陰の実力者になりたくて ゴースト   作:首都防衛戦闘機

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第08話 その後の進展

巨大な爆発から数時間後

 

町・酒場アオイ、地下ゴースト本拠地

 

リュドミラ、リーゼ、ユーリ、アオメの4人は地下のゴースト本拠地に帰還していた。

 

リーゼ「ん・・・」

 

本拠地に戻っても、何故かリーゼは浮かない顔をしていた。

 

それもその筈、まだボスのウルが帰還していない。

 

リーゼは、先の爆発でウルの安否を心配していたのだ。

 

浮かない顔をしているリーゼにアオメが

 

アオメ「ボスの事なら心配いらない!」

 

ウルの事は心配いらないとリーゼを安心させようとする。

 

リーゼ「でも・・・」

 

リュドミラ「そうよ・・・あのボスなら直ぐに帰って来るわよ!」

 

スナイパーライフルを整備するリュドミラも同じ事を言う。

 

その時

 

ウル「2人が言うのも最もだが、少しは心配してくれよ!」

 

『!?』

 

突然ウルが皆の前に戻って来た。

 

リーゼ「ウル!?」

 

アオメ「お帰りボス!」

 

ウル「よう!ただいま・・・うっ!?」

 

戻ってきたウルにリーゼは、行き成り抱き付く。

 

リーゼ「良かった・・・ウルが無事で・・・」

 

ウル「大丈夫だ!・・・俺は死なないからな・・・いて・・・!?」

 

ウルは、自分は死なないと言い張ると

 

リーゼ「ほ~ら!人を心配させた罰よ!」

 

ウル「いててて・・・・!」

 

リーゼに絞め殺されそうになる。

 

そんな中

 

リュドミラ「随分と遅かったわね・・・で一体何が有ったの?」

 

帰還したウルに一体何が有ったのか問う。

 

ウル「はぁ・・はぁ・・それなんだが・・・実は俺にも訳が分からないんだ・・・何て説明すれば良いか?」

 

それに対して、ウルは自分にも訳が分からず、説明もつかなかった。

 

ユーリ「ゼノンは?」

 

ユーリはゼノンの安否を問うと

 

ウル「死んだよ!」

 

ゼノンが死んだ事を告げ

 

リュドミラ「殺したの?」

 

ウル「俺じゃない・・・シャドウとか名乗る変な奴に跡形もなく消されちまった。」

 

更にシャドウに跡形もなく消された事も告げた。

 

リュドミラ「シャドウ?」

 

ウル「悪趣味なコートを着て、しかも陰に潜み、陰を狩る者とかふざけた事まで言ってやがった。」

 

ウルがシャドウの事を言うと

 

アオメ「私も会った!」

 

ウル「お前もか!?」

 

アオメ「アルファって名乗って、凄い魔力の持ち主だった・・・更に自分達の組織をシャドウガーデンって呼んでいた。」

 

アオメもアルファにであった事やシャドウガーデンと名乗る組織の事を報告する。

 

リュドミラ「シャドウにシャドウガーデン?」

 

リーゼ「一体何者なんだろう?」

 

2人がシャドウとシャドウガーデンの事を詮索していると

 

ウル「それに関しては・・・ユーリ!・・・お前の方が詳しんじゃないのか?」

 

ウルがユーリにシャドウガーデンの事を問い詰めると

 

ユーリ「はあ・・・お前には隠せないな・・・」

 

すると、ユーリは口を開く。

 

リュドミラ「知ってたの?」

 

ユーリ「諜報部から・・・最近、教団の施設が謎の集団に強襲されていると潜入していると連絡が有った。」

 

ユーリは、マキの諜報部から最近シャドウガーデンが教団の施設を襲っていた事を知っていた。

 

リーゼ「何で黙ってたんですか?」

 

何故、その情報を隠していたのか問うと

 

ユーリ「グラシア将軍からの命令で・・・ゴーストには事実を伏せておけと言われてな・・・君らに疑いが掛けられていた・・・俺は、監視任務と言う偽の任務を利用して、君らの監視を命じられた。」

 

マキの上層部はゴーストが命令を無視して、勝手に教団の施設を襲ったのではないかと疑いを掛けていた。

 

其処で今回の任務を利用し、ユーリにゴーストを監視させて、真意を確かめ様としたのだ。

 

リュドミラ「道理で可笑しいと思ったわ・・・私達監視されていたのね!」

 

ウル「じゃ、これで俺達の疑いは晴れたな!」

 

ユーリ「ああ・・・保々確実にな!」

 

シャドウガーデンの仕業と分かり、ゴーストは疑いが晴れた。

 

リーゼ「それで、これから如何するの?」

 

リーゼは、自分達はこれから如何すれば良いのか問うと

 

ウル「そうだな・・・もう少しよりを潜め様と思ったが・・・もう俺達が生きている事がバレたし・・・これから如何しようかな・・・」

 

今までゴーストは死んだ事にされ、2年間身を潜めていた。

 

だが、謎の集団シャドウガーデンの登場とゴーストが生きている事がバレてしまったので、これ以上身を隠す事が出来なくなった。

 

これから如何するか、全く分からなかった。

 

ユーリ「俺は、一応報告しに戻る・・・後はソウの判断に委ねよう。」

 

取り合えず、ユーリが報告しにマキの本拠地に戻るので、ゴーストのこれからの事はソウに委ねる事にした。

 

ウル「さて、帰るか!」

 

ウル達はあら方の会議を終え解散する。

 

数日後

 

ミツゴシ商会、執務室

 

アルファ「ベータ、報告を・・・」

 

ベータ「アレクシア王女が捕えられていた教団施設は、シャドウ様によって壊滅、ゼノン・グリフィは跡形もなく蒸発したとの事です。」

 

ベータの報告で教団施設壊滅とゼノンが蒸発したと確認された。

 

デルタ「ボスは最強なのですぅ・・・」

 

イプシロン「本当に、美しい光でした。」

 

ベータ「王都の全てがシャドウ様の魔力に染められ・・・天上の楽園の様な光景でした。」

 

ガンマ「奴らも十分に思い知った事でしょう・・・自分達が狩られる為の獲物でしかない事を・・・」

 

アルファ「いずれ、敵の全てがあの光に消える・・・その日が・・・」

 

待ち遠しさに無言の時間が満ちる。

 

アルファ「続けましょうか!」

 

ベータ「はい!」

 

ベータは報告を続ける。

 

ベータ「ゼータですが目標を発見・・・接近し、調査に移るとの事です。」

 

アルファ「吉報を待ちましょう。」

 

ベータ「イータからの研究報告は此方に・・・」

 

アルファ「順調なようね」

 

ベータ「それと例の件ですが!」

 

続けるうちにベータはある件を告げる。

 

アルファ「ゴースト!」

 

ベータ「確かではありませんが・・・生きていると・・・」

 

ガンマ「ゴースト・・・2年前に死んだと聞いておりますわ!」

 

イプシロン「我らの味方か敵か?」

 

ゴーストの件を協議してると

 

ベータ「最後に緊急の問題が!」

 

ベータはある問題を報告する。

 

アルファ「これね!」

 

すると、アルファは一枚の紙を出す。

 

それには、我らシャドウガーデンと書かれていた。

 

イプシロン「我らの名を騙る愚か者共・・・上手く痕跡を偽装している様ですが・・・」

 

ガンマ「我らの目から逃れる事など、不可能ですわ!」

 

再び何かが起きようとしていた。

 

騎士団臨時本部

 

アイリス「ディアボロス教団、そしてシャドウガーデン・・・私達の預かり知らぬところで、何かが動き出しているのかもしれない・・・それと・・・ゴーストが生きていた事!」

 

グレン「雅か!?・・・2年前に死んだと聞いていましたが?」

 

アイリス「騎士団を総動員したいけど・・・ですが・・・」

 

騎士「騎士団に不信を持っておいでですか?」

 

アイリス「・・・・我国が誇る剣術指南役が、そのディアボロス教団の信徒だったのです・・・それを考えれば・・・」

 

騎士「では、かねてよりの計画通り?」

 

アイリス「調査部隊を新たに設立します・・・グレン!マルコ!・・・私が心から信頼している貴方達に参加して貰いたい?」

 

グレン「ご下命とあれば。」

 

マルコ「こ、光栄です!」

 

アイリス「ありがとう・・・今はこれが唯一の手がかり・・・」

 

アイリスは、箱からある物を出す。

 

アイリス「先ずは、これの機能を解読できる者を探さなければ!」

 

箱に入っているアーティファクトの謎を解明する。

 

マキ本拠地、クリストフ要塞、作戦室

 

ユーリ「以上がゴーストからの報告です。」

 

カナン「ご苦労様!」

 

ユーリからの報告を受ける副官のカナン・グラシア将軍。

 

ソウ「これであいつらの疑いは晴れたな・・・だが・・・」

 

ゴーストの疑いが晴れた事を喜ぶマキの指導者ソウ・ゲレラ。

 

カナン「シャドウガーデン・・・我らと同じディアボロス教団に仇なす者!・・・果たして敵か味方か・・・何れにせよ、もっと確実な情報がいる・・・奴らの動きや目的、本拠地の場所の特定を!」

 

マキの諜報員「はっ!」

 

カナンは、シャドウガーデンの動きを探るべく、諜報活動を開始し

 

カナン「それとゴーストには新たな任務について貰う。」

 

ユーリ「新たな任務?」

 

更にウル達にも指令を出す。

 

カナン「これよ!」

 

カナンはある物を出す。

 

それは、アルファが持っていた物と同じ物だった。

 

 

画して、マキとシャドウガーデンの争奪戦が始まった。

 

 

 

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