霊華「行くわよ!」
霊華の一言で戦闘は始まった。それに合わせ蓮斗も発射筒を構え、霊華を狙っている。
先に動いたのは霊華だった。右手に霊力を溜め、そのまま殴り飛ばす。シンプルだがこれが結構痛い。俺自身食らったことがあるがあれは普通の人間が受けていいものではない。だが。
蓮斗「結界!」
蓮斗は結界を貼り、霊華の右拳を受け止めていた。そして一瞬で標準を定め、トリガーを引いた。
蓮斗「マスタースパーク!」
蓮斗は発射筒から極太のレーザーをぶっ放した。でも流石博麗の巫女。あっさり躱して、また霊力を溜めている。
蓮斗「こうなったらとっておきを...」
そう言ってさっきとは違うカードを差し込む。「STANDING BY」の音声が鳴り暫く待機音が鳴っている。
「COMPLETE」
蓮斗「これで、とどめだ!オールレンジ・マスタースパーク!」
霊華「甘い!博麗拳術極技『夢想封滅』!」
発射筒が小型に分裂し、5個に分かれ、全てが霊華を狙っていた。そして霊華も蓮斗に殴りかかろうと一気に近づいていく。
決着は一瞬だった。蓮斗のレーザーが届くよりも先に霊華の拳が先に当たった。
蓮斗「ぐえっ!」
蓮斗はめっちゃ遠くまで飛ばされて、霊華は「待てやコラァ!」と言いながら蓮斗を追いかけ走っていった。
〜数時間後、博麗神社にて〜
霊華「いや〜やっぱいいですな〜」
蓮斗「そうだね〜」
俺たちは博麗神社の縁側で蓮斗が買ってた...いや買わされたのほうが正しいか?まぁ取り敢えず黒糖まんじゅうを食べながら日向ぼっこをしている。
代永「そういや蓮斗〜」
蓮斗「ん〜なぁに〜?」
代永「発射筒、どうだった?」
蓮斗「チャージ遅いんだよな〜」
代永「それだけか?」
蓮斗「おう、そんくらいだぞ」
代永「オッケー、あと直しておくわ」
そう、前回も言ったが蓮斗が使っているあの発射筒は俺が他の魔法使いや妖怪たちと作った武器である。蓮斗は生まれつき魔力がそこそこな量あったのだが、魔法が使えなかった。それをできるように、と他の妖怪や魔法使いと協力して作成したのがあの多目的発射筒という訳である。
霊華「そういえばさ〜」
代永「どうした?」
霊華「最近、華仙来なくない?」
代永「別にいいんじゃね?」
霊華「いやでもこんなに来ないことなんてあった?」(ひどいときは週2で来てた)
蓮斗「よくよく考えれば無かったな」
霊華「あ、そういや...」
そう言って霊華が外に出ていったのでついてってみると、神社の木に括り付けられ御札をめちゃくちゃ貼られたルーミアがいた。「これ外せよ!」とギャーギャー騒いでいる。
蓮斗「んーと、どういう状況?」
代永「知らね」
少年救出中...
ルーミア「は〜助かった」
代永「お前何したんだよ?」
ルーミア「人間食べてたら、そこの巫女にやられて括り付けられた」
蓮斗「...なぁ」
代永「お前もういっぺん括り付けられてろ」
ルーミア「えぇ!?」
こうして暫く開放してもらえないルーミアだった。
次回もよろしくね〜