【カオ転三次】『俺たち』閑話集   作:塵塚怪翁

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今回は、19話からしばらく経った北海道道南でのお話

時系列としては、半終末に突入してしばらくした頃です。


 とある猟師転生者の故郷帰還話

 

 半終末になりそれなりに経った頃、北海道道南支部に1本の電話が掛かってきた。

 

 

「カス子ネキさん、お電話です」

 

「……ん、あたし宛て? 誰から? 個人の携帯じゃなくて支部の事務所の電話に?」

 

「ドクトルニキさんと名乗っていらっしゃいますが?」

 

「……あいつ! ウチの支部を出禁にしたのに今さら何の用よ!?」

 

「重要な事だそうです。無視したら必ず損をするぞ、と」

 

「ああ、もう! わかったよ、受話器貸して!」

 

 

 支部の現地民事務員の女性から因縁の相手と電話で話すために、たまたま支部の事務所で暇でいたカス子ネキは受話器を取った。

 

 

「よくもまあ、今さらここに電話が出来たものねドクトルニキ!」

 

「最初から随分な挨拶だな、カス子くん!

 そちらとの諍いについては随分前に手打ちが済んでいるだろう!?

 そもそも、そちらの3人の個人携帯全部に私からの連絡をブロックさせたのは君の仕業だろう!?

 だからこうやって、わざわざ支部の事務に連絡をする羽目になっているのだろうが!」

 

「あたしに黙って、支部長のカレンと交渉して手打ちにしたのはそっちでしょうがっ!

 勝手な連絡をされないための、その報復と対策よ!」

 

「君がしゃしゃり出てくると纏まるものも纏まらんのだよ!

 それに私の権限でそちらにも利益の出るものは渡しているだろう!

 君の一存でどうこう出来ると思われるのも甚だしいぞ、カス子くん!」

 

 

 電話口で言い争いをしている二人、電話先の男は山梨支部のデモニカに関する研究チームを率いているマッドサイエンティストの『ドクトルニキ』で、こちらで電話に出ている露出の激しいフード付き衣装の少女は北海道道南支部の立役者の『カス子ネキ』である。

 

 さて、この関わりがないような二人がこうして揉めているのは原因がある。

 

 時は半終末前に遡り、道南支部をカス子ネキが友人二人と共に立ち上げてしばらく経った頃である。

 支部の人手不足を解消するために、文字通りあちこちに飛び回っていたカス子ネキが見つけた人材に端を発する諍いである。

 

 

「そもそもマタギニキは地元が北海道の出身で、長年猟友会でベテランのマタギをしていた黒札という有望な支部の戦力になるはずだったんだよ!

 あたしが見つけて、交渉して、連合に加入させて、シキガミの購入費とか色々と支援して修行のために山梨に送り出したら、そっちで勝手にスカウトして連れて行くってどうよ!?」

 

「彼がクレー射撃の国際大会で優秀な成績を残していなければ、私も見つけられんかっただろうな。

 そして彼以上に、試作していた狙撃用ライフル兵器の運用に適した人物はいなかったのだからしょうがない!

 それに人を撃つのを忌避していた彼を、天使が撃ち放題になる北米の拠点に送り出したのは我ながらいいアイデアだったとも!

 さすがに君でも北米までは行けないだろうしな、カス子くん!」

 

「分かった時には日本を発った後とか、本当にやってくれたものよねっドクトルニキ!」

 

 

 原因の発端となったのは、拙作19話に登場した黒札の【マタギニキ】である。

 

 前世も現世も北海道出身でマタギをしていた彼は山を歩きながら害獣駆除をしているうちに獣型の悪魔も知らずに不意打ちで倒しているうちに覚醒し、長年地元の猟友会で重宝されていたのを噂を聞きつけた彼女がガイア連合に誘ったのが始まりであった。

 

 その経歴と狙撃の腕前はかつての自分の頭を撃ち抜いた自衛隊の狙撃手以上とも言えるもので、人柄も仕事には厳しいが女性には純朴な点からもカス子ネキとしても期待を掛けられる人物でもあった。だからいろいろと彼に投資し山梨に送り出したら、向こうで彼をスカウトし彼女の手の届かない北米にまで送り出したドクトルには色々と含むところがある彼女であった。

 

 何しろ19話での一時帰国に際しても、彼女には秘密裏に行われていたのだから腹も据えかねるというものだろう。ちなみにあの時、UFOを操縦していたのは紛れもない彼ドクトルニキ自身である。

 

 

「こっちは山梨で研究チームを率いる古参の技術部員だぞ? このくらいの芸当は出来なければ責任者になどなれんとも! うちのチームはデモニカが自衛隊に提供される前から開発に参加していたんだからな! それに、黒札に最初に提供されるデモニカの補修部品の制作やハードとソフト面のアップデートを担当しているのはうちの管轄だ! そもそもライダー型の第2世代や新型の第3世代ならばともかく、コア以外の基本部品はうちが権利を確保しているのは忘れないでもらおうかね!? だからこそ、うちが声をかけて支部に回されるデモニカの数の割合から道南支部に多めに早く届くようにしたのは感謝されてもいいくらいだと私は思うのだがね、カス子くん!」

 

「……その点は感謝するわよ。

 実際に他より早くデモニカが手に入るのは人材を募集するという点で、とても役にたったのはカレンも納得していたし。

 だからそれでカレンに言われて、殴り込みには行かずに出禁にするだけにしたんだし」

 

 

 実際に連合に登録した黒札には初回特典として初期型のデモニカが配布されるのだが、生産の限界もあってその数には限りがあり各支部への配布は支部の要請と生産工場の在庫によりどこに優先するかは決められる。

 ドクトルニキは彼のその権限によって、マタギニキ引き抜きの代わりに道南支部へ優先的にその配布要請を満たす数を送るようにしていた。その条件により道南支部長の女性を納得させ、カス子ネキの殴り込みを抑制したのはドクトルの仕業でもあった。

 

 

「君のその頭でも理解できたのなら今回の話の件に移ってもいいかね、カス子くん?」

 

「……ええ、わかった。それじゃ、その用件とやらを聞こうじゃない?」

 

 

 その発言にピキっと来たが怒りを抑えてカス子ネキはドクトルの言葉を待った。

 

 

「うちとの契約期間が終了したので彼の要望もあり北海道に戻りたいそうだが、十勝支部とそちらのどちらに所属させたらいいと思うかね、カス子くん?」

 

「もちろん、ウチに決まっているでしょっ!!」

 

 

 ーーーーーーーーーー

 

 

「色々と迷惑を掛けていたようですまんな、カス子ネキ。

 移籍はついては気にせずにアメリカに行くように、とドクトルには聞いていたんだが。

 これからはこっちでお役に立てるようにするよ」

 

「おかえり、マタギニキ。

 いやいや、気にしなくていいよ。

 これからウチの支部でその力を発揮してくれればいいんだからさ!」

 

「支部長やお前さんなら大丈夫だろうが、オレはできれば撃つべきものしか撃ちたくはないんだ。

 山の獣か、あるいはオレの弾だけが止められる悪党か。間違ったものを撃たせんでくれよ。頼むぜ」

 

 

 ドクトルの連絡から数日後、道南支部の敷地に真夜中に飛来したアダムスキー型円盤の姿のシキガミから降りてきたマタギニキと彼のシキガミの【かくれ奈】をカス子ネキは出迎えていた。

 

 サバイバルベストに両手に使い古した猟銃のライフルを持ち、山々を渡り歩いたように見える熟練のマタギしか見えない髭面の壮年の男性の『マタギニキ』。それとその横に控えるメリハリのあるスタイルの全身に黒色の近未来なデザインのボディスーツのような防具を纏い、両手に人が隠れられる大きさの金属製の盾と登山用の大容量バックパックを軽々と持っている黒髪をボブカットにした目隠れ少女の『かくれ奈』。

 

 そのような姿の二人が円盤の底から発せられた光の柱の中をふよふよと降りてきたかと思うと、その円盤は周囲を数回円を描くと南の方に姿を消しながら飛び去って行った。

 また山梨の技術部が作った変なものだろうと考え、円盤のことは無視して見ない振りをしカス子ネキはマタギニキに話しかけていた。

 

 

「帰ってきた早々で悪いんだけど、マタギニキに仕留めて欲しい目標があるんだ」

 

「……そいつはどんな獣、もしくは悪党なのかな?」

 

「とてもやっかいな悪魔だよ」

 

 

 出迎えから場所を移した会議室で、かろうじて遠目から撮影されたとおぼしきアイヌの古い衣装をまとった女性の姿が写った写真とその女性の資料を示しながらカス子ネキはそう言った。

 

 半終末に入り悪魔が活性化することでアイヌの伝承の悪魔達も活動を活発化し、マタギニキが以前倒したような悪魔がそこらに湧き道南支部の主戦力の三人もあちらこちらに飛び回る羽目になっていた。

 

 そんな中で歴代の北海道の名家が全力で封印していた三毛別のキムンカムイ(熊の姿をした悪神)の封印に手を出している悪魔が確認されていた。

 

 資料には【鬼女ウエソヨマ】と名が記されていた。

 

 ウエヨソマとは、アイヌ伝承の創世神話に登場する英雄神に退治された地底の国を治める魔神を兄に持ち多くの悪魔を従えた美女であったらしい魔女である。伝承では英雄神の寵姫を攫い、それが元で攻め込まれ兄の魔神と共に斬り殺され英雄の宝剣の稲妻で地底の国諸共に潰されている。

 

 神居古潭の異界でカス子ネキが出会った英雄神オイナ、オイナカムイ、オキクルミなどの別名でも伝えられているアイヌラックルからの警告によりその正体が知れていた。

 

 『このままではあの魔女のせいでキムンカムイが復活するぞ』、と

 

 

「こいつには散々手を焼かされていてね。

 伝承で隠れ家を襲われて死んだからか拠点の隠蔽が妄執的にすごい上に、北海道にいる実力者の姿を匂いや足音や声なんかも全部記憶して遠くからでも見つけるとさっさと姿を消す周到さで立ち回っているんだ。

 封印に手を出しては現地民なら追い払い、黒札が出張ると感づいて姿を消す事を繰り返しているんだ。

 こいつのお陰であたし達の誰かが常に支部に待機していないといけない状態になっているんだよ。

 そこでマタギニキにはこいつを始末してもらいたいんだ」

 

「ふむ、わかった。

 封印の周辺の詳細な地図と一週間分の水と食料を用意してくれ。

 それが届き次第、仕事にかかろう」

 

「……それだけでいいの? 他には?」

 

「あとは、オレが行っている間は他の黒札は近づけないでくれ。

 現地の組織にはオレの事は知らせないでくれないか?

 妙な動きで感づかれると困る」

 

「わかった。他には?」

 

「……すまないが、喫煙所を教えてくれ」

 

「後のことはマスターに代わってわたしが引き受けます」

 

 

 カス子ネキが指差す場所にマタギニキが一服しに行く代わりに、かくれ奈が段取りの確認をカス子ネキと始めるのだった。

 

 

 ーーーーーーーーーー

 

 

「終わったぞ、カス子ネキ」

 

「……本当に1週間で終わらせちゃったよ」

 

「基本的に狩りと同じだったからな」

 

「わたしが撮影しました。マスターはすごいんです!」

 

 

 1週間後、道南支部の会議室ではマタギニキの狙撃がウエソヨマの頭部を貫き崩れ落ちながら消えていくかなりグロい様が録画された映像をマタギニキとかくれ奈、そして依頼したカス子ネキが見ていた。得意げに語るかくれ奈と落ち着いた様子で報告書を渡すマタギニキに、それを受け取りながらカス子ネキは驚いた様子で呟いた。

 

 

「……一体どうやったのか教えてくれないか?

 あいつ、隠れて近づくシオリやカレンの事も遠くからすぐに気がついて逃げるし、あたしがトラポートで不意を打ってもこっちを盲目にする暗闇のブレスを吐いて姿を眩ませるわでかなり手を焼いていたのに…」

 

「獣の狩りと同じだよ、罠と銃さ。

 こちらも所定のポイントでひたすらに隠れて待って来たら頭を撃ち抜くそれだけさ」

 

「こちらの事は現地の組織の人には黙って貰っていたじゃないですか。

 その代わりにこちらの指定するポイントを重点的に見回るように指示を出してくれってお願いしたのが罠で。

 地図から割り出した狙撃ポイントにマスターと籠もって24時間ひたすらに機会を待つ。

 簡単に言えばそれだけです」

 

 

 彼らがやったのは、罠を張って遠くから撃ち抜く獣狩りのやり方そのものであった。

 

 指示を出すことによって人の流れからわざと手薄な場所をいくつか作り、そこの全てを見渡せる高台に隠蔽作成した狙撃ポイント拠点に籠もってひたすら来るのを待つそれだけであった。常人ならば数日と経たずに体力が尽きるが、その方法に熟知した覚醒者であるマタギニキ達には1週間でも食料と水があれば籠もっていられるのは彼らならでは強みであった。

 

 指示に従って現地の組織が普段と違う動きをすれば、それを見ていたであろう魔女ウエソヨマはその動きに何か意味があると判断し確かめた上で手すきになった箇所に移動して現れるとマタギニキ達は踏んでいた。かなり用心深かったため1週間近く待つことになったが、魔女はマタギニキ達が想定していたポイントの一つにまんまと現れた。

 

 古代の魔術も使った彼女の隠蔽と隠形の術は確かに優れたものであったが、魔女と猟師では山林の中ではやはり猟師のほうが一段上であった。いくら自分を襲ってきた実力者の姿を全て憶えていようと、最初から姿を見せずに遠くからこちらを狙う相手には無意味であった。

 

 さらに完全に彼専用にカスタム強化された狙撃銃により撃った内部に悪魔が封印され目標に命中後炸裂させる普通の属性弾以上の威力を持たせたドクトルニキの作品である【特製属性弾】によって生じた電撃による感電で動きを止め、続く彼の骨も弾丸材料にして加工した【特製AP弾】を持って頭を貫き相手を仕留めていた。

 

 

「……でもどうやってここに来るって罠を張れたのさ?」

 

「熊ならその習性からこうするだろうって判断するんだが、相手は悪魔だがやっている事はテロリストと同じだ。

 その思考と行動の仕方は北米でさんざん見てきたからな、メシア教過激派と天使でね。

 ほぼ同じだと考えれば行動パターンもだいたい読めるものさ」

 

「ああ、あの連中かぁ。テロリストって言えば確かにそうだよなぁ」

 

「悪魔だから人の集団に浸透しない分、殺りやすいとも言えるけどな。

 とにかくこうして仕留めてきた。

 で、その魔女が落としたフォルマがこれだ」

 

 

 マタギニキがカバンから取り出したのは古びた装飾のアンクレットであった。その足首飾りは古代当時の素朴な装飾と大粒の石英を削ったものと思われる飾り石が付いていた。

 それを指しながらマタギニキは最後にこう呟いた。

 

 

「アイヌラックルの神話は人間だった英雄の物語が伝わったもので、英雄の恋人を拐ったのは暗黒の国の魔女じゃなくそれに嫉妬した隣の集落の巫女だったという説もあるらしいな。

 案外、神話というのも実はこういうものかも知れないな」

 




後書きと設定解説


・主人公

名前:マタギニキ(石塚隼人・いしづかはやと)
性別:男性
識別:転生者(ガイア連合)・40歳
職業:ガイア連合道南支部所属デビルバスター
ステータス:レベル41・スピード型(速・体)
耐性:破魔無効・呪殺無効(装備)・精神耐性
スキル:ウィークショット(敵単体・大威力の銃撃属性攻撃。
             クリティカル率が高い)
    ヘッドショット(敵単体・中威力の銃撃属性攻撃。
            中確率で即死を付与する)
    エイミング(銃撃の命中率が大きく上昇する)
    コロシの愉悦(攻撃のクリティカル率が上昇する)
    銃撃ギガプレロマ(銃撃属性攻撃の威力が大きく上昇する)
    援護射撃(味方単体・自身以外の味方が攻撃された時、
         対象は回避・防御・反撃の判定に+修正を得る)
    不動心
     (混乱・恐怖・魔封・老化・激昂を無効化する)
    鋭い勘(何かに気づく判定(運判定)に+修正で判定できる)
    サバイバル(野外での生活に生き抜く技術)
    ガンスミス(銃器の手入れや調整改造が出来る技術)
装備:レミントンM700カスタム(昔からの霊装愛銃)
   サバイバル用大型ナイフ(霊装武器)
   サバイバルベスト(霊装防具)
   霊装ゴーグル(暗視可能、目眩・幻惑耐性)
   呪殺無効のタリスマン
   魅了・洗脳無効の指輪
   弾丸各種
詳細:
 第19話で十勝支部の現地民が遭遇した北海道出身の黒札
 半終末前まで方々の山で農家と猟友会の一員をしていた転生者
 短く刈り込んだ髪とショートボックスの髭が特徴的なイケオジ
 10年以上農家と猟師をしているため鍛え上げた体格の持ち主
 学生時代にクレー射撃の国際大会で優勝の経験もある射撃の腕前
 今世の両親は数年前に病死し他に家族もおらず家財は処分している
 前世でも猟友会をしていたが動物愛誤運動家のトラブルで死亡
 山中で出くわした悪魔を撃ち倒している時に黒札の一人と遭遇した
 その時に転生者と判明し説得されてガイア連合に合流した
 その後、ドクトルニキとロボ部の有志から今の装備を貰い北米へ
 この際に彼を見つけて育てていた某黒札とドクトルニキは対立した
 獲物を悪魔に切り替えて北米で数年鳥撃ちする内にこのレベルになった
 自衛や必要があれば人も撃つが出来るだけ殺人は忌避している
 臭いには気を付けているが洋風タバコの愛煙家
 容姿のイメージはウィリアム・テル(Fate)

【レミントンM700カスタム】
ガイア連合に合流する前から彼が愛用している猟銃を改造したもの
アメリカの銃器メーカーが1962年に開発したボルトアクションライフル
形式としてはM24と同等であり陸上自衛隊で使用される弾丸も共用できる
スコープは霊装化の際に改造され20%の命中率が上昇するスキルを付与されている
主にガイア連合製と自衛隊製の属性弾と貫通力の高いAP弾を使用している
とっておきに「特製属性弾」と「特製AP弾」がある

【特製属性弾】
弾丸に悪魔を封印し普通の属性弾以上の威力を持たせたドクトルニキの作品
原作のとあるサマナーの技をヒントに再現を試みてある程度成功した
炸裂した弾丸は内部の悪魔を消滅させその効果を発揮するようになっている
主に以下の各属性の精霊と悪魔を封じて消費している
フレイミーズ(火炎)、アクアンズ(氷結)、アーシーズ(電撃)、エアロス(衝撃)
アークエンジェル(破魔)、マカーブル(呪殺)

【特製AP弾】
もともと貫通力の高いAP(徹甲)弾にマタギニキの肉体の一部を素材にした特製弾
文字通り「物理貫通」のスキル効果が付与されるライフル専用弾となった
マタギニキが使用することで格上の相手の頭蓋も撃ち抜く魔弾と化す

・関係者

名前:かくれ奈
性別:女性
識別:シキガミ
職業:マタギニキの専用シキガミ
ステータス:レベル40
耐性:物理耐性・破魔無効・呪殺無効(装備)
スキル:覚悟の挑発(自分へのダメージを軽減し、
          さらに攻撃を引き受けやすくなる)
    マハラクカジャ
        (味方全体・防御力を1段階上昇する)
    護りの盾(味方全体・戦闘中、各自1回のみ、
         万能属性を除く攻撃を無効化する防壁を作る)
    カバー(味方単体・味方がダメージを受ける時、
        代わりにダメージを受ける)
    三分の活泉(最大HPが30%上昇する)
    警戒(敵の奇襲と先制攻撃率が低下する)
    スポッター(アナライズ+マッパー+幸運な助言。
          成長して出来た上記の複合スキル)
    エネミーソナー
    シキガミ契約のため主人以外からの精神状態異常無効
スキル(汎):食事・会話・家事・通訳・性交
装備:金属製両手用大型盾(固定用アンカー付き防具霊装)
   オルテナウス(デザインが同じの黒のボディスーツ型防具霊装)
   呪殺無効の指輪(左手の薬指)
   COMP(便利アプリいろいろ)
   バックパック(荷物運搬用)
詳細:
 第19話で十勝支部の現地民が遭遇したマタギニキの専用シキガミ
 「狙撃時の警護に優れ前衛を任せられる者」を希望したら来たシキガミ
 技術部員が気を利かせて女性型にしたので最初は困惑したが今は慣れた
 この個体は人気のあるマシュ風型シキガミの黒髪バリエーションタイプ
 JKくらいの年齢の黒髪ボブカットの美少女でいつもは両目が前髪で隠れている
 主な仕事は狙撃時の護衛と身の回りの世話と海外での通訳
 合流時からの付き合いでかなり長くニキ自身の血肉などかなり投資された
 他の女への牽制もする彼女自身は完全に恋人か正妻気分で同居している
 彼女のモデルと同じ独特の形状の盾とスーツは彼女が発注して購入した
 某地母神が北米で遭遇したある女性と黒髪以外そっくりの容姿をしている
 実際に西海岸の拠点で目撃し悶絶して一騒動起きたらしい

名前:ドクトルニキ(松戸展男)
性別:男性
識別:転生者(ガイア連合)・50代
職業:ガイア連合技術部科学者
詳細:
 ガイア連合に所属するマッドサイエンティスト
 山梨支部の技術部内で研究チームを率いて活動している
 前世も現世も前職は発明家を自称する電化製品の修理技師
 ガイア連合を知り現世の全部をかなぐり捨てて突撃した
 天才ではあるがエドニキも引くほど行動がエキセントリック
 発明家を自称するだけあり時々突拍子もない閃きを得て暴走する
 オリジナルデザインのデモニカをこよなく愛する懐古主義派の領袖
 容姿は幼女戦記のマッド科学者によく似ている

【円盤型シキガミ】
アメリカで捕獲した「怪異アダムスキー型円盤」を式神にしたもの
マタギニキがアメリカ西海岸のガイア連合の拠点にいる時に黒札が発見した
天使との防衛戦闘中に浮かんでいるのを見つけ総出でいくつか撃ち落とした
その際に中にいた「怪異グレイ」や「怪異マーズオクトパス」は排除済み
珍しいのでそのまま術で捕獲され、山梨支部で調査されて技術部が狂喜した
現在は、技術部共用でオボログルマのように輸送機に改造して使用している
主な能力は、静音で姿を隠蔽し時速100km以上の速度で空を飛ぶ事が出来る
武装は、ジグザグ型の怪光線とライトのような引き寄せも出来る重力光線

・敵対者

【鬼女ウエソヨマ】
レベル39 耐性:氷結耐性・破魔弱点・呪殺無効
スキル:マハブフ(敵全体・小威力の氷結属性攻撃)
    マハムド(敵全体・低確率で即死を付与する)
    ダークブレス(敵全体・高確率で盲目を付与する)
    愚者の声(敵全体・高確率で魔封を付与する)
    魔女の感覚(ハイ・アナライズ+鋭い感覚により周囲を把握できる)
    魔女の歩法(敵にとても見つかりにくくなる隠形移動術)
詳細:
 アイヌ伝承の創世神話に登場する英雄神に退治された魔女
 地底の国を治める魔神を兄に持ち多くの悪魔を従えた美女であったらしい
 英雄神の寵姫を攫いそれが元で攻め込まれ兄の魔神と斬り殺されている 
 暗闇を操り相手の視力を奪って盲目にするという英雄神も掛かった術あり
 伝承では斬り殺され英雄の宝剣の稲妻で地底の国諸共に潰されている
 過去の経験から自身の隠蔽には特に気を使いどんな占術も遮断する拠点を複数持つ
 今回は三毛別のキムンカムイを復活させ暴れさせようとして事件を起こした
 目的は地上の人間を大勢殺してどこかにいるアイヌラックルへの復讐とする事
 北海道の実力者の姿は全て憶えていて徹底的に姿を隠している

十勝支部:
やややさん著「【カオ転三次】現地民とのぐだぐだ小話」より出典

カス子ネキ、道南支部:
バッパラさん著「【カオ転三次】今更転生ごちゃまぜサマナー」より出典

他の方が絡みに行くカス子ネキに自分も絡みに行かねば不作法というもの。


読んでくださった方がいるならありがとうございます。
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