時系列としては、半終末に突入し終末に近くなった頃です。
「尾間くん、ちょっと」
「オールマインドですよ、係長。本名で呼ばないでください。
……それで何の御用ですか?」
「いや、技術部の予算申請の書類がこちらに回ってきていてね。
千川さんの方で人が足らないらしくて、こっちでも審査して欲しいらしいんだ」
「……私が行くんですか?」
「君、専用のロボもあるし技術系にも明るいだろ? 頼むよ」
ある終末も近づいた半終末のある日、山梨第2支部の事務受付で書類を整理していた【オールマインドネキ】こと『尾間めぐみ』は奥の席で同じく書類整理をしていたここの受付事務を統括している【草壁係長】に呼び出されていた。呼び出された理由は、予算の申請書類の審査のためであった。
基本、技術部に所属し何かを作る際には材料や資材の他に様々な道具類や施設が必要になる。一部の高レベルの黒札は異界に潜ったり自らのパテント料や製品を売るなどして賄うが、ほとんどの技術系黒札はシキガミに異界出張させるくらいしかレベル上げは行わず予算や補助金を申請してそれらを賄うのが通例である。そのため、経理部などの事務に書類を申請し審査の末に予算が降りるのであるが他の支部と同じく山梨支部でもその点は同じであった。
むしろ、探求ネキに無惨ニキや脳缶ニキのようにほぼ全額自費で作りたい放題してたりするのが例外なのである。
オールマインドネキが技術系に明るいというのは、彼女が黒札でも珍しい【マシン・オペレーター】の素質持ちで半終末になってようやく種族マシンの悪魔としても扱える専用の二足歩行ロボが完成し仕事の合間を縫ってレベル上げを始めているからである。
「確かに、マシンオペレーターですが…」
「ああ、それから。審査先は『21号ネキ』と『ドクトルニキ』だから」
「……最悪です。マジですか?」
「ああ、マジだよ。それに、君のそのロボットを作ったのはドクトルじゃないか
それに、“オールマインドは全ての黒札のためにあります”と言っていたじゃないか」
「だからなのです。……はあ、分かりました。向かいますので、資料をこちらに」
「じゃあ、頼んだから。いない間の受け付けは秋雲くんに頼もうか。
……秋雲くん、BL同人のネタを考えていないで働きなさい。ナマモノネキみたいになるよ?」
「はっ、はいいぃぃ~~~!!」
こうして係長から資料を受け取り申請された予算の審査に向かうオールドンm…もとい、オールマインドネキが今回の話の主人公である。
ーーーーーーーーーー
「なるほど、それで事務から来たのね。オールマインドネキ」
「そういう事です、21号ネキ。
早速、予算が必要な研究内容について教えて下さい」
山梨第2支部にほど近い郊外の隔離研究棟が立ち並ぶ一角に彼女の研究室はあった。そしてその近くにある建物内を、その予算が必要だと申請の出された物があるという場所にオールマインドネキは21号ネキ自身によって案内されていた。最初に着いたのは緑色の醜悪な容姿の小人が喚び出された幽鬼ガキなどの悪魔と模擬戦をしているまるでポ◯モンが対戦しているようなアリーナであった。
「……ここは?」
「見ての通り、アリーナよここは。あそこで戦っているのが研究成果の一つである【サイバイマン】よ」
『ギッギッギィィッ!(かめ◯め波っ!)』
サイバイマンとは、かの龍球格闘漫画で敵役のハゲの大男が使用した地面に埋めると増える自爆して味方の一人を道連れにしたエピソードが一番有名でもある雑魚敵である。基本スキルも溶解液と自爆を持ち10レベルの妖樹の種族の悪魔として再現されたここのサイバイマンも、地面に植えて付属の水を掛けて種の状態から成体へと変化し召喚主の指令に従うように出来ていた。ちなみに、色違いでより強い『ジンコウマン』や『テンネンマン』などの亜種も完成していた。
「……どこかで見たような技でガキを倒しましたね。それで、あれが何なのですか?」
「あれは個人的に再現していたあの漫画の技をスキルカードにしたものよ。
それはそれとして、あの容姿で体格も小柄でしょう?
妖樹の悪魔特有の火炎弱点や道具が使えない使い勝手の悪さでいまいち注文が無いのよね。
カタログだと、横に並んでるライバル商品のクローンヤクザとかてらほくんとかネメシスだとかに顧客の眼が行っているのよね。
下手すると、姿が不気味なてらほくんより売れていないの」
「もともと敵キャラのあの容姿は醜いし一般人には怪物にしか見えませんよ。
特に、一反もめんやてらほくんでも出来るのに道具が使えないのも致命的ですね。
あれには補助金は出せませんね」
「まあ、そうなるわね。じゃあ、次のやつね」
原作でもサイヤ人襲来時にしか出番がなかった戦闘員キャラだけにその容姿は怪物そのものであり、その色々な欠点もあり注文数も沖縄支部製のスパルトイや後発であるてらほくんにすら全く及ばない数であった。開発に協力した農業部のナッパニキも「こんなもんだろう」と小遣い程度の収入で納得しているらしい。
ちなみに龍球格闘漫画の技の数々の再現も行なっているのだが、21号ネキが主にそれの担当を依頼している黒札に『悟空ニキ』というそっくりの人物がいるのだが所属が農業部とダメンズ同盟であるため本業と遊びが忙しくそちらもあまり進んでいないのが実情であった。
オールマインドネキのその言葉にある程度諦めがついていたのか、21号ネキはそう軽く言うと次の場所に案内するために移動し始めた。と言っても、体育館ほどの広さのアリーナの廊下を挟んで向かいの部屋の扉を開けただけだが、その部屋の中の様子にオールマインドネキはドン引きしていた。
「あの、なんでアリーナのすぐ横にラブホテルの部屋があるんでしょうか?
……正直、理由が分かりません」
「理由があるのよ。本命はここなんだし」
「……は?」
21号ネキの言葉に固まったオールマインドネキに彼女は説明を始めた。
そもそも彼女が作ろうとしていたのはアリーナ(闘技場)の方であった。始まりはとある修羅勢から、「戦いたい相手がいるのだが自分の方がレベルが上がり過ぎて勝負にならないからどうにかして欲しい」という嘆願があったからだった。そこで対戦という観点から21号ネキはポ◯モンの通信対戦を思い出していた。
ポ◯モンのプレイヤー同士や公式戦の対戦ではお互いの出場するモンスターは全て同じレベルで統一される仕様である。そこから修行異界の下層で侵入者のレベルを半減させるギミックがあるのを思い出し、高くなり過ぎた方のレベルを下げれば良いのではないかと思いついた。実際に無理やり上げるよりも下げる方が対象のマグネタイトを操作するという点ではギミックの術式が簡単であったのも幸いした。
こうして『バトルアリーナ』として完成したこの施設であったが、このレベルを下げるという術式を再現した事に目を付けた者たちがいた。
『スケベ部』のメンバーである。
彼らの側としても、半終末に入り抜き差しならない案件があったからである。覚醒者の性行為においてレベルの差が顕著な場合、房中術を身に付ければ緩和されるとはいえ低い方に死の危険性が大きいという問題である。男性や男性器を生やした方が大きい場合は受け手側が注がれるマグネタイトに耐えきれず内臓破裂や五体四散したり、女性や受け側の方が大きい場合は男性器を体内で破壊したり相手をサキュバスの如く搾り殺す事例が起こったからであった。
その事例が複数起きたことを受けスケベ部を主催するミナミィネキは房中術会得の講座開設と知り合いの魔女であるソーサレスネキの秘薬の販売をしていたがそれだけでは足りず、他に解決できる手段を探していたところにこのアリーナの詳報が連合のデータベースに乗っているのを見つけたのだ。そして交渉の末にラブホテル風の部屋にアリーナと同様の仕組みを仕掛けた部屋を作り、幾人かのカップルに試して貰って安全性を確かめ自らの悪魔しょうかんの別館にその部屋を複数設置したのであった。
このアリーナとラブホ部屋というある意味個人同士の対戦としては同じであるという意味で、【ヤリ部屋アリーナ】という名前が付けられてデータベースに登録される事となっていた。
「まあこういう趣旨で開発された経緯があるのだけど、思ったより需要があったらしく増設の依頼が来ているのよ。
ミナミィネキのところだけじゃなく、どこかの某地方の支部なんかにね。
部屋やアリーナは従来のもので充分で、この術式が組み込まれた魔法陣とかをそれに組み込めばいいだけだしね」
「それで予算というか補助金をもらってそれらの依頼をこなしたい、と?」
「ええ。
やっぱり、そういうのを作るには事前に資材や移動手段の確保とかお金がかかるけど、相手からは完成後に料金は払ってもらうものだからどうしてもね」
「……わかりました。
趣味優先の黒札としては真っ当な理由があるのもそうですが、何より実績のあるスケベ部とも連携しているのが大きいですね。
持ち帰って申請を許可できるように上に報告を上げます」
「助かるわ。
自分とシキガミで修行異界に潜って稼ぐにしても時間が掛かるし、抱えている老人ホームの方も時々見に行かないといけなかったから。
それじゃお願いね」
「ふふ、おまかせください。それでは失礼します」
そう言って頼んでくる21号ネキに笑みを浮かべたドヤ顔で答えると、次の場所へ行くべくオールマインドネキは施設を後にした。
「……できれば顔を合わせたくないんですけどねぇ」
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「と、言うわけで研究成果を見せるのにちょうどいい標的であるメシア教過激派の拠点があそこだ!
オールマインドくん!」
「待ってください。どうしてその場所を知っているんですか?」
「そんなもの、メシアンが嫌いな情報通の黒札に交渉して教えてもらったに決まっているだろう!
何しろ、過激派のメシアンなどいなくなった所で何の問題もない存在だからな。
奴らに効果的な機器の実験台を探していると聞けば結果を教えるならと喜んで教えてくれたぞ、オールマインドくん!
……いや、めぐみ!」
「今は仕事で来ているんですから本名で呼ばないでください、ドクトルニキ。……いえ、父さん。
あまり口外しないでください。親子だというのは他の人には秘密にしているんです」
「恥ずかしがるような事ではあるまいし、それにそんな年ではもう無いだろう? なあ、めぐみ」
「一言余計ですよ! 父さん!」
今彼らは、山梨から離れた場所にある市街地の上空に浮かぶアダムスキー型円盤の姿をしたシキガミの中にいた。その円盤シキガミはドクトルニキが個人的に所有している、アメリカで捕縛された『怪異アダムスキー型円盤』を技術部が妖怪のオボログルマのようにシキガミにして乗り物にしている物の一つである。
透明化能力で地上の人間には発見できず、そこから飛ばした同じく透明化能力を持つ蜂の大きさのドローンシキガミのカメラに映る姿を彼らはメシア教会内部の様子をモニター越しに見ていた。
『……はれ……るや……はれ……るや……はれ……るや……』
『おお、御使いと繋がることにより御使いと結ばれる栄誉を得る機会をあなた方は得たのです!』
『……はれ……るや……はれ……るや……はれ……るや……』
『御覧なさい、皆さん! この無心に神に祈る美しき少女たちの姿を!
これこそ、楽園に住むに相応しい人々の姿です!
原罪から解放された人々が交わり、やがて楽園を成すでしょう!』
『これぞ、神がしろ示す楽園の始まり。その敬虔な信心、褒めるとしましょう』
『おお、ありがたきお言葉です。御使いプリンシパリティよ!』
『……はれ……るや……はれ……るや……はれ……るや……』
そこに映っていたのは、よくあるメシア教過激派のマグネタイト生産工場である“人間牧場”であった。目に光のない無数の少女たちが、天使を自称する悪魔達に犯されながら連中が腰をふるタイミングに合わせて一心不乱に神を称える言葉を唱える様子がそこには移っていた。
その様子を見て不快そうにオールマインドネキは呟いた。
「本当に冗談じゃありませんね。理解できません」
「狂人を理解などせんでも良いと思うがね、時間の無駄だ!
さてマグネタイトは発生しているようだが、あれはメシア製の大型のマグネタイトバッテリーか。
さしずめ、マグ工場兼天使生産工場といったところか。
天使はエンジェルとアークエンジェルが十数体とプリンシパリティが1体に、メシアンは司祭らしい幹部と戦闘員が複数と。
COMPは幹部と戦闘員のリーダーが持っているようだな」
「よく冷静に見れますね、こんなもの」
「過激派のメシアンなどどれも似たようなものだからな。
いちいち気にしていたら研究などやっとられんぞ?
それに穏健派だとてこういう手段は取らないだけで、善意に浸け込む詐欺みたいな真似は堂々とするからな!」
「それはまあ、合法的な手段ならいくらでもしますね。
実際に前世だと新興宗教が後ろ盾だった与党の一角が、こっちだとメシア教が後ろ盾ですからね」
オールマインドネキの感想に冷静にそう返し、ドクトルは映像を見て手慣れた様子で内部の観察を始める。そして、雑談の片手間にあらかた見終わるとドクトルは足元から黒い革の装丁のアタッシュケースを取り出した。
「それは?」
「今回の目玉、名付けて【他爆装置】だとも!」
「今回の審査の提出品はそれですか、ドクトル?」
「うむ。まあ百聞は一見にしかずと言うからな、早速試そうか! ぽちっとな」
内部がノートパソコンとなっているそれを起動し、ドクトルはホーム画面に出ていたドクロマークのアプリをクリックし起動させた。すると、画面の中でメシアン達に動きが早速出たようだった。
『天使様方が消えた? プリンシパリティ様、新たに御使いを召喚されるので?』
『……私は何もしていないぞ?』
『滅びるが良い、邪悪共!』
『ぎゃあ、誰だ!? 主のご意思により行動する私を攻撃するなどっ!?』
『主のご意思に沿う行いだと、馬鹿者が。私が現れる理由が堕天使を罰する以外にあるとでも?』
『げぇっ! サリエル様がどうしてここに!?』
画面を見るとメシア教会内で大天使サリエルとお付の天使たちが召喚され、もともと教会にいて腰を振っていたメシア天使と内部で争いが起き始めていた。
「……ドクトル、これは?」
「相手の自爆装置をこちらで作動させるのがこれの主な趣旨であるのだが、メシア教過激派相手ならば見ての通り天使共の構造上の自浄能力を使って自爆させるのがこいつの能力になるのだ!」
ドクトルの作ったこの『他爆装置』、古典の日本のSFや特撮にある悪の組織が拠点や怪人の体内に使用する自爆装置をこちらで強制的に作動させるのが目的の装置である。だが実際に、そんな物を仕掛けるような者は現実にはいない。そしてこの世界において“世界征服を狙う悪の組織”と言えば、実際に特撮やSFよりも外道味は何倍も強化されている『メシア教』というものが存在しているのである。
ならば、それに合わせた物に変えようとしたのが今回のこの装置である。
簡単に言えば過激派メシアンの持つCOMPにウィルスを流し、罪人の天使を裁く役目を持った大天使をメシア教に情報汚染されない形で相手のリソースとCOMPを使って召喚させるのが主な使用法になる。ここで召喚されるのは、天使の罪状を監視し記録する大天使ラグエル、罪を犯した天使を堕天使として認定し堕天させる大天使サリエル、罪を犯した天使や堕天使を幽閉先のタルタロスへ捕縛し輸送する大天使サンダルフォンの3体のどれかである。
さて、メシア汚染されていないこれらの大天使の分霊がメシアンのいる場所に召喚されたらどうなるか。こうなるのである。
『汝ら、罪ありき! 堕天使と認定する! 裁かれよ!』
『『『ああああっ、堕天するはいやだぁああっ!!』』』
『速やかに堕天使共を排除し、しかる後に異端共も掃討せよ!』
『『はっ、サリエル様!!』』
「……天使たちが消えた後に、現地の名家達が突入して被害者の救出をしていますね。これは?」
「わしが手配していおいた連中だ。メシアンや天使がいないなら連中だけで充分だろう?」
モニターの中ではサリエルによって堕天使とされたメシア天使達が一様に羽を失い、それぞれに合わせた堕天使の姿へと変わっていく。その堕天使となった者達はサリエル配下の天使たちに混乱するメシアン諸共に鏖殺されて、その成果に満足したサリエルは捕らえた堕天使とメシアン達の魂を持ってこの場から消えた。その後に恐る恐るといった感じで教会に入って来た地元の名家と警察が協力して被害者の救出をしている様子が見て取れた。
「さて、どうかね? オールマインドくん」
「効果的であるのは認めます。
量産化の補助金が申請されているので上に許可する方向でレポートを上げておきます。
……これでいい、父さん?」
「うむ! 満足だとも、めぐみ! じゃあ、家に帰ろうか!」
「どうせ、研究所に泊まり込むんだろうけどたまには母さんに顔を見せなさいよ?」
「大丈夫だ! 暇を見て会っているとも!」
「いまいち、そのへんが信用できないよ」
ちなみにオールマインドネキの実母でドクトルの妻である女性は、地元では“魔女”と呼ばれる腕を持つデビルバスターでドクトルの技術の腕に惚れ込んで一緒になった奇特な人物であるらしい。
そう口喧嘩する親子を乗せてUFOシキガミは山梨に帰還するのだった。
ーーーーーーーーーー
なお帰還後に、研究施設に封印されていたドクトルが天使パワーを魔改造して製造した変異体天使【天使ハプシエル】が封印を破って脱走し、(ハプシエルにディープキスをされて昏倒したり精神に傷を負った)多大な犠牲者を(緊急に出動要請された修羅勢を含めて)出しながらも再封印に成功した事件があった事を記しておく。
また、オールマインドネキも応援到達までの時間稼ぎに安請け合いをして駆り出され、自身のマシンと共に戦い犠牲者の一人になったとの事である。
どっとはらい
後書きと設定解説
・主人公
名前:オールマインドネキ(尾間めぐみ・おまめぐみ)
性別:女性
識別:転生者(ガイア連合)・32歳
職業:ガイア連合山梨第2支部総務部事務員
ステータス:レベル30
耐性:破魔無効・呪殺無効(装備)
スキル:マシン・オペレーション
(種族がマシンの悪魔を召喚する)
マシン搭乗
(召喚したマシンに搭乗し操作できる)
アナライズ
(敵単体・名称、レベル、耐性が分かる)
マグネタイト・エディター
(スキル消費のMPをHPでも可能にできる)
コンピューター操作(ハッキング含む)
事務知識
図書館(書籍での有効な情報検索技術)
交渉術
装備:マシン用アームターミナル型COMP
ガイア拳銃(破魔・呪殺弾が撃てるモデルガン霊装)
オーダーメイド制服(連合製防具礼装)
体強のリング(毒・麻痺・病気・目眩耐性)
鋭敏のイヤリング(睡眠・混乱・魔封・魅了無効)
Gラダーズ(呪殺無効が付与された腕時計型霊装)
詳細:山梨第2支部で事務の受付を主にしている女性黒札
黒髪のショートボブと緑色の瞳に黒いスーツの巨乳美女
黒札でも珍しいマシンオペレーターの素質がある
割と調子に乗りやすくポンコツになりヘマをする事が多い
前世は取り立てて言う事のないブラック過労死IT技術者の女性
現世では母子家庭に生まれ公務員を志望し地元の役所に就職していた
ガイア連合が山梨で大きくなりその過程で転生者と判明し合流した
「黒札支援システム」という支部で使用する基本プログラムの作成者
プログラム作成者としての名義は「ケイト・マークソン」
前職は山梨の市役所の事務員で係長とはその頃から部下
レベル上げは半終末後にマシンが完成してから始めた
係長の補佐役という関係から問題児の黒札を担当にする事が多い
実の父親がドクトルニキで昔はカミーユみたいだったのは黒歴史
容姿はAAスレでも使われるピクシブの絵師のデザインにそっくり
【黒札支援システム“オールマインド”】
前世で使用しこちらでまだ開発されていなかった事務プログラム類の総称
要するに支部の事務作業で使用する様々なプログラム群を統括するプログラム
90年代や2000年代で未開発の製品も含むので割と事務員には好評
依頼の取りまとめや文書記録の電子データ化にDDSネットにも役に立っている
全国に支部が建ち始めた頃に完成したので各支部で独自の変化を遂げている
山梨の技術部で盛んにアップデートが行われすでに彼女の手からは離れている
【マシン トランクスライバー】
レベル30 耐性:物理耐性・電撃弱点・状態異常無効
スキル:突撃(敵単体・小威力の物理攻撃)
44-143・HMMR
(敵全体・大威力の電撃属性攻撃。
1戦闘に1回まで使用可能)
44ー141・JVLNーA
(敵単体・大威力の火炎属性攻撃。
1戦闘に5回まで使用可能)
44-142・KRSV
(敵全体・特大威力の火炎、電撃属性攻撃。
発射までに1ターンが必要となる。
1戦闘に3回まで使用可能)
百発百中(攻撃命中率が10%上昇する)
寸分の見切り(攻撃回避率が20%上昇する)
火炎ブースタ(火炎属性攻撃の威力が上昇する)
飛行(背部の飛行ユニットによるジェット推進)
詳細:オールマインドがロボ部に発注して作成した専用マシン
全長10mほどの2足歩行人型ロボットの形をしている
アーマードコア系列のデザインで基本色はメタルグレー
カメラアイなどの発光部は緑でオリジナルエンブレム付き
胴体部に操縦席があり背部の大型バッテリー駆動で動く
基本フレームの名前は自分で「MIND ALPHA」と名付けている
基本武装は腰部の小型ナイフと格闘及び以下の追加武装
HMMRは先端に爆発物の付いた鎖分銅型の振り回す武装
JVLNはイカした銃剣付きの弾倉に5発あるバズーカ砲
KRSVは背部に折り畳んで装備した大型のロマンビーム砲
飛行はガル系の魔法を中心としたジェット推力による飛行
それぞれが作成できる技術的に可能になった半終末に完成した
レベルは固定のため変えるには専門家の調整が必要になる
・関係者
名前:21号ネキ(紅野結・こうのゆい)
性別:女性
識別:転生者(ガイア連合)・20代?
職業:ガイア連合山梨支部技術部所属黒札
ステータス:レベル41・マジック型(魔・速)
耐性:破魔無効・呪殺無効(装備)
スキル:悪魔変身(妖鬼イヒカ)
アブソリュートリリースボール(ジオダイン)
(敵単体・大威力の電撃属性攻撃)
フォトンスワイプ(マハジオ)
(敵全体・小威力の電撃属性攻撃)
テイスティングカット(乙女の間食)
(敵単体・中威力の万能属性HPMP吸収攻撃。
対象が魅了時、威力が大幅に上昇する)
念動飛行
(自身・飛行能力をそのターンの終了時まで得る)
アイテム作製(霊装を含むアイテム作製技術)
コンピューター操作(プログラム作成含む技術)
図書館(書物による的確な情報収集技術)
装備:耐爆白衣(物理・火炎・衝撃耐性が付与された霊装)
ダンシングヒール(回避強化が付与された靴型霊装)
アナライズ付与の眼鏡型霊装
G・ラダーズ(呪殺無効が付与された腕時計型霊装)
鋭敏のイヤリング(睡眠・混乱・魔封・魅了無効付与)
メンタルリング(三分の魔脈が付与された指輪霊装)
スマホ型COMP(アナライズ、エネミーソナー)
詳細:
自衛隊と協力を始めた頃に合流した女性転生者の技術者
色白の肌に切れ長のツリ目と癖の強い茶色の長髪が特徴の美女
170cmを超える長身に巨乳というグラマラスな身体の持ち主
前世は自衛隊の防衛産業メーカーにいた技術者の病死した男性
今世では女性になったが前世記憶を利用し同じルートで就職していた
デモニカ解析からの関連で転生者と判明し山梨に来て覚醒した
性差による葛藤や違いなどはどうでもよく思って無視している
現在では技術部に所属し自分の好きな物の開発や研究をしている
生涯の研究目標はDB世界の再現で目標とする科学者はブルマ
前世の頃から根っからのドラゴンボールフリークで古参の厄介ファン
自分の使うスキルはどれも赤黒い電撃になるように改造したもの
自衛隊の訓練にも参加していたので戦闘にも慣れている
自宅は原作好きが高じて山梨支部の住宅街にカメハウスを建てている
容姿はゲーム「DBファイターズ」の『人造人間21号』にそっくり
【妖鬼イヒカ】
レベル41 耐性:火炎弱点・電撃無効・破魔無効・神経無効
スキル:アブソリュートリリースボール(ジオダイン)
(敵単体・大威力の電撃属性攻撃)
フォトンスワイプ(マハジオ)
(敵全体・小威力の電撃属性攻撃)
テイスティングカット(乙女の間食)
(敵単体・中威力の万能属性HPMP吸収攻撃。
対象が魅了時、威力が大幅に上昇する)
なぎ払い(敵全体・小威力の尾による物理攻撃)
ディア(味方単体・HP小回復)
パララディ(味方単体・麻痺状態を回復する)
念動飛行
(自身・飛行能力をそのターンの終了時まで得る)
電撃無効(弱点補強のスキルカード付与)
界王拳(ヒートライザ)
(自身・攻撃力、防御力、命中と回避率を1段階上昇させる)
詳細:
日本神話に登場する神で、井光、井氷鹿と記される水の女神
水光姫(みひかひめ)と呼ばれ神武天皇のお供をしていた国津神
祭神としては奈良県長尾神社で祀られ交通安全や旅行安全の神様
髪は白、肌はピンク色となり尖った耳や蛇のような長い尻尾を持つ
衣装は黒いチューブブラと黒のアームウォーマーに白いズボン姿
テイスティングカットはモデル元のレベル吸収までは至っていない
そのため、モデル元のような捕食衝動による人格の分裂などは起きていない
【龍球格闘漫画の技再現】
かめはめ波、どどん波、気功砲などの放出技は再現が比較的簡単にできた
ボディチェンジ、スーパーサイヤ人は特異過ぎるので再現は困難
魔封破は電子ジャーと大魔王封じの札も含め再現できた
界王拳はヒートライザなどの自身へのステータス上昇魔法として再現
元気玉はマグネタイトを周囲から集める術式が再現困難のため研究中
【サイバイマン】
21号ネキが開発した簡易シキガミ技術を使った人手解消用の量産品
原作通り地面に植えて付属の水を掛けると成体になり容姿は原作そのままである
戦闘力は10レベルほどでスキルも原作再現で溶解液と自爆がある
強化形態の色違いで「ジンコウマン」や「テンネンマン」などもある
悪魔の種別としてはマンドレイクやサンショウなどと同じ“妖樹”となる
弱点として火炎と人としての偽装や装備品が使用できない使い勝手の悪い点
そのため、その容姿とライバル商品の多さからも売り上げはいまいちである
【ヤリ部屋アリーナ】
もともとはポ◯モンのバトルアリーナのレベル調整機能を参考に作られた施設
ポ◯モンの対戦では出場ポ◯モンは自動的に全て同じレベルで統一されるのを参考
とある修羅勢の要望により上のレベルの黒札を30まで下げる効果が得られた
侵入者のレベルを低下させる異界のギミックがもともとの技術的基礎構築
戦闘が目的であったが一時的なレベル低下にスケベ部が目をつけた
その結果、性行為が危険な高レベルと低レベルのカップルのヤリ部屋に採用された
形状として戦闘目的のアリーナと性行為目的のラブホ部屋の2種類が完成した
そのため施設の名称が二つの目的を兼ねるものとなった
精神と時の部屋作成の経験を活かした21号ネキがスケベ部協力の制作
名前:ドクトルニキ(松戸展男)
性別:男性
識別:転生者(ガイア連合)・50代
職業:ガイア連合技術部科学者
詳細:
ガイア連合に所属するマッドサイエンティスト
山梨支部の技術部内で研究チームを率いて活動している
前世も現世も前職は発明家を自称する電化製品の修理技師
ガイア連合を知り現世の全部をかなぐり捨てて突撃した
天才ではあるがエドニキも引くほど行動がエキセントリック
発明家を自称するだけあり時々突拍子もない閃きを得て暴走する
オリジナルデザインのデモニカをこよなく愛する懐古主義派の領袖
容姿は幼女戦記のマッド科学者によく似ている
【円盤型シキガミ】
アメリカで捕獲した「怪異アダムスキー型円盤」を式神にしたもの
マタギニキがアメリカ西海岸のガイア連合の拠点にいる時に黒札が発見した
天使との防衛戦闘中に浮かんでいるのを見つけ総出でいくつか撃ち落とした
その際に中にいた「怪異グレイ」や「怪異マーズオクトパス」は排除済み
珍しいのでそのまま術で捕獲され、山梨支部で調査されて技術部が狂喜した
現在は、技術部共用でオボログルマのように輸送機に改造して使用している
主な能力は、静音で姿を隠蔽し時速100km以上の速度で空を飛ぶ事が出来る
武装は、ジグザグ型の怪光線とライトのような引き寄せも出来る重力光線
この個体はドクトルが個人用に自家用車のように所有しているもの
【他爆装置】
ドクトルが古のSFからヒントを得て作ったもの
メシアンのCOMPを自爆させ安全にメシアンを葬る目的で作られた装置
アタッシュケース付きのノートPCの形をしておりCOMPでもある
一定エリア内のメシアンのCOMPを強制作動させるウィルスが仕込んである
相手のCOMPとリソースでメシア汚染されていない対天使用の大天使を召喚させる
主にまともな人格のサリエル、ラグエル、サンダルフォンの何れかを召喚させる仕様
罪人の天使に対処する役目の大天使によりメシアンやメシア天使が全滅するのを待つ
喚び出した大天使が消えるなどした後、残りの掃除をする事で手間が省ける仕様
なお、ガイア連合のアプデをしていると効果がないので穏健派への使用は非推奨
名前:草壁係長
性別:男性
識別:転生者(ガイア連合)・30代
職業:ガイア連合山梨第2支部総務部係長
詳細:
山梨第2支部で受け付け事務の取りまとめ担当の係長をしている
田舎の役場にでもいそうな眼鏡をした容姿の平凡な男性転生者
一応覚醒して本名は別にあるが皆には「係長」と呼ばれている
わりと毒舌な部分があるが真面目で善良な性格
妻帯者で娘二人の名前は「皐月」と「芽衣」
名前:尾間志依子(おましいこ)
性別:女性
識別:異能者・50代
職業:ガイア連合山梨所属金札/デビルバスター
詳細:
ドクトルニキの妻にしてオールマインドネキの実母
年齢にそぐわないこけし人形を彷彿とさせる若々しい容姿である
市井で“魔女”と呼ばれる娘以上の強さの悪魔退治屋を営んでいた
馴れ初めは怪我をして休養中に病院で出会い彼女が彼の腕に惚れたため
現在、ドクトルと別居しているのは研究施設に彼が住み込んでいるから
娘に父親の事で文句を言われたが苦笑いをして諭したとか
若い頃は金属製のワイヤーを使う戦法を得意としていた
山梨に来てから若返りの水を飲み錆びついた腕を戻そうとしている
・敵対者
【天使ハプシエル】
レベル40 耐性:物理に強い、魔法に強い、破魔吸収、呪殺無効
スキル:福音を告げてしまう者(オリジナル)
(敵味方単体・大威力の精神属性貫通攻撃。
対象の攻撃力、防御力、命中と回避率を1段階上昇させる。
上昇効果は半日の間、継続する。
このスキルによるダメージでは死亡しない)
ラブテンプテーション(オリジナル)
(自身・自ターン開始時に敵全体に中確率で緊縛を付与する。
敵ターン開始時に以下の連動効果が発生。
「1ターンの間、最大HPと同数の防壁の効果を得る)
(防壁:効果中、受けたダメージの全てを防壁が優先して受ける)
勝利の雄叫び
(戦闘終了後に、HPMPが完全回復する)
瞬間回復
(状態異常回復の必要ターンが自動的に1ターンになる)
強靭の権化(最大HPが20%増加し、
自身が受ける攻撃のクリティカル率を50%減少させる)
五分の活泉(HPの最大値を50%上昇させる)
真・全門耐性
(万能以外の属性攻撃を受けた際、ダメージを50%にする)
耐万能
(万能属性の攻撃を受けた際、ダメージを50%にする)
詳細:召喚したメシア系天使パワーを素材にドクトルが魔改造して作製した天使
「まじしゃんずあかでみぃ」という作品の同名キャラの再現が目的だった
全身甲冑姿がオールバックの髪型にマッチョハードゲイな姿に変貌している
紫の口紅がお気に入りで両腕に羽のあるハートとラブ&ピースのタトゥー付き
平和・博愛主義者でバイセクシャルで極度のマゾヒストな性格になっている
特化した防御力と全てのダメージを快感に変えるため非常に討たれ強い
変化の結果、メシア教に対しては非常に害悪で最悪な天使となっている
攻撃方法は近づいて相手を力強く抱擁しディープキスの祝福を与えるもの
一応、天使なので4枚羽もあり飛行も出来るので移動速度も意外と俊敏
作ったのは酔った勢いとその場の勢いとドクトルと同じ声のため
1人称は「吾輩」でオネエ系の話し方をする
ダメンズ同盟:
Lilyalaさん著「【カオ転三次】最速で出会った俺らのガイア連合活動記録」の「平行世界のチート転生者」より出典
特殊エンディング曲:「魅惑のラヴィアンローズ」
読んでくださった方がいるならありがとうございます。