陰の実力者になりたくて ゴースト   作:首都防衛戦闘機

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第09話 謎の人斬り事件

アレクシア誘拐事件から数日後

 

ウル達は、ある任務に駆り出されていた。

 

ミドガル王都、路地裏

 

男「うわぁ・・・!?」

 

男は悲鳴を上げながら何かから逃げていた。

 

男「ひっ・・・・!うぅ・・・・」

 

カツ、カツと足音を響かせ、黒マントの男が迫ってくる。

 

黒マントの男「我らはシャドウガーデン・・・」

 

黒マントの男は、何故男を追うのか理由を言わず、唯我らはシャドウガーデンと言いながら剣を向ける。

 

男「た、助けて・・・」

 

男は命乞いをするが

 

黒マントの男「我らはシャドウガーデン・・・」

 

男「ひっ、や、やめっ!」

 

黒マントの男は容赦なく男を切り殺し

 

謎の男「我らはシャドウガーデン・・・我らは・・・」

 

我らはシャドウガーデンと言いながら去っていた。

 

数分後

 

黒マントの男が去った数分後、アオメとリーゼが現場に駆け付けた。

 

アオメ「問答無用か・・・」

 

リーゼ「酷い・・・!?」

 

無残に切り殺された遺体を見て、相手の残虐さを思いしり

 

リーゼ「これもシャドウガーデンの仕業?・・・いくらディアボロス教団と戦うと言いながら・・・こんな、こんなの!」

 

リーゼは、ディアボロス教団と戦うと言いながら市民を無差別に殺すシャドウガーデンに怒りを露にする。

 

アオメ「騎士団が来る・・・急いで戻ってボスに報告しよう。」

 

リーゼ「うん!」

 

現場検証を終えたウルとリーゼは、騎士団が来る前に素早くその場を去る。

 

酒場アオイ、地下ゴースト本拠地

 

ウル「そうか・・・報告ご苦労!」

 

本拠地でリーゼからの報告を聞くウル。

 

リュドミラ「雅か、一連の殺しがシャドウガーデンの仕業だったとわね!」

 

この数日間、王都では無差別に市民を斬殺する人斬りが多発していた。

 

しかも相手はシャドウガーデンと名乗っていた。

 

カナンの命令で、ゴーストは真相を探っていた。

 

しかし、リーゼとアオメの調査でシャドウガーデンと確定するが

 

ウル「そりゃ如何かな?」

 

リーゼ「えっ!?」

 

だが、ウルはシャドウガーデンの仕業に疑問を抱く。

 

ウル「思い出せ!・・・2年前俺達ゴーストが無差別に市民を襲った時の事を・・・」

 

リーゼ「ま、雅か!?」

 

ウル「上手く似せているが・・・これは奴らの仕業だな!」

 

それは2年前、教団が市民を無差別に殺し、それをゴーストの仕業に見せかけた。

 

今回も同じ様に教団がシャドウガーデンの仕業に見せかけようとしている。

 

リュドミラ「確かに思い出せば似てるわね・・・2年前の事件に・・・」

 

アオメ「・・・・」

 

ウル「2年経っても手口は変わんねぇ・・・全く悪趣味な奴らだ!」

 

2年前と同じ手口をする教団に呆れるウル。

 

リーゼ「そもそも奴らが何であんな事をするの・・・」

 

リーゼは、教団が何故無差別に市民を殺すのか分らなかった。

 

ウル「情報では、奴らは何かを企んでいる・・・だから、目立つと不味いからシャドウガーデンの名を借りて事件を起こし、奴らの仕業に見せかけようとしているんだろう。」

 

ウルが言うには、教団が再び何かを企んでいるという情報を掴んでいた。

 

だが、下手に動くと目立つので、シャドウガーデンの名を借りて事件を起こし、シャドウガーデンに罪を着せようとしているのだ。

 

リーゼ「一体何を・・・」

 

ウル「そいつは分からん・・・ユーリ!・・・奴らの動向を探ってほしい!」

 

ウルは教団の目的が分からず、ユーリに探るを命じる。

 

ユーリ「承知した・・・あそうだボス、リーゼ!・・・学園に居る時は気を付けろ・・・最近アイリス王女が紅の騎士団を結成したみたいだからな・・・くれぐれも下手な事はするなよ!」

 

ユーリは教団を探ろうと再び陰に消える。

 

次の日

 

ミドガル魔剣士学園

 

翌日、ウルとリーゼは何な変りなく、学園に通う。

 

学園に通う中、ウルは、あの事件で犯人にされた時、殆んどの生徒が疑いの目で見ていたのに、いざ終わって見れば、何な普通に戻っている。

 

雅に人の信用などあっけないものだ。

 

授業を終え、食堂へと向かう。

 

ミドガル魔剣士学園、食堂

 

何時も一緒に居るリーゼは剣術大会が近いので、昼休みは剣の練習中なので、今日はウル1人だった。

 

ウル「1人で食うのも・・・ん!?」

 

ウルが考えていると

 

ヒョロ「んで、アレクシア王女とは如何なったのよ?」

 

ジャガ「うんうんっ。」

 

まん前の席で見覚えが有る顔を見つけた。

 

ウル「あれは確か、此間の!」

 

それは、此間のアレクシア王女誘拐事件で一緒に捕まったシドとつれのヒョロとジャガの3人だった。

 

シド「だから別れてそれっきりだって!」

 

ヒョロとジャガがアレクシア王女の事を聞くと、シドは別れた事を告げる。

 

ジャガ「チューもしてないんですか?」

 

『チュー・・・』

 

それを聞いた2人は、チューもしていないのかと問うと

 

シド「ないない」

 

あっさりしてないと告げる。

 

『はぁ・・・もったいない・・・』

 

それを聞いてもったいないと落ち込む。

 

ウル「確かにもったいないな!」

 

ウルが間に入って来た。

 

『うぇ!?』

 

シド「ん?」

 

ウル「よう!」

 

『ヒュ、ヒューガ先輩!?』

 

シド「ああ、先輩!」

 

突然、話の間に入って来たウルにビックリするヒョロとジャガとあまりビックリしないで接するシド。

 

ウルは、何なく横に座る。

 

ウル「此間は大丈夫だったか・・・あの後大変だったろう?」

 

この前の事件の後の事をシドに問う

 

シド「いえいえ・・・あの後騎士団から謝罪してくれましたから・・・」

 

如何やらシドの方は、あの後騎士団から正式に謝罪が有った様だ。

 

ウル「え・・・騎士団が謝罪!?俺にはしなかったぞ!?」

 

それに対して、ウルの方は何も無かった。

 

シド「へ・・・そうなんですか?初耳です!」

 

それを聞いて、シドは初耳と言って、ビックリする

 

雅に平民と貴族のちがいである。

 

『う・・・・』

 

2人が話している中、ヒョロとジャガはウルに何故か脅えていた。

 

ウル「何脅えてんだ?・・・話を続けろよ!」

 

そんな2人にウルは話を続けろと言う。

 

ヒョロ「は、はい!」

 

2人は話を続ける。

 

ヒョロ「たく仕方ねぇ・・・俺が良い店紹介してやるから元気出せよ!」

 

アレクシア王女にふられたシドにヒョロはある店を紹介すると言い張る。

 

ジャガ「い、良い店!?」

 

ヒョロ「そっちの店じゃねぇよ・・・最近話題のミツゴシ商会だ!」

 

ヒョロが言ってた店とは最近勢力を伸ばしてきたミツゴシ商会である。

 

ウル(ミツゴシ?・・・ああ最近勢力を伸ばしてきたと言う・・・確かサカモトのおばさんとこの商売敵だったな!)

 

ウルの言う通り、他にもサカモト商会などがあり、ミツゴシ商会と派閥争いしている。

 

ヒョロ「何でも、見た事ない商品ばかり扱ってるらしくて、チョコだか言うお菓子がクソ美味いらしい!」

 

ジャガ「お菓子ですか、良いですね!」

 

ヒョロ「バーカ!・・・自分で食って如何するんだよ!・・・女にプレゼントするんだよ・・・女なんて甘いもんやっとけばちょろいもんさ!」

 

ウル(そんなもんなのか?)

 

ジャガ「な、成程・・・流石ヒョロ君です、勉強になりますね!」

 

ヒョロ「だろだろ!・・・行こうぜシド!」

 

ジャガ「行きましょうシド君!」

 

シド「分かった、行くよ!」

 

結局、シドはヒョロに言われるままにミツゴシ商会に行く事にした。

 

ジャガ「如何ですか先輩も?」

 

ウルも誘おうとしたが

 

ウル「いや俺はバイトが有るから遠慮しとくわ!」

 

バイトが有るので断った。

 

ミドガル魔剣士学園、副学園長室

 

その頃、副学園長室では、アイリス王女と妹のアレクシアに騎士2人、その反対側に副学園長のルスラン・バーネットと娘のシェリー・バーネットの6人が何かを話していた。

 

アイリス「先ずはこれを・・・・」

 

アイリスは、ある物をルスランとシェリーに見せる。

 

シェリー「アーティファクトですか?・・・それも使用可能な状態の・・・」

 

アイリス「先日の事件の折・・・ディアボロス教団と名乗る宗教団体の施設から押収した物です・・・しかし、我々には詳細は分からない・・・其処でシェリー・バーネット!・・・王国随一の頭脳と名高い貴方に、このアーティファクトの解読を頼みたい!」

 

それは、先日の誘拐事件の時に、破壊されたフェンリル派のアジトから見つかったアーティファクトだった。

 

しかし見つけたものの、如何扱うのか分からず

 

其処でアイリスは、ミドガル王国随一の頭脳と名高いシェリー・バーネットに解読を依頼したのだ。

 

シェリー「えっ・・・しかし、私はまだ学生ですし・・・」

 

だが、シェリーは自分は学生で無理だと拒む。

 

アイリス「この分野で貴方に勝る研究者などいない!」

 

アレクシア「噂は、隣の魔剣士学園まで聞こえてるわ!」

 

アイリスとアレクシアは、優秀なシェリーを信頼していた。

 

シェリー「うう・・」

 

プレシアがかかるシェリー

 

ルスラン「良い機会だ、受けてみなさい!」

 

すると、父親でもあるルスランから受けてみなさいと言われる。

 

シェリー「お父様?」

 

ルスラン「君はいずれ世界に羽ばたく研究者になる・・・ミドガル学術学園の副学園長としても推薦するよ!」

 

シェリー「でも・・・」

 

如何するか迷っていると

 

ルスラン「自信を持ちなさい・・・君なら・・やれる!」

 

と言って、シェリーを押す。

 

シェリー「あっ・・・分かりました!」

 

ルスランに押され、シェリーはこの依頼を受ける事にした。

 

アイリス「万が一に備え、警備には紅の騎士団をあたらせます。」

 

アイリスは念の為、警備に紅の騎士団を警備にあたらせると告げる。

 

シェリー「紅の・・・?」

 

ルスラン「アイリス様が新設なされた騎士団ですな!」

 

 

アイリス「まだ小規模ですが、信用できる者達です。」

 

グレン「お任せ下さい!」

 

マルコ「・・・・」

 

グレン、マルコの2人が警備に当たる。

 

アレクシア「姉様!・・・私も協力します!」

 

更に妹のアレクシアも協力したいと申しでて来た。

 

アイリス「アレクシア、ですが・・・」

 

当然アイリスは拒否するが

 

アレクシア「私は知りたいのです・・・彼らの目的・・・その正体も!」

 

アレクシアはゴーストとシャドウガーデンの目的と正体を知る為にも協力したいと言い張る。

 

アイリス「・・・はぁ・・・分かりました・・・但し危険の無い範囲ですよ!」

 

アレクシアの熱意に負け、アイリスは危険の無い範囲まで許可した。

 

アレクシア「ありがとうございます、アイリス姉様!」

 

こうして、紅の騎士団の護衛の元、アーティファクト解明を行う。

 

 

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