陰の実力者になりたくて ゴースト   作:首都防衛戦闘機

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第04話 脅しと拘束

それからしばらくして、ゴーストはゼノン監視任務につく。

 

ミドガル魔剣士学園

 

学園での監視はウルとリーゼが行い。

 

それ以外ではアオメとリュドミラが交代で行っていた。

 

だが、中々尻尾を出さない。

 

其処で

 

ミドガル魔剣士学園、廊下

 

ウル「いてっ!?」

 

ゼノン「ん?」

 

ワザとぶつかり

 

ウル「気を付けろ!何所見てんだアホ!!」

 

いちゃもんを付けた。

 

ゼノン「これは失礼をした!・・・でも、先にぶつかって来たのは君じゃないか?」

 

ウル「はぁテメ俺に喧嘩売ってるのか?」

 

他の生徒が見ている間で更に挑発し

 

ゼノン「へ・・・それで私を挑発してるのかい?・・・残念だったね・・・僕はそんな挑発には乗らないよ?」

 

だが、挑発には乗らないゼノン。

 

ウル「この野郎!」

 

そして、袖を掴み殴ろうとした。

 

その時

 

リーゼ「止めなさい!!」

 

ウル「!?」

 

リーゼが割って入り

 

リーゼ「失礼しましたゼノン先生!」

 

ウルに代わって謝罪する。

 

ゼノン「これはリーゼ君じゃないか?」

 

ウル「何で止めるリーゼ!?」

 

リーゼ「黙りなさい!!元あと言えば貴方が悪いんでしょ!!」

 

ウル「くぅぅ・・・」

 

リーゼに怒られウルは黙る。

 

ゼノン「この男は、君の知り合いかねリーゼ君?」

 

リーゼ「はい・・・幼馴染です!」

 

ゼノン「へ・・・君のような優秀な子に、こんな幼馴染が居るとは意外だね!」

 

ゼノンは、リーゼがウルと幼馴染だと知って驚く。

 

リーゼ「如何か私に免じて、此処は如何か・・・」

 

リーゼは、何とか穏便に済まそうとする。

 

ゼノン「良いよ・・・優秀な生徒である君の頼みなら・・・」

 

ゼノンは、リーゼの謝罪を受け入れ、ウルのやった事を穏便に済ます

 

リーゼ「ありがとうございます。」

 

リーゼは、感謝する。

 

ゼノン「今後とも気を付けたまえ・・・ウルムナフ・ヒューガ君・・・」

 

そう言ってゼノンは去る。

 

ウル「けぇ!」

 

ウルは唾を吐いて、去る。

 

生徒達は、ひそひそ言いながらウルを見る。

 

そんな中で

 

ウル(上手く言ったな!)

 

リーゼ(ええ!)

 

2人は思念通話で会話する。

 

リーゼ(でも、さっきのはやり過ぎじゃないの?)

 

ウル(仕方がないだろう・・・奴が尻尾を出さない以上・・・ちょっと荒い真似も必要だ。)

 

さっきのは2人の芝居だった。

 

先ずウルがゼノンに因縁ふっかけて、リーゼがそれを止める。

 

雅に連携プレイである。

 

ウル(これで向こうは俺の事を知った・・・後はきりが良いところでまたやるだけ・・・後の監視は任せたぞ!)

 

リーゼ(うん!)

 

王都ブシン流1部の教室

 

午後の実技科目

 

此処からは王都ブシン流を学んでいるリーゼに監視を任せる。

 

リーゼは一応魔導師だが、ブシン流も学んでいる。

 

普通通り、他の生徒と共に授業を受け、準備運動をする。

 

そんな中

 

ゼノン「はい注目!・・・準備運動はその辺にして集まってくれ」

 

ゼノン「彼は今日からこのクラスに来たシド・カゲノー君だ・・・皆仲良くする様に!」

 

シド「シド・カゲノーです!よろしくお願いします!!」

 

リーゼの目の前にシドが現れる。

 

リーゼ(シド・カゲノー!?・・・クレア様の名字もカゲノーだったよね!)

 

リーゼは、シドに興味を持ちながら練習を続ける。

 

ゼノン「よし!今日の授業はこれまでだ!」

 

リーゼ「ありがとうございました。」

 

授業が終わり、生徒達は退場する中、リーゼはゼノンの方を向く。

 

すると

 

ゼノン「それが君の答えと言う訳かな・・・アレクシア?」

 

アレクシア「ええそうよ・・・彼と付き合う事に決めたの・・・ゼノン先生!」

 

ゼノン「やれやれ、まるで子供だな・・・何時までもそうやって逃げられる訳じゃないよ!」

 

アレクシア「大人の事情は子供には分かりませんの・・・」

 

リーゼ(うわぁ・・・何か言い争ってるけど・・・)

 

アレクシアとゼノンが言い争っている。

 

ゼノン「まだおおやけにこそなってないが、私達の婚約は・・・」

 

アレクシア「婚約ではなく、婚約候補!!」

 

リーゼ(成程!・・・つまりアレクシア王女の婚約者がゼノンと言う訳・・・すると其処に居るシド君が婚約者の代わりにされたという訳ね・・・可哀想に・・・)

 

リーゼは、当て馬にされたシドに同情する。

 

2週間後

 

それから2週間、ゼノンの監視は続き

 

ウル(そろそろ行くか!)

 

やがて、ウルが再び動く。

 

ミドガル魔剣士学園、校舎裏

 

ウルは、ゼノンを人気がない校舎裏に呼び出す。

 

ゼノン「やれやれ、私をこんな所に呼び出すなんて・・・君に会うほど暇じゃないんだけど・・・」

 

ゼノンはウルを全く相手にしない

 

ウル「俺の話を聞けば、そんな事言えなくなるかもよ・・・例えば・・・ディアボロス教団とか!」

 

ゼノン「!?」

 

だが、ウルがディアボロス教団の言葉を口にすると何故か態度を変えたが

 

ゼノン「何を言い出すと思ったら・・・ディアボロス教団?・・・面白いジョクか何かかね?・・・」

 

あくまでしらをきろうとする。

 

ウル「ディアボロス教団・・・魔臣ディアボロスの復活を目的とした組織・・・先生は其処の一味何だろう?・・・俺を紹介してくれよ!」

 

ウルは、更にディアボロス教団について話し、ついでに自分を売り込もうとする。

 

ゼノン「私が一味!?・・・馬鹿も休み休みにしてくれ・・・僕は、そんな教団は知らないし・・・第一そんな教団は存在しない!」

 

それでもしらを切りそうとするゼノン。

 

ウル「そうか!・・・あくまでしらをきるならこっちにも考えが有るぜ・・・後で後悔するなよ!」

 

そう言ってウルはその場を去る。

 

ウル(これでよし!・・・あとは向こうが動き出すだけだ!)

 

ウルは作戦が成功したように見えたが

 

次の日

 

リーゼと共に登校する中

 

ウル「!?」

 

目の前にゼノンと騎士達が待ち構えていた。

 

すると

 

ウル「ん!?」

 

シド「!?」

 

突然、ウルとその場に居たシドを取り囲む。

 

ゼノン「少し良いかな?」

 

リーゼ「ウル!」

 

ウルの身を心配するリーゼ。

 

『ど、どうぞ!どうぞ!』

 

それに比べて、シドの友達は、あっさり差し出して無責任。

 

ウル「これは何のマネだ!ゼノン先生?」

 

ウルは理由を問う。

 

ゼノン「実は、アレクシア王女が昨日から寮に戻っていない!」

 

ウル「それで?」

 

ゼノン「騎士団が誘拐事件として捜査したところ・・・最後に接触した君達2人が容疑者として浮かび上がった・・・話を聞かせてもらいたい!」

 

如何やら、ウルはアレクシア誘拐の容疑者の1人にされた様だ。

 

ウル「はぁ・・誘拐!?ふざけ・・・!?」

 

それに対して、ウルが反発し様としたが、騎士達の殺気を見て反発するのを止める。

 

ゼノン「手荒なマネはしたくない・・・協力してくれるね!」

 

ウル(問答無用か・・・)

 

結局、2人は拘束され、騎士団本部へと連行された。

 

 

 

 

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