は自衛隊の防衛産業メーカーにいた技術者の病死した男性
今世では女性になったが前世記憶を利用し同じルートで就職していた
デモニカ解析からの関連で転生者と判明し山梨に来て覚醒した
性差による葛藤や違いなどはどうでもよく思って無視している
現在では技術部に所属し自分の好きな物の開発や研究をしている
生涯の研究目標はDB世界の再現で目標とする科学者はブルマ
前世の頃から根っからのドラゴンボールフリークで古参の厄介ファン
自分の使うスキルはどれも赤黒い電撃になるように改造したもの
自衛隊の訓練にも参加していたので戦闘にも慣れている
自宅は原作好きが高じて山梨支部の住宅街にカメハウスを建てている
容姿はゲーム「DBファイターズ」の『人造人間21号』にそっくり
【妖鬼イヒカ】
レベル38 耐性:火炎弱点・電撃無効・破魔無効・神経無効
スキル:アブソリュートリリースボール(ジオダイン)
(敵単体・大威力の電撃属性攻撃)
フォトンスワイプ(マハジオ)
(敵全体・小威力の電撃属性攻撃)
テイスティングカット(乙女の間食)
(敵単体・中威力の万能属性HPMP吸収攻撃。
対象が魅了時、威力が大幅に上昇する)
なぎ払い(敵全体・小威力の尾による物理攻撃)
ディア(味方単体・HP小回復)
パララディ(味方単体・麻痺状態を回復する)
念動飛行
(自身・飛行能力をそのターンの終了時まで得る)
電撃無効(弱点補強のスキルカード付与)
詳細:
日本神話に登場する神で、井光、井氷鹿と記される水の女神
水光姫(みひかひめ)と呼ばれ神武天皇のお供をしていた国津神
祭神としては奈良県長尾神社で祀られ交通安全や旅行安全の神様
髪は白、肌はピンク色となり尖った耳や蛇のような長い尻尾を持つ
衣装は黒いチューブブラと黒のアームウォーマーに白いズボン姿
テイスティングカットはモデル元のレベル吸収までは至っていない
そのため、モデル元のような捕食衝動による人格の分裂などは起きていない
【超神水】
原作において初代ピッコロ大魔王との戦いの際に悟空が飲んだ黒い水
体の中に秘められた潜在能力が引き出される効果を持つが極めて強い毒性がある
原作と同じようにお茶碗1杯分を飲み干すことで効果を作用する
この水の場合、レベル上限を引き上げる効果がありそれに耐えられるかが問題点
被術者の身体と魂を作り変えるので毒性があるのと同様の副作用となる
関西で入手された神便鬼毒酒のレシピを元に開発されている
原材料はイヒカに変身時の21号ネキの血液と特殊精製した水を加工している
【子ガメラ】
原作において亀仙人が座って搭乗した回転しながら空中を飛ぶ乗り物の亀
大きさは1m程で頭と四肢を甲羅に引っ込み四肢の穴から炎を出して飛んで行く
バイクくらいのスピードは出て自動的に目的地まで回転し飛ぶが目が回る
この個体は連合製のシキガミ技術による復元品となり兄弟にウミガメもいる
その乗り心地から同じ作成法の筋斗雲のほうが人気がある。
名前:19号
性別:男性
識別:シキガミ
職業:21号ネキの専用シキガミ/介護士
ステータス:レベル20
耐性:物理耐性・破魔吸収・呪殺吸収
スキル:アイビーム(ファイアブレス)
(敵複数・1~4回の小威力の火炎属性攻撃)
エナジードレイン
(敵単体・小威力の万能属性HPMP吸収攻撃)
エネルギー吸収装置1(パッシブ)
(火炎・氷結・電撃・衝撃属性を吸収する相性を得る)
エネルギー吸収装置2(デスタッチ)
(敵単体・呪殺属性ダメージで対象の経験値を吸収する)
カバー(味方単体・味方のダメージを代わりに受ける)
パワーレーダー(アナライズ+エネミーソナー)
シキガミ契約のため主人以外からの精神状態異常無効
スキル(汎):会話・食事・格闘・飛行・介護・性交
装備:原作専用服(ガイア連合製防具)
施設職員制服(ガイア連合製防具)
イヤリング(三分の活泉を付与した霊装)
詳細:
21号ネキが原作及び技術再現として製造した男性型専用シキガミ
彼女自身は彼を完全に従順な助手のように考えて扱っている
真っ白な肌を持つ肥満体の男性の姿をしており特徴的な目の形をしている
170cmほどの身長をした原作と同じ姿の服と帽子を着用する
帽子のあのマークは21号ネキ自身の専用マークとして使用している
帽子の下はガラスケースの電子頭脳ではなくただの剃り上げた頭部である
以上は私服で施設勤務時は半袖ポロシャツと作業ズボン姿である
ロボットのように冷徹な振る舞いと口調だが介護士としての教育をした性格
両の掌には原作とほぼ同じ性能を持つ吸収装置の赤いレンズが有る
スキル的にほぼ全ての魔法を吸収できるが両の掌を向ける必要がある
経験値(マグ)を吸収するデスタッチ仕様の吸収は相手に掌で触れる必要がある
容姿は「ドラゴンボール」に登場する「人造人間19号」にそっくり
名前:リンネ・ベリル
性別:女性
識別:異能者・18歳
職業:特別養護老人施設ガイアホーム職員
ステータス:レベル12(成長限界)
耐性:破魔無効・呪殺耐性(装備)
スキル:暴れまくり
(敵全体・2~5回の小威力の物理攻撃)
百烈突き
(敵単体・2~7回の小威力の物理攻撃。
速の値が相手より多いほど回数が増加する)
反撃
(物理属性のダメージを受けた場合、小確率で相手に通常攻撃を返す)
一分の活泉(HPの最大値を10%上昇させる)
介護知識
日本語知識
装備:施設職員制服(ガイア連合製防具)
呪殺耐性を付与したお守り
詳細:
山梨第2支部近くにある特別養護老人施設ガイアホーム職員
銀髪で胸の大きいスタイルのよい容姿の均整のいい体格の美少女
元欧州からの避難民で21号ネキの治験バイトを経てここに就職した
欧州ではスポーツ格闘技の選手だったが世情から避難民となった
一緒に逃げた両親や家族は欧州からの逃亡時に一緒に保護されている
日本に来て言葉も解らない所を連合職員にスカウトされて来た
21号ネキの治験バイトで覚醒と成長限界を伸ばした所で現職に就職した
直属の上司としての19号への接し方と現在の仕事にとても困惑している
容姿は「リリカルなのは」の「リンネ・ベルリネッタ」にそっくり
【特別養護老人施設ガイアホーム】
もとは21号ネキが自身の両親のために開所した介護施設
同様の黒札からの多数の申し込みにより法人を作って大掛かりなものになった
基本的に黒札と金札の身元保証人を必要とし料金も10万円台の安めとなっている
ちなみにここで働くシキガミの多くはレッド○ボン軍のネームドにそっくり
21号ネキは前職が自衛隊の防衛産業の開発主任であるので実年齢は……
かなりお久しぶりです。
話の内容に実際の体験が混じっていますが、介護の現場は過酷なんです。
次回は体力に余裕が出来たら少しずつ進めていきます。
読んでくださった方がいるならありがとうございます。