ミドガル魔剣士学園、2年生教室
ウル達はルナの協力のもと、アーティファクトの調査を続けていた。
やがて機は熟し、アーティファクトの奪取する作戦に入ろうとした時、事態は思いもよらない展開になった。
黒服の男「我々はシャドウガーデン!・・・この学園を占拠する!」
何とシャドウガーデンと名乗る謎の黒服の男達が学園を占拠したのだった。
更に出入り口を固め、更に武器まで破壊した。
黒服の男「そのまま席を立つな・・・全員手を上げろ!」
黒服の男達の前に無力になった生徒達は仕方なく言う通りにするが
リーゼ「ん!」
リーゼは、隙を見てスカートの中に隠していた魔導師の杖を取り出そうとしたが
ウル「よせ!」
ウルがそれを止める。
流石に此処で魔法を使えば自分達がゴーストだとバレてしまうし、そもそも魔法が使えない状況では、無駄なあがきである。
それから生徒達は大人しく、行動へと連行される。
その途中で
ウル「今だ!」
そう言って
黒服の男「ぐわ!?」
黒服の男に蹴りを入れ
ウル「逃げろ!」
隙を見て、2人は逃げる。
黒服の男達は2人を追う。
やがて、人気がない角へと追い込む
黒服の男「もう逃げられないぞ!・・・男は殺せ!・・・女は生け捕りにしろ!」
リーゼ「いやぁぁ・・・!・・・怖いよ!」
リーゼが泣き叫ぶ
黒服の男「泣いても無駄だ・・・たっぷり可愛がってやる。」
容赦なく迫りくる黒服の男達
ウル「・・・・」
黒服の男「おいお前・・・怖くて声が出ないか?」
あまりの恐怖にウルは声が出ないと思っていた様だが
ウル「はぁ・・・全く、口が悪い奴らだ!」
黒服の男「何?」
次の瞬間
バサー!
男の胴体から何かが落ちた。
それは男の生首だった。
黒服の男「な、何だ!?・・うわぁ!」
いきなり何が起きたのか分からず、もう1人の黒服の男も瞬時に首が飛んだ。
2人を倒した後、ウルの指から魔力の糸が伸びていた。
そう
男達は、この魔力の細い糸にやられたのだ。
魔力が使えない状況では魔法が使えない。
だが、ウルはかすかに使える魔力を糸状に束ね。
それを素早く動かし相手の首を跳ねたのだ。
リーゼ「ふん!・・・相手が悪かったわね!」
首が跳ねられた死体を見て、リーゼは動揺しない。
それもその筈、暗殺家業をしているゴーストの一員なら死体を見ても何とも驚かないだろう。
ウル「さて・・・魔力が結合できないんじゃ、通信もできない・・・取り合えず合流地点に向かうぞ!」
リーゼ「ん!」
ウルとリーゼは、アオメ達と合流する為、合流地点の学術棟へと向かう。
ミドガル魔剣士学園、学術棟、シェリーの研究室
その頃、シェリーとルナは学園が占拠されたのも知らず、アーティファクトの研究にはげんでいた。
ルナ「よいしょっと!」
シェリー「これは・・・」
2人が研究に没頭している時
『!?』
突然、窓から1人の男が飛び込んできた。
シェリー「えっ・・・」
ルナ「あ、貴方は・・・」
レックス「我らはシャドウガーデンっと、シャドウガーディアンだっけか?・・・まあいいか・・・俺はレックス・・・反逆遊戯のレックス様だ!」
男はシャドウガーデンの反逆遊戯のレックスと名乗り
ルナ「反逆遊戯・・・」
反逆遊戯と聞いて、相手がディアボロス教団だと気づくルナ。
レックス「俺の仕事は、ペンダント型のアーティファクトの回収だ・・・それを回収したら、あとは好きに暴れて良いって話なんだけどよ・・・分かりやすくて助かるねぇ・・・」
目的は2人が研究しているアーティファクトで、しかもそれを回収した後は、好きに暴れて良いと告げ、相手をいたぶる様な目で見るレックス。
シェリー「あ、ああ・・・!?」
動揺するシェリー
だがルナの方は
ルナ「それで脅しているんですか?」
レックス「あん?」
ルナ「貴方なんか、今にボスにコテンパンにされるんだから!!」
そう言って、ルナはレックスをけん制するが
レックス「ハハハ・・・いきが良いお嬢ちゃんだ!・・・なら試してみるか?・・・此処で・・・」
レックスは笑いながら、試してみるかと言って剣を抜き
レックス「ありがとよ、お嬢ちゃん!」
2人に斬りかかってきた。
『・・・っ!!』
最早、駄目かと思いきや
グレン「させん!」
危機を感じた紅の騎士団のグレンが2人を守るかの様に剣でレックスの剣を防ぐ。
レックス「へぇ、魔力も使えないのにやるじゃねぇか」
グレン「魔力だけが全てではない・・・実力差があれば、受け流すのはたやすい。」
魔力が使えない状況でグレンは己の実力差で何とか乗り切ていた。
レックス「実力差があれば・・・へへへ、てめぇ、俺より強いと思ってんのか?」
グレン「思っているさ。」
レックス「ふん、一応名前だけは聞いておいてやるよ!」
グレン「紅の騎士団副団長、獅子髭のグレン」
グレンは名乗り
グレン「マルコ!!」
隣で戦闘しているマルコを呼ぶ。
マルコ「はい!!」
黒服の男相手に奮戦するマルコは
マルコ「シェリーさん!ルナさん!今のうちに早く!」
2人に逃げるよう告げ
ルナ「こっち!」
2人が戦っている内にルナはシェリーを連れて逃げる。
グレン「ぬうぁあ!があぁぁ・・・!」
マルコ「副団長!!」
後方から断末魔の叫びが聞こえたが、それでも2人はその場から急いで離れた。
ミドガル魔剣士学園、校外
一方、ウルとリーゼは、合流地点である学術棟を目指していた。
見張りを避け、密かに倒しながら学術棟へと向かい
ミドガル魔剣士学園、学術棟、シェリーの研究室
やがて学術棟にたどり着き、その一室で
アオメ「ボス!?」
ウル「無事だったか!」
アオメ、シオンと合流する。
リーゼ「よかった・・・2人とも無事で!」
シオン「いきなり魔力が使えなくなって、危なかったのですが・・・アオメ殿のお陰で助かりました。」
シオンが言うには、いきなり魔力が使えなくなり危機的状況に陥るも、アオメのお陰で危機を脱したそうだ。
下を見るとアオメによって切り殺された6人の教団員の死体が散乱していた。
アオメ「問題ない!」
6人も相手にしたのに、傷ひとつ付いていないアオメ。
そんな時
『ん!?』
人の気配を感じ、また敵かと思い、構えるが
ユーリ「俺だ!」
ウル「ユーリ!?」
それはユーリだった。
ユーリ「全員無事だな?」
ウル「お前もな!・・・リュドミラは如何した?」
お互いに無事なのを確認し、リュドミラは如何したのかと問う。
ユーリ「あいつなら今校舎の屋上から講堂を監視している。」
リュドミラは生徒達が集まる講堂を監視していた。
ユーリ「状況は災厄だ!・・・至る所に奴らの人形どもがうじゃうじゃいる・・・生徒達と職員は講堂に監禁された。」
ユーリが言うには状況は災厄で、既に学園は教団の手に落ち、至る所に奴らの兵がうじゃうじゃいる。
更に生徒達と職員達は講堂に集められ監禁されている。
リーゼ「騎士団は?」
ユーリ「もちろんアイリス王女や騎士団も気づいているが、魔力が使えない現状では動きが取れないでいる。」
この現状にアイリス王女や騎士団も気づいているが、魔力が使えない以上、動けないでいた。
ウル「ルナとアーティファクトは?」
ウルは、ルナとアーティファクトは如何なったのか問う。
ユーリ「何とか逃げている・・・もちろんアーティファクトを持って・・・」
それに対して、ユーリは何とかアーティファクトを持って何とか逃げていると告げる。
リーゼ「じゃ早く助けに行かないと・・・」
それを聞いて、リーゼは直ぐに助けに行こうとするが
ウル「待て!・・・今全員で行くのは不味い・・・俺とユーリが行く!」
ウルが全員で行くのは不味いと言う。
流石に全員で行けば、自分達がゴーストだとバレてしまう恐れが出ると思い
此処は自分とユーリの2人で行くと告げる。
シオン「そんな危険すぎます!」
それを聞いたシオンは、危険だと言うが
ウル「俺を誰だと思っているんだ・・・ゴーストだぞ!・・・奴らよりは弱くない!」
ウルはゴーストと呼ばれるほど強い。
奴らなど雑魚にしか過ぎない。
それにユーリの方は陰のユーリと言われ、姿を隠せる。
ウル「お前らはリュドミラと合流しろ!」
ウルはリーゼ達にリュドミラと合流しろと命じ
リーゼ「分かった。」
リーゼはそれに従い
ウル「ついでにこれを着ておけ・・・バレるからな!」
ウルはリーゼ達に正体がバレない様に黒マントを渡す。
黒マントを着たリーゼ達はリュドミラと合流すばく学術棟を後にする。
ウル「さてと!」
ウルとユーリはルナを助けるべく、上へと目指すのだった。
ミドガル魔剣士学園、学術棟、廊下
その頃、ルナとシェリーは教団の追っ手から何とか逃げていた。
通路を走っていると
『はっ!?』
向かい側に見張りと遭遇し、2人は直ぐに隠れる。
2人は密かに覗き、見張りが此方に気づいたのか、直ぐに隠れるが
次に覗いて見ると、いつの間にか見張りはいなくなっており、2人は急いで進む。
進む中
シェリー「はっ!?」
シェリーは何かに気付くかの様に後ろを向くが
ルナ「如何したんですか?」
シェリー「気のせいか・・・」
何もなかったので、気のせいかと思い先へと進む。
実は何者かによって、彼女達が進む道中で見張りが次々と密かに殺されていた。
それに気づかず、2人は最上階にある副学園長室を目指す。
一方、ルナ達を救出するウルは、下から最上階を目指していた。
バッサー!バッサー!
教団員「うわぁぁ!!」
途中、出くわした見張りを倒しながら進む。
教団員「し、死ねぇぇ!!」
教団員達も躊躇わず反撃するが
バッサー!バッサー!バッサー!
あっという間に1人残して、めっためったに切り殺され
ウルは残った教団員の首を掴む。
教団員「何だ?何なんだよお前は!!」
ウル「知る必要はない!」
バッサー!
情けもなく男の首を握り潰し、その場に捨て、ウルは最上階を目指す。
その頃、ルナとシェリーは最上階にある副学園長室を目指していた。
ルナ「何で魔力が使えないんだろう?」
逃走する中、ルナは何故魔力が使えないのか疑問を抱いていた。
シェリー「きっとあれが使われている・・・だからこのアーティファクトを狙ってるんだ・・・お義父様のお部屋なら詳しい資料がある筈・・・」
それに対してシェリーは心当たりがある様で
ルナ「副学園長のお部屋・・・」
詳しい資料が副学園長室にある様なので、最上階にある副学園長室を目指す。
だが2人は気づいていなかった。
後ろから教団員の1人が迫っているのを
しかし
教団員「うわぁ!」
『はっ!?』
いきなり悲鳴が聞こえ、2人は後ろを向くが
後ろには誰もいない。
シェリー「良かった気のせいか・・・」
ルナ「ん・・・」
2人は気のせいだと思い先を目指す。
そして
教団員「うわぁ!」
『はっ!?』
またも悲鳴が聞こえ、再び後ろを向くが
またも誰もいない。
シェリー「良かった気のせいか・・・」
ルナ「ん・・・」
2人は先を目指す。
だが、階段を密かに駆け上がった時
シェリー「きゃっ!?」
ルナ「シェリーさん!?」
シェリーは階段で足をつまずき、下に落ちかけるが
シェリー「!?」
誰かがシェリーを受け止め、更に宙に浮いたアーティファクトをキャッチする。
シェリーは恐る恐る目を開くと
シド「大丈夫?」
シェリー「シド君?」
目の前に自分を抱くシドの姿があった。
シド「はい、これ」
シェリー「あ・・・ありがとうございます。」
無事なシェリーはシドからアーティファクトを受け取る。
ルナ「大丈夫ですかシェリーさん?」
後からルナが駆け寄り、怪我がないか問う。
シェリー「私は大丈夫です・・・ってシド君、その怪我!?」
それに対して、自分は大丈夫と言うが、シドの怪我を見て困惑するが
シド「あ・・・大丈夫、大丈夫・・・奇跡的に命を取り留めただけだから・・・」
本人は奇跡的に命を取り留めたと言って、平気な顔をし
シド「そんな事より色々と言いたい事がある・・・独り言はやめましょうとか・・・考え事をしながら歩くのはやめましょうとか・・・足元は注意しましょうとか・・・」
更にあまりにも目立ち過ぎる2人を厳しく注意し
シド「でも先ずはペタペタ五月蠅いそのスリッパ―を脱ごうか?」
ペタペタ五月蠅いそのスリッパ―を脱ぐよう2人に告げる。
『はっ!?』
2人は直ぐにスリッパ―を脱ぐ。
そんな時
「やれやれ・・・急いで来て見れば・・・」
『!?』
後ろから声がして、3人は直ぐに向くと
ウル「こんな所でお忍びの指導か・・・シド・カゲノ―?」
ルナ「ボスいえ・・・ヒューガ先輩!」
後ろにウルが現れた。
ウル「無事か2人とも?」
ルナ「はい・・・一応。」
ウルは直ぐにルナとシェリーの無事を確認し
ウル「で、お前は如何して此処に居る?・・・生徒は全員講堂に連れて行かれた筈だが・・・」
何故シドが此処に居るのか問う。
シド「ん・・・隙を見て、逃げてきたって事で良いんじゃないんでしょうか?」
それに対して、シドは隙を見て逃げ出したと告げる。
ウル「隙ね・・・まあ良い・・・取り合えず追手が来る前に此処から移動するぞ!」
シドから理由を聞くも納得いかないが、取り合えず追手が来る前に移動する事にし、最上階の副学園長室を目指す。
ミドガル魔剣士学園、学術棟、副学園長室
副学園長室に着いた後、シェリーは直ぐに机の引き出しを漁り始め
シド「副学園長、居ないみたいだね!」
部屋を見て、ルスランがいない事を確認するシド。
シェリー「はい・・・無事に脱出できていれば良いのですが・・・」
シェリーはルスランが無事な事を願い
ウル「それか生徒と一緒に講堂に居るか・・・どっちにしろ無事に変わりないが・・・」
ウルは逆に生徒と共に行動に連行されているかと言い、どっちにしろ無事に変わりがないと告げる。
シェリー「此処に保管されてた筈・・・」
シェリーは机の中を漁り
ルナ「・・・・」
ルナはそれを見ながら手伝い。
そんな中ウルは
ウル(さて・・・本命のアーティファクトがある以上、奪うのは簡単だが・・・学園を占拠している蛆虫共の一掃もあるし・・・もうちょっと様子を見るか・・・それに・・・)
目の前にアーティファクトがある以上、奪うのは容易いが学園を占拠している教団の連中を一掃しなければならない為、もう少し様子を見る事にし、横に居るシドを見て
ウル(こいつも気に食わない・・・)
ウルはシドを怪しく見る。
シド「酷い欠陥シナリオだ!」
そんなシドはそう言いながら座っていた。
シェリー「ありました!」
机の引き出しを漁っていたシェリーがある物を見つける。
『ん』
それは何かの資料で3人はシェリーと一緒にその資料を見る。
シド「何これ?」
シドは何これと問うが
ウル「強欲の瞳と言われているアーティファクトだろう?」
それに対して、ウルは直ぐに強欲の瞳だと答える。
シェリー「は、はい・・・その通りです・・・これが恐らく魔力を除外している原因です・・・強欲の瞳は効果範囲にある魔剣士や魔力体から魔力を吸収して一時的に貯め込む事ができます・・・その結果として、周辺で魔力の錬成が困難になるんです。」
シェリーは強欲の瞳によって、魔力が除外されていると告げる。
シド「黒づくめの人達は普通に魔力を使ってたけど・・・」
シドは魔力が無効化されている状況下で教団の連中が普通に魔力が使えるのは何故なのか問う。
ウル「お前は頭が悪いな・・・それぐらいは向こうも対処している・・・だろう?」
それに対してウルが頭が悪いなとシドを指摘する。
シェリー「はい、恐らく吸収させたくない魔力の波長を記憶させる事ができるんです。」
シェリーは相手が魔力の波長を記憶させているのだと告げる。
ウル「その通り・・・じゃなかったら全くの無意味だからな・・・」
ウルはその通りだと言う。
ルナ「流石ボじゃなかった・・・先輩!」
そんなウルに尊敬するルナ。
ウル「だが、こいつには弱点がある・・・それは感知できない微細な魔力や桁違いの膨大な魔力は吸収できないという事だ。」
ウルは強欲の瞳の弱点を告げる。
シェリー「凄い!・・・その通りです・・・でも今の人間に、そんな魔力は使えません。」
シド「そうだよね。」
シェリーの言う通り、今の人間に膨大な魔力を持っている者などいない。
だが例外もいる。
シェリー「これだけなら扱いが難しいアーティファクトですが・・・強欲の瞳は、魔力をため込むだけで溜め込んだ後、一気に開放してしまうようなのです。」
シド「一気に・・・」
ウル「消滅!」
シェリー「はい、一気に全てを・・・」
シェリー「ヒューガさん・・・学園の生徒は全て大講堂に集められたと言ってましたよね・・・魔力吸収の効率を考えるなら、当然大量の魔力・・・・在学する多く魔剣士が囚われている大講堂に強欲の瞳を置く筈です・・・もし、溜め込まれた魔力が強欲の瞳の許容量を超えて、一気に開放されてしまったら・・・」
シド「学園が」
ウル「吹っ飛ぶ!」
シェリー推測では教団の連中が強欲の瞳に溜め込んだ魔力を一気に開放しようとしている。
そうなれば囚われている人質は愚か、学園までもが消滅してしまう。
シェリー「はい・・・この強欲の瞳は以前私が研究し解明したものです・・・その危険性を考えてお父様は学会に公表せず、国に保管してもらった筈なのですが・・・如何してこんな事に・・・」
強欲の瞳は以前、シェリーが研究していた物で危険度が高いと分かり、国に保管を依頼していた筈だが
シド「同じ物がもうひとつあったか、それとも盗まれたのか・・・」
シドは同じ物がもうひとつあったか、盗まれたのかと推理する。
ウル(その点はだが・・・同じものはない、国に保管されているなら盗まれるのは不可能だ・・・残るは・・・)
だがウルは、シドとは意見が違っていた。
ルナ「だけど、相手が強欲の瞳を使っているなら、それに対処も出来る筈です。」
ルナは強欲の瞳の対処法が有ると言う。
シェリー「はい、これです。」
それを待っていたかの様にシェリーは持っていたアーティファクトを出す。
シェリー「このアーティファクトは、強欲の瞳の制御装置なのです・・・ルナさんの協力で、ようやく分かりました・・・本来、強欲の瞳は、この制御装置を使い、魔力を長期保存する為のアーティファクトだった・・・」
ルナの協力で強欲の瞳の制御装置だと分かった。
シド「長期保存・・・つまり、魔力の開放を止められるって訳だ。」
シェリー「そう言う事です!・・・凄いですよね・・・この自在に魔力を保存、運用する記述を再現できれば蒸気機関に替わるブレイクスルーに・・・」
蒸気機関に替わるブレイクスルーだとシェリーは感心するが
ウル「感心している場合じゃないだろ!」
ウルが感心している場合じゃないと怒られる。
シェリー「す、すみません」
シド「それで、これから如何するの?」
シドはこれから如何するのか問う。
すると
シェリー「このアーティファクトの解読が全て終わったら、地下から大講堂へ向かいます。」
シェリーはアーティファクトの解読が終わり次第、地下から講堂へと向かうと言う。
シド「地下から?」
シェリー「はい・・・学園の施設は全て、緊急時の使う為の通路に繋がっているのです。」
シェリーが言うには学園は全て地下通路で繋がっている様だ。
ウル「噂では聞いていたが、雅か本当にあるとは・・・」
ウルも噂だけは聞いていた。
シェリー「起動したアーティファクトを強欲の瞳に近づける事ができれば、機能を停止する筈です。」
アーティファクトを強欲の瞳は停止すると告げる。
シド「最高、それでいこう。」
それに賛成するシドだが
シェリー「ただ、アーティファクトの調整に必要な道具を、研究室に置いてきてしまって・・・」
だが、シェリーはアーティファクトに必要な道具を置いてきてしまった様だ。
ウル「万事休すか・・・」
それを聞いて万事休すかと言うウル。
シド「なら、僕が取ってくるよ。」
だが、それに対して、シドが道具を取ってくると言うが
ウル「辺りは敵だらけだぞ・・・如何やって取ってくるんだ?」
シェリー「そうですよ・・・それにシドくん怪我してるのに!」
2人が忠告するが
シド「僕なら大丈夫!・・・それにトイレ行きたかったし・・・ついでだよ・・・ねぇ!」
本人はトイレに行くついでだと言って、2人に大丈夫だと告げる。
シェリー「シドくん!」
結局、道具を取りにシドが研究室に向かうのだが
ウル「すまん、俺もトイレだ!」
ルナ「あっぼ!?」
気になったウルもシドの後を追いかける様に出て行った。
ミドガル魔剣士学園、講堂屋上
その頃、ではウルの指示のもと、リーゼ達が生徒達が集められている大講堂を見張っていた。
リーゼ「今のところ動きは無い様だけど・・・」
リュドミラ「時間の問題ね!」
2人が上から講堂の中の様子を窺っていると
アオメ「ん!?」
アオメが何かに気づき、ふっと後ろを向く
すると、後ろに黒いマントを着た女性達が現れた。
シオン「何者だ!?」
アオメとシオンは直ぐに剣を構え、リュドミラはMP40を構えるが
リーゼ「待って!」
それにリーゼが待ったをかけ
リーゼ「貴方達・・・もしかして!?」
ガンマ「我らはシャドウガーデン!」
指揮官であるガンマが自分達をシャドウガーデンだと名乗り、リーゼは本物だと認識し
リーゼ「私達はゴースト!」
自分達もゴーストと名乗る。
ミドガル魔剣士学園、大講堂内
一方、大講堂内では生徒達を監禁している中、ボスである瘦騎士とレックスが何かを話していた。
瘦騎士「それで、如何なった?」
レックス「早速だな、瘦騎士さん・・・学園の制圧は保々完了・・・外で騎士団が騒いでるが、話にならねぇな。」
レックスは学園の制圧と騎士団なぞ相手にならない報告するが
瘦騎士「そんな事は如何でも良い・・・アーティファクトの回収は如何なった?」
瘦騎士は全く興味はなく、アーティファクトの回収は如何なったのか問う。
レックス「ああ、アーティファクト、アーティファクトね・・・多分、あのお嬢ちゃん2人の内のどちらかが持ってるんじゃねえかなって思うよ・・・桃色の髪の子と水色の髪の子だ」
瘦騎士「回収できなかったと?」
レックス「ま、そう言う事になる。」
レックスはアーティファクトを回収できなかった事を告げると
それを聞いた瘦騎士は怒り狂ったかの様にレックスの袖を掴み
瘦騎士「ふざけるなよ・・・貴様の悪ふざけでどれだけ計画に支障が出ると思っている。」
そう言って、レックスを殺そうとするが
レックス「怒るなって・・・大体の場所は分かってる。」
レックスは助かりたいと適当な事を言って瘦騎士を説得する。
瘦騎士「次しくじったら殺す・・・良いな!
レックス「分かった、分かったって・・・直ぐ回収してくるからよ!」
瘦騎士を説得し命拾いするレックス。
レックス「あ、そうそう・・・ちょっとやべぇ奴がいるかもしれねぇ・・・3rdが何人も殺られた・・・2ndも2人死んだ・・・直接心臓を潰された奴,
急所に小さな穴を開けられた奴、首を斬られた奴がいる・・・後者は多分細剣か何かだろうな・・・全員一撃だ・・・相当な手練れだぜ・・・例のあれじゃねーか?」
レックスは手下が何者かによって倒されている事を報告すると
瘦騎士「ほう・・・ゴースト、シャドウガーデンか・・・ようやく誘い出せたな!
ゴーストとシャドウガーデンが現れた事に不気味になる瘦騎士
レックス「あんたもせいぜい気をつけな!」
瘦騎士「この私に気をつけろ・・・だと?」
レックス「ま、あんたなら大丈夫か、元ラウンズさん」
そう言って、手下を何人か引き連れてアーティファクト回収に向かうレックス。
ミドガル魔剣士学園、学術棟
アーティファクト回収に向かうレックス
その時
『うっ!?』
レックス「は!?な?」
突然、後ろに居た2人が影も形もなく消え、いきなりの事にレックスは何が起こったのか分からないでいると
『うっ!?』
更に前に居た2人も消えた。
レックス「・・・あ?」
気づけばレックス1人になっていた。
レックス「何だと・・・攻撃なのか・・・?・・・は!?」
突然の奇襲に驚いていると
レックス「ぐっ・・・!」
突然、前から攻撃を受け、吹き飛ばされる。
レックス「クソが、目で追えない速さ、事故加速のアーティファクトかよ・・・」
攻撃を受けたレックスは、瞬時に体勢を立て直し、相手が事故加速のアーティファクトを使っている事を見抜き
レックス「なら・・・網だ!」
自分の周囲に魔力の網を形成する。
レックス「何をしたか分かるか?・・・そう網だ!・・・てめえがどれだけ早く動こうと、網にかかった瞬間俺は気付ける・・・てめえがアーティファクトの負担に耐えられるのは後何度だ?・・・2度か3度か?・・・制服が血まみれだったぜ・・・随分無理して・・・」
レックスはまるで自分が勝った見たいにほざくが、既に後ろに居た事に全く気付かず
後ろを向いた瞬間
レックス「ぐは・・・!」
またも攻撃を受け、吹き飛ばされ、教室の入り口に叩き付けられる。
レックス「く・・・そがっ!!」
何が起こったのかレックスは全く分からないでいると
レックス「ぐは・・・!」
またしても攻撃を受け、吹き飛ばされる。
レックス「網の内側から喰らっただと・・・馬鹿なありえね・・・野郎、一体どんなアーティファクトで・・・」
自分が張った網の内側から攻撃された事にレックスは何故か分からないでいた。
そんな時
レックス「あ?」
近くで何か物音がし、隣を向くと
レックス「あ?」
其処には無数の黒ずくめの死体が座られていた。
レックス「な、何だ・・・何だこりゃ・・・!?」
無数の部下の死体を見て、驚愕するレックス。
すると
「君、最高だね!」
後ろから逆さにぶら下がっている男が現れ、レックスが向いた途端
レックス「ぐわわわ・・・!!」
教室に悲鳴が鳴り響く。
レックスを殺し、その男は教室を出ると
ウル「敵に反撃の隙を与えず、瞬時に殺す・・・」
「!?」
男の前にウルがまるで待っていたかの様に立っていた。
ウル「流石だな・・・シド・カゲノ!」
ウルが相手の名前を言う。
すると、男の正体は、あの軟弱なシド・カゲノ本人であった。
シド「先輩・・・」
ウルに見られた事で驚くシドだが
ウル「それともシャドウと言った方が良いか?」
シド「えっ!?」
更にシドがシャドウだという事も知っていた。
しかし、正体がバレてもシドは驚かず
シド「なら先輩はゴーストでしょう?」
シドの方もウルがゴーストだと見抜く。
ウル「知ってるのか俺の正体を?」
シド「動きとかを見れば大体は・・・」
ウル「目も良いのか・・・で、俺の正体を知った以上・・・何をするかは大体分かるだろう?」
お互いに自らの正体を知った以上、ウルは何をするのか問う。
すると
シド「ん・・・」
シドは笑顔を浮かべると
突然、ウルに斬りかかってきた。
だが、ウルは瞬時に避ける。
ウル「よせ!・・・この前も言ったろう・・・お前じゃ俺には勝てないって・・・」
ウルはこの前言った事を言うが
シド「そんなのやって見なきゃわからないだろう!」
シドの方は全く聞いておらず、何度も攻撃するが、シドの攻撃は当たっているのに何故かウルには効いていない。
ウル「全く頭が悪い奴だ・・・」
ウルがそう言うと瞬時にシドの前に現れ
ウル「いい加減学習しろ!」
シド「うぇ!?」
またもデコピンで壁に叩き付けた。
ウル「強いのは良いが頭が無い様だ・・・」
シドを上から目線で見下ろすウル
シド(何で勝てないんだ?)
何故かてないのか疑問に思うシド
ウル「その顔だと何で勝てないか分からないんだろう。」
シド(何で分かったの?)
シドの考えている事はウルにはおみとうしだった。
ウル「なら教えてやるよ・・・此処を刺して見ろ!」
ウルは、その疑問に答えるかの様にシドに自分の心臓を刺して見ろと告げる。
シド(えっ!?・・・良いの?)
自分の心臓をさせと言うウルにシドは驚愕する。
ウル「ほら刺せ!」
すると、シドは躊躇わずスライムソードでウルの心臓を貫く。
心臓を刺せばどんな人間でもあっという間に死ぬのだが
シドが剣を抜いた途端、傷口がまるで時計が逆転したかの様に元に戻って行き
あっという間に傷口が治った。
シド(嘘!?)
傷口が治った事に驚愕するシド。
ウル「分かったろう・・・俺は不死身なんだ・・・お前が大規模魔術を使っても死なない!」
ウルがゴーストと呼ばれるのは女神アウラによって不死の呪いを掛けられているからだ。
当然、シドが使う大規模魔力攻撃でも死なない。
シド(え・・・!・・・こんなの有りなの?)
自分が求めていたものが、他人が保有していた事に悔しがるシド。
だが、この場合シドは殺されるのだが
ウル「理解できたのなら、さっさと立て!」
ウルはシドを殺さず、むしろ助ける。
シド「殺さないの?」
シドは何故殺さないのか問う。
ウル「お前は標的じゃない・・・むしろ殺すより利用する事にした。」
ウルはシドを殺さず、逆に利用する事にした。
シド「僕は誰かに利用されたくないけどな・・・」
利用されるのを嫌がるシドだが
ウル「お前は俺に負けたんだ・・・勝者の言う事は聞く義務があるんじゃないのか?」
敗者は勝者の言う事を聞くのが当然なのだが
シド「むう・・・」
それでも嫌がるシド
それに対して、ウルはある解決策を出す。
ウル「なら俺がお前を雇うってのは如何だ?」
何とウルがシドを雇うと言い出したのだ。
シド「僕を雇うの?・・・こう見えても僕は高いよ!」
それに対して、シドは自分は高いと言うが
ウル「これじゃ不足か?」
ウルがそう言うと手から金貨が入った袋を出す。
中には500ゼニ―が入っていた。
シド「えっマジ!?・・・くれるの?」
500ゼニ―の金貨を見て飛びつこうとするシドだが
ウル「駄目!・・・仕事が終わった後に渡してやるよ!」
ウルは直ぐに渡す気はなく、仕事が終わった後に渡すと告げる。
シド「ならやだ!」
それを聞いてあっさり断るシド。
ウル「あっそ・・・折角特別ボーナスを着けようと思たんだが・・・」
断られる事を前提としていたか、特別ボーナスの事を言う。
シド「特別ボーナス?」
ウル「上手く仕事をこなしたら・・・これとは別にもう500ゼニー着け様と思たんだけど・・・いらないなら別にいいな・・・」
何と500ゼニーとは別にもう500ゼニー付けると言い出したのだ。
シド「やるやる・・・僕やる!」
特別ボーナスの事を言った途端、シドはやる気になる。
ウル「取引成立だな・・・じゃ、これから俺の言うとおり動いて貰う・・・先ず俺はお前と戦って、引き分けになった事にする。」
取引は成立し
シド「僕が負けたのに、引き分けにするの?」
ウル「その方がお互い立場的に良いだろう・・・次にだ!」
ウルはシドと戦って勝った事を隠し、引き分けになった事にする。
お互いに立場もあり、ややこしくならないからだ。
シド「まだ有るの?」
ウル「この事件が解決するまでお前の組織と俺の組織とは一時的に手を組む・・・いいな!」
更に、この事件が解決するまでシャドウガーデンとゴーストが一時的だが同盟を結ぶ。
シド「ん・・・何か納得しないけど・・・まあ良いか!」
シドは易々と受け入れる。
ウル「ならさっさと行くぞ!・・・時間が限られているからな!」
こうして、ウルとシドは一時的にだが、手を組む事になった。
2人は研究室に向かう。
ミドガル魔剣士学園、学術棟、シェリーの研究室
その頃、研究室ではニューが死体を確認していた。
ニュー「名のある騎士だったと言うのに・・・魔力を封じられれば、あっけないものね。」
レックスによって殺されたグレンの死体を確認すると
ニュー「マルコ・グレンジャー・・・紅の騎士団に入っていたのね・・・」
もう1人のマルコを見て、ニューはスライムナイフを出し、殺そうとするが
ユーリ「よせ!」
ニュー「ん!?」
ユーリ「無駄な血は流すもんじゃない!」
途中でユーリに止められる。
ニュー「貴様は?」
いきなり現れたユーリにニューはナイフを突き付けるが
ユーリ「止めた方がいいぞ・・・その刃が貫く前に俺の銃がお前の頭を打ち抜く。」
ユーリもニューの頭に銃を突き付ける。
ニュー「こんな所で銃撃すれば音で気づかれなくて?」
ニューはユーリに対し、銃を撃てば音で敵に気づかれると言うが
ユーリ「こいつは特別製でね・・・音は出ない消音付きだ・・・だから撃っても気づかれない!」
ユーリが構えている銃は、マキ諜報員専用のウェルロッド。
消音銃の為、撃っても音が出ない。
お互いに武器を突き付けた状態。
その時
シド「何してるの?」
ニュー「シャドウ様?」
ウル「お前ら何遊んでるんだ?」
ユーリ「ウル?」
ウルとシドがやってきて
ウル「はぁ・・・2人共武器を仕舞え・・・俺達は今同盟関係なんだぞ!」
2人に武器を下ろすよう告げる。
『同盟関係!?』
ニュー「シャドウ様!・・・如何言う事ですか?」
同盟した事を聞き、如何言う事なのか理由を聞くニュー
シド「見ての通りだよ・・・僕と先輩は手を組む事にしたんだ。」
ウル「あくまで一時的だ・・・終わればそれまで・・・」
ウルとシドが理由を説明すると
ユーリ「なら、話は早いな!」
2人は武器を下ろす。
ウル「で、そいつはお前の身内か何かか?」
ウルはニューにその男は誰なのか問う。
ニュー「・・・この人、私の許嫁だったんです。」
本人は元許嫁だと言い
ウル「許嫁ね・・・で殺すのか?」
殺すのか問う。
ニュー「私個人としては、生かす理由も殺す理由もありません。」
本人は生かす理由も殺す理由もないと言い
ウル「ならユーリの言う事も一理ある・・・無駄な血は流さない事だ・・・お前もそう思うだろう?」
それを聞いて、ウルはユーリの言葉を尊重し、シドも同じ思いだと思たが
シド「僕は別に・・・それで良いと思うけど・・・ところで、ニューは何で此処に?」
シドは全く考えておらず、ニューに何故此処に居るのか問う。
ニュー「遅くなりましたが報告いたします・・・」
ニューはシドに現状を報告する。
そんな中
ユーリ「如何言うつもりだ?」
ウル「何が?」
ユーリ「同盟の事だ・・・奴らは俺達にとって邪魔者だぞ!」
ユーリは何故同盟を結んだのか問う。
ウル達ゴーストにとって、シャドウガーデンは邪魔者的存在である。
ウル「だから殺すのか?」
それに対して、ウルは邪魔者と言って、殺すのか問うと
ユーリ「別にそう言うつもりはないが・・・唯奴らは信用できない!・・・もし裏切ればリーゼやハンナが危険に晒される。」
ユーリは別にその気はなく、唯シャドウガーデンを信用しておらず、裏切りを気にしていた。
ウル「心配するな・・・その時は俺が制裁を加える・・・兎に角今は少しでも味方が必要だ。」
もしも裏切ればウルが制裁を加えると言い、今は少しでも味方が必要だと告げる。
ユーリ「お前がそう言うなら俺は何も言わないが・・・」
それを聞いて、ユーリは納得する。
しばらくして、シドがアーティファクトの調整に必要な道具を集め
シド「ありがとう、助かったよ」
ニュー「いえ・・・何に使うか窺っても良いですか?」
ニューは集めた道具を何に使うのか問う。
シド「アーティファクトの調整をしているんだ。」
それに対して、シドはアーティファクトの調整だと告げる。
ニュー「アーティファクトの!?・・・そのような知識まで!?」
それを聞いてニューは驚く。
シド「魔力を阻害をしているのは強欲の瞳というアーティファクトでね・・・今は強欲の瞳を一時的に無効化するアーティファクトの最終調整段階なんだ」
ニュー「雅か既に魔力阻害の原因を解明し、その対処法まで準備しているとは・・・」
ニューはシドがアーティファクトの知識やそれに対処する知識も持っている事に驚いていたが
本当はウルやシェリーから聞いた事を唯自分の手柄にした様に言っているだけで、本当は何も知らない。
だが、ウルはそれに対し何も言わない。
本人にとってはそんな事は如何でもよかったのだ。
シド「日が落ちる頃には完成すると思うよ」
ニュー「では、我々はそれに合わせて直ぐ動ける様に準備します。」
日が落ちる時を待って行動する事を決め
シド「楽しみだなぁ・・・」
道具を持ってウルとシドは副学園室えと戻って行く。
ユーリ「妙な真似をすれば殺す!」
ユーリはそう言って陰の中に姿を消す。
1人になったニューはマルコを見て
ニュー「・・・命拾いしたわね!」
そう言って、姿を消した。
ミドガル魔剣士学園、講堂屋上
そして、講堂屋上では
リュドミラ「話は聞いてると思うけど・・・貴方達の主はうちのボスと手を組んだそうよ!」
ガンマ「主様が決めたのなら・・・此処は仕方ありませんわね・・・」
ゴーストとシャドウガーデンが協力し合う。
リーゼ「取り合えず日が落ちるのを待って強襲しましょう・・・アオメとシオン以下其処の連中は敵に強襲を掛ける・・・私と貴方とリュドミラは屋上から支援する・・・各自準備を!」
リーゼが全体的に指揮を取ろうとする。
ガンマ「ちょっと!?私が命令するのに!!」
それにガンマが異議を言う。
リーゼ「そんなこと言ってる場合じゃないでしょう・・・兎に角準備をする!」
ガンマ「むむむ・・・」
だが、流石のガンマもリーゼに頭が上がらず
画して、ゴースト、シャドウガーデンはディアボロス教団に強襲を掛ける事になった。