時系列としては、半終末に突入してしばらくした頃です。
「規定の金額、前払いで貰う以上都合をつけて融通はするけれどね?
悪いこと言わないから、安易な手段は止めたほうがいいよ」
「考えられる限りのアプローチは全て行なって他に手段がないの。
最悪失敗しても、次のアプローチへの手段になるならそれでいいわ」
「(完全に追い詰められた人の目だなぁ)
真っ当に地道にやるべきだと思うけど。
それじゃ、私は桃を売るまででその後は自分で責任は取りなよ?」
「……もちろんよ」
半終末に入り終末もそろそろ近付いてきたある日、樋口まどかは探求ネキと呼ばれる少女の黒札と会っていた。
彼女の目的はあの有名な童話の桃太郎の原話で登場した食べたら若返る仙桃を手に入れることで、色々と手広く作物や樹木の栽培をしている探求ネキにそれが手に入らないか尋ねるのが目的であった。探求ネキ自身としても山梨の異界の下層にある桃源郷と呼ばれる極悪なエリアを突破している事もあり、作物が実るだけの桃源郷の再現も試しにとしっかりと行なっていた。それなのでそこから持ってくればいいだけの話ではあったが、事はこの間腕試しに戦って親交のある修羅勢の星杖ニキにも関わるのでやんわりと止めてはみていた。
老侍な修羅勢の彼に入れ込む様子から本人は嫌がっているが周囲には【枯れ専ネキ】と呼称されつつあるまどかに、彼女のその言葉は届かないようであった。本人は冷静ぶって認めたがらないようだが、探求ネキから見ればその態度はあからさまですらあった。
「……それとこういう事は素直に、正面から、はっきりと言ったほうがいいよ」
「何のことか解りませんが、桃ありがとうございました」
「……やれやれ。こういうの見ていると私も会いたくなったなぁ」
仙桃の入った冷蔵ケースを受け取り帰って行くそのある意味彼女の初々しい態度を見て、探求ネキも自分の伴侶と子ども達に会いたくなり転移していった。
ーーーーーーーーーー
「…………そんなに顔に出ていたのかな?」
探求ネキとの別れ際に言われた事を気にしてまどかは、調理の終わった自宅の厨房で化粧用の手鏡を使い自分の顔を見ていた。
彼女、【樋口まどか】は転生者でガイア連合の黒札であり、星杖ニキと呼ばれる両親より年上の男性に固執していた。クールな態度を崩さず素直ではない彼女は、幼馴染や友人たちに指摘されても認めないがはっきりと言えば彼に惚れて恋をしていた。
知り合った切っ掛けは彼が支部の依頼受け付けで戸惑っているのを助けた事だった。それから依頼に同行してそのすさまじい戦闘能力を見せられて、京都で観光している最中にとある悪魔に拐われたのを助けられ、幼馴染の浅倉透や友人の雛菜や小糸達の家族も連れての危険な東京からの山梨への疎開にも協力者として全面的に骨を折ってくれたり、地方の支部へ行く時に着いて行きそこで観光や異界での戦いに付き合ってくれたりとほぼ1年近く彼と一緒にいた。
ずっと一緒にいたからなのか、あの時助けられたのを意識が虚ろなまま見ていたのが始まりだったのかは分からないが、それからまどかは彼の興味を自分に向けるべく色々なアプローチを始めていた。どこかの異界討伐や興味を引きそうな内容の依頼を持ってきたり、彼が戦う相手として好みそうな黒札の情報を調べて教えてその場所に行くのに同行したり、果てはライダー型デモニカの試着依頼まで技術部から持ってきたりとしていた。
また、自分の願望も込めて司馬遼太郎の小説『剣客商売』を彼に紹介してみたりもした。
さらには強くなって彼に同行し易くするべく、ショタオジのきつい特訓コースを受けて夢見が悪くなりながらもレベルを上げて自分の本霊らしき相手のスキルも身につけていた。
しかし、それらのアプローチも彼からすれば、身内の孫娘が相手をして欲しくていろいろと構ってくるようにしか見られていないのが彼女には不満であり、もう思いつく手段がなく煮詰まった上で今回の手段に出る事となっていた。
「……あまり料理は習っていなかったから簡単になったけど大丈夫よね?」
彼女の見つめる先には、お手製の切り分けた果物を生クリームとバターを塗ったサンドイッチ用の食パンに挟み作ったフルーツサンドがあった。もちろん、その切り分けた果物の中には例の桃も含まれている。一緒にいたことで彼が濃いめの緑茶を好み、それに合う甘味をよく食べるのを知っているが上の自分で作れる中で最適の品がこれであった。
「あとは星杖さんにこれを食べてもらうだけ、…………よし行こう」
高いお金を払ってレンタルした時間停止機能付きの料理保存用器の入ったバッグを持つとまどかは家を出て星杖ニキの自宅に向かった。だが、その決意も崩れる事となった。
「ああ、まどかさま。いらっしゃいませ。……主様ですか?
2時間ほど前にダーオカと名乗る男性が来て剣術の手ほどきをした後で、星祭に出かけると言い残して出て行かれました。
あの様子ですと、終日お帰りにはならないかと」
「え?」
彼女が向かった先で、星杖ニキの自宅の留守を預かる管狐の永寿にまどかはそう言われた。
なんでもダーオカニキと名乗る黒札の男性が剣術の指南を求めてやって来てしばらく教えているうちに、ご機嫌な星杖ニキが彼を連れて修羅勢の巣窟である星祭神社に向かったとのことだった。
ーーーーーーーーーー
「星杖ニキ! ちょっと、離してくれ!?」
「グラ爺殿、セツニキ殿はご在宅ですか?
とても面白いスキルを持った御仁を連れて来ました」
「……面白いスキルとな?」
「ええ。剣術の指南を請いに来たのですが、1を教えると10を覚える人物でしてね。
ひとつ、一緒にどうです?」
「ほほう、そいつは面白い。どれ、わしも一つ教えてやろうか」
「なんだなんだ、面白そうな事をしているじゃないか。俺も混ぜてくれ」
「セツニキがやるなら俺も」「私もやってみたい」「俺も俺も」
「ぎゃああああ!」
ーーーーーーーーーー
「……そうですか。
帰って来たら、私が会いたがっていたと伝えて下さい」
「はい、確かにお伝えします。まどかさま」
「また、明日来ます」
そう言うとまどかは今日は諦めて帰って行った。そして、次の日。
「……帰って来なかった、ですか?」
「ええ、昨晩は帰宅されませんでした。
星祭の方に電話をかけて聞いたところ、一晩過ごした後にこちらに異界の中層に向かうと伝言を残して去られたと」
「……今日は帰って来るんでしょうか?」
「それは生憎、判りかねます。最近の主様は一度家を出られると戻られるのが何時になるか」
まどかが聞いた伝言によると、ダーオカニキは星祭に置き去りにし以前身につけたライダー型デモニカを成長させるためにそれを纏って中層に潜ると言う内容のものでいつ帰るなどの記述は無かったとの事であった。
ーーーーーーーーーー
『ENTRY. SET AVENGE』
「……さてこれで。変身、と」
『BLACK GENERAL! BUJIN SWORD! READY,FIGHT!』
「……誰や!?」
「豆柴ニキ殿とそのシキガミの方ですな?
とても見どころがある黒札の方だとお聞きしました。
さて、ここは中層です。
これを纏った今は貴方がたの方が格上。ならば不必要な名乗りは要らず、いざ尋常に勝負!」
「! 来るで、ゆーちゃん!」
「いくよ、ナナコさん!」
ーーーーーーーーーー
「……そうなの。
帰って来たら、絶対に私が会いたがっていたと伝えて下さい」
「はい、確かに必ずお伝えします。まどかさま」
「また、明日ね」
そう言うとまどかは今日も諦めて帰って行った。そして、明くる次の日。
「……まだ中層に潜ったままなのですか?」
「はい。入口を監視しているシキガミからは出て来た様子がないとの事で」
永寿によるとたぶん興が乗って潜り続けるような人物がいたのではないか、と以前にも同じ事があったのでそう推測を立てていた。
そしてそれは、ほぼ正解であった。
ーーーーーーーーーー
「! ……誰だい?」
「はっは、気づかれましたか。お嬢さん、キノネキ殿ですかな?」
「……そうだけど、あなたは?」
「星杖ニキと名乗っています。
銃使いの見どころのある女性の黒札の方がいると聞き、こうして参りました。
今の不意打ちへの一撃、見事ですな」
「刀で銃弾を弾き返すとか漫画みたいな事をするおじいちゃんだね?」
「なに、友人にアニメの再現を頼まれて出来るようになった大道芸のようなものです。
返したそれを躱した貴女に一つ忠告をするなら、お嬢さんの狙いは素直過ぎる。
急所への正確な一撃はかえって躱しやすいものですよ?」
「ふーん、随分と余裕があるようだね?」
「なに、これから貴女と戦えることに昂ぶっているだけです。行きますよ!」
「エミール!」
「まかせて、キノ!」
ーーーーーーーーーー
「…………そう。
帰って来たら、絶対に私が会いたがっていたと伝えて」
「はい、確かに必ずお伝えします。まどかさま」
「それじゃ、また明日来るわ」
そう言うとまどかは今日もまた諦めて帰って行った。そして、その次の日。
「……地方に翔んで行った?」
「はい。
こちらには戻られず、技術部で新調された装備を持ってシキガミのオルガノが最近覚えたトラポートで北海道まで。
なんでも、セツニキ様から主様より格上の見どころのある黒札が複数いると聞いたそうで」
「……女の人かな、その人達?」
「……存じ上げかねます、まどかさま」
永寿が聞いたところによると、北海道南部でメシア教の一大拠点を叩き潰しその跡地である霊地に支部を築いた黒札がいて友人と三人でその支部を運営し、山梨の異界にもたびたび潜り90レベルを越える強さを誇る幹部がいるらしいとの事であった。
ーーーーーーーーーー
「修羅勢の人がわざわざここまで来て、アムリタシャワーやソーマなんか持ってきてあたしたちとの戦いを希望するなんて初めてだよ。
まあ、噂は聞いていたけどね。星杖ニキでしょ?
わざわざ鎧と刀まで新しくしたみたいだけど、そんなに楽しみだった?」
「なに、私より格上の可憐なお嬢さん方との死合ですから服装を整えて来ました。
カス子ネキ殿に邪視ネキ殿。ドレスコードに問題はありませんか?」
「アハハ、ないよ。結構冗談も言うんだね、星杖ニキ。
あんまりそういう事を言うと、他の女性に叱られるよ?
それに、シオリとあたしのコンビを希望するなんてどうして?」
「支部長のお嬢さんは完全な物理型の前衛ですので、お時間が取れた時に一対一での勝負が好みというだけです。
以前のネビロスとの一戦、拝見しました。
それから、お二人の組み合わせなら相性的に思い切り殺れそうですので」
「ふ~ん、あたしらの方がレベルが上だけど勝ち筋が見えているのかな?」
「それこそ、勝負とは水物です。真に己より強いか弱いかは勝負決して後判ることでありましょう?」
「そうだね、それじゃやろうか! シオリ!」
「うん、前衛はまかせて!」
「はっは、元気なお嬢さん方だ。行きます!」
ーーーーーーーーーー
「……私の勘が女の人だと言ってる。彼が帰るまで待たせてもらっていいかな?」
「ええああ、はい。それはどうぞ。
まどかさまの着替えなどもこちらで用意していますので。お好きなだけどうぞ」
そう答える永寿に、ついっと鋭い視線を送るまどか。
「……彼への連絡、任せてもいい?」
「早急に調べて行ないます! ……この迫力、やっぱり主様には似合いの女性だよね」
しびれを切らしたまどかは両親に友人の家に泊まるとメッセージで連絡すると、永寿が慌てて家の固定電話に飛びついて電話し始めるのを横目に例の料理を入れたケース入りのバッグを持ったまま慣れたように家へと上がり込んで行った。
ーーーーーーーーーー
「……ねえ、星杖ニキ。一応、そっちの勝ちと言う事でいい?」
「お二人の手の内をある程度見て対策した上の勝利ですから、一応という事になりますが。
それで、何でしょうか?」
「刀を振るっただけで辺りを覆う大きさの竜巻を起こせるってどういう事?
しかも、空中に巻き上げられたあたしの人形たちがねじ切られて粉々になるってあの竜巻は何?」
「ああ、【烈風斬】ですね。
軍勢を率いるのは分かっていましたので、そういう技です」
「突然、人形が動かなくなったのは?」
「斬るのは得意なので。操り人形は糸を切れば操作出来ませんしね。
そこにあると判っていれば、大抵のものは切れますよ」
「飛丸を殺しかけていたその剣のシキガミは何?」
「私のシキガミ、オルガノです。
最初から単独で挑むとは言っていませんよ?
この子も姿を隠して飛んだり、虚偽感知のスキルで隠されたものを見つけるのが得意なので」
「あのCOMPから呼び出したメイド服の女性悪魔は何なの?
とんでもないバフ魔法を使っていたけど」
「お二人が強くて出した最近仕込んだ奥の手の一つです。
あの悪魔は新田さんに喚び出していただいた【妖魔シャイターン】です。
使う魔法は【ラスタキャンディ】と【ラスタソウル】。どちらも能力を向上させます」
「シキガミだったあたしの防具が壊れたのは?」
「シキガミも生きていますので殺すことは可能でしょう。
実際、星祭の彼らの間では装備破壊は常套手段の様ですが。
ただ、服が破れたら女性なら動きを躊躇し鈍るものですが、貴女はそれを冷静に対処されていた。
見事な覚悟です」
「それって、セクハラになると思うんだけど星杖ニキ。
……まあそれでシオリが連携を崩して負ける原因になったわけだけど」
「ごめんね、命子」
「気にしないで次に活かせばいいよ、シオリ。
それじゃ、シオリの邪視やあたしの人形の状態異常が全然効かなかったのは?」
「対策してきました。異界の下層に潜るのでもともと効きにくいようにしていますが」
「攻撃が当たり難くて仕掛けた罠や倒れた人形の残骸を避けて来るあの歩き方は何?」
「我が家の流派の奥伝である、かのライドウの得意技とした全てを躱す“前転”。
あれを部分的に自己流で再現したのがあの歩法です。
相手の攻撃は避けやすく、たとえどんな障害物や環境でも無視して歩ける歩き方です。
これが出来ないと山梨の下層では苦労します」
「……あたしやシオリの攻撃が刀だけで簡単に受け流されるのは?」
「あの大鎌使いの三人やお二人は、元は一般の方でここまで鍛え上げる際に身につけられた戦い方なのでしょう。
ですが、“その程度の浅い年月の積み重ねの戦闘技術”を対処出来ないようでは剣術家の名折れです。
前世と現世合わせて百年以上、私はそれだけの年月を費やしています」
「…………」
「これは老人の戯言と思っても構いません。
貴女方三人は、いずれ大きな戦いに挑むことになるでしょう。
地方で勢力を築き上げた黒札のほとんどはすべからく、そういう運命にあるようです。
新潟の田舎ニキ殿、宮城の幼女ネキ殿、S県の阿部殿、呉の⑨ニキ殿、全員がそうです。
皆や自分が生き残れるように努力して下さい。足掻いて下さい。
私との一戦がその糧になるなら戦った甲斐があるというものです」
「……あの、お話し中すみませんが、エイジュと名乗る方からご自宅にお客様が待っているので早々に帰ってきて欲しいと連絡が…」
「長居し過ぎたようですね。私はこれで失礼させていただきます。
戦っていただきありがとうございました。
その道行きを無事に通り抜けられるよう願っています。
何しろ、私の祖は武運長久・勝運の神である経津主神ですので。それでは」
「……それじゃ、星杖ニキ。また」
「ええ。またお会いしましょう、お嬢さん方」
ーーーーーーーーーー
「やっと帰ってきましたね、ミスターサムライ。…………女の匂いがします」
「はっは。これは手厳しい。
良い覚悟を持った女性の方々と死合いをしていたのは確かです。
何か御用があるのでしたら伺いますよ?」
「……はあ。とにかく、居間で話しましょう」
その日の夕刻、オルガノのトラポートで山梨に帰って来た星杖ニキを彼の自宅の玄関で不機嫌な表情のまどかが出迎えた。
居間のテーブルで永寿が出したお茶を飲みながら、星杖ニキは正面に座ったまどかに話を切り出した。
「永寿によると、何でもここ数日訪ねていらしていたとか。
幾日も留守にしてお待たせしたようですみません、まどかさん」
「そちらに連絡も入れずに来た私が悪いんです。そういう人だと解っていたんですから。
……それより、私の用の方は話していいんでしょうか?」
「ええ、どうぞ。どのような御用で?」
ドキドキと自分の鼓動が早くなるのを感じながらまどかは、バッグからケースを取り出し用意した皿に例のフルーツサンドを並べて星杖ニキに差し出した。微笑みながらこちらを見る星杖ニキに、紅潮した頬のまどかはいつも以上に緊張した面持ちで話し出す。
「……珍しい果物が手に入ったのでその、……たまには手料理を食べて欲しいと思って。
……あの、出来れば食べてもらいたいな、と……」
「……ふむ。手料理を振る舞われるとは光栄ですね。
さっそくいただきましょうか。………………おや?」
だんだんと動悸が早くなるまどかの前でフルーツサンドを食べ切る星杖ニキ。
すると彼女の眼の前まで、みるみる星杖ニキの髪に黒さが戻りシワが減っていく。10歳ほど若返ったのだろうか、ロマンスグレイなシブオジから大人の余裕さという包容力を感じさせるイケオジへと変わり不思議そうな表情の星杖ニキ。
そのジャストマストな好みの男性ストライクど真ん中な姿になった星杖ニキを見て、耳まで真っ赤になり頭がのぼせていたまどかは彼に普段なら絶対に言わないセリフを切り出した。
「好きです。私と一緒になって下さい」
後書きと設定解説
・主人公
名前:枯れ専ネキ(樋口まどか・ひぐちまどか)
性別:女性
識別:転生者(ガイア連合)・19歳
職業:ガイア連合山梨支部所属黒札
ステータス:レベル27
耐性:氷結耐性・破魔無効・呪殺無効(装備)
スキル:ブフ(敵単体・小威力の氷結属性攻撃。
低確率で凍結を付与する)
マハブフ(敵全体・小威力の氷結属性攻撃。
低確率で凍結を付与する)
アイオンの雨(敵全体・中威力の氷結属性攻撃。
中確率で凍結を付与する)
マリンカリン(敵単体・中確率で魅了を付与する)
凍結率UP(凍結状態にする確率が上昇する)
氷結ブースタ(氷結属性攻撃の威力が上昇する)
血塗られた瞳
(状態異常の敵からの攻撃を高確率で回避する)
装備:ケブラージャケット(ガイア連合製防具霊装)
小悪魔インナー(魅了・洗脳無効が付与された霊装下着)
G・ラダーズ(呪殺無効が付与された腕時計型霊装)
精強のペンダント(睡眠・混乱・魔封・魅了耐性付与)
メンタルリング(二分の魔脈が付与された指輪霊装)
スマホ型COMP(アナライズ、エネミーソナー)
詳細:
半終末後にガイア連合に参加した女子高校生だった転生者
ボブカットの左目の泣きぼくろが特徴的なクールな容姿の美少女
何事に対してもクールでシニカルで、常に澄ました佇まいを崩さない
…はずが諸々の事態が続きその余裕も吹っ飛んで積極的に動いている
前に起きた祖父の事件後、無事に東京から山梨へと引っ越しできた
山梨のガイア系企業に両親が就職した関係で高校もこちらに転校
幼馴染の透や小糸や雛菜も家族込みで山梨に連れて来られて満足
その際にとても協力してくれたとある男性黒札がいるとか
最近の男性の好みは年上で、やや枯れ専気味のおじ専というか個人
専用シキガミはオルガノに似た装飾の白い円盾型の「トピカ」
高校も卒業し星杖ニキの旅に同行し少しづつ強くなっている
強くなるためにショタオジの特訓を受け本霊のスキルを一部覚えた
掲示板での呼称である枯れ専呼びは本人は気にいっていない
彼へのアプローチのために色々と行動している
【まどかの手作りフルーツサンド】
探求ネキには渋られながらも拝み倒して手に入れた仙桃を使った料理
桃太郎の回春型の話のごとく食べた者は若返る効能がある
ただし、原話の如く若返って盛り上がり行為に及ぶかは本人たち次第となる
また摂取者と作成者との力量の差により効果にはばらつきが出る
・関係者
名前:星杖ニキ(星丈・ほしたける)
性別:男性
識別:超人・55(65)歳
職業:ガイア連合山梨支部所属退魔剣士
ステータス:レベル80・アタック型(力・速)
耐性:破魔無効・呪殺無効(装備)
スキル:一の太刀
(敵複数・1~3回の大威力の物理攻撃。
低確率で即死を付与する)
雲耀の太刀
(敵全体・力依存による大威力の万能属性攻撃。
このスキルによるダメージは反撃効果を無視する)
神技一閃
(敵単体・特大威力の物理攻撃。
高確率で即死を付与する。
このスキルによる死亡時、踏み留まる効果を無視する)
気合(チャージ)
(自身の次の物理攻撃のダメージを2倍にする)
無拍子・流刃返し
(自身が受ける攻撃のクリティカル率を100%減少させる。
自身が物理や魔法で攻撃された時、確率で回避し反撃する。
反撃はクリティカル率の高い通常攻撃を行なう。
反撃成功時、敵単体の攻撃力・防御力を1段階低下させる)
物理ギガプレロマ(物理攻撃の威力が大きく上昇する)
剣鬼の反応(敵の先制攻撃率が低下し、
自身の命中率と回避率が大きく上昇する)
剣神の武芸
(物理貫通を得る。
クリティカル率が大きく上昇し、
クリティカル時に与えるダメージが大きく増加する)
剣心一如(奈落のマスク)
(状態異常になる、即死する確率を大きく減少させる)
縮地法・改(夢幻の具足+アリ・ダンス)
(戦闘時、あらゆる障害物を無視した移動が出来る。
また攻撃を受ける際、敵の命中率が半減する)
不屈の闘志
(HPが0になった時、1度だけHP全回復で復活する)
武道の心得(物理スキル使用時のHP消費量が半分になる)
鋭い勘(何かに気づく判定(運判定)に+修正で判定できる)
権能:経津主命
(剣の神であるので認識できたものを物質・概念関係なく切断できる。
チャージによる効果が2倍でなく3倍相当になる。
指導した味方の物理スキルの適性を一時的に自身と同等まで上昇させる)
装備:杖刀・七星妙法村正(友人から贈られた刀を仕込んだ仕込み杖)
斬鉄剣・流星(白木の鞘と柄の新調した霊装刀)
禍除けのケープマント(魔法回避率が上昇するマント)
貴力の鎧(新調した本気仕様の霊装防具)
大和手甲(呪殺無効が付与された手甲)
生命の根付(最大HPが20%上昇する)
アイテム各種の入った腰のベルトポーチ
COMP(ガラケー型・仲間:妖魔シャイターン)
詳細:
前世と現世の両方の殆どを剣術に捧げてきた修羅勢の転生者
普段、他の人には「星杖(せいじょう)ニキ」と名乗っている
穏やかな笑みを浮かべた紳士的な振る舞いの好々爺の老人
戦後すぐの頃に京都で生まれた転生者の初期世代の一人
葛葉家の分家の傍流が市井に降りて剣術道場を開いていた家の出身
前世は関東の新富流の道場で老齢で死ぬまで剣術のみに打ち込んでいた
現世でも家に伝わる退魔も含めた新陰流に偽装した葛葉流を修めている
己を磨く事と未知の相手との戦闘が一番の趣味である剣術家
メガテンの基礎知識はあるが興味はなく、家の再興より剣術優先
現世の家では独身のまま師範代として剣術に打ち込んでいた
家の修練の過程で覚醒し自衛隊と協力し始めた頃に合流した
現在は日本全国津々浦々を強者を求めて行脚の旅を続けている
奈良の石上神宮にて自身の原点の経津主神に出会い新たに開眼した
最近の趣味の黒札巡りの傍ら、山梨の異界の深層に潜るべく準備を進めている
まどかの手作り料理を食べて10歳ほど若返った
容姿は「ワールドトリガー」の「ヴィザ翁」にそっくり
【斬鉄剣・流星】
星杖ニキが村正に代わり昔の愛刀の“斬鋼”を加工し直して新調した新しい霊刀
加工にあたって隕鉄を使用して再現したところから「流星」の銘がついている
ぶっちゃけアニメ「ルパン三世」の「石川五エ門」が持つ刀の再現品
もちろんビルや氷山も両断できるし五エ門のような芸当も彼なら出来てしまう
こんにゃくなど切れないとされる物も星杖ニキが使えば関係なく切断できる
【貴力の鎧】
星杖ニキが自身の弱点である耐久性と体力の不足を補うべく調達した霊装防具
陣羽織と日本の鎧を現代アニメ風にしたデザインの黒と茶色が基本色の鎧
深層に潜る際に使用する為、防具型高級シキガミ用の作製に使う高級資材を使用した
作製者も技術部でも携帯性で不遇をかこっていた甲冑技術者達が気合を入れて作成した
緋々色金なども使用し現存する連合製の霊装防具でも最高級の防御力を誇っている
彼の持ち味である動きの俊敏性を損なわないように細かい調整を受けている仕様
物理耐性と呪殺無効を付与し「神・魔」と名の付く種族の悪魔からのダメージを軽減する
また、緋々色金の仕様により物理相性への貫通系と防御無視系のスキル無効化も付与されている
さらに、吸精系スキルを完全無効化し状態異常と万能属性への耐性も付与されている
自然エネルギーの貴力を元にするため行動順の度に徐々にHPMPが回復する効果がある
形状は「鎧伝サムライトルーパー」の「鬼魔将の鎧(兜なし)」
ただし、アニメのような一瞬での装着は出来ずアンダースーツの着用から始める必要がある
【COMP仲魔:妖魔シャイターン】
レベル30 耐性:火炎吸収・氷結弱点・衝撃反射・破魔耐性・呪殺無効
スキル:ラスタソウル
(味方全体・攻撃力、防御力、命中率、回避率を4段階上昇する)
ラスタキャンディ
(味方全体・攻撃力、防御力、命中率、回避率を1段階上昇する)
食いしばり
(死亡時に1回だけHP1で復活する)
詳細:
星杖ニキがバフ要員としてミナミィネキに相談し召喚したCOMP用の仲魔
仕事は戦闘の手助けで合図をしたらバフ2種類を使用するか敵を防ぐ壁になること
シャイターンはアラビア語で悪魔を意味する言葉で中東の悪性の精霊
サタンとも同一視されるが統率者はイブリースの名を持っている
事前の打ち合わせによりデビルサマナーではなくDSJ仕様スキルの構成で召喚された
今回の取引は彼としては周囲の神話連中にマウントを取り煽るために全力で媚びている
分霊の容姿も黒札の噂に合わせ金髪ツインテつり目巨乳メイドと属性を盛りまくった
姿のモデルは「モンスト」の「切り裂きメイド・シャイターン」
容姿に関しては星杖ニキは頓着せず周囲の女性陣には敵視されあてが外れる結果になった
名前:オルガノ
性別:女性
識別:シキガミ・20代相当
職業:星丈の専用シキガミ
ステータス:レベル71
耐性:物理耐性・破魔無効・呪殺無効
スキル:トラポート(長距離の転移ができる)
トラエスト(瞬時に異界から脱出する事ができる)
デクンダ(味方全体・能力低下効果を消去する)
デカジャ(敵全体・能力上昇効果を消去する)
千烈突き(敵全体・ランダムに2〜7回の小威力の物理攻撃。
速の値が対象より高いほど回数が増加する)
カバー
(味方単体・味方のダメージを代わりに受ける)
エネミーソナー(周囲の敵体反応を感知する)
迅速の寄せ(素早さと先制攻撃率が上昇する)
三段の猛速(ステータスの速に+15される)
シキガミ契約のため主人以外からの精神状態異常無効
スキル(汎):念話・飛行・虚偽感知・隠蔽化
詳細:
星丈が補助のために購入した浮遊する剣型の専用シキガミ
白い刀身と女性を象った意匠のある白色の柄が付いたブロードソード
かなり素早い速度で飛び回り、人間一人なら乗せて飛行が可能である
剣なのは彼が姿を指定しなかったので原作を知る製造班が気を利かせた
彼が連合に来てしばらくしてからの仲で忠実な従士のように接している
他人とは話そうとしないが主人にはかなり饒舌である
成長し戦闘脱出のトラフーリが長距離転移のトラポートに進化した
名前:永寿(えいじゅ)
性別:男性
識別:妖獣クダギツネ
職業:星丈ニキの家の管理狐
ステータス:レベル51
耐性:電撃耐性・衝撃弱点
スキル:マハジオンガ(敵全体・中威力の電撃属性攻撃)
マハスクカジャ
(味方全体・暫くの間、命中・回避率を1段階上昇させる)
テトラジャ
(味方全体・破魔、呪殺属性の即死を1回だけ無効にする)
見えざる手(念動により離れた場所の物を動かす)
潜伏(敵に攻撃されにくくなる)
人化(人の姿に変わる事が出来る)
道具知識(霊装を含めた道具の扱い方の知識)
道具の知恵(悪魔の姿でも道具を使用できる)
詳細:
星丈ニキが補助のためにショタオジから分けて貰った管狐
細長い身体と尾を持つ茶色の体毛をしたチベットスナキツネの姿
人に変わると12歳くらいの目の細い着物を着た少年の姿になる
主人に付いて異界に行く時はアイテムの回収と援護を担当する
最近は手癖の悪い黒札がいるため家の管理と防犯を担当している
読書が趣味で口数は少ないが時々、ぼそっと毒を吐く
探求ネキ:
緋咲虚徹さん著「【カオ転三次】終末を約束された世界で心のままに生きていく」より出典
ダーオカニキ:
頓西南北さん著「ファッション無惨様のごちゃサマライフ」より出典
豆柴ニキ:
ふなぐち又兵衛さん著「しがない一転生者の徒然」より出典
キノネキ:
山親父さん著「【カオ転三次】世界が終わるまでのバイク旅 」より出典
カス子ネキ、邪視ネキ:
ふーじんさん著「【カオ転三次】今更転生ごちゃまぜサマナー 」より出典
ふなぐち又兵衛さん、ふーじんさん本編完結お疲れ様でした。
今年の投稿はこれで最後になります。よいお年を。
読んでくださった方がいるならありがとうございます。