フランス舌   作:轟大吾

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トラブルメーカー同士という事でトミーとカーシマを知人同士という設定にしました

原作でトミーが酔っぱらったテンションのままに桃ちゃんに喋らせたので若干行き過ぎな気もしますが(笑)

まぁ話は書きやすいかな(笑)


フランス舌

大洗学園生徒会室

 

山岡「いや〜、華ちゃんが大洗の生徒会長で助かったよ」

 

華「こちらこそ大洗の戦車道を東西新聞で取り上げて頂けるなんて光栄ですわ」

 

桃「この大洗学園新隊長にして元生徒会、大洗の智将こと河島桃に何でも聞き給え」

 

エルウィン「智将?恥将の間違いでは?」

 

カエサル「劉禅だな」

 

おりょう「いやいや足利義政では?」

 

左衛門佐「ここは小早川秀秋だろ」

 

歴女「それだ!」

 

桃「何だと貴様ら!!!…コホン、実は私も東西新聞社に知人がいてな」

 

山岡「へぇ、誰だろ?」

 

桃「父の古い友人でな…山岡さんは一般社員だからご存知ないだろう、何せ新聞王として東西新聞を影で支えている存在だからな」

 

杏「だから新聞王なんて役職は存在しないってかーしま…」

 

柚子「桃ちゃんそのオジさんに騙されてるんだって…単純だから」

 

桃「オジさんを悪く言うな!!!私が幼少の時から色々面倒見て貰ったり遊びに連れてって貰った言うなればもう一人の父親的存在だ」

 

杏「まぁ悪い人では無さそうだけどね〜」

 

柚子「桃ちゃん、尊敬する人を聞かれると杏と並んでその人の名前を絶対だすしね〜」

 

山岡(こないだも思ったけど河島さんって誰かさんに雰囲気がそっくなんだよなぁ…)

 

 

 

 

 

一週間後、大洗学園生徒会室

 

山岡「…で、何で俺は呼び出された訳?」

 

華「申し訳ございます兄様、兄様のお智慧をお借りしたいのです」

 

桃「うぇ〜ん!もう駄目だ〜!!オシマイダー!!!」

 

杏「落ち着きなって河島」

 

桃「こうなったら私がBCの校門の前で切腹を〜」

 

柚子「馬鹿な事言わないで桃ちゃん!!!」

 

桃「うぇ〜ん、柚子ちゃ〜ん」

 

山岡「一体全体何がどうしたってんだい?」

 

華「実は…」

 

 

 

 

 

 

三日前、大洗学園応接室

 

押田「大洗の諸君、本日はお招き頂いてありがとう」

 

華「こちらこそお越し頂いて光栄ですわ」

 

マリー「ところでケーキはまだかしら?」

 

安藤「ちょっ、マリー様…これもエスカレーター組が甘やかすからだ!」

 

押田「何をぅ、君達受験組にマナーに関して兎角言われる筋合いは無い!」

 

安藤「何だと!」

 

押田「やるかぁ!?」

 

マリー「ハイハイ、二人共静かになさい」

 

柚子「うふふ、大洗でも人気のケーキ屋さんのケーキを用意してるので後で食べましょう?」

 

麻子「本当かっ」ガタッ

 

沙織「も〜、何で麻子が食い付くのよ〜」

 

桃「他校に菓子の催促をする隊長もどうかと思うがな」

 

安藤「何?」

 

柚子「桃ちゃん!失礼だよっ!!!」

 

マリー「どの様なお菓子を出すかでその学校の程度がしれますの、でもその感じだと大洗のお菓子には期待出来ないかしら?」

 

杏「あはは、一本取られたねぇカーシマ」

 

桃「ぐぬぬぬ…だ、大体貴様は菓子類以外食べてるのを見た事無いぞっ!!!」

 

マリー「あらっ?ゲタのムニエルなんかも好きですわ」

 

桃「ゲタ…?」

 

杏「舌平目の事だね〜」

 

桃「ハハハ、田舎者まる出しだなぁ〜、しかも気取ってムニエルなどと!!!」

 

マリー「」プチッ

 

安藤&押田「おい貴様っ!!!」

 

杏「おい…河島!!!」

 

柚子「桃ちゃん、謝って!!!」

 

桃「良いかぁ〜?舌平目は煮付けが一番なんだ、そんな事も分からないのかフランスかぶれは?」

 

マリー「お黙りなさいっ!!!」バンッ

 

桃「ヒィィィ〜」ガクブル

 

マリー「岡山の言葉とムニエルという料理法を侮辱されたのは許せない…もはや大洗とは国交断絶、いいえ、最早全面戦争よっ!!!」

 

杏「マリー!どうか落ち着いて!!ねっ!!?」

 

柚子「本当に申し訳ございません!!!」頭下げ

 

桃「許して下さい!!!」ドゲザ

 

押田「いいや、絶対に許さんっ!!!」

 

安藤「君と同意見なのは癪だがその通りだ、覚悟するんだな大洗!!!」

 

桃「」気絶

 

 

 

 

 

 

華「…という訳でして…」

 

山岡「そりゃあマリーさんが怒るのは当然さ、方言はその地域の大切な文化だからね」呆れ

 

杏「それもそうなんだけどその後何とかマリーに聞いたら“方言の事は言われ慣れてる、だがムニエルという料理法を馬鹿にしたのは許せない”って事なんだよね〜」

 

柚子「流石杏っ!既にマリーさんに交渉してくれたのねっ!!!」

 

桃「ふぇぇん〜かいちょ〜(泣)」

 

杏「今は違うって」

 

麻子「要するにムニエルという料理法の素晴らしさを河島先輩に分からせた事をマリーさんに証明すれば良いんだな」

 

沙織「何だ!簡単じゃん、早速ムニエル作ろうよ!!!」

 

柚子「それが…桃ちゃんは洋食が嫌いなの」

 

優花里「ハァッ!!?」呆れ

 

桃「だって…バターとか乳臭いし油っこいし…」

 

山岡「!」ピーンッ

 

杏「私も何度か作って試させたんだけど駄目でね…」

 

みほ「料理上手の元会長で駄目だなんて…」

 

麻子「これは切腹かな」

 

優花里「ですね」

 

桃「そんなぁ〜(泣)」

 

山岡「…少し試したい事がある」

 

一同「???」

 

 

 

 

 

後日大洗食堂

 

桃「この度は誠に申し訳ございませんでした〜!!!」土下座

 

マリー「あのバターが送られてきたという事は…勉強したみたいね」ニコッ

 

桃「へへぇ〜!!!」土下座

 

杏「さて、一件落着した所で食事会といきますか」

 

山岡「へい、舌平目のムニエル人数分お待ちっ!」

 

沙織「良い匂い!!!」

 

杏「山岡さんに教えて貰った発酵バターを使ったから味がしっかり決まるんだよね〜」

 

桃「これなら私も食べられます、ちょっと醤油に似た感じもするし」

 

山岡「魚介類の調理には塩味のある発酵バターが一番なんだ」

 

マリー「バターも色々あるの、発酵バターを知らずしてムニエルを語って欲しくないわ」

 

桃「へへぇ〜」土下座

 

柚子「ま、次こんな事があったら桃ちゃんの舌をムニエルにして食べちゃうけどね」ニコッ

 

桃「ゆるして〜柚子ちゃ〜ん」(泣)

 

一同「アハハ」

 

 

 

 

 

後日大洗生徒会室

 

富井「桃ちゃ〜ん!!!大丈夫かい!!?」

 

桃「来てくれたんですね富井の小父さん!!!」

 

山岡「げっ!やっぱり河島さんの知り合いって富井副部長の事か…」

 

桃「大丈夫、山岡さんが全部解決してくれたよ!!!」

 

富井「山岡がぁ〜?ハハハッ、やはり日頃から上司である私の指導が良いからだな!!!」

 

桃「て事はやっぱり小父さんのお蔭って事ね」キラキラ

 

山岡「何でそ〜なんの」呆れ

 

柚子「桃ちゃん…」呆れ

 

杏「何というかカーシマのルーツが理解出来たよ…」呆れ

 

富井&桃「ワハハハハッッッ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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