時系列としては、半終末に突入してしばらくした頃です。
半終末になったある日、新潟にある黄泉平坂に続く異界で叫ぶ男がいた。
「伊邪那美様! 貴女のその苛烈な元旦那への行ないに感銘しました!
お願いします! ぜひ、貴女の分霊を俺の嫁にさせて下さい!!」
『痴れ者がっ!』
「がふぅ!?」
『……【リカーム】。
こうなるのは判りきっているでしょうに。ああ、そちらを持って下さい、運び出します』
「菊理媛様、うちの旦那様がご迷惑をかけてすまぬ。頭の方を持つ故、そっとお願いしますぞ」
男の叫ぶ声に答えるように異界の奥底から女性の声が響き、群がるように湧く黄泉の悪魔を薙ぎ払うようにして坂下の奥から石が飛んで来て男に命中した。周囲で湧き潰しをしていた支部の者や黄泉の悪魔達がドン引く中、その男の案内をしていた菊理媛がリカームを掛けてミンチ寸前のその男を蘇生させると男の嫁シキガミらしい女性と手分けして入口の方に運んでいくのが見られた。
その男の名は、通称を【オキモノニキ】。
支援特化のスキル構成でそこにいるだけで味方全体の力を増幅させる能力から、大型の悪魔の襲撃が起きる地方支部にそのたびによく山梨から支援装置として呼び出されている黒札である。
今しがたイザナミの投げた投石でミンチに成りかけた、そんなスキルの彼が今回の話の主人公である。
ーーーーーーーーーー
時は、数ヶ月ほど前まで遡る。
「…………と、言う訳でしてなんとかこのスキルを役に立てる方法はないですかねショタオジ?」
「……女性悪魔を惹き寄せるスキルねぇ……。
サマナーとして封魔管の修行をするのが一番手っ取り早いのだけど?」
「失敗したら手や指が吹き飛ぶので痛いのはもう嫌です。
それに、前にそれやって『召喚士の才能はあんまり無いね☆』と言ったのはショタオジじゃないですか」
「……そうだったね。それじゃ、そのスキルがどうして君に出たのかちょっと占ってみようか」
七つ石神社に挑んでの飲み会からしばらく経ち目標の30レベルを越えたオキモノニキであったが、今だにこれはという仲間もしくは仲魔集めに悩んでいた。完全な支援特化なせいで小規模のグループ構成ではそこにいるだけとなりあまり役立てず、さらに女性悪魔を惹きつけるスキルのせいもあって敵を呼び込むのがネックとなって同じくらいの強さで組んでくれる黒札もいない状況が続いていた。
そこで悩んだ彼はショタオジに相談する事にした。
同じショタオジの分身の中でも担当する仕事として本体もやりたがる一番楽しい仲間からの相談担当であるその彼は、シキガミコアの制作担当などの過労死する同じ分身の自分の境遇を思い浮かべ新しい相談者の来訪に嬉々として応じていた。そして、やって来たオキモノニキの相談を聞きそのスキルの有効な利用方法を探るべく、彼は少し深く占ってみることにした。
「…………う~~ん。
これって本霊とか関係なく前世の事が関係していると出たんだけど、なにか思い当たるフシはないかい?」
「そう言われても思い浮かぶものがあったら、もう試していると思うので心当たりはないですね」
「それじゃちょっと前世の追体験をしてみようか」
「うげぇ!!??」
「……大丈夫大丈夫、修行コースと違って(ショタオジ視点で)痛くしないから」
「本当に??」
「大丈夫大丈夫。じゃ、ちょっとそこに横になってみようか」
半信半疑なオキモノニキを敷いた布団の上に寝かせると、ショタオジは術をかけて彼を眠らせる。そこに映っていたのは本人ですらきついので封印していた前世でも死因に関する記憶であった。
『〇〇さん、どうして俺の家に!?』
『……あなたが悪いのよ。
職場で孤立していた私にあれだけ優しくしてくれながら、別の女と付き合い始めるなんて…』
『いやあれは君が新人で指導役になっただけだし、そうしないと今の仕事が回らないからだけだぞ!?』
『言い訳は聞きなくないわ。一緒に死んで、来世でも一緒にいましょう?』
『だからその包丁は仕舞って! 頼むから待っ……』
『……これでもう私だけのものよね。私もすぐ側に行くわ』
「……うわぁ」
そこに映っていたのはヤンデレて前世の彼の家に忍び込み彼を包丁で刺し殺す、倒れた前世の彼の上に跨がり血まみれで微笑みながら包丁を自分の首に当てる女性の姿であった。女性の勝手な思い込みから来るあんまりな死に様の、彼には理解しがたい男女の間の光景に童貞のショタオジは若干引いていた。そしてちらりと隣室で待機しているであろうオキモノニキのシキガミの方を観て「…違うか」と呟いた。
さらに10分後、ビクンビクンとのたうっていたオキモノニキが目を覚ました。
「……ああ、そうか…そうだったのか、こんなにも簡単なことだったのか。
…自分の嗜癖とは、自分が本当に求めるパートナーとは…」
「…目が覚め…もしもしおーい。オキモノニキ?」
「ありがとう、ショタオジ! 自分の目指すべきものが見えたよ! それじゃ!」
「ちょっと何が…ああ、行っちゃったか。まあ、そんなに悪い卦は出てないし大丈夫だろう」
何かを理解したらしい彼はそのまま飛び起きショタオジに礼を言うと、ショタオジが止める間もなく部屋を飛び出して行った。
それからの彼の行動は素早かった。
「~と言う訳で仲魔にふさわしい悪魔を喚び出してくれないか、ミナミィネキ!」
「じゃあ、この娘はどうかしら? 他にも喚び出してシキガミ嫁にしている人も何人かいるわよ。
本命を確保済みの本霊も、分霊がたくさんの旦那様と巡り会えて嬉しいらしいし」
「……あの彼女か、お願いします! あと、彼女と似た性格の逸話の女性に心当たりはありませんか?」
「……う~~ん、そうね。
有名どころでは貴方のシキガミと今から喚ぶ彼女だけど、強いて言うなら女神のイザナミと宇治川の橋姫かしら?」
「その二人ですね? 今度、会いに行ってみようと思います。まずは彼女をお願いします!」
「わかったわ。それじゃ準備するわね」
こうして二人目の仲魔を迎え、十分に彼女を山梨の異界で鍛え上げると彼は一路京都に向けて出発するのだった。
ーーーーーーーーーー
「~と、いうわけでしてあの有名な橋姫を嫁に迎えたいのですがどうでしょうか?」
「そう言われても困るのよね。元になったお話の彼女はとうにこの世に飽いているのだし」
場所は、京都の宇治川沿いにある橋姫神社。
そこの祭神である瀬織津姫命はそう言ってくるガイア連合の黒札であるオキモノニキに困惑していた。
彼の言う宇治の橋姫は鎌倉時代の書物『平家物語・剣巻』に書かれている人物で、ある恋仲になったカップルに嫉妬し貴船神社の神に願をかけて神託の通りに丑の刻参りの原型となった姿になって宇治川に21日にわたって浸り、鬼へと変じて妬んでいた女とその縁者、相手の男とその親類すらも殺し尽くし終いには誰彼構わず襲うようになり一条堀川の戻り橋で渡辺綱に片腕を切られその腕を安倍晴明に封印され大人しくなったとされる逸話の持ち主である。
瀬織津姫が話すところによると、話では腕を切られた後は愛宕の方に逃げ去ったとされているが後世の創作により同一視された瀬織津姫によってすでに子飼いの小神としているとのことだった。まあ橋姫の彼女自体、記録が確かなら生前が嵯峨天皇の御世(809~825年)頃なのでそうなっていてもおかしくはないのだが。
「……ええぇ? 駄目ですか?」
「彼女はもう休ませてあげて。
丑の刻参りの元祖だとされて行われるたびに呪いを願われて、恋愛はもうたくさんだと神社で引きこもっているの」
「代わりには…無理だな。瀬織津姫はそういう逸話はない地味な方ですものね」
「失礼な、地味言うな。
これでも、天照様の荒御魂だったり祓戸大神の一柱だったり、祗園祭で鈴鹿権現をやったりしているのよ。
そこまで言うなら一つ提案があるわ」
これで配慮しないといけない黒札だから神罰を下さずに文句を言っているだけだが、わりとムカついていた瀬織津姫は境内にあるお堂の一つを指さしこう言った。
「あそこのお堂には男女間の問題に関する色々な呪物が納められているわ。
何しろ、私が封ぜられた後でメシア教の連中が処分しようとして触りたくないと現場の人間が拒否したって話がある物があるの。
それをどうにか出来たら、彼女に交渉の段取りを付けてもいいわよ?」
「その言葉、聞きましたからね! いくぞ、焔!」
「…………はあ~。判りましたわ、旦那様」
「…………行ったか。まったくこういう行動にも掣肘を入れるのがあんたの役目でしょうに。
えーと、『宇迦之御魂神見てる? 黒札に迷惑を被っているんだけど、どういう事なの?』、と」
傍に控え今までの会話を無言で聞いていた彼のシキガミ【六条焔】が長々とため息を付き、意気揚々と示されたお堂の中に入って行くオキモノニキに従い一緒に入って行く。それを手を振りながら見送った瀬織津姫は、今回の苦情を入れるべく京都のガイア連合担当役神というかなし崩しに神仏達の地元の顔役となっているウカノミタマにDDS掲示板で連絡を入れていた。
ーーーーーーーーーー
さてその一方、お堂の中に入ったオキモノニキは中が異界化している現状に押し付けられたかなと考えていた。
本来なら埃が積もった古びた品々がそれぞれの棚に雑然と積まれている木造の倉庫であるはずが、お堂の中は空は月明かりだけの夜空であるどこかの陰鬱な雰囲気の神社の境内のような光景が広がっていた。その中は陰鬱な様子で何事かぶつぶつと呟く多数の白い着物を来た女性の幽鬼たちに溢れていた。
「ねぇ、なんで?なんで逃げるの?私はこれだけ愛しているのに」「他の女と話さないでって言ったじゃない。どうして?」「もし、私が死んだら私のこと忘れられないよね?ね?」「あなたは悪くないわ。だって、泥棒猫のあの女が悪いんだから」「うふふ、不思議に思った?私、あなたのことなら何でも知っているから」「ねぇ、私のこと愛してる?愛してるって言って」「大丈夫。何があっても私だけはずっとそばにいるよ」「何かして欲しいことはない?私、何でもするから」「捨てないで。あなたがいないと生きていけないの」「あなたが構ってくれなかったから、私、あなたのせいでこんなに傷ついた」「そうね。やっぱり、私以外を見るなら見えなくしちゃいたい」
「「「「「だから、その女と別れて私と一緒にいて?」」」」」
そう一斉に言うと、その女の幽鬼達はぐるりとこちらを見るとざんばらの髪を靡かせて鈎爪の生えた両手を振りかざし襲いかかってきた。
「こやつら、来るぞ旦那様! 死霊ゆえ呪殺は効かぬぞ!」
「大丈夫だ! こんな事もあろうかと、秘密兵器を手に入れたじゃないか! 変身!!」
カバンから取り出したカードケースを翳し腰に現れた金属製のベルトに、オキモノニキは中央にドラゴンのマークが記された小説の単行本ほどの大きさのカードケースを左側からそのベルトのバックル部分にはめ込んだ。すると、【瞬間装着】の機能により黒と銀で塗装された仮面ライダー型のデモニカが展開され装着した。オキモノニキはカードケースの右側からカードを引き抜くと左腕にあるドラゴンの頭部を象ったカードリーダーをスライドさせて黒い龍の絵が描かれたカードを差し込みスライド部分をもとに戻した。
『アドベント』
そう声が響くと全長が7mほどの黒い鱗の東洋風の龍が現れ、尾でその幽鬼達を薙ぎ払い口から吐いた青い火炎により幽鬼達を焼き払った。
『ますたぁには触れさせませんわ。がおぉぉ!』
『『『あぁあぁああ!』』』
「よくやった、キヨヒメ」
そう黒い龍に話しかける彼の姿は特撮映画『仮面ライダー龍騎EPISODEFINAL』に登場した平成初のダークライダーにしてネガライダーである“仮面ライダーリュウガ”の姿であった。
【ライダーデモニカ:リュウガ】。
それはオキモノニキの友人であるドクトルニキ率いる研究チームに所属する研究員AとBの二人が、彼のために新しいライダーデモニカの作製計画案を提出しドクトルニキ認可のもとで開発された黒札用のカスタムライダー型デモニカであった。龍騎ライダーのシステムの根幹であるライダーカードシステムや瞬間装着はスキルカードの作製技術や他のライダー型からの転用から可能とし、契約先となるミラーモンスターの代わりの悪魔はドクトルの伝手でミナミィネキの悪魔全書から召喚され彼と相性の良い【龍王キヨヒメ】が選ばれドラグブラッカーならぬ“ドラグキヨヒメ”が誕生するに至っている。
キヨヒメが幽鬼達を焼き払いオキモノニキが奥を見ると、そこには異界の主らしい女の鬼が立っていた。
能舞などで使われる般若の面を付け長い黒髪を先の方で白い紙で結わえた女性の能楽師が身につける狩衣を着ているその鬼【妖鬼ハンニャ】は、右手に持つ血の滴る大きな鉈をオキモノニキ達に向けると憎々しげにこう言い放った。
『……おのれ。この異界に取り込まれぬところを見るに、貴様ら情を通じておるな?
あな、口惜しや。伴侶を得た相手をこの地に足を踏み入れさせるとは。コロス!』
「なんか知らないうちにギミックを回避していたみたいだが、そう言うことなら思う存分戦うぞ、清!
ライダーとして戦うから、焔はいざという時の援護を頼む!」
『往きますわ、ますたぁ。がおぉぉ!』
「ええい! こんなぽっと出に負けてたまるものですか!」
ハンニャがそう言い放ったのにも理由がある。
この異界には彼女が異界の主らしいギミックが仕掛けられており、独身の女性がこの異界に踏み込むとたちまち異界の空気に侵され恋人や伴侶を得られぬ己が身の不運を呪い、心が記憶にある得られた相手への嫉妬の感情に満たされると先程までいた幽鬼達の仲間入りするという恐ろしいものであった。
ちなみに、ハンニャの言う「情を通じる」とはヤることはヤっている肉体関係のある男女という意味である。
無論、この異界に踏み込んだ戦後すぐの頃のメシアン達も例外ではなく、彼らに着いて来ていた天使もその両性故に持つ女性の側面によりこの異界に取り込まれ幽鬼になったりマグの糧と化す罠と化していた。そのため、どんなに送り込んでも人員や天使が帰って来ないのを重く見た当時の教会の指導者が不可触の指示を出すに至っていた。
この事実は京都のガイア連合の人間なら皆知っており、近々近隣に住むアーッニキと魔王ネキの夫妻に異界を攻略してもらう予定であった。しかし、現地の支部には顔を出さず山梨から勝手に来たオキモノニキ達にはそんな事情は知る由もなく、召喚して間もないキヨヒメともヤることはヤっていたのが幸いしていた。
さてそんな事情はともかく、戦いは始まり鉈を振りかぶったハンニャが突撃してくるのを見てオキモノニキことリュウガは素早くカードをスロットに差し込んだ。
『ソードベント』
システム音声と共にリュウガの右手に片刃の曲剣状の黒い片手剣が現れ、その剣でハンニャの鉈を受け止めた。
『おのれ、小賢しい真似をっ! 死ねっ、【暴れまくり】!』
「ちっ、だてに戦い方の練習をしていたわけじゃないんだぜ!」
連続で繰り出だされる鉈の攻撃を剣で受け止めるリュウガ。そして、隙をついて前蹴りでハンニャを蹴り飛ばして距離を開けた。その行動に激昂したのか、般若の面の目から血の涙が流れ動きが格段に良くなり攻撃の鋭さが増した。
ハンニャの持つユニークスキル、【嫉妬に狂う女鬼】である。
そして、さらにハンニャは最大の己のスキルでもってリュウガを屠ろうとした。
『さっさと死ぬがいいっ! 【怪力乱神】! ……何だと!?』
『ガードベント』
ハンニャの鉈のその強烈な一撃は、リュウガがその手に持った龍の胴を象った黒い盾で完全に受け止められた。盾で持って鉈を弾き、リュウガはもう一枚の龍の頭部を象った黒い手甲の絵のカードをスロットに差し込んだ。
『ストライクベント』
『な、止めっ! ぎゃああっ!』
右腕に召喚されたその手甲の口から放たれた青黒い火炎を喰らい、火炎弱点のハンニャは思わずのたうち回る。それを見たリュウガはとどめを刺すべく黒い龍の紋章が描かれたカードを取り出すとスロットに差し込んだ。
『ファイナルベント』
「これで終わりだ。橋姫に会えるぞ! はぁっ!!」
システム音声が響き、ふわりと宙に浮き上がるリュウガ。
デモニカに内蔵された【処刑用BGMシステム】によって大音量の龍騎のテーマ曲『Revolution』が周囲に鳴り響くとリュウガに強化魔法が掛かり、右足を前にした飛び蹴りの体勢になったリュウガが背後に来たドラグキヨヒメの吐く黒い炎を纏って必殺技のドラゴンライダーキックを放った。
『~~~~~~♪♪』
「はぁぁぁぁっ!!」
『ぎゃあああっ!』
曲の一番盛り上がるサビ部分のBGMをバックに、リュウガのファイナルベントが炸裂しこうしてハンニャは本体の般若面諸共に炎の中に消える事となるのだった。
ーーーーーーーーーー
その後の話を語ろう。
「おい。話が違うぞ、瀬織津姫」
「違ってません~。
段取りはつけると言ったけど、了解を得られるようにするとは言ってません~」
「ムカつく! そんなだから地味でマイナーなんだよ、このドマイナー女神!」
「ガイア連合の黒札だから自重していればつけ上がって! 喧嘩売ってるなら買うぞ!?」
「おお、売ったらぁ! 変身!」
「ああ、もう。旦那様も瀬織津姫さまも止めてくださいな!」
『もう一戦ですわね、ますたぁ! がおぉぉ!』
異界攻略後、ものの見事に橋姫に袖にされたオキモノニキを横でケラケラと笑っていた瀬織津姫とライダーになって戦い出すオキモノニキの姿が橋姫神社で見られたそうな。もちろん、その後で京都支部の人間に皆揃って正座で説教されたのは言うまでもない。
さらにその後、冒頭のやり取りを10回ほど繰り返しミンチから蘇生を続けた結果、根負けしたイザナミに分霊を貰いシキガミ嫁に迎えた彼を関係者は“オキモノニキ”ではなくヤンデレ好きニキ、略して【ヤンスキニキ】と呼ぶようになったそうな。
どっとはらい
「イザナミ様、ありがとうございます。うふふ、ミ・ツ・ケ・タ」
後書きと設定解説
・主人公
名前:ヤンスキニキ(主原公人・しゅはらきみひと)
性別:男性
識別:転生者(ガイア連合)・31歳
職業:ガイア連合山梨支部
ステータス:レベル33・スピード型(速・運)
耐性:物理(刺突)耐性・破魔無効・呪殺無効(装備)
スキル:スキャニングゼロ
(周辺の地図を把握し、
ダークゾーンを無効化する)
フェロモン(カリスマ)
(異性悪魔との交渉時、
中確率で会話相性を最高にする。
人間には効果がない)
ケアマネージャー
(味方全体の状態異常の付着率を低下させる)
先制・烈攻の秘法
(味方全体・戦闘開始時、
物理と魔法の威力の初期値が25%上昇する)
先制・軽業の秘法
(味方全体・戦闘開始時、
命中と回避率の初期値が25%上昇する)
先制・堅盾の秘法
(味方全体・戦闘開始時、
防御力の初期値が25%上昇する)
癒やしの波動
(味方全体・戦闘終了時、HPが10%回復する)
装備:軍用タクティカルベスト(ガイア連合製霊装)
軍用ヘルメット(ガイア連合製霊装)
呪殺無効のタリスマン
精神無効の指輪
COMP(アナライズ、エネミーソナー、百太郎)
カードデッキ:リュウガ(デモニカ:レベル26)
詳細:
ガイア連合が全国に支部を建てている頃に合流した転生者
中肉中背で無駄のない筋肉質な身体の目隠れ美青年の容姿
掲示板から情報を得て中学在学中に富士に自分で来て覚醒した
中学卒業後に就職という形で山梨で一人暮らしを始めていた
覚醒時に精神病扱いしていた今世の両親とは疎遠から音信不通に
現在は主に異界攻略の付き添いと知人からの依頼を熟している
前世は孤独死したソシャゲとオタ趣味が生きがいだった独身の社畜
戦闘ではその場の後方に居て置物になる支援とアイテム係
彼のスキルはブースタ系やカジャ系とは違い初期値が上昇する
効果時間も戦闘終了まで、効果範囲も味方と認識した者全てと破格
交渉スキルの関係から女性悪魔に言い寄られ仲間集めに苦労していた
苦労した末にショタオジに相談した際に前世の死因が関係していると言われる
孤独死と思ったのは心理防衛からの欺瞞で実は凄惨な死に方だったからそう思っていた
その死因はヤンデレストーカー化した同僚女性に忍び込まれての包丁での刺殺
それを思い出し自身の隠されていた性癖が開花し知ったショタオジは引いた
それはヤンデレた女性に嫉妬心を向けられることに無類の興奮を覚えるという性癖
偶然だが自身が選んでいたシキガミ達は運命の相手であったと自覚した
そして自身のシキガミや女性仲魔との嫉妬からのいろいろなプレイにどハマリ
日本ヤンデレ女性で有名な六条御息所と清姫を仲魔に迎えて新しい相手を模索中
そのため通称をオキモノニキからヤンデレ好きニキ略してヤンスキニキへと改めた
ライダーデッキは自身で戦えるようにするための秘密兵器
【ライダーデッキ:リュウガ】
他支部のデモニカによる特撮ヒーロー型開発に対抗するために開発されたアイテム
仮面ライダー龍騎のシステムを踏襲しカードデッキと召喚器で構成されている
機能的には悪魔召喚プログラムを入れたCOMPの亜種となる
ミラーモンスター代わりの契約悪魔を選ぶ際に彼用に選出されたのが龍王キヨヒメ
契約悪魔召喚の際にピンと来たので強引に召喚に割り込んだとはキヨヒメの談
ドラグブラッカーならぬドラグキヨヒメの誕生である
スキルカードの亜種であるデッキ内の各カード構成は以下の通り
また使用したカードは再変身の際に使用者のMPで生成される仕組みになっている
アドベント:龍変化したキヨヒメを召喚する
ソードベント:竜の爪を模した片刃の剣を召喚する
ストライクベント:龍の頭を模した手甲を装備する。アギダイン相当の火炎弾を放つ
ガードベント:龍の腹部と腕を模した盾を装備する。腕もしくは両肩に装備可能
ファイナルベント:キヨヒメの火炎の威力を使用したライダーキック。
大威力の火龍撃相当のスキルとなる
サバイブ:強化形態のサバイブ態に変化する。スーツと召喚器合わせて開発中
ストレンジベント:効果が複雑なため開発は難航中
また、その他のライダーが使用したカードも一部は開発済みで使用可能である
【ライダーデモニカ:リュウガ】
仮面ライダー龍騎の映画に登場した平成の元祖ネガライダーの姿を模したデモニカ
G3と同じく次世代ライダー型ではあるが黒札用にワンオフのチューンを施されたもの
制作はデモニカ制作には一家言あるドクトルニキ率いるデモニカ研究チーム
友人である彼のためにチームに所属する研究員A&Bの二人が開発するように上奏した
デモニカ本来の悪魔との契約をする機能を使用するためにこの作品が選出された
悪魔召喚及び悪魔合体も習得しているドクトルがミナミィネキの協力で開発
契約先にぴったりな龍の悪魔はミナミィネキの悪魔全書から選び召喚されている
最初は龍騎で制作するはずが着用者の希望によりヤンデレ感のあるリュウガへと変更した
スキルカードの亜種であるライダーカードの開発も順調である
また必殺技使用時にはデモニカにある“処刑用BGMシステム”が作動する
曲名は「Alive A life」もしくは「Revolution」
【処刑用BGMシステム】
先行開発されたヤンマーニの系譜に当たる専用デモニカ用スキル
デモニカの着用者が必殺技使用時に大音量で鳴るのを目的として作られた
ベルト内に付属しているスピーカーから響きこの歌を強制的に聞かせて効果を発揮する
アクティブスキル、対象:自身、MP消費スキル
BGM開始時、連動効果が発動
「BGM演奏中の間、自身を高揚状態にする」
“高揚”になっている間は以下の効果が発動
・物理命中率、物理回避率、クリティカル率、状態異常にする確率が上昇する
・被クリティカル率、状態異常になる確率が低下する
必殺技使用時、次の効果が一度だけ自動的に作動する。
「次の攻撃開始時、タルカジャ4段階とチャージ効果が自身にかかる」
自身が生存中、自身は次の効果を発揮
「高揚のとき、緊縛・睡眠・混乱・恐怖・絶望を無効化する」
効果時間はデモニカ使用中の必殺技を使っての攻撃の間
コストはデモニカ使用者のMPを消費し使用する
・関係者
名前:六条焔(ろくじょうほむら)
性別:女性
識別:シキガミ
職業:ヤンスキニキの専用シキガミ
ステータス:レベル32
耐性:物理耐性・氷結耐性・電撃耐性・衝撃耐性
破魔無効・呪殺反射・神経無効
スキル:マハムドオン
(敵全体・大威力の呪殺属性攻撃。
弱点をついた時、確率で即死させる)
千年の呪怨
(敵全体・高確率で即死を付与する。
また、中確率で呪いを付与する)
(呪い:HP回復効果が半分以下に低下し、
敵に与えたダメージ分HPが減少する)
テンタラフー
(敵全体・中確率で混乱を付与する)
水晶の壁
(味方全体・2ターンの間、魔法攻撃を反射する)
テトラカーン
(味方全体・1度だけ物理攻撃を反射する)
呪殺ガードキル
(敵単体・3ターンの間だけ、
相手の呪殺への耐性を無効化する)
かばう(主人が致命的ダメージを受ける時、
代わりにダメージを受ける)
破魔無効(弱点補強のスキルカード)
シキガミ契約のため主人以外からの精神状態異常無効
スキル(汎):会話・食事・家事・秘書・性交
装備:鈴鉾(ガイア連合製武器霊装)
般若の面(ミナゴロシの愉悦を付与した霊装)
千早付き巫女服(ガイア連合製防具礼装)
左薬指の指輪(大魔脈が付与された霊装)
詳細:
ヤンスキニキが召喚した悪魔を元にし手に入れた専用シキガミ
長い黒眼で胸の豊かなスタイルの良い気品のある和風美女
旦那様に甘えて貰うのが大好きで楚々としているが不満を溜め込む性格
怒るとモデルの素のヤンデレな部分が顔を出すため扱いには注意が必要
滋賀県彦根市にニキが出向いた際に手に入れた呪物の絵画から召喚された
上村松園作の六条御息所を描いた絵「焔」の模写のそれが元の作品
容姿がストライクだったニキに口説かれて付喪神からシキガミになった
戦闘より家事が好きで旦那のために色々と見聞きし調べるのが趣味
清姫とは同じシキガミで同志でライバルで喧嘩友達
容姿は「オセロニア」の「六条御息所」のイメージ
名前:清姫(きよひめ)
性別:女性
識別:龍王キヨヒメ
職業:ライダーデッキの契約悪魔
ステータス:レベル26
耐性:火炎無効・氷結耐性・電撃弱点・破魔無効
スキル:ファイアブレス
(敵全体・1~3回の小威力の火炎属性攻撃)
転身火生三昧(火龍撃・強)
(敵単体・力依存による大威力の火炎属性攻撃)
噛みつき(敵単体・小威力の物理攻撃)
薙ぎ払い・尾(敵全体・小威力の物理攻撃。
龍形態時のみ使用可能)
龍変化(自身・龍の姿に変わり飛行可能になる。
二人までなら搭載可能)
ストーキング
(物理回避率が上昇し、主人の居場所が何処か理解る)
詳細:
ヤンスキニキが召喚した悪魔を元にし手に入れたライダーデッキの契約悪魔
あの安珍・清姫伝説で有名な龍に変化し意中の男性の入った鐘を焼き尽くした彼女
FGOの影響でシキガミでの数もそれなりで本霊も多数のますたぁ(旦那様)に満足げ
この個体の容姿はFGOの第三臨の銀髪赤眼姿で黒い鱗の龍の姿に変わる
本霊と同じく嘘は嫌いだが嘘を言ったますたぁは燃やすのではなく口吻で塞ぐ事にしている
容姿がストライクだったニキに召喚時に口説かれて本霊のOKもあり契約した
お姫様育ちのため家事(特に清掃)が苦手で戦闘で役に立つことの方が得意
いずれシキガミ体を手に入れるべく色々とアピールもしている
上記のスキルは単体戦闘時の際のスキルでライダーカードのスキルは別のものとなる
焔とは同じ自称正妻で同志でライバルで喧嘩友達
・敵対者
【妖鬼ハンニャ】
レベル29 耐性:火炎弱点・電撃耐性・呪殺吸収
スキル:怪力乱神(敵単体・大威力の物理攻撃)
暴れまくり(敵全体・ランダムに1~3回の小威力の物理攻撃)
ムド(敵単体・小威力の呪殺属性攻撃。
弱点を突いた時、確率で即死を付与する)
物理ブースタ(物理攻撃の威力が上昇する)
破壊の権化(クリティカル率が20%増加し、
物理属性で与えるダメージが15%増加する)
嫉妬に狂う女鬼(オリジナル)
(相手に仲の良い男女の組み合わせがいると発動可能となる。
凖物理貫通を得る。
物理属性のダメージが20%増加し、クリティカル率が50%増加する。
自身が受けるダメージが20%減少する。
またスキル発動中のみ、全ての精神状態異常を無効化する。
敵ターン終了時、次の連動効果が発動
「自身に最大HPの10%の割合ダメージを与える」)
詳細:
元は封印されていたいわく付きの般若の面が実体化した女性の鬼の悪魔
般若面をつけて烏帽子と狩衣を着た能を舞う癖っ毛のある長い黒髪の女性能楽師の姿
右手に持つ大型の鉈と両手の鈎爪が主な武器でそれで切り裂きに来る
京都の宇治川辺りの橋姫神社に供養のため収められていた呪物の般若面が本体
かつて身につけていた室町時代の女性能楽師が鬼となったため封印されていた
仕事では般若面の役ばかりやらされ、私生活でも大失恋したのが鬼に変わった理由
彼女自身は宇治の橋姫のような儀式と顛末により当時の陰陽師と侍により退治された
異界の状況のためにこの般若面は現場のメシアンに忌避され放置され封印されていた
明けましておめでとうございます。
今年も不定期ながら更新してい生きたい所存です。
あと、ヤンデレは二次元の中だけにしましょう。現実では危険です。
読んでくださった方がいるならありがとうございます。