【カオ転三次】『俺たち』閑話集   作:塵塚怪翁

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今回は山梨修行異界でのとある女性たちのお話

一部の人には不快な表現がありますので見る方は注意してください。

時系列としては、終末に突入してしばらく経った頃です。


 とある銀札女性としっと喪女団の顛末

 終末後のある日、山梨の異界の上層最深部のある場所で二人の人物が悪魔の群れと戦っていた。

 

 

『ファイナルベント』

 

「たあああっ!」

 

「雑魚は任せて!【回し蹴り】!」

 

 

 紫色のコブラ蛇の頭がついた杖のカードスロットに、これまた紫色のコブラ蛇をモチーフにしたデザインのライダーデモニカを纏った人物が腰のベルトの部分から抜き出したカードを入れると、大音量の音楽と共にロボットようなフォルムの宙を飛ぶ赤いエイにライダーが飛び乗って突撃を始め群れのリーダーだった悪魔を倒した。一緒にいた長い黒髪の美女が蹴り技で取り巻きの雑魚を全て倒し終わると、ベルトからカードデッキを抜いてライダーが変身を解除した。

 

 

「ふう、こんな感じで終わりかな?」

 

「そうね。もうすぐ上層と中層の境目にある安全地帯に着くからそこでひと休みしましょう」

 

「わかった。それじゃ行こう」

 

 

 ライダーデモニカが変身を解除したそこには、ショートカットの中性的な容貌の美少女がそこに立っていた。

 

 彼女の名前は【浅倉透(あさくらとおる)】。

 

 枯れ専ネキこと樋口まどかの幼馴染の友人で、友人の仲立ちで手に入れた【ライダーデモニカ・王蛇】で覚醒者として戦う道を選んだ女性であった。今同行している【山南恋(やまなみれん)】とはまどかを通じて知り合った準修羅勢の黒札の友人で、こうして彼女のレベル上げに付き合ってくれているのだった。

 

 今回のお話はこの彼女が巻き込まれた山梨の異界での騒動に関するお話である。

 

 

 ーーーーーーーーーー             

 

 

 さて、浅倉透という普通の少女が戦う選択をした経緯から説明しよう。

 

 切っ掛けは、幼馴染で親友である樋口まどかと終末直前にしたある会話であった。その日、まどかの自宅に遊びに行った際にいつもは幼馴染の中で一番冷静で大人のまどかが普段は読まないような雑誌を読んでいたのが始まりであった。

 

 

「お、まどか。

 なになに、たま◯よとか読んじゃって結婚でもするの?」 

 

「うん」 

 

「………………え?」 

 

「固まらないでよ、透。今、色々と準備しているだけだよ」 

 

「もしかして、前に話していた援助ィ臭しかしない男の人の事?」 

 

「うん。あと、不倫とかじゃないし犯罪行為は無いので安心して」 

 

「……何歳差だっけ?」 

 

「お父さんよりは……あー、違うか…確か……。

 ごめん、黙秘権でいい?」 

 

「……本気なの?」

 

 

 透がそう尋ねると今まで彼女が見たことがないような女の顔でまどかは答えた。

 

 

「本気。もう、逃がすつもりはないし両親も説得する宛ても出来ているの。

 式にはみんな呼ぶから。

 上手く行ったら、祝福してね?」 

 

「……わかった。頑張って、まどか」

 

 

 そう透が彼女を応援すると、輝くような笑顔をまどかは浮かべていた。 

 

 そして、現在。

 

 

「……まあ、そんな事があって。

 私達の中で一番冷静で大人びていたまどかのあんな顔を見てはね。

 自分も覚醒者になって強くなればあんな顔をした恋が出来るのかな、と思ったのが始めた切っ掛けだった」 

 

「今の御時世、覚醒者が優遇されるのはそうなんだけどね。

 それでそんなライダーのデモニカを手に入れて、素質があったのか契約した悪魔というかモンスター達にも気に入れられて、ここまで強くなれたんだからある意味、すごいと言えばすごいわね」 

 

「そうだね。その点はこの子達にも感謝しかないけど」

 

 

 異界内にある安全地帯の休憩用スペースで、MP補給用のチャクラドロップを舐めながらベンチに座って彼女たちは話し込んでいた。公園の休憩スペースのような場所のここの周囲にはここの警備用の一反もめんな式神の他に、幾人かの黒札とシキガミの組み合わせや遠征してきたらしいシキガミのグループが思い思いに休んでいるようだ。 

 

 そんな中、透は自分用に用意された【ライダーデモニカ・王蛇】のカードデッキケースを取り出して眺めていた。 

 

【ライダーデモニカ:王蛇デッキ】。 

 

 それは、山梨の技術部にいるマッドサイエンティスト黒札のドクトルニキの率いるドクトルラボで最近作られている仮面ライダー龍騎のライダーを再現したカスタムデモニカの一つである。原作内で殺人犯の死刑囚である人物に渡されたそれはその非常に偏った性能にも関わらず、原作内でのライダー殺害数トップを記録した複数のモンスターと契約できるデッキのいわく付きライダーである。 

 

 それを再現したこのデモニカは巨大な紫色のコブラ蛇のベノスネーカー姿の女神ウアジェト、二本足で立つ金属の装甲で覆われたサイのメタルゲラス姿の魔獣ツウテンサイ、赤い宙を舞うロボの様なエイのエビルダイバー姿の妖魔イソラと契約し、原作で使用されたカードの性能も再現されているある意味、悪魔と契約して使役するデモニカらしいデモニカと言えなくもないライダー型のカスタムデモニカである。 

 

 手に入れた経緯はたまたままどかとの付き合いで出かけた買い物で技術部の黒札である『研究員A』に出会い、「本物のノクチルじゃないか!」とアイドルオタクであった彼に貢がれたのが切っ掛けで居合わせたまどかが仲立ちを行なって正式に手に入れたその経緯であった。

 

 

「それじゃそろそろ行こうか。中層の方を覗いてみる?」 

 

「私が行って大丈夫?」 

 

「私が一緒にいるから入るだけなら大丈夫よ。入口近くでどんな悪魔が出るか見るだけだし」 

 

「う~~ん、まあそれなら? 恋、お願いね」 

 

「じゃあ、行きましょ」 

 

「よし、変身! 

 ……この変身の後に首と左腕を振る動作がデフォなのはどうしてだろう?」

 

 

 カードデッキを翳し腰に転移してきた金属製のベルトのバックル部分にケースを差し込むと変身が完了した。紫色のライダーデモニカ姿の透と恋は中層の入口をくぐって奥へと踏み込んで行った。

 

 

 ーーーーーーーーーー        

 

 

「そこのライダーデモニカを着た男、止まりなさい。

 オバタリアンなんか連れて、もう少し仲魔は選んだ方がいいと思うんだけど?」 

 

「え?」 

 

「あ゛あ゛!?」

 

 

 中層の入口近くで二人が適度に悪魔と戦いもしくは避けていたその時、そう声をかけてくる者がいた。オバタリアン呼びされた恋が不快そうに声を上げ、二人がそちらを見ると女性の集団がそこにいた。 

 

 リリカルなのはの八神はやてにそっくりな女性を中心としたその女性のグループは通称【しっと喪女団】と揶揄されている集団で、彼女ら自身は“フリージアの会”と名乗る婚活を目的にした黒札の女性を中心とした金銀札もいる女性グループである。彼女らはシキガミの旦那や恋人を持たず、黒札を含めた人間の男性のパートナーを求めているのが特徴である。

 

 

「また間違われた! よく見なさいよ! 黒札の私があのオバタリアンに見えるっていうの!?

 それにこっちのデモニカの中は女性よ!?」 

 

「……え? でも、そっくりなんだけど?」 

 

「おバカ! ほら、アナライズの結果を見い! 屍鬼やのうて人間やろ!」

 

 

 最初に声をかけたシンフォギアの風鳴翼似の女性黒札が恋の抗議に不思議そうに言うところを、携帯型のCOMPを構えたはやて似の女性に叱られ叩かれていた。 

 

 山南恋がオバタリアン呼びされるのは今回が初めてではない。彼女によく似た容姿の【屍鬼“肉便器な”オバタリアン】という元女神であった低レベルの悪魔が大量にデビオクなどで販売されているのが原因である。これはついこの間になるがガイア連合への借金を踏み倒そうとした『女神スカディ』がとある黒札女性の手で討伐され、女神の神核を抜かれた上で見せしめとして永劫に尊厳を破壊するのを目的として作られた人造の悪魔である。 

 

 この悪魔はエロ目的の他に肉盾や消費マグの安さとHPの高さから監視カメラ代わりにと現地民のサマナー達に重宝されているようで、その性質から男性召喚主なら裏切ろうとはせず死んでも男性器を突っ込めば蘇生するという教育に悪いくらいしかデメリットがないとその女性黒札の思惑とは別に高評価を得ている売れ筋の商品なのである。 

 

 その悪魔にまた間違われ怒り心頭の恋は、困惑して立ち尽くす透を横に彼女らに話しかけた。

 

 

「あなた達の事は話に聞いているわよ、“しっと喪女団”!

 中層でカップル連れの相手に襲撃をしているそうじゃない。羨ましいの?」 

 

「その呼び方は辞めてもらおうか! 羨ましい訳では無い!

 ちょっと、中層で黒札同士の手合わせをしているだけだ!」 

 

「そうだそうだ! わたし達は喪女なんかじゃない!

 あとそこの、ウケる~とか行って写メするんじゃない! 息の根を止めるぞ!?」 

 

「そうよ! まだこの中では私は一番若いんだし!

 おい、そこの。誤差だろとか小声で言ったやつ、慰謝料と毛根をむしるぞ!?」

 

 

 周囲で見物をしていた通りすがりの黒札達がわっと蜘蛛の子を散らすように退散しているのを横目に見つつ、喪女の群れに恋はその様を鼻で笑って話を続けた。

 

 

「見たところ、修羅勢の人も混じっているようだけどそんな事をして恥ずかしくないの?」 

 

「仕方がないやろ! 婚活が上手くいかなくてみんなストレスが溜まっているんやさかい!」 

 

「素直に男性型のシキガミをパートナーにすればいいじゃない?」 

 

「いや、それやと性欲に直結した男の黒札みたいでなんか負けたみたいな気がするやない?

 出来るなら、ちゃんとした相手と交際して結婚したいやんか」 

 

「「「うんうん」」」 

 

「……でも、上手くいっていないみたいだけど?」 

 

「「「うぐっ」」」

 

 

 ぼそっと言った透の発言でダメージを受ける彼女ら。

 それを見た恋は間違われた事への報復として、ニヤリと笑い彼女らを凹ます事に決めた。

 

 

「ふふっ。

 『ごめん……君とは付き合えないんだ』

 『俺、他に好きな子が居るから……』

 『ご、ごめんなさい!僕は年下が好きなんだ!』

 『霊力の差、ゴリラと人間の差ですやん。抱かれたら背骨が折れてまうわ』

 『強すぎる覚醒者の女性はちょっと。行為中にねじ切れでもしたら悲惨だし』」 

 

「「「ぐほっ!!」」」 

 

「これからは友達でいようね。あ、ああああああっ!」 

 

「自立した女性なら俺なんて必要ないよね。がああああっ!」 

 

「強すぎる女性と関係を持つのは特殊性癖で自殺志願って、そんな事はないから! ああああっ!」 

 

「私、重くない! 重くないから! ああああっ!」 

 

「部屋デート……ごみ処理……翌日ブロック……」 

 

「……い、いきなりムドバリオンを使うとは卑怯やない?」 

 

「言っておくけど、これはただのムドよ?」 

 

「なん……だと……!?」

 

 

 精神的なダメージを負ったのか、ふらつく彼女らにそう告げ自分も言われた過去を思い出しつつ追撃をする恋。

 

 

「『先輩ならすぐ結婚できますよ~』

 『え~、でもハードル高そうじゃない?』

 『理想高そうだよねー? 男の人は一緒に居たら疲れそうなタイプ?』

 『結婚相談所でも困りそう~』」 

 

「「「ぐふあっ!!」」」 

 

「私が養うから! 何でも買ってあげるから! だから捨てないで!

 君と僕とじゃ釣り合わないからとか言わないで! ああああっ!」 

 

「お金の事は全部面倒見るから待って。話し合おう?

 君の人生の邪魔になるからとか、ならないから待って。

 既読無視しないで。お願い、連絡して返事して! ああああっ!」 

 

「これは霊力が回復する家伝の調理法なの、伝統なの!

 メシマズはちょっと、じゃなくて味覚は正常だから! ああああっ!」 

 

「ケジメと言うんは別れる事やないんや! 結婚してくれるのがケジメ言うんや!

 仕事辞める言うのに何で向こうが責任感じるんや! ああああっ!」 

 

「……死屍累々ね」

 

 

 今世ばかりでなく前世のトラウマをも直撃したのか項垂れ膝をつく者が現れ、透がその様を見てぼそっと零す。

 しかし、恋は容赦なくとどめを刺すべく彼女らにある提案を持ちかけた。 

 

「そんなにここで手合わせがしたいなら、あなた達でしてもらおうじゃない?」 

 

「うちらの友情を舐めるんやない! 絆で結ばれた仲なんだから!」 

 

「あなた達で戦って生き残った3人に男性を紹介するけど?」 

 

「「「相手のプロフィールは?」」」 

 

「先日、あなた達みたいに私を肉便器呼ばわりしてぶっ飛ばした黒札のサスケニキ、ヨロイニキ、クロマニキだけど?」 

 

「え? あの見ている分には愉快な3人組? 恋人にするにはちょっと……ねえ?」 

 

「いくら黒札でもあそこまでアホなのはちょっと。友達までならまあ、許容範囲だけど」 

 

「うんうん、いくら紹介されても胸や腰をこっそりガン見する人は……」 

 

「同じ黒札でも結婚相手には、ねえ?」

 

 

 そう渋る彼女達に、自分でも内心は頷いた恋は条件を変えた。

 

 

「ふ~ん。

 それじゃ、うちの実家は剣術道場で銀札の覚醒者の有望な若い子たちがいるけどそっちなら?

 女性経験は無くて、好みのタイプは年上の女性らしいけど」

 

 

 恋の出した条件の子にすかさず食いつく彼女達。

 

 

「私達のことは知ってる? エッチに興味は? 年上ってどこまでが範囲?」 

 

「黒札の女性なら地方じゃ引く手数多なご時世です。

 覚醒者だから性欲は強いようで、学生から熟女までいける子もいます。

 皆、彼女が出来たら結婚までまじめにお付き合いをする子たちだけど」 

 

「相手の女性に求めるものと、主夫も可能ですか??」 

 

「主夫も可で、夫婦共働きもOKな子もいます。

 相手の女性に求めるものは、年上のエッチが好きなお姉さんが良いみたいな事をこの間話していたわ」 

 

「結婚した際のアフターケアは可能ですか?」 

 

「地元は京都ですから嫁入りの際は向こうの支部でも受け付けます。

 こっちに相手を連れてくる場合は、私か大叔父様の星杖ニキに相談してください」

 

 

 そこまで聞くと、じりっとお互いに武器に手を掛けつつ微妙に距離を取り出す彼女達がそこにいた。

 

 

「私達、友達よね?」 

 

「ええ、親友じゃない。なんで構えているの?」 

 

「みんな、惑わされるな! 武器を置くんだ、今すぐ!」 

 

「フンッ!」 

 

「なんでこっちを攻撃するのかな?? 敵は向こうだよ??」 

 

「ちっ、一発だけなら誤射だろう? まあ、この後何回も誤射するけど」 

 

「馬脚を現したな、この年増」 

 

「安心して死んで? 一度死ぬだけでいいから。友達でしょ?」 

 

「汚部屋はお帰りや。女子力の欠片もない女は一昨日来やがれや」 

 

「チェスト関ケ原!!」 

 

「グッバイ、親友! 明日の希望の糧になれ!!」

 

 

 恋にとっていい感じに同士討ちが始まったその時であった。

 

 

「ここかぁ、祭りの場所は……。こっちも混ぜてくれよ?」 

 

「「「げぇっ、黒死ネキ!?」」」

 

 

 そこにいたのは、中層で出会うと危険な黒札でも五指に入る彷徨うフィールドボスな黒死ネキであった。

 ニヤニヤと楽しそうに笑う彼女を前に、はやて似の女性が恋と透にも声をかけた。

 

 

「うちらで戦うの一時休戦や! そっちの二人も手を貸しい! 一緒にお陀仏やで!」 

 

「そうそう。手合わせなら、まとめて掛かって来てくれないと楽しくないからなぁ」 

 

「くっ。透、全力で戦らないと死に戻りすることになるわ!

 【ヒートライザ】【風龍脚】!」 

 

「よく分からないけど、わかった!」 

 

『ユナイトベント』『ファイナルベント』 

 

「「「生き残るぞ! たあああっ!」」」 

 

「さあ、来い! 存分に殺し殺されしようじゃないか!」

 

 

 それまでの事は後回しにして、黒死ネキに立ち向かう彼女達。運命やいかに?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なお、その後。

 

 黒死ネキ以外はみんな仲良く、スタッフによってここの蘇生場である通称『カント寺院』へと回収されたという。

 それで銀札の透を中層まで連れ込んだことが知られて、後日、星杖ニキ直々に折檻を受けた山南恋の姿が見られたという。 

 

 

 

 どっとはらい




後書きと設定解説


・主人公

名前:浅倉透(あさくらとおる)
性別:女性
識別:異能者・20歳
職業:ガイア連合山梨支部所属銀札
ステータス:レベル14(成長限界)
耐性:破魔無効・呪殺無効(装備)
スキル:惹きつけるオーラ(オリジナル)
    (敵全体・低確率で魅了を付与する。
     魅了された時、防御力が1段階低下する)
    カリスマ
    (相手との交渉時、
     中確率で会話相性を最高にする)
    不動心
    (混乱・恐怖・魔封・激昂・絶望無効となる)
装備:ケブラーベスト(ガイア連合製霊装)
   Gラダーズ(呪殺無効の付与された腕時計型霊装)
   精強のピアス(睡眠・混乱・魔封・魅了耐性付与)
   カードデッキ:王蛇(デモニカ:レベル21)
詳細:
 黒札である樋口まどかの幼馴染で親友でもある現地民の銀札
 まどかとは家族ぐるみの付き合いで家も隣り合っている
 ショートヘアの整った顔立ちで平均的なスタイルの中性的な容貌の美少女
 周囲の人を引き付けるオーラを持ち天然でマイペースな性格
 同じ幼馴染の小糸や雛菜が一般の職に就職するのとは違う道を選んだ
 戦えるようになってまどかの隣に立つという覚醒者の道を選択した
 その関係から技術部の黒札にライダーデモニカの試験運用を依頼された
 彼女自身の貢がれ体質が作用したようでまどかが仲立ちに入り正式に譲渡
 共通の友人である山南恋に付き合って貰い異界に潜っている
 幼馴染の中で一番冷静で大人びたまどかの女の顔に驚きその相手に興味深々
 それが戦うことを選ぶ最大の切っ掛けとなっている 

【ライダーデモニカ:王蛇デッキ】
仮面ライダー龍騎に登場した仮面ライダー王蛇の持つデッキを再現したもの
シザースと同時期の開発となるコブラ蛇をモチーフにした紫色のライダーデモニカ
黒札用にカスタムチューンされているが現地民でも比較的使いやすいデモニカ
原作の変身シーン同様にデッキをかざし変身と叫ぶ事で展開される仕様
契約モンスターの「ベノスネーカー」相当の悪魔は下エジプトの守護神とされる蛇
この蛇は古代エジプト神話で最も古い神で装飾で用いる蛇形記章のモデルでもある
デモニカのベルトには当然「処刑用BGMシステム」が完備されている
なおデモニカには、銃耐性と毒無効が付与されている
スキルカードの亜種であるデッキ内の各カード構成は以下の通り
また使用したカードは再変身の際に使用者のMPで生成される仕組みになっている
アドベント(1):ベノスネーカー姿の女神ウアジェトを召喚する
アドベント(2):メタルゲラス姿の魔獣ツウテンサイを召喚する
アドベント(3):エビルダイバー姿の妖魔イソラを召喚する
ソードベント:蛇の尾の先を模した螺旋状の刀身の剣を片手に装備する
ストライクベント:犀の角を模した一本角のある右手に装備する手甲を召喚する
スイングベント:エイの尾を模した連結した金属製の刃がある鞭を召喚する
スチールベント:相手の持つ武器や道具を手元に瞬間移動させる
ガードベント:近くにいる対象をランダムに自身の前に転移させて盾にし防御する
ユナイトベント:契約した3体のモンスターを短時間の間、1つの融合した姿にする
ファイナルベント(ベノクラッシュ)
        :空高く飛び上がり吐き出された毒液の勢いを借りて飛び蹴りする必殺技
         敵単体への大威力の物理攻撃相当のスキルとなる
         また低確率で毒状態を付与する
ファイナルベント(ヘビープレッシャー)
        :メタルゲラスの肩に乗り手甲を突き出したまま猛スピードで突進する必殺技
         敵全体へのランダムに大威力の物理攻撃相当のスキルとなる
ファイナルベント(ハイドベノン)
        :エビルダイバーの背に乗り低空飛行で猛スピードで突進する必殺技
         敵単体への力依存の大威力の電撃属性攻撃相当のスキルとなる
ファイナルベント(ドゥームズデイ)
        :ユナイトベントを使用し融合したジェノサイダー召喚時に使用可能
         モンスターの腹部に出来た黒い穴にきりもみ回転キックで蹴り入れる必殺技
         敵単体への力依存の大威力の重力属性攻撃相当のスキルとなる

・関係者

名前:山南恋(やまなみれん)
性別:女性
識別:転生者(ガイア連合)・21歳
職業:ガイア連合所属黒札
ステータス:レベル38・スピード型(速・力)
耐性:破魔無効・呪殺無効(装備)
スキル:風龍脚(敵単体・力依存の中威力の衝撃属性攻撃)
    回し蹴り(敵全体・ランダムに1~2回の中威力の物理攻撃)
    マカジャマ(敵単体・中確率で魔封を付与する)
    ヒートライザ
    (自身・攻撃、防御力、命中・回避率を1段階上昇させる)
    軽気功(自身・浮遊移動ができ床の罠を無視できる)
    トラフーリ
    (味方全体・ボス以外の戦闘から離脱できる)
    物理プレロマ(物理攻撃の威力が上昇する)
    専科百般(多方面に渡る多芸な才能。
         非戦闘時でも使用可能なハイグロウ)
    被虐体質
    (敵に狙われ易くなる。
     自身の現在HPが低いほど防御力が増加する)
装備:バッデドアーマー(高質のゴム製のボディスーツ防具霊装)
   メタルブーツ(金属製の戦闘用ブーツ霊装)
   花飾り(呪殺無効を付与した桃の花の飾り)
   精神無効の腕輪
   禍除けのマント
   スマホ型COMP(アナライズ、エネミーソナー)
詳細:
 京都出身の星杖ニキの兄の孫に当たる修羅勢の女性転生者   
 半終末後に星杖ニキが実家に帰省した際に話して転生者と判った
 地元の京都では有名な剣術道場の娘として良家の学校に通っていた
 卒業後、山梨で覚醒し大叔父の星杖ニキの後を追うように鍛錬し出した
 今世の両親は京都の連合関係者を道場生として受け入れて教えている
 前世は良家のお嬢様で普通に結婚して老年で穏やかに亡くなった女性
 今世で自分の才能がどこまで伸ばせるのかを試すのが今の一番の趣味
 容姿は「魔都精兵のスレイブ」の「山城恋」にそっくり
 終末後、とある女神と黒札のせいで深刻な風評被害に晒されている
 専用シキガミは索敵に強い黒い柴犬の姿の「カナメ」
 今回は友人である朝倉透のレベルアップに付き合う形で同行している

【禍除けのマント】
山南恋が身につけている装着部が金色の赤いマント霊装 
普通の防具としての機能に魔法回避率の上昇とアナライズ隠蔽効果がある 
デザイン違いにナルトの暁や進撃の調査兵団など各種の漫画の物が販売されている

・敵対者

【しっと喪女団】
あるいは、「モジョナンダー」と影で称される黒札や金銀札女性の集団
自身たちでは「婚活淑女の会」「フリージアの会」と名乗っている
基本的に山梨に在住する伴侶のいない黒札の女性を中心とした喪女の集まり
鍛えるのに夢中で彼氏がいない修羅勢も混じっているのでその戦闘力は侮れない
若返りの水で身体は若く維持している者も多く見た目には美女美少女の集団
その歴史はそこそこ古く中層に多くの黒札が潜るようになった頃から存在する
リスト入りは専用の掲示板に自他薦で名前が上げられてスカウトされる
修行用異界の中層に出現しシキガミなどの伴侶を連れた相手を襲撃している
中層では黒札同士のPVPが行われるのでそれを悪用した襲撃である
ガス抜きも兼ねているのでよほど悪質でない限り活動は上から黙認されている
リストから抜けた複数の著名メンバーは永久欠番扱いとしてリストに名が残る
式神の伴侶や恋人を持つのは何か負けた気がするとかで武具や動物型式神持ちが多い
なお、黒札の場合は前世でも男女交際経験の少ないメンバーが多数を占めている
そのためか、婚活活動では尻込みしたり高望みしたりやらかしたりで成婚率が低い模様
中心メンバーのリスト入り黒札女性は以下の通り
魔王ネキ:初代名誉リーダー。
     早々にアーッニキと結婚しリスト外に
アラサーマミネキ:修羅勢だった2代目リーダー。
         最近、巨乳を駆使し新人男黒札を誘惑し既成事実してリスト外に
タツタネキ:艦これの龍田似の女性修羅勢で準メンバー。
      京都に行ったまま相手を見つけて未帰還リスト外に
はやてネキ:リリカルなのはの八神はやて似の黒札女性で現在のリーダー
      才色兼備が過ぎて高嶺の花()と化して出会いがない
      皆の参謀役であり修羅勢だが憂さ晴らしの襲撃の首謀者
アスナネキ:メンバー。SAOのアスナ似の修羅勢の女性黒札
      キリト似の男性黒札に蝉ドンをかまして逃げられた前科あり
ミオネキ:メンバー。ストパンの坂本美緒似の女性修羅勢
     自身の鍛錬が楽し過ぎていつの間にか年齢=彼氏いない歴に
防人ネキ:メンバー。シンフォギアの風鳴翼似の女性修羅勢
     修行好きとその汚部屋女子っぷりから年齢=彼氏いない歴に
ちひろネキ:度々、名前が上がるも謎の力でリストから除外されている

屍鬼“肉便器な”オバタリアン:
本家様AAスレ「小ネタ 終末後、とある辺境にて」より出典

黒死ネキ:
マカーブルさん著「【カオ転三次】酒と葉巻と病と死神 ~みんな楽しく踊ればいい~」より出典

サスケニキ、ヨロイニキ、クロマニキ:
貧弱一般メガテンプレイヤーさん著「【カオ転三次】幼女ネキの謎を解明するため、黒札調査隊は宮城県の奥地〇〇町出張所へと向かった――。」より出典


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