Fate/GrandOrder ーSailing Lostbeltー   作:藤渚

9 / 13
【序】奪う者、抗う者(Ⅱ)

 

 

「うおおおおぉ喰らえっ‼ムジーク家直伝錬金術により生み出された我が必殺技、鉄の拳(ゴッフパンチ)‼」

 

 腕の組成を金属へと組み替え、ゴルドルフは硬質化した己の拳を正面の殺戮猟兵(オプリチニキ)へと振り下ろす。顔面に(もろ)にパンチがヒットし、技を受けた殺戮猟兵が昏倒し倒れるその向こうで、ルフィは目を輝かせた。

 

「おお~すっげえ!ゴルフのオッサンも()()()()()()使えんのか⁉」

 

「ぶ、ぶそうしょくのはき?いいやこれはだな、我が生まれであるムジーク家に代々伝わる錬金術を応用したもので───」

 

「ぃよっし!俺も負けてらんねえな、見てろよぉ!」

 

 ルフィは自身の右手親指に歯を立て、噛みついたと同時に空気を吹き込む動作を行う。

 すると彼の右腕はみるみるうちに膨張し、やがてその体積が彼の身体の三倍以上に到達した時、ルフィは(ようや)く口から指を離した。

 

「す、凄い……!」

 

「ルフィさんの腕が、まるで風船のように大きく膨らんで……!」

 

「成程ねえ、これもゴム人間のルフィ君だからこそ成せる技ってところかな?」

 

 目の前で起こった光景に目を丸くする藤丸とマシュ、そして舌を巻いて何度も頷くダヴィンチに、ルフィはニカッと得意げな笑顔を見せる。

 

「まだまだ、驚くのはこっからだぜ───ゴムゴムのぉ、『巨人の銃(ギガントピストル)』っ‼‼」

 

 漆黒の集団目掛け、巨大化した右腕が勢いのままに振り下ろされる。圧倒的なパワーと発生した衝撃波により、彼を取り囲んでいた複数体の殺戮猟兵は次々と吹き飛ばされていく。

 銃弾の類が効かないルフィ目掛け、斧を構え突進する他の殺戮猟兵。だが彼らが振り上げたそれらの武器はまるで意思を宿したかのように、するりと彼らの握った手の内から離れていく。

 

「───⁉」

 

 一体何が起きたのか?殺戮猟兵らは困惑しながら、宙を飛んでいく己の得物の行方を凝視する………銃や斧そしてボウガンなど、彼らの得物を始めとした金属の類々。それらはとある箇所──紫電を(まと)ったキッドの腕へと次々と吸い寄せられ、一つの巨大な鉄塊を構成する部品となっていた。

 

「わっ、わわわっ!」

 

「おおっ⁉こらバーサーカー、シールダーの盾まで引き寄せてどうする⁉」

 

「あぁ?磁力に反応しちまうモンはどうしようもねえだろ。悪ぃなマシュ、少しだけ踏ん張って耐えてくれ。」

 

「はっ、はい!分かりました!」

 

 言われるままに、マシュは自身の下半身に力を込めて耐えようとするも、キッドの生み出す強い電磁力は華奢(きゃしゃ)な彼女を大きな盾ごと引き寄せようとしてしまう。よろけそうになるマシュの身体を、咄嗟に差し出された藤丸の腕が支えるのを見届けた後、キッドは手持ち無沙汰となった殺戮猟兵らへと向き直る。

 

「ハハッ、返してほしいか?ほら受け取りな───『反発(リペル)』‼」

 

 不敵な笑みと共に、キッドの腕から鉄塊が勢いを伴って発射される。固定されていた磁力を失ったそれらはバラバラに飛散し、反応の遅れた殺戮猟兵は斧の刃や鋭い金属片、弾みで誤射された銃弾などの餌食となっていった。

 

「おおっやるではないかバーサーカー!流石はこの私が見込んだサーヴァント───ってオォイ‼こっちにも飛んできてないかネ⁉」

 

 無作為に飛び散った鉄塊の一部がこちら側へと飛来し、ゴルドルフは悲鳴を上げる。

 

「ゴルドルフさん‼」

 

「いけない!ムジークさ──」

 

 藤丸が叫んだと同時に直ぐ様マシュも反応し、ゴルドルフの元へと向かおうとした、その時だった。

 

「『ROOM(ルーム)』‼」

 

 ローの能力によって展開された、彼の『手術室(サークル)』。ゴルドルフと鉄塊を範囲内に取り込んだ状態で、ローは利き手の人差し指を上へと立てる。

 

「『タクト』!」

 

 すると鉄塊はゴルドルフに衝突する一歩手前でピタリと動きを止め、やがてそれらはサークルの消滅と共に重力に従って床へと落下した。

 

「ふ、ふぅ~……助かった。」

 

「よかったぁ………凄いよロー、ありがとう!」

 

「ローさん、本当にありがとうございます!」

 

「気にするな。それより……おいユースタス屋!出鱈目(でたらめ)な攻撃してんじゃねえ!」

 

「あ゛ぁ⁉飛ばした破片(モン)がどこ行くかなんざ、いちいち把握出来るわけねぇだろ。」

 

「お前のそういうところが日頃からガサツなんだ!危うく軽傷患者が死人になるところだったんだぞ!」

 

「がっ⁉ガサツだと………テメェ、この俺に説教垂れてンじゃねえっ‼」

 

 火花を散らし、睨み合うローとキッド。そんな一触即発状態の両者の頭上を、「お先ぃっ!」と軽快な声と共にルフィが軽々と跳躍していく。

 

「しししっ!お前ら、喧嘩してんなら俺が全部倒しちまうからな~!」

 

「なっ……待て麦わらァ!抜け駆けしてんじゃねえぞ!」

 

「あっ、そうだ。この中で一番倒した数少ない奴、格下な!」

 

「はあ?またお前はこんな時に、そういう下らないことを───ってオイ!麦わら屋もユースタス屋も勝手におっ始めるんじゃねえ‼」

 

 キッドに続いてローも駆け出し、三人の船長達は怒涛の勢いで殺戮猟兵を蹴散らしていく。そんな彼らの後ろ姿を、ゴルドルフを始めカルデアの面々も唖然とした様子で眺めていた。

 

「全く連中は……同じ敵を前にしているというのに、協力し合おうという気が1ミリたりとて感じられん!あの面子の中で唯一冷静沈着だと思っていたアサシンまでもが、三人揃った途端に知能(IQ)レベルがあの二人とほぼ変わらぬほどに低落しているのだか⁉」

 

「まあまあムジーク氏、『似た者同士は張り合う』って(ことわざ)くらい、聡明な君ならご存知だろう?それはさておき、我々も既に理解していることだけど、彼らの強さは紛れもなく本物だよミスター。個々の持つ異質(イレギュラー)な能力に加えて、あの強固な殺戮猟兵をいとも簡単に打ち倒すほどの実力者が、窮地に立たされている我々に三騎も味方をしてくれているんだ。後にも先にもこんな奇跡、起きてくれると思うかい?」

 

「いいえ……いいえ!ダヴィンチちゃんの言う通り、これはとても素晴らしい奇跡です!マスター、どうか私に指示を。ルフィさん達のご活躍で敵の数が減少している今、私も戦闘に参加を────」

 

 高鳴る胸の中に、燃え上がる闘志。力強い言葉と共に後方に立つ藤丸へと振り返ったマシュは───

 

 

「…………え?」

 

 

 己が目を疑い、言葉を失った。

 

 

 

 

 

 

「(………この状況、まずいわね。)」

 

 三人の船長達によって次々と倒されていく殺戮猟兵を、氷の皇女の隣に立つコヤンスカヤは苦々しい面持ちで睨み、心中で呟く。

 

「(あの三騎の英霊、憎たらしいけどかなり手強い。出自が不明だからと(あなど)っていたけど、まさか殺戮猟兵が全然使い物にならないなんて………全くもう、あのマスターは一体どこの座からあんな反則級のサーヴァントを引っ張ってきたのかしら⁉)」

 

 口許を不快に歪ませ、コヤンスカヤの眉間に険しい皺が寄る。するとその時、無言を貫いていた皇女の薄い唇が(おもむろ)に開かれた。

 

「……苛立っているようね、コヤンスカヤ。貴女(あなた)の麗しい(かんばせ)を曇らせているのは、あの厄介な鼠達のせいかしら?」

 

「皇女様……大変申し訳ございません。まさか鼠駆除ごときにこれほど時間を要するとは、とんだ誤算でしたわ。」

 

「いいえ、これも(わたくし)は想定の内です。いくら今のカルデアが崩壊目前の灯火とはいえ、彼らはあの魔神王・ゲーティアを打ち破った者達であることは違いありません。加えてあのグリズリーのように暴れている三騎を、これ以上好きにさせておいていいのかしら………ねえコヤンスカヤ、ヴィイの『魔眼』を解放する準備はいつでも出来ています。()が待っているので、私もあまりここに長居はしたくないのだけれど。」

 

 淡々と、それでいてどこか威圧のこもった皇女の言葉に、コヤンスカヤの額を冷や汗が伝う。

 ───分かっている。コヤンスカヤとて、端からカルデアを甘く見ていたわけではない。だからこそ今日に至るまでに、攻め落とすために充分な数の兵士(オプリチニキ)と戦力、そして綿密な作戦(プラン)を用意してきた………筈だったのだが。

 

「(……この戦況を変えるには、皇女様の()()()()()をお見舞いするのが得策なのだろうけど、そう簡単に奥の手を晒したくはないのよね。それに有り得ないことだろうけど、あの三騎に万が一()()を打ち破られてしまったらもう後がない。そして何より………あんな滅びかけた連中(カルデア)如きにそこまで手を焼かざるを得ないなんて、私のプライドが許さない。)」

 

 胸中をざわかせる忌々しい焦燥を溜め息に変え、コヤンスカヤは重い空気を吐く。開かれた(まぶた)の下から覗く鋭い双眼を動かし、何気なく視線を前方に向けた、その時だった。

 

「────‼」

 

 不意に見開き、そして細められる山吹色の瞳。緩やかに弧を描いていく口元から覗く犬歯が、点滅を繰り返す灯りの下で怪しく光る。

 

「ご心配なく、皇女様………貴女のお手を(わずら)わせる必要は、どうやら無くなったようですわ♪」

 

 先程とは打って変わり、上機嫌なコヤンスカヤの声。その妖艶な(おもて)に浮かべられた表情はあまりにも美しく、そして───あまりにも残酷な微笑みであった。

 

 

 

 

 

「ゴムゴムのォっ!『JET鞭(ジェットウィップ)』‼‼」

 

「『ROOM(ルーム)───タクト』‼‼」

 

「喰らえっ!『磁気(パンク)ピストルズ』‼‼」

 

 熱を放ち伸ばされたルフィの足が殺戮猟兵らを吹き飛ばし、ローの指の動きに合わせて操作された瓦礫が対象に直撃し、キッドの磁気によって作られたミサイルランチャーに似た武器から複数本の槍が放たれる。

 三人の船長達の猛攻により、戦闘不能となった殺戮猟兵が次々と床に倒れ、それらを蹴り飛ばすようにして新たに武器を携えた殺戮猟兵が奥から現れる。

 

「ハァ、ハァ………だ~もうっ!どんだけいるんだよコイツら!いくら殴ってもキリがねえっ‼」

 

「ハッ……どうした麦わらァ、へばったンなら後ろに下がっててもいいんだぜ?」

 

 肩を上下させるルフィを揶揄(やゆ)するキッドであったが、そんな彼の額や首元にも数滴の汗が滲んでいる。そんな彼らのいつもと異なる様子を横目で観察しながら、ローもまた再び自身に起きている変化に疑問を抱きつつあった。

 

「(まただ、この異様な倦怠感(けんたいかん)………無理に能力を使っているわけでもねえのに、ここまで身体が疲労するってことは、やはり───)」

 

 ローの中に浮かびつつある、一つの可能性。だがそんな彼の思考を突として(さえぎ)ったのは、「あぁクソッ‼」と苛立ちを露わにしたキッドの声であった。

 

「確かにこれじゃ(らち)が明かねえな……こうなったら多少疲れるが仕方ねえ、『とっておき』を使わせてもらうぜ。」

 

「おおっ!とっておきって何だぁギザ男っ⁉」

 

「な……っ⁉おい待てユースタス屋!その技は───」

 

 キラキラと目を輝かせるルフィと対照に、ローは慌てて制止の声を上げる。しかしそんな彼の言葉が届く前に、前方に並んだ殺戮猟兵達がこちらに向けて一斉に銃やボウガンを構え始めた。

 

「せっかちな連中だ………ほらよ、テメエらに『()()()()()()()()────『付与(アサイン)』‼」

 

 高らかに叫んだキッドの手から放たれる紫電。するとそれは前方にいる複数体の殺戮猟兵らにも表れ、まるで全身を這うような紫の稲妻に彼らは喫驚する。

 

「────⁉」

 

 その驚愕は、一瞬にして狼狽へと変化した………黒い仮面の穴の開いた眼が捉えたもの、それは鉄の瓦礫片や鉄骨、そして周囲の殺戮猟兵らが持っていた武器の類。それらが()()()()()()()()()()ようにして、次々とこちらへ飛んでくる光景であったのだ。

 

 

「『磁気(パンク)───激突(クラッシュ)』‼‼」

 

 

  ドオオォォォォンッ‼‼

 

 

 空間内に響き渡る轟音と、立ち煙る砂埃。

 吹き荒れる吹雪によって、早々に晴れていく視界……その向こうにあったのは、一体残らずして床や瓦礫の上や下敷きとなり倒れ伏した、殺戮猟兵らの姿。

 

「ひゃ~スッゲェ!アイツら皆磁石みたいになっちまった!」

 

「ハッ!どうだ、ざまあみやが、れ………ぐぅっ‼」

 

 はしゃぐルフィの横で快勝に(わら)い、悦に入るのも束の間。全身を一気に襲う疲労感に対応出来ず、キッドはその場に膝をつく。

 

「お、おいギザ男!大丈夫か⁉」

 

「ったく、だから言っただろユースタス屋!()()()()()()』は過度に負担が掛か───」

 

 キッドの状態を診ようと、ローは足を向ける。その一歩を踏み出したその時、突如彼の視界はぐらりと揺れた。

 

「えっ……と、トラ男⁉」

 

 ルフィの声で我に返り、ローは咄嗟に握っていた鬼哭の刃先を床に突き立てバランスを取る。何とか転倒は(まぬが)れたものの、眩暈(めまい)に似た感覚と上手く力の入らない自身の四肢に、ローは激しく困惑する。

 

「トラファルガー……⁉そのザマ、テメエまでどうしたってんだ?」

 

「ハァッ……分からねえ、突然体が重くなりやがった………麦わら屋、お前は今どうだ?」

 

「俺か?言われてみりゃあ確かに、さっきからずっと体がだりぃ感じするけど……どうかしたのか?」

 

 キッドとローを交互に見やりながら、不安げに答えるルフィ。その返答によって、ローの中に(わだかま)っていた疑問が確信へと変わっていった。

 

「(やはり()()()()()()か……だとすりゃあ、これ以上の消耗はかなりマズい‼)」

 

 顔を持ち上げ、(せわ)しく呼吸を繰り返す口からローは息を吸う。しかし彼が事態を伝えようとしている当のルフィは、ある一点を凝視したまま微動だにしない。

 彼の視線を辿(たど)ったロー。すると彼の灰色の眼に映ったのは、護衛の殺戮猟兵(へいしたち)を失い無防備に立っている氷の皇女とコヤンスカヤの姿。

 

「………トラ男、ギザ男、ここで休んでてくれ。」

 

 凍えそうな風を正面から受けても、ルフィは震える素振り一つ見せずに一歩、また一歩と足を進めていく………彼がこれから何をしようとしているのかを、ローとキッドは直ぐ様察した。

 

「はぁ⁉おい麦わら、まさかテメエ一人でイイとこ持ってく気じゃ───」

 

()せっ!!駄目だ、麦わら屋‼」

 

 苛立つキッドを突として(さえぎ)ったのは、必死の剣幕で制止を訴えるローの叫ぶ声。だが彼の呼び止めは間に合わず、『ギア“(セカンド)”』を発動させたルフィが彼らの眼前から姿を消し、コヤンスカヤらの上空に現れたのはほぼ同時であった。

 

 

「(ギザ男があの黒い奴らをまとめて片付けてくれた、アイツらを倒せるチャンスは………今しかねえ‼)」

 

 

 ルフィは対象から目を逸らさぬまま、右手の親指に噛みつき空気を吹き込む。

 自身の体以上に膨らませた右腕、固く拳を握ったその腕が黒く硬質化し、更には孕んだ熱が紅蓮の炎となって彼の腕に(まと)わりつく。

 

「まあ………これはこれは。」

 

 上空を覆い尽くす程の炎を見上げ、コヤンスカヤは小さく呟く。

 巨大な拳から発せられる熱気によって吹雪が打ち消されていくと、始めて皇女の表情に僅かな変化が表れる。

 

「…………熱い、熱いわ。まるで灼熱の太陽みたい。」

 

「ええ、確かに凄まじい魔力ですわ………正直に申し上げますと、私達只今大変ピンチでございます。戦力を大きく削がれてしまった上に、防ぐ(すべ)を持ち合わせていないアレを真正面から受けてしまっては、皇女様も美人秘書コヤンスカヤちゃんも、揃って退去(ゴーホーム)となってしまいますぅ。くすん……。」

 

 眼下でコヤンスカヤの一人茶番劇が繰り広げられていることなど微塵も気に留めることなく、ルフィは(だる)さを感じる自身に鞭を打ちながら、炎を纏った拳を振り上げる。

 

 

「うおおおおぉ‼‼ゴムゴムのォ‼『 業火拳(レッドロッ)────」

 

 

 

 

「───ですが、ご安心ください皇女様。」

 

 

 

 (いびつ)な弧を口元に描いて、にっこりとコヤンスカヤは皇女に微笑む。

 

 

 

「彼があの技を放って、私達を倒したその時は」

 

 

 

 

 

 

 

「───()()()()()()()もまた、無様に死に果てるのですから♡」

 

 

 

 

 

 

  ドサッ、

 

 

 

「マスター……?マス、ター───先輩っ先輩‼先輩っ‼‼」

 

 

 ()()()()()()音に続いて響く、マシュの悲痛な叫び声。

 

 

 

 ローも、キッドも、そしてルフィも───三騎の英霊は同時に振り返り、そして己の目が映し出したその光景に、彼らは言葉を失った。

 

 

 

 

 瓦礫の散らばる廊下の床に横たわる、細い肢体

 

 

 鼻から、耳から、口から溢れた血で汚れた白い礼装

 

 

 激しくなる痙攣と、呼吸が上手く出来ない苦しさに充血した目を細め、青白い顔を歪めた、

 

 

 

 

 

 瀕死の 藤丸立香(マスター)が、そこにいた。

 

 

 

 

 

 

「───藤丸?」

 

 

 

 

【TO BE CONTINUED 】

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。